第17回ニッポンクラウド ワーキンググループ会合報告
「クラウドビジネスの潮目!」と題しまして、第17回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。
Joe’sクラウドコンピューティング様に会場をご提供いただき、50名を超える参加で活気ある会合になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
【日時】
2013年9月12日(木)17:00~19:00
【場所】
株式会社IDCフロンティア セミナールーム(新宿御苑)
【参加者】
メンバーおよび協賛の方々を含めて約50名
【発表概要】
1.会長からのご挨拶
小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)
皆さんこんにちは
東京オリンピックも決まりましたので、当然それをきっかけに様々なビジネスの機会が生まれてくるでしょう。
その中から、ビジネス機会を創り上げて行けるように盛り上げていきましょう!
ところで、今回の会合はJoe’sクラウドコンピューティング様にご支援をいただいて、会場、懇親会を手配していただきました。いつもながらのNCWGへのご支援、大変感謝しております。ありがとうございます。
また、お忙しいところご参加いただいたメンバー、協賛の皆様方には、是非ともクラウドビジネスの「何か」を掴んで持って帰っていただければと思います。
今回のテーマは「クラウドビジネスの潮目!」です。
一般的に自然界の潮目には、魚が集まる肥沃な漁場ができやすいとのことです。
ご参加いただいている各社のプロダクトやサービスを一つの潮流にたとえ、会合と言うこの場で各社のプロダクトについてお話しいただくことで、その潮流がぶつかって出来る潮目、それが「クラウドビジネスの潮目」になれば、クラウドビジネスが創り上がる機会が広がると考えています。
また、そのような機会を創ることもニッポンクラウドワーキンググループの存在意義の一つでもあると言えます。
新しいメンバーも参加していますので、クラウドビジネス推進部会もサムライクラウド部会も盛り上げていければと思います!
皆様のプロダクトをぶつけあってクラウドビジネスの潮目を創り上げることでクラウドビジネスを少しでも盛り上げて行きましょう!
■メンバー挨拶
アルゴブレイン株式会社 繁縄 康彦 氏
発足から参加させていただいていたのですが、関西ということでなかなか参加できませんでしたが、東京の案件も増えてきたので、参加させていただきたいと思います。
タブレットなどのビジネスを行っているので、是非一緒にビジネスができればと思います。
2.メンバー発表
■株式会社北斗システムジャパン 本諏訪 英樹 氏
『クラウドコンシェルジュは、「煩わしいサーバ移行作業」から解放いたします』
クラウドコンシェルジュというサービスをご紹介します。
煩わしい移行サービスから開放します。
ハードウェアの老朽化、機能劣化によりサーバーのリプレイスをお客様に代わって行います。
総務や管理者がシステム管理を兼務している方が多いので、お客様のシステム担当者に成り代わって作業を行います。
レガシーシステムの継続利用
新機能の追加
コストダウン
安定的な運用対策
機能劣化対策
移行に伴う様々なリスクの軽減
サーバーの老朽化対策
等の課題をお持ちの方にご利用いただいてます。
当社にできることがあればご連絡ください。
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■株式会社エスプリ 野田 幸嗣 氏
『ナレッジャー、サービス化推進へ』
ナレッジャーの現状と今後をお話いたします。
私はインターネットが始まる前広告の仕事を行っていました。
ナレッジャーとはPCや携帯電話・スマートフォンのブラウザを利用して情報を収集・蓄積・共有できる汎用Webデータベース構築アプリケーションです。
我々がやっている分野は情報収集です。ビックデータも流行ってきており、潮目が来ているのかと思います。
ナレッジャーには集めたデータを検索できるという機能も有ります。
基幹システムと連携した販売データなどの活用に力を入れています。
ナレッジャーなどを基盤にデータの分析、テキストマイニング系を行い、お客さんがどう考えていることをお客さんに寄り添ってお客さんがやりたいことを実現する。
そういったことの支援をしています。
クラウドになっても我々が現場に行って、Face to Faceでしっかりやっていく必要があると思っています。
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■ターボシステムズ株式会社 杉崎 道夫 氏
『ターボシステムズについて』
弊社はクラウドを推進しているわけではなくOSの会社です。
ターボリナックスに在籍していた社員が主です。
Linux OSの開発やAndroidの開発などをメインで行っています。
並行してアプライアンスサーバーやLinuxのコンサルティングなども行っています。
強みはデバイスドライバのチューニングなどです。また、3Dにも強くOpenGL,Clutterなども強みが有ります。最近はTizen IVI開発プラットフォームのワンストップソリューションをやっています。
その辺りのお話があればお声がけください。
■株式会社トランスウェア 佐々木 泰 氏
『メールメーカーの観点から見るクラウド化の流れ』
当社はメールソリューションの会社です。本日はトランスウェアについて、メールシステムのクラウド化の流れ、サービスは何を基準に選ぶべきか?をお話したいと思います。
今まではメールソリューションカンパニーと言っていましたが、最近はメッセージングソリューションカンパニーと言っています。
一番の主力はActive mailです。全盛期は国公立の大学に多く導入しておりましたが、現在はエンタープライズでの利用が多くなっています。
クラウドメールのサービスは何を基準に選ぶべきか?ということですが、
自社のセキュリティ・運用ルールに柔軟に対応できること
優れたインターフェイスを使い勝手を提供していること
短期間で導入・運用開始ができることだと思います。
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4.サムライクラウド部会からのお知らせ
サムライクラウド部会 前本 知志
9月10日にマッシュアッププロジェクトとして部会を行いました。
Facebook連携やビックデータプロジェクトを行っており、完成に向かって進んでいます。
また、CBA様との共同部会を行っていきます。
来月の部会は10月中旬に開催予定です。
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5.クラウドビジネス推進部会からのお知らせ
クラウドビジネス推進部会 藤田 浩之
7月22日にNECビックローブ様で行いました。
エイチ・ピー・エスの三上さんに画像投稿システムの発表をいただきました。
写真を撮ってWebから投稿すると、投稿された画像を使用してフォトブックを印刷、配送が出来ます。
また、NECビックローブクラウドホスティングの環境検証結果を日立ソリューションズ東日本の手塚さんに発表いただきました。
NECファシリティーズ様からはクラウド保険「クラウドプロテクター」についてのお話をいただきました。
次回の部会は9月末で調整中です。
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6.委員会活動報告
(マーケティング委員会・アライアンス委員会・組織拡充委員会)
会長 小堀 吉伸
1.「情報セキュリティ分野の中核的専門人材養成推進プロジェクト(文部科学省)」
への参画 (岩崎学園 情報科学専門学校)
2.Cloud Week 2013@Hokkaido Universityへの参加( 9/3-9/5)
3.一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA) から
「ISP&クラウド事業者の集いin金沢 (2013/11/07-11/08)」での講演およびパネリスト依頼
7.株式会社Joe’sクラウドコンピューティング社からの各種ご紹介
鈴木 譲 氏
Joe’sではクラウドホスティング、SSL証明書、バーチャルオフィスの事業を行っています。
Joe’sは様々な特徴があります。
1つ目はcPanelというコントロールパネルを使っていて、日本で使っているのはJoe’sだけです。
2つ目はLinux Containerを初めてVPSのサービスを提供しています。
3つ目はHurricane Electricです。
4つ目はJoe’sSSL市場です。8つのブランドを扱っています。
5つ目はSupermicroサーバーを利用していることです。
6つ目はJoe’sオープンソース推進プロジェクトで各コミュニティを応援しています。
7つ目は海外向けサービスです。海外にも展開しています。
8つ目はバーチャルオフィスです。事務所を東京に持ちたいかたに利用していただいています。
9つ目はJoe’sのマンガが有名です。
10つ目はニューズレター。会社のことを知ってもらいたくて始めました。
Joe’sは普通でない会社です。勇気を持って他社にないことをやっています。
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株式会社Joe’sクラウドコンピューティング 緒方 俊輔 氏
当社はホスティングサービスをやっています。マネージドを再重視し、業界最安レベルのVPSも提供しています。
SSL証明書もお安く販売しています。8ブランドを提供し、プランによっては即日発行も行っています。当社のサーバーをご利用いただいていれば設置も無料で行っています。
どこよりも広く深くリーズナブルなサポートを提供しています。普通のホスティングでは対応できないようなサポートも対応しています。そして他社にないサービスを提供しています。Linux ContainerのVPSを世界で初めてサービス化致しました。
お客様にもパートナーにもメリットが有るのがJoe’sのサービスです。ご興味ある方はご相談ください。
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■Joe’sクラウドホスティングのユーザ事例
株式会社エイチ・ピー・エス 三上 智親 氏
個人/法人向けホスティングサービスとWebシステム提案開発のためのプラットフォームとして利用しています。
ASPサービスの提供、提案時のデモンストレーションなどに活用しています。
8.会長からの総括
お疲れ様でした。感謝の言葉だけ述べさせてください。
発表された4社ありがとうございました。Joe’sクラウドコンピューティング様ありがとうございました。
NCWGでは自社の足りない部分を補完していくことをやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
9.懇親会
会合後の懇親会も大変盛り上がりました。
第12回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告
NCWG発足時に大変お世話になったニフティ様で第12回会合を開催いたしました。
テーマは、「クラウド時代のモバイル開発」ということで、”モバイル”に焦点を当てた発表があり大変興味深い会合になりました。
会場のご提供をいただきましたニフティ株式会社様ありがとうございました。
またご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
【テーマ】 クラウド時代のモバイル開発
【日時】 2013年2月5日(火)17:00~19:00(16:30開場)
【場所】 ニフティ株式会社様 18階セミナールーム
【参加者】 メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて約50名
【発表概要】
1.会長からのご挨拶
小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)
御存知の通り、NCWGはニフティクラウドワーキンググループからはじまりました。久しぶりにニフティさんに戻って開催出来たことを嬉しく思います。新宿になってからのニフティさんに来るのが初めてのメンバーもおり、喜んでいました。
ニフティさんありがとうございます。また、本日発表いただくアシアルの田中さん、データ変換研究所の畑中さんよろしくお願いいたします。
NCWGはサムライクラウド部会、クラウドビジネス推進部会の2部会で進めています。サムライクラウド部会は技術的な話、クラウドビジネス推進部会はビジネス寄りの話を進めていますが、2年目の基本的にはその流れで進めていきます。今年は更にビジネスに力を入れて行きたいと思います。特にディレクター層を集めてビジネスに結びつけていくことを進めていきます。大事な時間に皆様お越しいただいているので、是非何かを掴んでもって帰っていただければと思います。
2.新規メンバー紹介
・メンバー会員
三上 智親氏(株式会社エイチ・ピー・エス)
JASIPAでNCWGに出会って一緒に活動して行きたいと思いました。
齋藤 隆氏(カームコンピュータ株式会社)
クラウド向けのセキュリティ開発を行なっています。
3.NCWGメンバー発表
田中 正裕氏(アシアル株式会社)
「モバイルアプリにおけるクロスプラットフォーム開発の展望と課題」
アシアルは大学自体に立ち上げたベンチャー企業です。最近はHTML5やハイブリッドアプリケーションをキーワードにビジネスを行なっています。
クロスプラットフォームとは何か?
クラウドベンダーでできることが決まってしまうと思うが、モバイルOSも同様です。今後も新しいOSが増えていくことになります。今までiphoneやAdroidに対応していればよかったのに、今後はその他のOSにも対応していかなくてはなりません。一つの解決策はHTML5です。HTML5に対応したブラウザーがあればどのOSでも動作できます。ただ、Webアプリで行くのかネイティブアプリで行くのかは賛否両論あります。そこでハイブリッドアプリが必要になります。ハイブリッドアプリはWebブラウザの機能をネイティブに移行することができ、Wikipediaでも使われています。実行速度の見劣り、ネイティブ機能を活用するほど複雑に、事例やノウハウの蓄積はこれからなど、ハイブリッドアプリにも課題があります。ハイブリッドアプリを活用したものとして弊社が提供しているのがMonacaです。Monacaは開発環境をクラウドへ持っていくことができます。MonacaのサービスはIDE、フレームワーク、デバッガーで構成されています。
畑中 豊司氏(株式会社データ変換研究所)
オーズ・ゲンチェル氏
「Android機でUSB機器を制御するDerimo(デリモ)のご紹介
~機器制御センサをネットワークを通じてスマホで活用~」
まじめに15年間サラリーマンを行ったのですが、15年目に変な気をおこし設立したのがデータ変換研究所です。(笑)Derimoとはネット経由でAndroidに接続されたUSB機器をリモートから操作できるソフトウェアフレームワークです。コントローラはスマートフォン、タブレット、PCから無線LANや3G、LTEなどのネットワークを介して、コントロール端末とすることができます。京都のサーバーとHTTP通信して動かすので少し時間がかかるかもしれませんが、デモをご覧頂きます。これからスマートフォン市場に参加しようと思っています。
データ変換研究所は普段はテキスト抽出の「変換道」に邁進しているのですが、DehenkenのリモートコントロールでDerimoだ!と最近は話しています。どのようにビジネスに結びつけるか、機種変更後のスマホのCameraや定期監視のサポートシステムなどを考えています。介護カメラや会社受付モニタなど何か開発する案件があればお声がけください。
4.サムライクラウド部会報告
樋口 尚寿 (株式会社オレンジソフト)
サムライクラウドのIdPと、クラウドビジネスアライアンスのIdPのどちらのIdPを使っても相互に使える環境を検証し課題を洗い出しています。
サムライクラウド部会でもモバイルをターゲットの一つとして行きますので、共同検証の成果の中から今回のテーマに合わせてMonacaでも使われているPhoneGapを使ってOAuth2.0のサービスを利用するアプリを作成してみました。利用ライブラリなどは会合報告に掲載しますので参照してください。
今後の活動としましては、CBAクラウドバレンタイン2013で共同発表を行います。また、次回のサムライクラウド部会は2月下旬を予定していますので、決まり次第アナウンスいたします。
5.クラウドビジネス推進部会 報告
高橋 亮人 (株式会社インターファクトリー )
3月会合、4月会合はクラウドビジネス推進部会主催ですので発表の少ないメンバーに是非発表いただきたいと思います。
1月30日に部会を開催しましたので、Webページに報告を記載しています。
次回のクラウドビジネス推進部会は3月を予定しています。発表したい方を募集していますのでご連絡お待ちしています。
6.ニフティ株式会社からのご紹介
実宝 康人氏(ニフティ株式会社)
「ニフティクラウドの近況と今後について」
ニフティクラウドの状況をお伝えしきれていないので、2012の振り返りを含めてお話させていただきます。
ニフティクラウドはサービス開始から丸3年がたちました。導入社数は1300社を超えました。売上も順調に推移しています。利用の分布としてはBtoCサービス基盤(ソーシャル、スマートフォン、タブレットアプリ)はもちろん、BtoBサービス基盤(グループウェア、CRM、CMS)についても増えてきましたが、まだまだ「使いたいときに使う」という利用がいまいまの利用の中心になっています。
エンタープライズでの利用を増やすことで更なるクラウド利用者層の拡大ができるのだと思っています。この辺りをマーケットのリーダーとしてパートナーと開拓して行きたいと思っています。
2012年9月に価格改定を行いました。利用者拡大によりインフラコストを抑えることができたので、お客様に還元させて頂きました。また、リージョンゾーンも西と東両方で提供することでエンタープライズ向けにも提供しやすくなるものと考えています。PaaS、SaaS(ビジネスマーケット)にも力を入れています。SaaSではお客様からの一次受けサポートや課金代行も行なっています。
なぜパートナー製品を全面に出して活動していくかというと、クラウドを情報システム部門の方が利用するようになっていくと、必ずソリューションが必要になります。ビジネスを変えるというキーワードのソリューションを広めて行きたいと思います。
ニフティクラウドはパートナーと手を組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
7.懇親会
会合後の懇親会は、大変盛り上がりました。
番外編
NCWGのタオルが出来上がりました!会合前に運営委員みんなでパシャリ!!
第7回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告
「SSOで広げるクラウド」と題しまして、第7回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。
ニッポンクラウドワーキンググループの会合を晴天で迎えてくれたお天気も手伝って、外の暑さを上まる熱い会合となりました。
会場のご提供をいただきました株式会社NTTPCコミュニケーションズ様ありがとうございました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
【日時】
2012年6月4日(月)16:30~18:30
【場所】
株式会社NTTPCコミュニケーションズ様 セミナールーム(10F)
【参加者】
メンバーおよび協賛各社の方々を含めて約50名
【発表概要】
1.会長からのご挨拶
小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)
会場のご提供をいただきましたNTTPCコミュニケーションズ様ありがとうございました。
去年の11月からはじめて7回目の会合になります。
更に盛り上げていくためにも、是非会合や部会に前のめりで参加して、良いものを持ち帰ってください。
先日クラウドExpoがありましたが、今年はブロードバンドタワー様から20分のセミナー枠をいただきサムライクラウドを発表いたしました。
またブロードバンドタワー様、ハマゴムエイコム様、Joe’sウェブホスティング様 NECビックローブ様にのぼり旗、シールの配布をしていただきました。
秋の開催はもっと早めにみなさまと進めて、のぼり旗を回るスタンプラリーなどができるくらいになればと思っています。
直近では仙台の日本ITストラテジスト協会でNCWGの発表をします。
また、9月14日の仙台開催に向けても進めていますので、皆さんで盛り上げていきましょう。
NCWGとしても震災対策クラウドなどで少しでも協力をしていきたいと思います。
皆さんに支えられて活動ができていますので、みなさま今後もよろしくお願いいたします。
2.新規メンバー紹介
・メンバー会員
雲屋株式会社
アメリカのクラウドコンピューティング商材を販売しています。
もちろん日本発のクラウドを世界に広げたいと思っています。
デファクトスタンダードやオープンで使えるものを利用して日本のクラウドを広げていきたいと思います。
サイオステクノロジー株式会社
3.NCWGメンバー発表
佐々木 宏祐 氏(株式会社エスエーピー)
ナレッジマネジメントは個人の持つ知識や情報を組織で共有することでそれをうまく利用し業績を上げていこうというものです。
ナレッジマネジメントを活用するためのシステムです。
お互いがフォローしながら解決していくコミュニティQ&Aという機能があります。
事例では社内ログイン数3000回/月という数字を出しており、社内利用では多い数字だと思います。
サムライクラウドとの連携
サーバーににSamuraiSSOモジュールを入れて連携を実現させました。利用者はSSOを意識することなく利用することが可能です。
SamuraiSSOを利用したデモンストレーション。
今後の展望としてAipoとの連携、コミュニティQ&A情報をAipoに表示、スマートフォンなどのマルチデバイス対応、CRM等との連携を進めていきたいと思っています。
Q 次回以降のスケジュールでAipoとの連携については具体的には?
A オープンソーシャル対応をしてガジェットを利用して行きたいと思います。
Q サムライクラウド部会ではそのあたりを勉強していますので、是非ご参加ください。
河野 良秋 氏(株式会社セシオス)
サムライクラウドにはShibbolethが使われていますので、Shibbolethのお話しをさせていただきます。
ShibbolethはInternet2によって作られたオープンソースソフトウェアのシングルサインオンソフトです。
欧米では市民アカウントで利用されていたりします。国内では学術認証フェデレーションとして利用されており、国立情報学研究所が運営しています。
学術認証フェデレーションには80くらいのIdPとSPが存在します。
(Identity Provider)(Service Provider)
学術認証フェデレーションに参加するためのメリットとしてはシングルサインオンができ認証が一回で済むことや、学外からのアクセスが可能になるというところです。
問題点としてはシングルログアウトができない、IdP側でのアクセス制御ができない等がありますが、既存のシングルサインオンを利用してアクセス制御を行う事で対応をしたりしています。
Q 学術認証フェデレーションはアプリケーションのサービス提供企業はあまりいないのでしょうか。
A 現状少ないと思いますが、サービスを増やしたいといっているのでおそらく大丈夫ではないかとおもいます。
Q 課金はどのようになっているのでしょうか。
A 国立情報学研究所は関わりませんので、直接学校などと行っていただく形になります。
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4.クラウドビジネス推進部会
部会長 高橋 亮人(株式会社日本セパレートシステム )
メンバーソリューションサイトは皆のソリューションを知っていただくサイトです。
皆さんに登録していただける状況が整って参りましたので、みなさまにメーリングリストでお送りいたしますので是非ご登録ください。
物流クラウドについて進捗がございました。
第一弾としてSalesCUBEとHandTimeを連携を進めています。
作業時間とピッキングリストを集めるリストを利用する事で生産性を計算することができるようになります。
更に出荷データから必要人員を予測することも検討しています。
現在は連携ができることを確認しており、データ連係の条件などを検討しています。
今後クラウドビジネス推進部会では災害対策クラウドなどを進めて行きますのでみなさま次回部会で良い案を持ち寄っていただければと思います。
※発表資料はこちら
・協業事例について
副部会長 藤田 浩之 (株式会社オレガ )
NTTコミュニケーションズ様のBizシンプルディスクバックアップタイプにVVAULTを利用したバックアップメニューができました。
システムクラッシュ等の時にクラウドにつながればリストアできるようになります。
今回の事例はレベニューシェアモデルで1契約後とに利益を分配する方式です。
是非部会でもこのような発表を行っていますので前のめりでご参加ください。
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5.クラウドビジネス推進部会
部会長 樋口 尚寿(株式会社オレンジソフト)
先日クラウドEXPOに参加いたしました。
ブロードバンドタワー様、ハマゴムエイコム様、Joe’sウェブホスティング様NECビックローブ様にのぼり旗、シールの配布をしていただきました。
また、ブロードバンドタワー様から20分のセミナー枠をいただきサムライクラウドについて発表いたしました。
グランドクラウドの実現、サムライクラウドがどのような問題を解決できるのか、サムライクラウドのアーキテクチャなどについてプレゼンをしました。
2012年5月23日に部会を開催しました。
ガジェット利用でもSSOが可能か等OpenSocialコンテナのOAuth2.0対応状況検証を行いました。
進行中のタスクとしてはOpenAMでのID連携検証やSamuraiSSOのSAMLネイティブ対応や災害対策クラウドなどがあり、随時進めて参ります。
一つのガジェットを作れば複数のスマートフォンで利用できるようにするような事も進めて行きますのでよろしくお願いいたします。
※発表資料はこちら
6.各種ご紹介
佐藤憲明氏(株式会社NTTPCコミュニケーションズ)
ホスティングの企画、販売、アライアンスを行っています。
Biz-agoraという新しい中小企業向けのホスティングサービスをはじめました。
副島剛氏(株式会社NTTPCコミュニケーションズ)
Biz-agoraのご紹介いたします。
Biz-agoraはパッケージシリーズとセレクトシリーズがあります。
パッケージシリーズはSMB、SOHO向けにパッケージとして提供するサービスです。パッケージシリーズは情報システム部門の代わりになれるようなサービスまで提供しています。
反対にセレクトシリーズはいろいろと選べるサービスになっています。
セレクトシリーズはメールや業務システムなどをクラウド化できるもので、VPN接続も可能なクラウド環境です。またお客様環境のAD連携も可能です。
Biz-agoraのセキュアコネクションやクラウドコンポーネント、AD認証、仮想ディスクトップでクラウドで必要とされることを選択できます。
7.懇親会
会合後の懇親会も大変盛り上がりました。
第2回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告
第2回テーマ
「雲をつかもう!」
第2回ニッポンクラウドワーキンググループの会合を行いました。
NTTコミュニケーションズ様に会場を提供いただき第2回会合を開催致しました。第2回テーマの「雲をつかもう」に則り、クラウドの技術を使った具体的なソリューションの発表が各社から行われました。
また、会合の後に場所を移して行われた忘年会の参加者も50人を超え大変な盛り上がりを見せました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
【日時】2011年12月5日(月)17:00~19:00
【場所】エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
講演の概要
1.会長:小堀 吉伸 (株式会社北斗システムジャパン 取締役)から
話の概要
・挨拶
・クラウドビジネス推進部会とサムライクラウド部会はWGの二軸で進めて行くがクラウドビジネス推進部会として「物流」や「震災復興」等の切り口で活動を行なっていく。
・仙台の被災地へ視察に行ってきたが、まだまだやるべきことはある。ニッポンクラウドワーキンググループとしてクラウドの力を使って復興支援を行なっていきたい。そのための協力メンバーを募集している。
・WGメンバーの中で「我こそは」という方がいれば理事、運営委員に立候補して欲しい。
・サムライクラウドの新ロゴの紹介
「サムライクラウド」の知名度を上げるために新ロゴとそれのステッカーを作ったので、是非とも新ロゴのステッカーを活用して欲しい。
サムライクラウドでアプリケーション連携を行った企業には、サムライクラウドロゴを貼ってアピールして欲しい。
ステッカーを貼った写真のコンテストを行う。詳細は、ニッポンクラウドワーキンググループのFacebookページでお知らせしたい。
https://www.facebook.com/NipponCloudWG
2.副会長:藤田 浩之 (株式会社オレガ 執行役員)からテーマの説明
「雲をつかむような話」という慣用句から転じて、今回のテーマはあえて、「クラウドを掴もう!」にした。
3.新規メンバーおよびご協賛の紹介
- 新規メンバーとして
① 株式会社イージェーワークス
- ご協賛企業
① 株式会社フューチャースピリッツ
② 株式会社ビットアイル
4.メンバー発表
杉浦 隆幸(ネットエージェント株式会社 代表取締役社長)
① 様々な視点でセキュリティの課題がある
② クラウドアプリケーションセキュリティ
③ 情報取りすぎ問題
④ 発表資料はこちら。
小池 秀明(株式会社サテライトテクノロジー 代表取締役社長)
① デスクトップ仮想化によって、WEBアプリケーションとクライアントアプリケーションとの連携も可能になる。
② 発表資料はこちら。
小川 索(株式会社アーク情報システム 応用システム部グループリーダー)
① サムライクラウド連携の状況
② infoscoopとのOpensocial 連携
③ 発表資料はこちら。
5.クラウドビジネス推進部会報告 高橋 亮人(株式会社セパレートシステム)
① 物流クラウドのご紹介
② 連携先を募集している。
③ 発表資料はこちら。
6.サムライクラウド部会報告
樋口 尚寿(株式会社オレンジソフト)
① シングルサインオン連携の進捗状況報告
② 発表資料はこちら。
前本 知志(株式会社システムフレンド)
① OpenSocial連携の進捗状況報告
② 発表資料はこちら。
7.(協賛企業発表)NTTコミュニケーションズ社からの各種ご紹介
中山 幹公(クラウドサービス部ホスティング&プラットフォームサービス部門 担当部長)
① グローバルクラウドビジョン
② 「Bizホスティングベーシック」コントロールパネル等のデモ
③ グローバルパブリッククラウドのご紹介
④ 発表資料はこちら。
8.連絡事項
- ご注意
- 1月の会合はお休みです
- 次回 第3回NCWG 会合
- 2012年2月6日(月) 17:00~19:00
- 場所:IDCフロンティア セミナールーム(新宿御苑)
- 提供:株式会社IDCフロンティア
- 第4回NCWG 会合(関西開催 オープンセミナー)
- 2012年3月2日(金)14:15~17:45
- 場所:第二吉本ビルディング貸会議室(大阪)
- 提供:カゴヤ・ジャパン株式会社
- Facebookページを開設しています。
以上
第1回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告
第1回テーマ
「つながろう、広げよう、サムライクラウド」
第1回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。
会合の内容は初回ということで今後の会の運営方針発表、サムライクラウド技術紹介が行われました。その他、定例のメンバー発表と協賛企業GMOクラウド様の発表等、50名近い方にご参加いただきNCWG全体の意気込みを実感することができる会となりました。
【日 時】2011年11月7日(月) 17:00 ~ 19:00
【会 場】GMOクラウド株式会社 セミナールーム
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 11F
【発表内容】
1.会長からのご挨拶
会長:小堀 吉伸 (株式会社北斗システムジャパン 取締役)
[ご挨拶の要旨]
このたび協賛各社およびメンバーの方々のご協力によりニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)をスタートすることができました。
関係者の皆様方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
ただし、会を設立し、ただスタートすることが目的ではありません。
これから、ニッポンクラウドワーキンググループは、「サムライクラウド部会」、「クラウドビジネス推進部会」の2部会を軸とし意味のある具体的な活動を行い、何らかの成果を出して行きたいと考えています。
まずは、サムライクラウド部会においては、設立発表会で宣言した300アプリケーションの連携を実現し、日本から発信できるアプリケーションプラットフォーム、すなわち「サムライクラウド」の構築を目指します。このサムライクラウドでは、個別アプリケーションが連携することで何らかの相乗効果が生まれると考えています。
またクラウドビジネス推進部会においては、その基盤を利用し様々な分野に特化したクラウドビジネスの提案を行います。是非とも取り組みたい「震災対策クラウド」や「教育クラウド」、また「物流」に特化したメンバー主導で「物流クラウド」のビジネスモデル化も進めて行きたいと考えています。
我々ニッポンクラウドワーキンググループは、「サムライクラウド」を基軸に活動を行ってゆきますが、テクノロジードリブンではなく、あくまでビジネスモデルドリブンでのサムライクラウドの活用という立場から日本のクラウド市場の拡張に努めたいと考えています。
このような活動のもとにNCWGを盛り上げ、1年後には、本日ご参加の皆様方の数倍の前で活動報告会ができるようにと熱意を持って取り組んで行きたいと思います。
是非とも今後も引き続き皆様のご協力をお願いいたします。
2.理事からのご挨拶
副会長:藤田 浩之 (株式会社オレガ 執行役員) 写真左
・サムライクラウド連携を積極的に進めて参ります。
副会長:屋代 和将 (株式会社マインド 取締役) 写真中央
・オープンソースをキーワードにクラウドマーケットを広げて参ります。
事務局長:野元 恒志 (有限会社ディアイピイ 代表) 写真右
・新しい仕組みづくりを通じ積極的に会運営を進めて参ります。
3.新しい会の運営体制について
・本年度は、11名の運営委員で運営して参ります。
※運営委員の一覧はこちら
4.新規メンバーについて
・新規に「株式会社エイムラック」が、WGに参加することになりました。
5.サムライクラウド詳細
サムライクラウド部会部会長:藤田 浩之 (株式会社オレガ 執行役員)
「サムライクラウドの連携でISVは何を実現するのか?」
・連携のメリット、何が生まれるかについて発表しました。
※発表資料はこちら
サムライクラウド部会副部会長:樋口 尚寿 (株式会社オレンジソフト)
「サムライクラウド詳細」
・サムライクラウド技術概要や今後の展開について発表しました。
※発表資料はこちら
6.メンバー発表
古森 貞 氏(株式会社エイムラック 取締役COO)
Aipoのご紹介、NCWGとAipoの今後などデモを交えて発表いただきました。
※発表資料はこちら
7.GMOクラウドご紹介
金子 眞治 氏 (GMOクラウド株式会社 エンタープライズ営業本部 エンタープライズ営業企画部 部長)
GMOクラウド様のクラウドサービスのご紹介をいただきました。
・「GMOクラウドPublic」
オートスケールアウトのみならず、オートスケールアップも可能な「リソース提供型」のパブリッククラウドサービス
・「IQ Cloud」
プライベートクラウドに似たパフォーマンス・セキュリティとパブリッククラウドに似た経済性を両立したビジネスコミットできる新しい未来の『バーチャルプライベートクラウド』
※発表資料はこちら
8.連絡事項として
・次回第二回NCWG会合は以下のとおり行います。
12月5日 17:00~19:00
場所:NTTコミュニケーションズ株式会社
汐留ビルディング11Fセミナールーム
また会合終了後に懇親会を行います。
今回は、年末とのこともあり忘年会を兼ねますので、関係各社の皆さんは、是非ご参加ください。
NCWG会合運営会一同
設立発表会を開催いたしました。
2011年10月17日(月)18:30~関東ITソフトウェア健保会館にてニッポンクラウドワーキンググループの設立発表会を以下内容で開催いたしました。
当日の式次第
1. ニッポンクラウドワーキンググループの設立趣意 会長:小堀 吉伸 (株式会社北斗システムジャパン 取締役) 2.サムライクラウド部会の紹介 部会長:藤田 浩之 (株式会社オレガ 執行役員) 副部会長:樋口 尚寿 (株式会社オレンジソフト エンジニア) 3.クラウドビジネス推進部会の紹介 会長:小堀 吉伸 (株式会社北斗システムジャパン 取締役) 4.「クラウドによる新たなビジネスチャンス」 GMOクラウド株式会社 代表取締役社長 青山 満 氏 5.「BizCITYでともに創ろう!これからのクラウド」 NTTコミュニケーションズ株式会社 クラウドサービス部 ホスティング&プラットフォームサービス部門 担当部長 中山 幹公 氏 6.「クラウドが日本のビジネスを変える」 デロイトトーマツコンサルティング株式会社 TMTインダストリユニット パートナー 八子 知礼 氏
当日は、協賛企業各社の方々およびメディアの方々、ならびにNCWGメンバーと参加限定的な発表会にもかかわらず、80名近い方にご来場いただきました。
当日のレポートはこちらです。
http://ncwg.jp/report/opening20111017