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2015年6月4日 第8回クラウドアプリケーション部会報告

2015年6月4日(木)にクラウドアプリケーション部会を開催いたしました。

今回の部会は、株式会社システムフレンドさんに会議室をご提供いただき開催たしました。
ありがとうございます。

【部会風景】
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【部会内容】

MongoDBをプログラムから使ってみよう

1. GMOクラウド社ご提供環境のインスタンスへのアクセスを確認
CentOS+LAMPテンプレートでインスタンス作成

2. コマンドラインからMongoDBが利用できることを確認

3. PHPからMongoDBへ接続する
→PHPモジュールインストール失敗
浦邊さん(gccをインストールしてみては?)
→インストールが進行したがOpenSSLが必要であることがわかった。
OpenSSLをインストール
→成功!

4. 各自テストプログラムを作って動作確認
→全員成功!

次回
REST APIを作成する。
日程は追ってfacebookより告知します。

 

【注意事項】
NCWGクラウドアプリケーション部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっておりますので、ご了承ください。
また、この機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。

(部会報告作成者 クラウドアプリケーション部会 部会長 前本 知志)

2015年4月15日 第7回クラウドアプリケーション部会報告

2015年4月15日(水)にクラウドアプリケーション部会を開催いたしました。

今回の部会は、株式会社システムフレンドに会議室をご提供いただき開催いたしました。
ありがとうございます。

【部会風景】
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【部会内容】

MongoDBインストール

各自MongoDBを下記よりダウンロードしローカルPC環境へインストールした。
https://www.mongodb.org/downloads

各自、下記のサイトの内容を参考に自由に使用して学習を行った。
http://gihyo.jp/dev/serial/01/mongodb/0003

次回
phpなどプログラムからMongoDBへ接続し、データを登録する簡単なプログラムを作成する。
日程は追ってfacebookより告知します。

 

【注意事項】
NCWGクラウドアプリケーション部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっておりますので、ご了承ください。
また、この機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。

(部会報告作成者 クラウドアプリケーション部会 部会長 前本 知志)

2015年3月13日 第6回クラウドアプリケーション部会報告

2015年3月13日(金)にクラウドアプリケーション部会を開催いたしました。

今回の部会は、株式会社システムフレンドに会議室をご提供いただき開催いたしました。
ありがとうございます。

【部会風景】
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【部会内容】

研究テーマについての概要設計

IoTの入り口としてサーバーにデータを蓄積するしくみを作ることとする。
今回はスマホのセンサーデータを蓄積する。

<システム要件>
データの属性は柔軟に可変できると良い
→NoSQL、MongoDB 使ってみる

Web アプリケーションとしてブラウザで動作する
→サーバーのサービスは REST インターフェイスとして ネイティブアプリやセンサーから直接アクセスすることもできるようにする

<概要設計>
サーバーに送信するインプットデータの仕様を確定
サーバーから送信するアウトプットデータの仕様を確定

<タスク配分検討>
システムの要素から必要なタスクを割り出した。

次回予定

2015年4月15日に部会開催予定。
MongoDBのセットアップとスタディを行う。

【注意事項】
NCWGクラウドアプリケーション部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっておりますので、ご了承ください。
また、この機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。

(部会報告作成者 クラウドアプリケーション部会 部会長 前本 知志)

第27回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告

「協業によりクラウドのその先の本質を掴む!」をテーマに第27回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。

今回の会合はNTTコミュニケーションズさんに会場をご提供いただき、多くの方々に参加いただき活気ある会合になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

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【日時】2015年2月12日(木)17:00~19:00

【場所】
NTTコミュニケーションズ株式会社

【参加者】
メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて52名

1.開催のご挨拶

理事 野元 恒志

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2015年一回目ということで、あえて”明けましておめでとうございます”という挨拶で始めさせていただきたいとおもいます。
みなさま、第27回ニッポンクラウドワーキンググループ会合にお集まりいただき、ありがとうございます。また、本日はNTTコミュニケーションズさんにすばらしい会場をご提供いただきまして厚く御礼を申し上げます。

ニッポンクラウドワーキンググループとして、2015年は”協業”を1つのキーワードとしていますが、これは去年の設立3周年講演会・パーティで小堀会長からもお話があった『Beyond The Clouds!』の1つととらえていただければと思います。

クラウドをツールとして使うということ自体はニッポンクラウドワーキンググループのみなさんはすでに馴染んできていると思います。
そこで次に、個々の力・機能だけではなくて繋がっていったときに1+1が2ではなく10になる100になることを行っていくフェーズに入っていくことになりますが、そいうったものをニッポンクラウドワーキンググループだからこそ、という観点で後押しをしていくということであります。

今回は”協業”テーマとした一回目の会合となりますが、4月に行われる第29回の会合でもまたさらに協業にフォーカスした会合にする予定です。
そこでは”仮想協業プラン”というものを発表させていただくことを決めており、現在いろいろなメンバーさんと調整させていただいている最中です。

これは『机上の空論で協業を作ってしまおう!』というもので、協業することでバリュー・チェーンをつくることを目指して数チームが動いています。
今回は”できない”というのはNGワードにしている点がポイントです。

みなさんも”この会社さんと協業するのを描いてみたい”などありましたら、是非お声をかけてください。

最近、新しい動きがでてきているのと感じているのは、協賛様の中でもクラウド上にアプリケーションをのせていくベンダーに対するインフラの提供に限らず、セールス・マーケティングなどの小売を行うなど、ワンストップのマーケットを作っていくという動きが各社に見られます。
これは新しいマーケットを作っていく上で非常に重要と感じていりますが、その波に乗らなければいけないと思いますので、皆様も部会に参加するなど今まで以上に積極的に会に関わっていただければと思います。

今年は非常に重要な会合が目白押しとなっておりますのでお見逃しのないように、ということで開催の挨拶とさせていただきます。

2.新規実行委員挨拶

NCWG実行委員 江尻 高宏(株式会社シンカ)

この度、実行委員に参画させて頂くにあたりまして、今まで以上に盛り上がって、楽しい会合にしていきたいと思っております。
何かこんなことがあったらいいんじゃないか。こういうことをやってみたい。というものがありましたら、私を含め実行委員のメンバーにお話いただくなど、みなさまと共に作り上げる会合にしたいと考えておりますので、どうぞ皆様よろしくお願い致します。

3.新規入会メンバーの挨拶

株式会社リザーブリンク 井出さん

我々はクラウドの予約システムを販売しており、現在までに1500件ほど導入しております。
予約といいますと宿泊や交通機関などを思い浮かべられると思いますが、我々の扱う予約はニッチなものでありまして、会議室や健康診断など多種多様で、変わったところではラーメンチェーン店の人材研修などがあります。
予約という物が世の中に多く存在することをみなさんに認知して頂きたいということでマーケティングのような活動しております。
今回、ご縁をいただきましてメンバーとして参加させて頂くことになりました。
今後ともよろしくお願い致します。

株式会社ROCKETWORKS 岩村さん

はじめまして。前回の大阪会合後のパーティーのときに小堀会長にお声をかけて頂き、この度メンバーに加えて頂くことになりました。よろしくお願い致します。
弊社はクラウドソリューションによるファイヤーウォールシステムを販売しております。昨年10月にドイツのセキュリティ展示館に行ってまいりましたが、大きなブースはやはりエアバスやチェックポイント、ボーイングなどで、セキュリティシステムは軍事技術に非常に近いところにあるシステムです。
我々はあくまで専守防衛を掲げてやってききたいと思いますので、是非協業ポイントなどをみなさんと見つけることができれば、と思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

ネオス株式会社 花村さん

当社はIDCフロンティアさんとの協業で『4U CLOUD』というサービスを昨年11月からスタートさせていますが、その関係でメンバーとして参加させて頂くことになりました。
通信キャリアさんやデバイスメーカーさんと組んでサービスを開発・設計したりしていますが、最近ですとメディカル系、ヘルスケアソリューションの部分で仕事を行っています。
IoT時代においては当社のような一気通貫でシステムを作れるような会社は強みをもっていると思いますので色々とお話を頂ければと思っております。よろしくお願いします。

4.メンバー発表1

「クラウドサービスの連携はどう進めるべきか!」
~シンカ×リザーブリンクの挑戦~

株式会社シンカ 江尻さん
株式会社リザーブリンク 井出さん

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<連携のキッカケ>

お互いニフティさんのハコクラでそれぞれのサービスを提供していましたが、ニフティさんのご紹介で初めて井出さんとお会いしました。
お互い大阪にいたことなど色々なところで共通項がでてきて話が盛り上がり、初対面の第一印象もとてもよいと感じました。このように出会いのキッカケでも”ピンとくる”という要素も大切なのではないでしょうか。
<打ち合わせ(親和性の確認)>

今回連携するにあたり、何度も打ち合わせを重ねて徹底的に議論してきました。
・どういう目的をもっている?
・どういうお客様をもっている?
・お客様にどういったサービス、機能がお客様に喜ばれている?
・協業したらお客様に喜ばれるというもので終わるのか、ビジネスが広げられるのか
etc
このように協業するにあたり、本当に協業した方がいいのか、お互いのサービスに親和性があるのかなどを議論しました。

その結果、では連携しましょうという結論になり、互いのエンジニアにこの打ち合わせの結果を説明しようと考えていたのですがエンジニアもピンときたようで、進んで協力してくれました。
実はエンジニア同士がその日のうちにお互いチャットツールを使って連絡を取り合いながら、エンジニア同士の顔合わせからたった1日でシステムの連携まで終えていました。
開発に時間をかけるのではなく、もっと前のところに時間をかけて、考えや思いが共有できれば開発は意外と早いものなのだと気付かされました。

<テストマーケティング>

色々な業務についてテストマーケティングも行いました。
シンカではCTIシステム、リザーブリンクでは予約システムを提供していますが、ネットで予約したお客様が変更やキャンセルをする場合は意外に電話も多いのではないか、という仮説をもっていました。ネット予約、電話予約という意味では競合しているのではという可能性もありましたが、殆どの業種の方にヒアリングしたところ確かにキャンセルや変更は電話が多いという結果になりました。キャンセルの電話がかかってきた際に予約の情報がパソコンに出てくると便利ですかということも聞いてみると、間違いがないことや予約確認のために一旦電話を切って折り返さずに済むなど、良い反応がありました。
このようなテストマーケティングにより、より連携に確信をもつことができました。

私たちは打ち合わせで連携ありきではなく、その価値が伝わるかどうかを検討してきましたので、実際にお客様に提案するときにも連携の話は一切出ず、ネット予約を使用しているお客様に電話でフォローできるソリューションがあるという話をするだけで、実は連携しているというのはずっと後になって伝えることが殆どです。
<こんな連携は嫌だ!>

・技術者の想いが強すぎる。

技術的に面白い内容なので、技術者がつい頑張りすぎてしまい”あれができる”、”これができる”などどんどん機能を追加してしまい結局いつリリースできてあとどれだけバージョンアップするのか分からなくなるパターンですね。
お客様は結構シンプルなものを求めていて、物はすごくいいものなのにいつになっても提供できないということになりかねません。

・夢だけの連携

「こんなこと出来たらいいですよね」「連携しましょう!」など、なんとなくフワフワしたイメージだけで進んでしまい現実的な話がでない。
例えば実は技術的に非常に難しい連携を、企画者同士でなんとなくで進めてしまう。こういう場合も上手くいかないと思います。
「なんか楽しそう」「なにか一緒にやろう」などは危険なキーワードです。できるだけ具体的に決めましょう。
・経営層が勝手に決めてきた。

経営者同士で「あそこの会社と連携するぞ」言いだしたりするんですが、たぶん飲み屋で話してきたんだなと思いますが、部下側にしたら、急に言われてもそんな時間取れない、技術的なハードルも高い、相手側のサービスもよく知らない、など全然プロジェクトが進まないどころかまた違い連携話をもってきてしまうなど、ダメな例です。
<連携のデモンストレーション>

予約済みのお客様が電話をかけてきたというシチュエーションを想定して、少しだけですが実際にパソコンの画面と電話を使った連携をお見せします。
電話がかかってくると現在の予約状況と共にお客様情報がポップアップしてきます。さらにポップアップ上のリンクから予約のキャンセルや予約変更の画面に遷移できます。
お客様情報にキャンセル率など統計情報も表示されるようになるなど、まだまだ機能は追加される予定です。

非常に面白いと思っているのはクラウドではエンジニアがサービスを1日で作れたり、出来て間もない会社でも大きな会社さんや有名な会社さんと連携できて一緒にサービスを提供できるというところです。こんな連携がこの会合からもっともっと生まれてくることを願っています。
Q&A

Q1.開発は1日で終わったということですが、逆に時間をかけたところは?
A1.協業を決定するまでのやるかどうかの打ち合わせで、半年以上かけました。

Q2.どのようなところを協業しよういう基準にするのですか?
A2.人によると思いますが、単純にそのソリューションが売れるかどうか、お客様に勧めたいと思えるかどうかというところで決めます。

※発表資料はこちら

5.メンバー発表2

「クラウドメール配信サービスとオープンソースの連携」
~PHPlist for 3mail APIの協業経緯~

スリーハンズ株式会社 三土さん
有限会社ディアイピィ 野元さん

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実は気になったのですが、今回のお話させ頂く内容が先ほど江尻さんと井出さんの発表の中で嫌な連携パターンにあてはまるのでは・・・という感じがします。打ち合わせは1度・・・ですかね。(会場 笑い)技術的な側面が非常につよい連携です。

どういった連携で、どのような効果を生んでいるのかを説明させて頂きます。ディアイピィはオースンソースばかりを扱っている会社でして、PHPListというのはグローバルでも70~80万件のダウンロードがあるメール配信ツールです。オープンソースなので商用サービスと違って機能が限定されていますが、ユーザー管理やメール配信に関する一連の機能はもっています。

実はPHPListにはいくつか悩みがありました。

・メール本文作成の自動化等のカスタマイズ要望
・HTMLメールテンプレートの管理
・CSVファイル等のリストを一般社員にふさせたくない(ユーザー権限)
・商用の高価なメール配信ソリューション(携帯対応配信エンジン)は予算に合わない

これらの要望にこたえるにはかなりの労力とお金が必要になりますが、2014年4月のスリーハンズさんの発表でスリーメールというサービスとAPIがあるという話を伺ったときに、これらの弱点を埋めて改善ができそうだと思い、三土さんにお時間を頂きスリーメールの機能やAPIなどのことを伺う簡単な打ち合わせからスタートしました。
結果としてオープンソースの強みだけを出せるようになり、スリーメールからみてもPHPListにあってスリーメールにない機能があり、補完関係になっています。

システムを作る際にメールに関しては対応を最後に考える方が多く、あとになって困って相談を受けることがありますが、商用のエンジンを使わないと対応できないケースが多いです。その場合自前で作るかお金を出すかという選択でしたが、それがこの連携によって解決できるようになりました。

例えばAWSなども25番ポートが開いていないのですが、スリーメールを使用するとリストを送るだけなので25番ポートを使わなくても済みます。
また、日本のメール配信は独特なのでスリーメールは受け取ったリストを配信が完了すると削除(エラーのアドレスのは残す)されるので、データをもたないところも非常によいところです。

スリーメールもメール配信のサービスです。メール配信としての機能としては一通りできるのですが、データがあればそれを配信するという機能の為データを作りこむ機能はついていません。悪く言うと機能が足りないということになりますが、良く言うとAPIを周りに作りこむことによって、他のシステムと連携して柔軟なメール配信サービスを構築することができます。
実は作成したAPIを使って自社で機能を拡張するという構想はずっと以前からあったのですが、なかなか出来ずにいたところ野元さんからお声をかけていただきました。

PHPlist for 3mail APIのメリット

・配信予約時に3mailへアップロードされたメールアドレスリストは、配信終了とともにクラウド上から消去され残りません。
・PHPListを社内に設置し、顧客DBとつがつなぎこむことで個々の社員が顧客リストのCSVファイルなどに直接接触することを避けることができます。(DBとのつなぎ込みは別途費用が必要)
・商用の高価なメール配信エンジンでなければ対応できない、携帯キャリア向けのメール配信、スパム判定されにくい、一般プロバイダへのきちんとしたメール配信に対応可能です。

スリーメールとPHPList今後の展望

・トランザクションメール(ユーザー登録等の個別のメール)!?
・PHPList上での対応APIの拡充(クリックカウントがローカルサーバから取れるかも)
・自動メール生成アプリケーションとしての模索
→広告代理店などでのコンテンツ管理、ワークフローなどと連動しての自動メール化ツールとして昇華させる
・他のオープンソースでの3mailAPI対応活動
→WordPress、Magento、EC-Cubeなどなどメール一斉配信が各製品に実装されているため、3mailプラグインの開発または改変版の公開による3mailAPIの布教活動

今後もスリーメールとPHPListを組み合わせたソリューションをどんどん考えていきます。

Q&A

Q1.自社の技術者から「自分達で作るから連携はいらない」といったような声はあがりませんか?
A1.今回に限って言うとそのようなことはありませんでした。メールを配信するという部分に関しては精通していますが、ユーザーがどういった動機、目的で配信するのか、どういった機能があると喜ぶのかなどは考えず、メール配信のコアな部分を突き詰めるという方針にしています。
Q2.先ほどの発表で売れるかどうかが連携を進める際に考えるとお話がありましたが、そのあたりはどう考えていますか?
A2.メール配信というサービス上、市場を広げようとは考えてはおらず、今まで機能やコスト等の問題から年間で何十件かのPHPListの案件の話をお断りしているという状況があり、今回の連携によって拾えるようになれば、という感じです。

※発表資料はこちら

6.部会からの報告

サムライクラウド部会
部会長 野元恒志

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新規メンバーのために、サムライクラウド部会の取り組みについて、改めて説明がありました。
1月にCBAと共同で実施したアンケート結果について、報告されました。
その結果から、API化したいと考えてはいるものの、まだ実施には至っていない、またSAMLの対応やAPIのオープン認証対応についてもまだ浸透していないことが分かりました。
アンケート結果の詳細については、改めて公開する予定です。

※発表資料はこちら

クラウドアプリケーション部会
部会長 前本知志

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12月22日に実施したアイデアソンにより、IOTの入り口として人の動線をデータ化しクラウドに蓄積するアプリケーションに取り組み、これを2015年のクラウドアプリケーション部会のテーマとすることにしました。
2月末~3月に部会を開催する予定です。

※発表資料はこちら

クラウドビジネス推進部会
部会長 藤田浩之

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1月29日に開催した部会について、報告がありました。
今後、仮想協業クラウドビジネスモデルの検討を進めます。
また、最近はInter-Cloudという複数の異なるクラウドサービスを活用するということが話題になっていますが、NCWGではグランドクラウド構想を打ち立てて既に取り組んできましたので、やっと時代が追い付いてきたという思いです。
次回は3月に開催します。

※発表資料はこちら

クラウドサービス部会
副部会長 江尻高宏

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1月13日のキックオフをしました。
クラウドサービス部会では、世の中のクラウドサービスの成功事例だけでなく失敗事例も取り上げて、クラウドサービスとはどうあるべきかを様々な側面から検証し、会合で報告するだけでなく、実際のビジネスやアカデミックな場にもつなげていこうと考えています。
2月27日に第1回部会を開催しますので、興味のある方はぜひご参加ください。

※発表資料はこちら

7.NTTコミュニケーションズ株式会社からの各種ご紹介

NTTコミュニケーションズ株式会社 第五営業本部 営業推進部門 担当課長 坂倉俊介氏

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1990年から2015年までのデスクの周りを見回すと、物理的に存在していたものがアプリケーションになってクラウドに上がっていることが分かります。
今日のキーワードは「変化」ですが、「変わらないもの」として、お客様のNTTコミュニケーションズへの高い評価があります。

新プログラムのご紹介
9つのメニューでパートナーの皆様をサポートします。
パートナーとのエコシステム(セールス/テクニカルサポート・トレーニングサポート・パートナー限定情報提供など)を構築します。
マーケティングサポート(共同プロモーション・案件リード引き渡し・共同セミナーなど)も充実させます。
(パートナーとの連携事例がいくつか紹介され、プログラムへの加入に関してのご案内もいただきました。)

次世代クラウド基盤のご紹介
複数タイプのサーバーを1つのクラウドサービスとして、オンデマンドで柔軟かつ一体的に利用できるようになります。
統合管理ポータルとして、他社のクラウドも一元的に操作可能になります。(APIにより実現します)
次世代クラウド基盤のキーコンセプトは、柔軟なハイブリッドアーキテクチャーです。
質問1 パートナープログラムについての質問:商談成立後の取引はどうなるのでしょうか。
回答1 エンドユーザーと商談成立後はパートナーに引き渡します。コミッションもいただきません。

質問2 次世代クラウド基盤についての質問:他社のクラウドの一元管理は、操作だけでなく監視やアラートについても可能になるのでしょうか。
回答2 考え方はその方向ですが、具体的には現在は検討中で、今後明らかにしていきます。

質問3 前回はAWSに対抗してサービスラインナップを拡充するとの方針でしたが、今後はどういう方向性でしょうか。
回答3 マーケットを国内からグローバル前提の開発とマーケティングにするように変化しています。
AWS対抗からより広い視点で展開し、グローバルとエンタープライズを見据えて展開する考えです。
(3の回答者:NTTコミュニケーションズ株式会社クラウド・エバンジェリスト林雅之氏)

※発表資料はこちら

8.総括

会長 小堀吉伸

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お話しいただいた皆さん、ありがとうございました。

今回の会合は第27回ですので、もうすぐ30回目を迎えます。第30回会合はご案内の通り大阪開催ですので、みなさんぜひ今から予定を入れてご参加ください。

会合ではこれまでは一社ごとの発表でしたが、今回のテーマは「協業」とし、複数社による共同の発表としました。

今年度の会全体のテーマの「Beyond the Clouds」とは、クラウドを飛び越えて向こう側にあるものを掴むためには、通過点にあるものは自然と使われるという考え方なのです。本質(目的や成果)は、その少し先にあるってことです。
クラウドサービス全般をある種の道具と見立てた際に、道具を目的化するのではなく、それを使って、その先にあるも(本質)を捉えようとすれば、自ずとその道具は利用されるとの意味合いから本年度はこのテーマで会を進めています。

さらに「Beyond the Clouds」を進めるために、今年度からクラウドサービス部会を立ち上げました。4部会のポジショニングを紹介しますので、それを理解して選んで参加していただきたいと思います。

どの部会も、NCWGのミッションである「日本のクラウドマーケットを広げていく」を実現するために活動していきますので、よろしくお願いします。

9.懇親会

恒例の懇親会についても大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることが出来ました。

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【NCWG実行委員 報告書作成者】
宮原 哲也 (株式会社アルティネット)
横手 広樹 (株式会社クリエイトラボ)
前本 知志 (株式会社システムフレンド)

第27回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)

「協業によりクラウドのその先の本質を掴む!」をテーマに第27回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。

今回の会合はNTTコミュニケーションズさんに会場をご提供いただき、多くの方々に参加いただき活気ある会合になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

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【日時】2015年2月12日(木)17:00~19:00

【場所】
NTTコミュニケーションズ株式会社

【参加者】
メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて52名

今回は下記のメンバー発表をお聞きすることができました。

  • 「クラウドサービスの連携は、どう進めるべきか!~シンカ×リザーブリンクの挑戦~」
    株式会社シンカ 代表取締役   江尻 高宏 氏
    株式会社リザーブリンク CMO 井出 勝彦 氏
  • 「クラウドメール配信サービスとオープンソースの連携」
    スリーハンズ株式会社 取締役   三土 辰郎 氏
    有限会社ディアイピィ 代表取締役 野元 恒志 氏

懇親会についても大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることが出来ました。
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詳細レポートについては、後程掲載いたします。

NCWG設立三周年記念講演会・パーティの開催報告

おかげさまで「NCWG三周年記念講演会・パーティ」は、多くの方々の温かいご支援により盛況のうちに開催することが出来ました。誠にありがとうございます。
また、みなさまから心のこもったお祝いの言葉をいただきましたこと深く御礼申し上げます。

【日時】2014年11月13日(木)15:30~21:00

【会場】関東ITソフトウェア健保会館・会議室(大久保)

【参加者】メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて約100名

<第一部:NCWG活動報告及び本年度の活動計画>

開催のご挨拶

会長 小堀 吉伸

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本日は、お忙しいところ多くの方々にお集まりいただき誠にありがとうございます。

ニッポンクラウドワーキンググループとして2011年11月の活動開始からおかげ様で丸三年目を迎えることとなり4年目の活動を開始しました。
これもひとえに皆様方のご支援の賜物と心より感謝しております。
本当にありがとうございます。

本日の三周年イベントでは、
第一部では、先日行いました第三回総会のご報告と第三期の活動報告及び第四期の活動計画を報告させていただきます。
また、第二部の講演会では、基調講演にサムライクラウドサポーターでGLOCOM 客員研究員の林さんにスマートマシンについてお話をいただき、特別講演では、『100円のコーラを1000円で売る方法』の著者の永井さんにご講演いただきます。
そして第三部では、設立三周年のパーティを開催させていただきます。

3年前の設立発表会、そして一周年のイベントもこの同じ大久保の会場で行わせていただきましたが、今回の三周年には本当に多くの方にお集まりいただき皆さんに会の活動報告が出来て大変うれしい限りです。
事前申込では、この会場では入りきらないのではと理事の皆が心配するくらい事前の申し込みが盛況でした。
これも会への期待の高さと、その期待への責任の重さを感じています。

本日は、長い一日となりますが、最後までお付き合いください。

よろしくお願いします。

2014年活動報告

会長 小堀 吉伸

会の設立以来、「サムライクラウド」を基軸に活動を行ってきました。
元来、「サムライクラウド」とは、アプリケーションやID連携と言ったテクノロジィドリブンな視点での活動でしたが、この3年の活動を続けて行くうちに「日本から発信するクラウドのビジネスモデル」と言ったビジネスモデルドリブンの視点にまで、その意味合いを広げることになりました。コンセプチャルに言えば、「サムライクラウド」が、テクノロジィとビジネスのある種の両義的な意味合いの元に活動を行っていると言っても過言ではありません。
これについては、今後も引き続き「技術」と「ビジネス」の両面から会の活動を進めて行きたいと考えています。

実際の活動につきましては、サムライクラウド部会、クラウドアプリケーション部会、クラウドビジネス推進部会の3部会を会の推進力として活動を行ってきました。また今年度よりサービスにフォーカスしたクラウドサービス部会を新設し4部会で会の活動を行って行きます。

会の構成については、今年10月の時点で、メンバー77社、ご協賛20社となり、会の在り方として緩やかな拡大を心掛けてきたので、想定通りに進めることが出来ました。
また、活動開始から3年目にNTTスマートコネクトさんやサクラインターネットさんが、ご協賛にお手を挙げていただいたのも、我々のこの3年間の活動が評価いただけたと自負しています。

このような立ち位置をいただけたからには、会のスタート時からのポリシーである、ベンダーニュートラルだからこそ「やれること」「やるべきこと」があるとの設立時の考えを基に引き続き日本のクラウドビジネスの市場を少しでも広げられるように活動を行って行く所存です。

2014年度の活動報告及び2015年度の活動計画については、資料をご覧ください。

また、2015年度の活動スローガンとして
『Beyond The Clouds!
(表面に捉われずに、その先にあるクラウドビジネスの本質を掴もう!)』
をスローガンに2015年度は活動を行って行きます。
このスローガンは、様々なクラウドサービス自体を目的化するのではなく、「クラウドとは、あくまでも利用するモノ(通過点)であって、その本質(ビジネスなら顧客が求めているもの)は、その先にある」との考えから、そのクラウドを超えて、その向こうにあるものを捉えることで通過点にあるクラウドは、自然に利用されてしまうとの意味合いから2015年度の活動スローガンとしました。

是非とも本日ご参加されている皆さんと、日本から発信できるクラウドビジネスモデルを作り上げて行きたいと強く望んでいます。

本日は、ありがとうございました(感謝)

※発表資料はこちら

■サムライクラウド部会

部会長 野元 恒志(有限会社 ディアイピィ)

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サムライクラウド部会とは?
多重化するクラウドサービスのID管理をシングルサインオン(SAML)で一本化し、OpenSocialでユーザインターフェースをガジェット化し、アプリケーションをシームレスにつないでいくことを目指して活動しております。

サムライクラウド部会の活動の報告としまして、クラウドビジネスアライアンス(CBA)とニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)合同で行った「OpenSocialガジェットハッカソン」を開催し、CEATECでの発表も行いました。

Cloud Application Desktopという新しいクラウドのアプリケーションの形として、Enpterprise Service Busをベースとして、Cloud Service Busという呼称で、サムライクラウドで使用してきたコアを用いつつ更にアプリケーション開発者が最小限の労力で、クラウドアプリケーションが開発できるPaasの様なプラットフォームを構想しています。SP(Service Provider)つまりアプリケーションをガジェット開発とAPI連携による最小限の開発アプリケーション化し、SPとしての設置の敷居を下げることでさらなる普及と有用性を持たせることを考えて検証を行っています。

2015年
サムライクラウドの啓蒙活動としてのOpenSocialハッカソンの開催や、CBAさんとの更なる連携、周辺技術の研究活動を行って参ります。

※発表資料はこちら

■クラウドアプリケーション部会報告

部会長前本知志からのビデオメッセージ

クラウドアプリケーション部会は、クラウドのアプリケーションを作る部会で、今後も幅広くアプリ開発を続けてまいります。

代理報告 サムライクラウド部会長 野元 恒志(有限会社 ディアイピィ)

サムライクラウド部会とクラウドアプリケーション部会はスタートが一緒でコーディングや開発についてスピンアウトしてクラウドアプリケーション部会になりました。

具体的な部会活動として「写真みつかるプロジェクト」というプロジェクトを支援しました。
東日本大震災の津波によって石巻市内の実際の写真が流されてしまって、ボランティアの皆様に洗浄された写真をスキャン後に写真をデータ保存して、石巻市役所でのクローズされたシステムで運用されています。

今回のプロジェクトは相談を受けてから部会で共同開発して4ケ月で稼働開始しました。
今後も社会的に意義のある活動を続けて行きます。

2015年はクラウドアプリケーションマッシュアップアワードへの参戦を中心に進めて参ります。
アイデアソンやハッカソンへの参加者を募集しています。

研究テーマとしてはIoTとクラウドについてなど、幅広く自由に扱ってゆきたいと思っております。

※発表資料はこちら

■クラウドビジネス推進部会報告

部会長 藤田 浩之(株式会社 オレガ)

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クラウドビジネス推進部会では、ニッポンクラウドワーキンググループを介して形成される日本発のクラウドビジネスモデル、それを「サムライクラウド」と位置付けて、その実現を目指しています。

上記実現のため、部会では主に4つの項目を活動の指針として取り組んでいます。

1.協業促進
自社の真の強みを活かしつつ、協業により他社の強みを利用してクラウドビジネスを展開していくことが重要です。
部会では、実際のメンバー間メンバー協賛間の協業の実例を発表し、各社の協業モデルを参考にすることで、協業によるクラウドビジネスの実現を促進しています。

2.クラウドビジネス事例の共有
各社がどのようにクラウドビジネスを実現しているかあるいは実現しようとしているか、部会にて情報を共有しディスカッションすることで、相互に視点を広げて各社のクラウドビジネスに役立てることを目指しています。

3.各種クラウドサービスの検証
クラウドビジネス推進部会が窓口となって、協賛さんから特別にご提供いただき、メンバーにIaaSの検証環境を提供しています。NCWGを介して検証環境を提供することで、部会にて検証結果を共有し、メンバーのクラウドビジネスに役立てます。

4.クラウドビジネスの促進の為の提言
クラウドビジネスを促進するためにはどうしたらよいか?という命題に対して、部会での協業事例やクラウド事例等を踏まえて、提言としてまとめる活動を行っています。

2014年度は、部会を計6回開催いたしました。
多くのメンバー、ご協賛の皆さんに積極的にご参加いただきました。
ありがとうございます。
部会の詳細につきましては、WEBにて掲載しております。

2015年度の部会活動のスローガンは『クラウドビジネスの成功を導く!』です。
さらなる活発なディスカッション、よりリアルなクラウドビジネスモデルの検討の場を提供し、クラウドビジネスでの課題や成功モデルを検証し、成功するクラウドビジネス創出を促進していきます。

ぜひ部会へご参加ください。

※発表資料はこちら

<第二部: 講演会>

第二部では、ご講演者お二人をお迎えして、非常に興味深いお話を頂きました。

基調講演 「スマート・マシン時代におけるクラウド活用~クラウドの向こう側(未来)~」

サムライクラウドサポーター
GLOCOM 客員研究員 林 雅之氏

こちら

新たなITキーワードとして注目される「スマート・マシン」「IoT/M2M」「IoH」について様々な事例を挙げ、働き方や雇用に多くの変化をもたらすとの予測を紹介するとともに、それらとの連携によってクラウドビジネスの展望を示す大変興味深い講演をいただきました。

※発表資料はこちら

特別講演 「顧客絶対主義から、顧客中心主義へ」

オフィス永井代表 永井 孝尚氏

こちら

顧客絶対主義に陥りがちなIT業界において、「顧客の言いなり」から脱却するためには、「ニーズ断捨離」つまりターゲットの顧客とその課題を絞り込み、リアルな顧客への仮説検証を迅速かつ愚直に積み重ねていくことが必要であり、そのためのバリュープロポジションの構築と検証の方法を解説いただきました。また最後にニッポンクラウドワーキンググループへの提言もいただき、設立三周年にふさわしい、とても意義深い講演になりました。

※発表資料はこちら

<第三部:設立三周年記念パーティ>

第三部では、関係団体、ご協賛の方々にご挨拶を頂き、大いに盛り上がりました。IMG_1102

第25回ニッポンクラウド ワーキンググループ会合報告

「クラウドビジネスの潮目を求めて!」をテーマに第25回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。

今回の会合はシーイーシーさんに会場をご提供いただき、多くの方々に参加いただき活気ある会合になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

 

【日時】2014年9月3日(金)17:00~19:00

【場所】
株式会社シーイーシー

【参加者】
メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて約50名

【発表概要】

1.開催のご挨拶

藤田 浩之(株式会社オレガ)

皆さま第25回ニッポンクラウドワーキンググループ会合にお集まりいただきありがとうございます。
副会長 藤田です。
本日はシーイーシーさんより会場をご提供いただきました。ありがとうございます。
また懇親会もシーイーシーさんのご厚意によって無料にて開催することができました。改めて御礼いたします。

前回の東京での会合開催は6月で、お会いするのが久しぶりの方もいらっしゃると思います。
7月は大阪で2年ぶりに会合を開催し大いに盛り上がりました。
8月は夏休みで会合は休みでしたが、暑気払いの会を神楽坂イカセンターにて開催し、活発な交流を図ることができました。

NCWGではこのように色々なビジネスの切っ掛けの場を提供しております。
是非みなさん協業に繋げていただいて、日本のクラウドビジネスの活性化につなげていきたいと思っております。

NCWGでは技術的な視点から「ID,UI、データ」の連携を「サムライクラウド」と呼んでいますが、ビジネス的な視点でも、協業など強固なビジネス連携によるクラウドビジネスの開拓を「サムライクラウド」として、技術的にもビジネス的にもサムライクラウドによるクラウドビジネスを日本に世界に広げていきたいと思っております。

さて本日のメンバー発表では、最近入会いただいたメンバー4社から会社紹介とともに、みなさんとの協業を視野に発表いただきます。
各社十数分と非常に短い時間ですが、その分凝縮した濃い内容で発表いただきます。

それでは本日の会合を始めたいと思います。

<大阪会合の報告>
引き続き私の方から大阪会合についてご報告させていただきます。

7/11に会合、前日の10日にカゴヤ・ジャパンさんのDC見学会を実施しました。
DCは京都にありますが、場所は秘密とのことです。見学会参加者による懇親会も開催しました。
11日はフューチャースピリッツさんにグランフロント大阪のナレッジサロンをお借りして、東京での開催と遜色のない人数と活気さで会合を開催することができました。

詳細は、WEBページをご覧ください。
質問も多く得られ、懇親会も盛況でした。
今後も、関西でのクラウドを広げてゆきたいと思います。

2.新規メンバー/協賛のご紹介

■ハミングヘッズ株式会社(後述のメンバ報告を行っていただきました)

■株式会社オープンウェーブ  尾鷲 彰一 氏

6月30日に誕生日と同時に前職を退職、7月22日に設立いたしました。
オープンソースの波をかもし出して行きたいという思いで社名をオープンウェーブといたしました。
日本発のクラウドビジネスを皆さまとともに創出して行きたいと思っております。
よろしくお願いいたします。

■株式会社ニューフォリア(後述のメンバ報告を行っていただきました)

■株式会社シンカ(後述のメンバ報告を行っていただきました)

■NOS株式会社  長久保 純也 氏

今年の3月に立ち上げ、7月に企業活動を開始しました。
インフラのマネージドサービスを行い、中小企業様向けのフォローアップを行っております。
特定のベンダーと組まずに動いてきましたが、こういったところで組ませて勉強をさせていただき、事業に組み込みながらWIN-WINの関係を気づいていきたいと思っております。

新規協賛:
NTTスマートコネクトさん

3.メンバー発表

■株式会社シンカ

代表取締役 江尻 高宏 氏

クラウド型CTIシンカCTIのご紹介

8/1から参加させていただいています。
日本の良いサービスを世界に広めていくことを目指しています。
簡単な会社の紹介とサービスの紹介をさせていただきます

会社としては、今年1月に設立しました。
経営理念は「ITで世界をもっと面白く!」です。

私自身は、日本総研でSE(金融)をしており、退職後船井総研に7年ほど在籍してIT企業のマーケティング、クラウドビジネスの展開をしていました。その後、昔からの夢であるIT企業を立ち上げました。

最初のサービスとしてCTIを選んだ理由

  • お客様が賢くなった→サービスが重要
  • インターネットが重要だが、電話はなくならない
  • 電話の対応力向上に使ってほしい
  • しかもクラウド技術を使うと安くなる

サービスの概要

  • 電話を取る前に相手がわかる
  • 迷惑電話をオープンデータを利用しチェックする機能もある
  • 会社内にある電話の情報が外でも見える

特徴

  • いつでもどこでも、
  • 迷惑電話チェック
  • 設置簡単
  • 本支店などでデータ共有
  • 既存システムとの連携
  • お手ごろ価格

導入業種も多様になっています。
今後、皆さまと協業して行きたいと思っています。

※発表資料はこちら

■株式会社インフォザイン

UXグループ リーダー
永田 智孝 氏

UI改善・設計・デザイン・実装サービス

会社説明
2001年2月設立
インフォメーションとデザインが社名の由来です。
WebのCMS導入をメインとして立ち上げました。

現在3つの部門

  • 教育デザイングループ(電子書籍など)
  • ディビジョンハブグループ
  • UXグループ(本日ご紹介させていただくサービス)

業務系アプリのWebUI

  • 機能仕様策定支援
  • UI設計
  • ビジュアルデザイン
  • フロントエンド実装
  • 組み込みサポート
  • 検証評価

事例
内田洋行様向けPF-NOTE(クリッカーを利用したフィードバック支援ツール)
リアルタイムで受講者の評価を確認できる
どのような機能が必要かの洗い出し、線引き
クロスサイト対応
XML形式で提供

UI導入後、利用者増に結びついています。

スマホ対応のバージョンアップ対応
→UI設計前に技術的検証を繰り返し、設計(どの権限でどの機能をどのように実装するか)
どのブラウザでどのように見えるかなどの検討を続けています。

実装

  • HTML5
  • CSS3
  • Javascript

特に注力したところ

  • 動き(速度、連打など)
  • イベント発火のタイミング
  • アニメーション速度改善

納品後の仕様変更なども軽微なものは対応を行っています。
また、Windowsアプリについても対応しています。

※発表資料はこちら

■ハミングヘッズ株式会社
Sales Division Sales Department 営業本部 営業部 松岡 義明 氏

純国産のセキュリティメーカー

1999年に設立し、セキュリティに特化して事業展開をしています。
本日の商材は、ディフェンスプラットフォームとなります。

WindowsドライバとAPIをすべて監視し、下記の特徴があります。

  1. サイバー攻撃対策  スキャニングしないので効率がよい
  2. エンドポイントサーバ
  3. API監視の【割り込み方迎撃方式】
  4. パターンファイルはない
  5. 業務を阻害しない 一番軽い
  6. 他社製品と抵触しない

ホワイトリスト情報を作成する検知モードがあります。
ウイルス検知も、exe、マクロ、スクリプトに対応し、運用に耐えうる製品としています。
製品ラインナップも多様となっており、QECによる品質評価を毎日実施(イールスリー取得)しています。
などの特徴があります。

※発表資料はこちら

— ここまでのレポート作成: 和丘株式会社 渡邉 寛和
■株式会社ニューフォリア
エグゼクティブプロデューサー 畠田 喜丈 氏

製品:applican(アプリカン)

皆様初めまして、ニューフォリアの畠田でございます。

ご案内頂きましたスマートフォンアプリ開発支援ツール「アプリカン」
のご紹介をさせて頂きます。

まず初めに当社のオーバービューをご紹介させて頂きます。
今期で7期目、社員35名の会社となります。
事業概要と致しましては、「Webシステムの構築」「デジタルサイネージ向けのコン
テンツ制作」「デジタルサイネージ向けのシステム開発」「スマートフォンアプリ開発」を軸にお仕事をさせて頂いております。

ここ数年はHTML5でコミットした形で、HTML5のコンテンツを活用したさまざまなサイネージやシステムをご提案させて頂いております。

また社外活動として、W3Cとして当社のCTO(羽田野 太巳)がWebベースドサイネージのチェアをやらさせて頂いたり、
デジタルサイネージコンソーシアムでは、当社が幹事会社としてやらさせて頂いております。
小さいながらも一生懸命頑張らさせて頂いている状況です。

ではアプリカンのご説明をさせて頂きます。

「スマートフォンアプリ開発における3つの嘆きを解決します」という切り口で、ご紹介をさせて頂ければと思います。

アプリカンとは、
クラウドでアプリケーションが作れるサービスになります。

●1つ目の嘆き
・iOSとAndroidの両方に対応しなければならない。
海外ではAndroidが主流となっていますが、日本の市場ではiOSが主流となっております。
iOS(OBJECTIVE-C)、Android(JAVA)と、異なる言語で同じものを2度開発しなければならない為、メンテナンスや機能拡張の作業が2倍2倍となっているのが現状です。

—解決—
HTML5/JavaScript/CSSにてコンテンツを開発頂き、クラウド上にアップロードして頂ければ、ベースアプリを持っていますので、ネイティブで作成しアプリに仕立てる事が可能です!

[よく質問を受ける事例]
それってWebviewじゃん!
Webviewだと制約が多く大したことが出来ないよね。
[回答]
いいえ。アプリカンは独自拡張により、Webviewでは利用できないさまざまなスマホの機能も利用できます。
センサー、カメラ、マイク、ストレージ等の様々なスマホの機能も、JavaScriptからネイティブの機能を流用する事ができます。
アプリカンでコンパイル頂ければ、ワンソースでiOS、Android両OSを同時に開発する事ができます!
(スクラッチ開発も容易になる)

●2つ目の嘆き
・仕様Fixからリリースまで1ヶ月でなんとかしてくれ。
標準的な道筋としては、まずはiOSで開発し、その後にAndroidで開発と言った流れとなっていて、こちらもまた2重開発を行わなければならない。

—解決—
HTML5/JavaScript/CSSでできたアプリカンでコンパイルすれば、同時開発が可能な為、開発期間の短縮、開発コストの削減に繋げる事が可能です。
また、エンジニアではなく、Webクリエーターでもアプリ開発を行う事が可能となります!

●3つ目の嘆き
・SDK提供されても、アプリ開発なんて。
色々なクラウドサービスを提供されている事業者様がいらっしゃり、そう言った方々のWebサイトを見ると、サービスはこういった内容で提供します。
アプリの開発はSDKを通してからの提供になるので、お客様の方でアプリ開発を行わなければなりません。
SDKをもらっても、こちらもまた2重開発を行わなければならない。

—解決—
アプリカンでは様々なパートナー企業様のSDKを組み込んだオプションをご用意しています。
WiFi連動PUSHによるO2Oアプリを組み込んでいたり、ARアプリを組み込んでいたり、広告付アプリを組み込んでいたり、音声認識アプリを組み込んでいる為、JavaScriptからコントロールする事ができるようになっています。
また、サービス利用顧客獲得のチャンス拡大に繋げる事ができます!

<Q&A>
質問①
弊社ではモーションセンサーを使用したデジタルサイネージとか、ARアプリを提供していたり、最近はUnityを使用して開発を行わさせて頂いているのですが、ARはビューフォリア(SDK)が入っているのでしょうか?

回答①
ARは某国産の事業者様の製品を組み込んでいるのですが、そちらの事業者様がそろそろ自前のプラットフォームから、ビューフォリア(SDK)で認識をさせ、Unityで描画すると言うフレームワークに移行を考えているようなので、当社もかなと言った感じです。

質問②
当社が開発したSDKでも御社のフレームワークで使用する事ができるのか?
また、ピンポイントでA社様やB社様にのみ提供する事は可能でしょうか

回答②
可能です。
また、ベースアプリについては、割り当てを変更する事が可能ですので、
お客様毎やプロジェクト毎に提供する事が可能となります。

※発表資料はこちら

4.各部会からの報告

■サムライクラウド部会
部会長 野元 恒志(有限会社 ディアイピィ)

サムライクラウド部会の報告をさせて頂きます。
サムライクラウド部会では、ニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)が抱えているコアプロジェクト、コアコンピダンスの部分をやらせて頂いております。

OpenSocialのガジェットでアプリケーションを横に繋ぐ事、認証部分をSAMLで横に繋ぐ事を提唱してやってきております。

ここ2年はクラウドビジネスアライアンス(CBA)とニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)で、組織間をまたがった形で部会を開催させて頂き、ガジェットの連携や、OpenSocialとSAMLでアプリケーションを横に繋いでいったりしております。

発展したものとして、「Cloud Application Desktop」と言わせて頂いているのですが、OpenSocialとSAMLをもう少しインフラ化してしまって、アプリの開発をなるべく省力化させ、プレイヤーになるSIer様やソフトウェアを扱っていらっしゃる皆様は、バックエンドのサービス部分を作って、ガジェットを作るだけでアプリを提供できるようにして行こうと言う事です。

Cloud Application Desktopにする事で何がよいのかという事ですが、SAMLというシングルサインオンをやる場合は、ちゃんとしたSSLの簡易認証をしなければなりませんが、簡単に言うと、自己証明書でセキュアな環境が作れ、バックエンドサービスブロバイダー様については、それ程セキュアなインフラを持っていない場合でも、セキュリティーの高い状態でサービスやアプリケーションをお客様に提供できるというものです。

地方自治体様や市区町村以下の自治体様に関しては、お金があまりないという話をよく耳にします。
そこでChrome PC自体をバックエンドサービス用のプロバイダーとして使えないだろうかと模索をしています。

今、W3Cからは外れてしまっているのですが、Webのデータベースであったり、HTML5周辺の技術で、Webソケットなようなもので、クラウドアプリケーションプラットフォームや、クラウドアプリケーションデスクトップに常時接続し、こまかなアプリケーションを提供できるのではないかなと考えております。

例えば、生活保護が重複して支給されてている場合があるようなのですが、情報の共有化(管理)がなされていない現状です。
国からお金がでなくても最小限のコストで、自治体間の回覧板みたいなものが簡単にできるのではないかなと考えております。

最後になりますが、CBAとの連携部会は継続して行って活動をしてまいります。サムライクラウドのコアをベースにし、さらに発展形を追い求めながら活動をしてまいります。
また、先般実施したOpenSocialガジェットハッカソンのレポートドキュメントをCBAと一緒にまとめさせて頂き、ご報告させて頂こうと考えております。

ご興味があれば、是非皆さんお声掛け頂けたらと思います。
ありごとうございました。

※発表資料はこちら

■クラウドアプリケーション部会
部会長 前本 知志(株式会社 システムフレンド)

クラウドアプリケーション部会の報告をさせて頂きます。

まず、「写真見つかるプロジェクト」の開発支援をしてまいりましたが、
無事完了し、石巻市でシステムが稼働しております。ご協力頂き本当にありがとうご
ざいました。

次の動きとして、
クラウドアプリケーションを作りましょうという事で、
当社、マッシュアップアワード(コンテスト)に応募しようとしております。
締切が来月(10月)という事もあり時間も無く、今回は断念し、腰を据えもっと良いものを作って行こうと考えております。

10月からはアイディアソンを開き、研究テーマとなるアイディアを出し合い、何を作ろうかという話しをさせて頂きます。
来年、ハッカソンという形で共同で開発作業を行い何かを作り、来年の秋に成果披露を行い、次回のマッシュアップアワードに応募をさせて頂き、評価を頂こうと考えております。

研究テーマになりますが、今、インターネットオブシングス(IoT)が流行っており、クラウドが頭脳に相当し、センサーが感覚器に相当するイメージです。
センサーから入ってきたデータをクラウドで処理し、何かリアルな世界(ロボット等)にアクションを送れないかと考えております。
実は2013年のサムライクラウド部会で、キネクトというセンサーから入力したデータをクラウドで処理するといった事をやっていて、その先にも発展があるのではないかなと模索をしております。
頭脳としてビックデータやBIを研究したり、サムライクラウドの認証基盤と連携させ、M2Mの世界で機械で認証させてみたり、ロボットも動かしてみたり等、色々と考えながら頑張って行こうと考えております。

決して難しい事をしようとしている訳ではなく、誰でも楽しくできるものをやろうとしているので、プログラムが組めなくても大丈夫です。ご興味がある方は、今後も一緒にやって行ければと考えております。
次回、10月にアイディアソンを行いたいと考えております。
詳細はFacebookをご覧頂ければと思います。

※発表資料はこちら

■クラウドビジネス推進部会
部会長 藤田 浩之(株式会社 オレガ)

クラウドビジネス推進部会の報告をさせて頂きます。

まず、クラウド推進部会の簡単な説明をさせて頂きます。
本部会と致しましては、ビジネス中心となります。協業をどうして行くのか、クラウドのマーケットをどう広げて行くかを考え、進めさせて頂いております。
現在は部会を中心に活動をさせて頂いており、各社より協業の事例やクラウド事例等を生の声にて発表を頂いている次第です。

また、各社より協賛を頂いており色々とご協力を頂いておるのですが、その中でもIaas等の環境をお借りし、検証等を行ってしたりしております。

直近の活動としては7/18に第17回クラウドビジネス会合を行わせて頂き、すぐに使えるクラウドスタック用インターネットサーバーという事でムービットの谷地田さんよりオールインワンバーチャルアプライアンス製品のご紹介を頂いたり、ニッコムの小島さんからは、センサーを使用した分析ソリューション等をご紹介頂きました。

会場については株式会社リンクさんにご提供頂き、同社からもベアメタルクラウドのご紹介を頂きました。
11社、15名にて開催させて頂きました次第です。

今後の活動としては部会開催の他に、これまで発表いただだいた内容も参考にクラウドビジネス推進部会としてクラウドビジネス促進のための提言をまとめ、発信して行こうと考えておりますので、宜しくお願い致します。

次回の部会は10月に予定しております。
詳細等はHPをご覧頂ければと思います。

※発表資料はこちら

5.株式会社シーイーシーからの各種ご紹介

■株式会社シーイーシー
ソリューションサービス事業部
営業部 石川 幸治 氏

クラウドサービス事業部
データセンターサービス部
主任 山﨑 敏広 氏

 

製品:VR+R(ヴイ・アール・プラス・アール)

シーイーシーの山崎です、宜しくお願い致します。

・トマト
以前からトマトが注目されている!
ストレスや、精神的な緊張があると胃液の分泌量の関係で、胃を痛めてしまいます。
トマトやリンゴは胃の痛みを和らげる機能があったり、活性酸素の働きにより、老化を防止させる機能があります。

そこでシーイーシーとして、農業生産法人を設立し運営させて頂き、宮崎に宮崎太陽農園を展開させて頂いております。
是非、ご購入頂ければと思います。

・会社説明
弊社は今期で47期を迎えさせて頂きました。
従業員数は約2千名、グループ企業としては10社(太陽農園含む)となっております。
事業概要としては4つ、システム構築サービス品質検証サービス/ビジネス支援サービス/IT基盤サービスを提供させて頂いております。

余談になりますが、ネットでシーイーシーと検索すると、弊社シーイーシー、スピーカー会社様、北陸シーイーシー様の3件ヒットします。
間違えないようお気を付け下さい(笑)

では、製品のサービスという事で弊社石川から2つご紹介をさせて頂きます。

初めましてシーイーシーの石川です、宜しくお願い致します。

・VR+R(VirtualReality+Rearity)のご紹介
ものつくりソリューションのご紹介となりますが、私の部門のミッション致しましては、製造業様と物流業様をターゲットに展開させて
頂いております。
売上の70%が製造業様となり、基本は受託開発をメイントさせて頂いております。
また、受託開発だけではなく、そのノウハウをベースとさせて頂いた、さまざまな分野で効率化のPKGツールをソフトウェア化し、外販させて頂いていたり等、ビジネススタイルとして展開させて頂いております。

また、制御系や受託開発もやらさせて頂いており、先程ロボットと言ったお話にもでていましたが、
ロボットのプログラム開発も行っており、加工や組み立等についてご支援をさせて頂いております。
お客様がどう言った悩みを抱えているのか等を考えながら、ビジネスを展開させて頂いております。

そこでVR+Rにて、仮想と現実を対比しながら課題を解決して行く手法を、ソリューションとしてご提供させて頂いております。
ラインを計画する中(物を作る工程)で、レイアウトをどうしたらいいのか、その後の設備をどうするのか、
能力検証としてその日の製造能力を達成できるのか、作業員の配置が適当なのか等を、バーチャルにて計画段階でシュミレーション頂くものとなっております。
自動化の設計、自動化の設計後どのように動くのか、稼働状況がどうなのか等、導線、コスト等を検証頂くものとなっております。

工程設計について(動画を見ながら)
自動車会社様でご採用頂いているのものですが、工程毎のバランスはどうなのか等を、動画にてご説明をさせて頂きます。
各工程毎のバランスはどうなのかを見て頂くものになっておるのですが、色々なプロパティーの中に設定を行って頂き、強度率、供給率、滞留がどこで発生しているのかを、検証頂くものとなっております。

## その他いくつかの製品(ツール)をご紹介頂きました。 ##
## 詳細はシーイーシーさんのHPをご覧頂下さい。      ##

まとめ
現在VR+Rとしては5年目になり、数多の企業様へご導入させて頂いておる状況です。
ものづくりにおいて、事前検証(Plan)、実績対比(Do)、ギャップ分析(Check)、改善(Action)のPDCAサイクルの効率化を図り、ものづくり企業の現場部門が抱える悩みである、業務の負担軽減と生産性向上の解決を支援させて頂きます。
同時に生産活動に関する情報を蓄積する事で、組織や人の持つ技術やノウハウの見える化を推進し、現場力の強化、競争力のアップに繋げていって頂ければと思っております。

※資料はこちら

・データセンターのご紹介
弊社、全国に6カ所のデータセンターをもっております。
また、カゴヤさんとも協業させて頂き、京都側のデータセンターとして展開させて頂いております。

ネットワーク環境として、ネックスといいましてInternetExchangeの120ギガのバックボーンを抱えております。
回線につきましてはOCN様やソフトバンク様と繋がっており、その他のキャリア様とも繋がっており、品質の高い環境をご提供させて頂いております。
また、運用につきましても、お客様の手を煩わす事なく、ITILに基づき、PCCAにてサーバ運用をせて頂いている次第です。

クラウド製品としては、BizVisionPLUS Publicライトとプロ、BizVisionPLUS Private等の製品をご用意させて頂いております。

また、物理サーバをお預かりして、ラックのご提供等(レンタル)もさせて頂いたりさせて頂いております。

[お客様からの生の声]
アルティネット 宮原さんより

アルティネットの宮原と申します。
シーイーシーさんとは丸8年のお付き合いをさせて頂いております。
我々はWebアプリケーションの開発を行っているのですが、BtoCをご利用されていらっしゃるお客様が多く、
マネージホスティングサービスという事で、シーイーシー様と最初はラック数本からお付き合いをさせて頂き、現在はラック数十本お借りしている状況です。

シーイーシーさんのいい所として、
ファシリティのご提供を頂いているのですが、8年間一切の故障(障害)がなかったという事です。

また、現地にサービスデスク部隊があり、ハードディスに不具合が発生する時もあり、現地に着くまでにスタッフさんが一生懸命ご対応頂けた事です。
(真面目なスタッフが多い)

あとはロケーションがよい所や、他社と比較してもコスト面においてリーズナブルな所ですとか、急なラックの発注(予約可)に対しても、快く受け入れて頂いたりと、質のよいものを安定的にご提供頂けており、本当に満足しております。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

[最後に]
シーイーシー 山崎さんより

シーイーシーとして今後も色々なソリューションを展開させて頂こうと考えておりますので、何かございましたらお気兼ね無く、お声掛け頂ければと思います。

<Q&A>
質問①
ログのデータレコードだけでも相当な件数になると思うのですが、AWSのRedshiftみたいなサービスがありますが、こういったサービスができないものなのでしょうか?

回答①
企画の段階まではいった事はあります。弊社では分析ツールが存在しており、今後、ビックデータの部分においても基幹とどう連携していこうか、サービスを考えて行こうと考えております。

質問②
宮原さんに対してになりますが、2006年の段階で、シーイーシーさんにした理由をお聞かせ頂ければ。

回答②
当時、何社か検討させて頂きましたが高かったり、当時お借りしてDCがあったのですが、質が悪く、乗換を検討している時にシーイーシーさんに出会いました。
信頼がおける会社という点と、コストパフォーマンスがよい点で決めさせて頂きました。

質問③
製造業の現場に詳しくなければ作れなかったのかなと思うのですが、開発に関しては完全に自社企画開発なのでしょうか?
また、コンサルティングサービスも行っていらっしゃるのでしょか?

回答③
95%自社企画開発となります。
コンサルに関しては、物流業界や製造業界でレイヤーの違いがありますので、自動車会社様や、物流業界の研究所様と協業をさせて頂きながら、コンサルティングサービスを行っております。

※発表資料はこちら

6.会長からの総括

会長 小堀 吉伸

 

皆様お疲れ様でした。
お話いただいた皆さん、ご苦労様でした。
2ヶ月ぶりの会合だったので、最初は緊張からなのか進行や挨拶などみんなカミカミでどうなってしまうのかなと思っていましたが(笑)、活気のある有意義な会合が開催出来て良かったと思います。

本日お話いただいた四社は、各社それぞれの特徴を出されたお話だったので大変興味深く面白い内容でした。
クラウド云々の要素は、クラウドビジネスのアライアンスを組む上で当然必要なんでしょうが、「弊社は、あまりクラウドとは関係ないんですけどね。でもこう言うことが出来る」という切り口も重要な要素だ思います。

ご協賛につきましては、大変ありがたいことに現在20社の会社さんにご協賛をいただいています。
一昨年、本日会場のご提供をいただいているシーイーシーさんにご協賛頂いたり、今年になってから新たにNTTスマートコネクトさんにご協賛をいただき、活動開始から3年を迎えたこの時期にも新たにご協賛の手をあげていただけるのは、会の活動をご評価いただいているのだと自負しています。

これらのご支援の元に質の良いメンバーと共に、今後も活発で充実した会合を行って行ければと考えておりますので、引き続き宜しくお願い致します。

会の構成メンバーとして、ISV、SIer、サービス提供者と言ったメンバーで会を構成していますが、基本的にはソフトウェアやサービスレイアの話なので、IaaSなどのプラットフォームがなければ何もできません。ご協賛が提供するホスティンサーバやIaaSといったプラットフォームがなければ、ビジネスモデルは成立しません。そのため日本から発信するクラウドビジネスを作り上げるためにもメンバー、ご協賛が肩を組んで日本発のクラウドビジネスモデル(サムライクラウド)をこの会から生み出したいと強く望んでいます。

そのためにも、今後もサムライクラウド部会、アプリケーション部会、クラウドビジネス部会が中心となり、技術的知識をコアとし、今後もクラウドビジネスの拡大を進めてまいります。
今後も、メンバーの方々には引き続き積極的にご参加頂き、ご協賛さんに関しましては、引き続き会へのご支援のほどよろしくお願いします。

また、先日、今後の会合運営の新たな枠組みとして、実行員会制度を導入しました。今回の会合が実行委員としての初仕事となっております。
実行委員会制度を導入することで、質の高い会合の開催を行って行ければと考えておりますので、皆様にもご協力頂ければと考えております。

さらに新たな取り組みとして、NCWG大阪を開設しようとも考えており、今後も会の活動範囲を拡大して行こうと考えております。

本日はありがとうございました。

7.懇親会

懇親会も大いに盛り上がり、ご参加頂いた方々とより積極的な交流を図る事ができました。
ありがとうございます。

今後も積極的な交流を図っていただき、クラウドビジネス創出に繋げて頂ければと思います。 

— ここまでのレポート作成: データリンクス株式会社 赤尾 健一

第25回ニッポンクラウド ワーキンググループ会合報告(速報)

「クラウドビジネスの潮目を求めて!」をテーマに第25回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。

今回の会合はシーイーシー様に会場をご提供いただき、多くの方々に参加いただき活気ある会合になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

 

【日時】2014年9月3日(金)17:00~19:00

【場所】
株式会社シーイーシー

【参加者】
メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて約50名

今回はバリエーションに富んだ下記4つのメンバー発表をお聞きすることができました。

  • 販売から90日で契約企業18社のクラウドサービスをご紹介」
    株式会社シンカ 代表取締役 江尻 高宏 氏
  • 「UI改善・設計・デザイン・実装サービスのご案内」
    株式会社インフォザイン UXグループ リーダー 永田 智孝 氏
  • 「純国産セキュリティソフト開発メーカー ハミングヘッズのご紹介」
    ハミングヘッズ株式会社 営業本部 営業部 部長 松岡 義明 氏
  • 「スマートフォンアプリの開発支援サービス“アプリカン”のご紹介」
    株式会社ニューフォーリア エグゼクティブプロデューサー 畠田 喜丈 氏

懇親会についてもシーイーシー様にご提供いただき、和やかな雰囲気でメンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることが出来ました。

ありがとうございます。

詳細レポートについては、後程掲載いたします。

2014年6月28日 第3回クラウドアプリケーション部会ハッカソン報告

2014年6月28日(土)に第3回クラウドアプリケーション部会を開催いたしました。

今回の部会は、株式会社システムフレンドに会議室をご提供いただき開催いたしました。
ありがとうございます。
休日の落ち着いた時間、会社の枠を超えて共同にものづくりをする貴重な体験を楽しむことができました。

【部会風景】

 

【部会内容】

1.写真みつかるプロジェクト 写真閲覧システムの機能追加

石巻市で稼働中の写真みつかるプロジェクトの写真閲覧システムへの機能追加を行いました。

今回の開発では、下記の機能を実装しました。(一部実装中)

  • フリーワード検索
  • AND OR 検索の切り替え
  • 関連画像のサムネイル表示
  • その他画面表示の細部変更

2.その他

【参加メンバー・協賛企業】
株式会社エイチ・ピー・エス
株式会社システムフレンド
写真みつかるプロジェクト
株式会社日立ソリューションズ東日本
Fullon株式会社

(50音順)
計6名

3.次回予定

日本最大のソフトウェア開発コンテスト「マッシュアップアワード」への応募作品を考えるアイディアソンを開催予定です。
時期は今後決定してお知らせ致します。

2014年3月8日 第2回クラウドアプリケーション部会ハッカソン報告

2014年3月8日(土)に第2回クラウドアプリケーション部会を開催いたしました。

今回の部会は、株式会社システムフレンドに会議室をご提供いただき開催いたしました。
ありがとうございます。
休日の落ち着いた時間、会社の枠を超えて共同にものづくりをする貴重な体験を楽しむことができました。

また、今回の部会に先立ち 「cakePHPスタディミーティング」も 2014年2月5日(水) 19:00-21:00 に実施し開発者のスキル向上を図り、下地作りを行ってまいりました。

【部会風景】

 

【部会内容】

1.写真みつかるプロジェクト 写真閲覧システムの開発

写真みつかるプロジェクトの写真閲覧システムを共同で開発しました。

今回の開発では、下記フロー図の赤枠で囲ったエリアの画面のデザインを除く基本機能を実装しました。

2.今後の開発への環境づくり

今回の開発で開発者ごとに開発環境を持つことができ、最新ソースコードもソースコード管理システムにて随時共有できるようになりました。
今後は専用のfacebookグループ内でコミュニケーションをとりつつ、オンラインでの開発を行ってゆく基盤ができました。

3.その他

【参加メンバー・協賛企業】
株式会社オレガ
株式会社システムフレンド
写真みつかるプロジェクト
有限会社ディアイピィ
株式会社トランスウェア
株式会社日立ソリューションズ東日本
(50音順)
計7名

4.次回予定

オンライン開発の進捗によって時期検討をいたします。


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カテゴリー: General72回会合(ハイブリッド開催) 

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2024年4月22日

カテゴリー: Generalサムライクラウド部会(オンライン)

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