5月22日開催 さくらインターネット株式会社主催「NCWG協賛支援セミナー」報告
ニッポンクラウドワーキンググループの活動の一環で行っている協賛支援セミナーを、今回はさくらインターネット株式会社主催にて開催いたしましたので、ご報告いたします。

テーマ:『ソブリンクラウドとさくらインターネット社のサービスを知り、
クラウドケイパビリティを伸ばす!』
日 時:2025年5月22日(木)17:00~18:30
親睦会 19:15~21:15
場 所:さくらインターネット株式会社 セミナールーム
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル 32F
および、オンライン(Zoom)
【セミナー概要】
司会進行 副会長 藤田 浩之

1.さくらインターネット社からのご挨拶
さくらインターネット株式会社 クラウド事業本部 執行役員 横田 真俊 氏

2.セミナー
講演1「さくらのクラウドとソブリンクラウド」
さくらインターネット株式会社 クラウド事業本部 執行役員 横田 真俊 氏

横田さんからは、「さくらインターネットについて」「現状の市場環境について」「ソブリンクラウドについて」の3つの内容についてお話いただきました。
「さくらインターネットについて」では、さくらインターネットの提供サービスや主な事業領域の変遷、競争力を支える強みなどについてお話いただきました。
「現状の市場環境について」ではAI向けGPU基盤の取り組みやガバメントクラウドへの取り組み、資格制度・パートナー制度への取り組みなどについてお話いただきました。
最後の「ソブリンクラウドについて」では、各社が様々な定義で「ソブリンクラウド」を謳うなかで、さくらインターネットとしては、「データ主権」=「データを国内に保存し、国外に流出しないようにする。(プライバシー保護、情報漏洩防止)」、「運用主権」=「クラウドの管理・運営を国内の組織が行う (外国の影響を防ぐ、安全保障)」、「法的主権」=「データに適用される法律を国内のものに限定(他国の法的介入を防ぐ)」、「技術主権」=クラウド技術やインフラを自国内で開発・運用 (技術的独立、サプライチェーンリスク低減)」の4つ主権を含めたものを「ソブリンクラウド」と定義しているとのことで、ソブリンクラウドとパブリッククラウド、プライベートクラウドとの主権の違いなどについてもお話いただきました。

講演2「さくらのAI戦略」(オンライン講演)
さくらインターネット株式会社 クラウド事業本部 事業開発部 小原 栄介 氏

小原さんからは、NVIDIA H100 Tensor コア GPUインフラをベースとしたAI戦略についてお話いただきました。
さくらインターネットでは、インフラ・実装・教育を結ぶ循環型エコシステムとして、「つくる」=「AIを開発するための環境提供」、「つかう」=「AIの社会実装協力」、「育つ」=「AI開発者の教育支援」のサイクルを意識して戦略を立てられているとのことです。
「つかう」では生成AIサービスプラットフォームとして、NEC社が開発した大規模言語モデル(LLM)「cotomi(コトミ)」を始めとして、主に国産LLMをクラウドプラットフォーム上で利用可能とさせることで、LLMのベンダー依存なく、セキュアな状態で生成AIを利用することができるなど、ソブリンクラウドにも通ずる主権を重視したクラウドサービスを提供するとのお話でした。

お二方とも非常に興味深く気づきに繋がるお話で、また会場やオンライン上からも多数の質問があがり、盛り上がるセミナーとなりました。
ご講演いただいた、横田さん、小原さん、ありがとうございました。

※さくらインターネット横田さんと、実行委員メンバーの皆さん
【親睦会】
セミナー終了後に、リアルでの親睦会を開催いたしました。
大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。
第77回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告
『将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす! 』をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第77回会合を、リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしました。
今回の会合は、スリーハンズ株式会社さんに会場をご提供いただき、多くの方々にご参加いただき活気ある会合となりました。

テーマ:『将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす!』
日 時:2025年4月18日(金)17:00~19:00
懇親会 19:30~21:30
場 所:溜池山王 山王パークタワー26F 会議室(スリーハンズ株式会社提供)
東京都千代田区永田町2丁目11−1
および、オンライン(Zoom)
【司会者のご紹介】
司会 NCWG副会長 藤田 浩之
1.開催のご挨拶
副会長 藤田 浩之

皆さん、本日はニッポンクラウドワーキンググループ、第77回会合にお集まりいただきありがとうございます。
本日、司会進行を務めさせていただきます、副会長の藤田です。
まず初めに、本日会場・設備をご提供いただきましたスリーハンズさん、ありがとうございます。4月は毎年スリーハンズさんにご協力いただいて会合を開催しておりまして、桜の次はスリーハンズさんでの会合ということで、そんな季節感もでています。改めて、スリーハンズさんにはお礼申し上げます。引き続きよろしくお願いいたします。
4月は、組織としても入社や組織変更などが行われる季節でもあり、教育を意識する機会も増えているのではないかと思いますが、今回の会合テーマは『将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす! 』になります。
コンテンツとしては2つあり、1つ目が若手からの発表として「我が社のクラウドケイパビリティ」をテーマとして、JIG-SAW 冠さんと、ユニリタ 海蔵さんに発表いただきます。
クラウドケイパビリティは、「企業が得意とする、クラウドサービス提供能力、クラウドサービス利活用能力」とNCWGにて定義しています。各社どのような、「クラウドケイパビリティ」を持っているのか、発表楽しみです。
NCWGは2025年度の活動方針として、「次世代を担うクラウド人材を育成する場を提供する」ということを掲げています。今回若手からの発表としているのは、若手に外部の会社が集う場での発表の機会を与えて、経験を積んでもらうということも目的としています。ですので、質疑の際には、是非発表内容だけでなく、発表自体についてもアドバイスをしてもらいたいと思います。
「クラウド人材育成」という明示的なものとしては、初の試みとなっています。
もうひとつのコンテンツとしては、「将来を担うクラウド人材の育成方法!」をテーマに、GMOグローバルサイン・ホールディングスの増田さん、スリーハンズ奥山さん、NTTコミュニケーションズ&サムライクラウドサポーターの林さんをパネリストにお迎えして、パネル風ディスカッションを開催します。
モデレーターは私が務めさせていただきますので、この豪華メンバーから、色々な切り口の意見を引き出せればと思っております。
今期会のスローガンは、
『Beyond the Cloud!
クラウドケイパビリティを伸ばし、クラウドビジネスの質を高める!』
です。
本日の会合が、将来を担うクラウド人材の育成のきっかけとなって、結果として、ニッポンのクラウドビジネスの質が高められれば最高ですので、みなさん、よろしくおねがいいたします。
2.新規メンバーのご紹介
NXTech株式会社
エンジニアリングサービス事業部事業部長 小林 正和 氏

本日は新規メンバー参加として
一言ご挨拶させていただきたいと思います。
当社は2012年設立で本年度で14年目となっております。
基本的には一昨年度までSESでインフラの構築や開発をやっていて、昨年グループ会社と一緒になり、受託開発やIoT ソリューションクラウドサービスの自社サービスを展開する企業となります。
当社は見回り伝書鳩というソリューションを持っており、IoTセンシングデバイスと通信機器LoRa等を利用してデータをクラウドにアップして活用するというサービスを行っております。
具体的にどのようなサービスかというと、例えば公共事業の工事で入札をする際に熱中症予防をしないと入札ができないような縛りがあるという話があります。
そのソリューションを提供していて、バイタルウォッチやスマートウォッチと見回り伝書鳩を連携させ、クラウド上でバイタル情報が分かるようになっています。
特に、通信機器がないところでもそれが分かるようにするというようなサービスを提供をしております。
今日は、人材育成ということで当社から人事のメンバーが興味があるということで参加しておりますので、ニッポンクラウドワーキンググループの皆様と盛り上げていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
3.各部会報告
サムライクラウド部会
部会長 野元 恒志

今期はセキュリティの側面と生成AIが非常に大きな議論の要素となっています。
6月11日水曜日 第78回ニッポンクラウドワーキンググループの会合がサムライクラウド部会の発表となります。
生成AIの部分とゼロトラストセキュリティの部分と二本柱でお話します。
生成AI部分はテッキーズポットの戌亥さんにお話いただきますが
毎月部会やってるんですが、非常に濃い資料を毎回作ってきていただいていて
今回の6月の話というのが非常に面白いものになるので
皆さんも興味持っていただければなと思います。
もう1つのゼロトラストはコンピュートの福原さんから
非常にグローバルなゼロトラストの動きも非常にキャッチアップしていただいて
現在地がどこにいるのか?アメリカどういう風に思ってやっているのか?
今回その辺のアップデートもありプラス本質の部分切り込んでくださると思うので皆さんを楽しみしてください。
生成AIやセキュリティにご興味がある皆さんにご参加いただければと思っております。
クラウドビジネス推進部
部会長 藤田 浩之

クラウドビジネス推進部会の活動指針として、「クラウドケイパビリティの向上と将来を担うクラウド人材の育成に繋げる」ことを掲げています。
今回の会合はクラウド人材の育成と言うテーマですが、部会でもテーマとして取り組んでいます。
クラウドビジネス推進部会では、飲食しながら毎回テーマに沿って参加者でディスカッションする「クラウドビジネスサロン」を開催しています。
前回は「生成AI時代のクラウド人材育成」というテーマで参加者で話し合いました。
生成AI活用とクラウド時代の育成をどう結びつけるかという話で、ちょうど先日参加したオンラインセミナーで、ある金融機関の生成AIの社内の取り組みについての事例紹介があったので、その動画を参加者で視聴共有しました。
結論としては、まず自分の会社で生成AIを活用するための色々な取り組みに積極的に参加してもらうことが重要で、その取り組みの基盤づくりにはクラウドは不可欠なものなので、活動を通してクラウド利活用の技術も身みつけられるということが認識できました。
次回のクラウドサロンは、内容は生成AI活用のブレインストーミングで、5月19日(月)にオンラインで開催します。
※各部会報告資料はこちら
4.「将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす!」
NCWG参画企業の若手からの発表
発表1:「JIG-SAWのクラウドケイパビリティ 提供サービスとソリューション」
JIG-SAW株式会社
アカウントマネジメント本部 冠 優雅 氏

自己紹介になりますが、24年卒で今日の会場で一番時若いと思います。
営業のお仕事をさせていただいております。
我が社のクラウドケイパビリティは、Ops運用サービスがメインの会社で、Saasのツールを作ってお客様にご提供しているのでそこのご紹介をできればなと思っております。
我々のジグソー株式会社という会社は、2001年に北海道札幌で創業した会社で
、LinuxOS のディストリビューション事業から始まったような会社でございます。
当時は、海外産のOSが強く、国産のOSで立ち向かっていくというのが難しいとなり、オプションで運用保守みたいなところをつけていったら、売ってるものよりもサポートでつけている保守の方が人気があるぞとなり、2015年にインフラの運用に特化したような形上場させていただきました。
札幌で創業だったもので、本店は今も札幌でございまして、我々は東京の営業部隊です。
その他海外拠点もございまして、アメリカのところでIoTの事業を展開しています。
我々の提供しているメインのOpsというサービスでは、システムの監視運用代行というところから、クラウドのセキュリティサービスやその他クラウドサービスの導入支援というところまで色々ご支援をしているようなサービスでございます。
サポートサイトがクラウド利活用の部分になっています。
クラウドプラットフォームのコスト最適化や、クラウドセキュリティでの構成を我々のエンジニアのナレッジでお客様のクラウド環境の改善をさせていただくというようなサービスを提供してます。
元々インテグレーターを目指しいいたので、OS周りのところや作業代行等から
幅広く全体の利活用のサービスイメージができます。クラウドだったりのサーバーの上に色々システムが載っていますが、まずは監視というところで障害が起きた場合の対応をさせていただく。クラウド利活用の部分で我々がそこの環境をしっかり見させていただいて、実際の最適化とかそのご支援も我々でさせていただいてるというような形でございます。
一般的に、監視というところは、有人の正社員のエンジニアでやってます。
障害が起きた時の再起動や原因調査、バックアップからリストア等のクラウドの最適化もやってます。
続きまして我が社のクラウドサービス提供能力は、SafingというSaasのツールを作ってご提供をしております。
基本的には、AWS の4つのセキュリティサービスをすごく使いやすくしたようなツールでセキュリティ周りは気にしたいけれども、使い方分からないしリソースも足りないみたいなお声をいただき、もともと弊社のエンジニアがやっていたものをサービス化しました。
AWS セキュリティの機能を集約して見やすくしてますよというツールでございます。
また、色々対応策とかが英語だったりするところを一括で1つのコンソールで管理しやく有効化できてないお客様にこのツール導入していただくと、自動で有効化されるので脆弱性パッと見れるようになりますよね?というような感じで使っていただいてるようなツールです。
脆弱性対策に結局リソースが足りないよという話になることも結構ありまして、
そこでお客様と定例会をしながら、「こういう脆弱性出てて、ここはあの早めに手をした方がいいですよね。」等のご支援させていただきながら、実際の修復の作業まで我々をエンジニアが対応させていただきます。よっていうようなサービスの提供していたりします。
最後にコントロールセンターが札幌とトロントにありまして、そこに運用のチームが入ってまして、ここの拠点にお金をかけて作ったらしく、結構代表がこだわって作ったので写真を資料に掲載しています。
クラウドの環境は、いろんなクラウドやってます。
AWSに限定したんですけれども他のサービスについても運用保守のところまでやらせていただいてるのでいろんな知見がございます。
システムの開発サポートから、構築またセキュリティというところもやっている会社でございます
Q)質問というか感想も含めてないですけども、運用保守とか結構やられてる会社さん多いかなと思いますが、ここだけ絶対に負けないやつとかサービスもいくつか紹介いただきました。今このサービスが一番いけてるとかあればそれをお聞かせいただきたいなと思います。
A)我々の強みっていうところは、全員が正社員のエンジニアで自前で24時間365日体制を回しているところです。
セキュアな環境のコントロールセンターがあるというところで、私物の持ち込み禁止とか監視カメラが付いています。
あとは監視運用のサービスメニューをオープンにしていますので他社との見積比較が可能です。
Q)サービスとしてもうちょっとこういうのがあった方がいいかなという風なものがあるのかやもっと違う観点でクラウドサービスを活用していくお考えがあるのか?
A)弊社のサービス的に、もうちょっとこうしたら良いよなっていう話かなと思いますが、エンジニアメンバーの中で喋るのが苦手なメンバーもいるので、もうちょっとコンサルティングというかお客様の課題をちゃんとヒアリングした上で作業をするとか、要件定義みたいなお客様のニーズやもっとクリティカルなところの支援するみたいな感じになれていけたらなと思います。
Q)例えば見積もりのツール作るとかコンサルティングしてお客さんのご意見とか取り入れられてるんだなっていう風にすごく感じまして、お客さんとのクリップを強くつめてるのかな?っていうのがすごく気になりました。
A)ちゃんと正社員のエンジニアがしっかり対応するよ。っていう安心感と
上場企業なので、明日からあのなくなることないよね。っていうところで、
安心していただけるというところなんです。
Q)2024年入社とは思えない落ち着いたとても分かりやすいプレゼンでした。質問の内容になりますけども、ジグソーさんのサービスをしっかり運用保守もきちんとされてるイメージがありますが、マネージドサービスを提供する上で自社のクラウドケイパビリティをアピールする上でどのようなことを気をつけていらっしゃいますでしょうか?
A)コントロールセンターの繰り返しで恐縮なんですけど、コントロールセンターの中に例えば私物を持ち込まないとか内容も含めて厳格に管理してるっていうところが気をつけているところです。
※発表資料はこちら
発表2:「ユニリタのクラウドケイパビリティを高める活動について」
株式会社ユニリタ
クラウドサービス事業本部 ITマネジメントイノベーション部 海蔵 航太 氏
ユニリタのクラウド系バビリティを高める活動について発表させていただきます。
簡単に自己紹介なんですが、海蔵と申します。
よく自己紹介すると、珍しい名前と言われるんですけど、私の前が冠(かんむり)さんということで負けたかもなと思います。
私は入社が2019年で冠さんと比べたらもうベテランと言いたくなりますが、NCWGではまだニューフェスとして頑張りたいと思います。
弊社について簡単にご紹介させていただきます。
弊社の主な事業内容がサービスマネジメントとデータマネジメントの強みを生かしたパッケージセプトウェアの提供として、パッケージソフトウェアベンダーとして活動させていただいております。
当社の今後の大きな目標として、社会課題起点で製品やサービスを考えて社会貢献や変革を実現するというものがございます。
この目標の達成のために弊社では、様々な研修や取り組みを実施させていただいております。
今回、クラウドケイパビリティを高める活動というお題だったので、まさにこの研修や取り組みからそこにつがるんじゃないかということで、本日はそちらの研修や取り組みについて発表させていただければと思います。
弊社のクラウドケイパビリティア高める活動として今回は3つ持ってきました。
・ペンギンチャレンジ
・新規事業開発研修
・AWS ANGEL Dojo
の3つになります。
ペンギンチャレンジについてです。
社員全員が、新規事業の企画開発に挑戦できる社内制度となっております。
なんでペンギンチャレンジていうのかというと、ファーストペンギン一番初めに挑戦する人を応援しよう!というお題目チャレンジで名前がついております。
ペンギンチャレンジの目的は、新規事業につながるアイディアを全社員から自由に募集することで、共感を得たアイデアをきちんと形にしていこうというような目的がございます。
活動内容の特出すべき点だけご紹介させていただきます。
一次審査では、そのアイデアがそもそも共感できるアイデアですか?だったりだとか、事業としてのは可能性がありますか?というところを審査されます。
1次、2次、POCの段階になると実際に会社から活動費として一定の予算が付与されて、例えばAWSを使った開発ができるようになります。
最終的には事業化として自分が考えたアイディアを実際に事業化しつつ、それを新サービスの事業責任者としてサービスを引き続き売っていくようなものになっています。
ペンギンチャレンジの実績なんですけども、実際に6つのサービスから事業化には繋がっております。
代表的な3つを記載させていただいているんですけど、顔認証の出退勤やカスタマーサクセスのプラットフォーム、チーム、タスク、管理ツールなどがございます。
興味があるサービスがあれば私にお声かけいただければ営業と繋がるのでお声かけください。
続きまして新規事業開発研修のご紹介です。
弊社のサステラビリティに関する社内研修の1つとなっています。
弊社で実施しているサステナビリティに関する研修が全部で3つありまして、基礎編、実践編、ステップアップの3段階になっております。
今回ご紹介する新規事業開発研修3つ目のステップアップ編となっております。
こちらの目的としては、顧客課題点でアイデアを発想して形にして、社会実装するといったような新規事業開発のスケート思考法を身につけるような研修となっております。
具体的には、約4ヶ月間の間で実際に新規事業の企画を考えて発表するって言ったようなことをやっております。
4ヶ月間の間に新規事業をどうやって考えるのか?や、ビジネスモデルのデザインどうするの?とか、そういったワークショップを含めて全く何もやったことない人が4ヶ月間を経て新規事業を考えるていう程度な研修になっております。
実際の実績としては、新規事業のアイデアが4つ誕生しております。
実際にその新規事業の開発を体験することで、先ほどのペンギンチャレンジのアイデアだったり、実際に弊社で扱ってる製品の考え方の応用だったりとかに使えるような内容となっております。
最後はAWS ANGEL Dojoです
AWSで開催されているハッカソン型の研修となっており、弊社以外にも多くの企業が参加しておりました。
合計30社19チーム102名が参加している研修となっております。
目的なんですけども、AWSを活用したものづくりを実際に体験することで、開発に必要な知識だったり、プロジェクトで活躍できる人材になることを目的としております。
実際の活動内容なんですが、3ヶ月間で企画から設計開発まで行います。
この3ヶ月間の間に実際に動くもの、動くシステムを開発するような研修となっております。
実績としては、弊社のチームでは生成AIを活用したサービスを3ヶ月間で、設計構築期間が2ヶ月しかないので、実際にコーディングとをやったのは2ヶ月しかないですけど、そんな短い期間でサービスをもつ状態まで持っていくことができてます。
先ほど19チームという話をしたんですけども、19チームの中には、今までそもそもAWSを使ったことないような人もいたんですけど、そういった方々でも参加期間の間に動くサービスを構築できております。
そういった方々の活動を見てAWSを使って開発速度がすごい早まるということを私自身も体感することができました。
クラウドケイビリティを高める弊社の活動としてで、ペンギンチャレンジ、新規事業開発研修、AWS ANGEL Dojoと 3 つご紹介させていただきました。
Q)AWS ANGEL DojoはAWSに特化した感じだったんですけれども、昨今いろいろなクラウドに絡んで移行のサービスだとかそういうところに絡んでまして、結構AWSから別のクラウドに移行することも多いので、気になるのがAWS以外を教えるだったり、そういったところに対する取り込みなんかもあったりはするんですか?
AWS以外のAzureとかGoogleクラウドとかの取り組みで活用してるかどうか?
A)弊社では基本的にはAWSがメインとなっております。
たまに案件によってはお客様の指定が、例えばAzure指定だったりとかGCP指定があるのでそういった場合は使うことがあるんですけど、基本的にはAWSを使ってます。
Q)教育をする機会で後輩を育成するっていう観点で気をつけているよ、とかなんかこういうことを困ったなみたいな話があれば教えてください。
A)後輩の育成の方法ですね。
私は個人的には後輩に対してはいくら忙しくても暇なふりをしてます。
自分が暇だと思ってもらえればいつでも質問がしやすいと思うので。
後輩の前では仕事がないふり、暇なふりをしてます。
Q)チャレンジのところでその企画を出す。とかだったと思うんですけど、頻度とかその期間とかっていうのが、強制的にこう定められてるものなのか?
A)基本的には、自由で自分が感じたまま日常のちょっとした困ったことでもいいですし、もちろん自社の製品のカスタマイズというか、オプションとして考えることもあります。
期間に関しては特に決まってなくて、最近だとそのアイディアを思いつきましたって言って手あげた人がいればの審査会が開催されるような形になってます。
Q.すごく聞きやすい素敵なプレゼンでした。ペンギンチャレンジという取り組みがすごい興味がありまして当社でも同じことをやったことが1ヶ月くらいあり、実際サービス化まで漕ぎつけたサービスが1個あるのですが、継続的にはやりたかったんですけど、なかなか次のやってるのがあってどうやってそ継続的に負担しないで、ちゃんと手あげてくれる人をなるべくモチベーションを沸かす取り組みってどういうものがあるのかもし何かあれば
A)実は、弊社でもちょっとペンギンチャレンジの募集が少ないぞっていうのは課題としてあります。
先ほどの新規事業開発研修だったりだとかで、ペンギンチャレンジをやってるよ。っていうことを社内ポータルにも掲示して、そういう制度があるよ。っていうことを社員のみんなに認知できるような環境を整え、アイデアがポット浮かんだ時は声が出せるような体制を取っているっていうのが対策になるのかなと思います。
※発表資料はこちら
パネル風ディスカッション
「将来を担うクラウド人材の育成!」
モデレーター:NCWG 副会長 藤田 浩之

パネリスト
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 増田 義弘 氏

株式会社スリーハンズ 奥山 大 氏

NTTコミュニケーションズ株式会社&サムライクラウドサポーター 林 雅之 氏


(1)パネリスト紹介&「クラウド人材育成」に関する各社の状況
(藤田)
まずは今回パネリストとしてご登壇いただく皆さんに自己紹介と併せ、「クラウド人材育成」に関しての取り組みや立ち位置についてお話しいただきたいと思います。
(増田氏)
1995年にキャリアをスタートして以来、立場はいろいろと変わりましたがサーバやネットワーク、システムの運用に関する事業にずっと関わっています。
2015年に小堀会長との運命的な出会いがあり、本日この場に至るという状況です。
人材育成に関しては、弊社では2017年に「One GlobalSign Way」というものを策定しまして、ミッションやビジョン、バリューを定義し、それに見合う組織づくりを行っていこうという取り組みを行っています。
それまで従来のヒエラルキー型組織であったものから、自律分散型で上下関係がフラットなホラクラシー型組織へ変えていこうという面があります。
そういった組織の変革により、自己の成長を促進し、会社が教育プログラムを斡旋するよりも、自立・自走するための枠組みを文化としてやり始めています。
よろしくお願いします。
(奥山氏)
ネットワーク担当のCTOを務めており、サーバーの運用やMSP(マネージドサービスプロバイダー)事業の統括を行っております。スリーハンズとしては開発からスタートした会社でしたが、私自身はインフラ面を担当するフリーランス活動を経て、参加するに至りました。
弊社では小規模なため人事部がなく、私を含めて役員全員が採用から教育計画も含め携わっており、本日はそうした一貫した体制の中での視点でお話していければと思います。
よろしくお願いします。
(林氏)
最近はクラウドから次世代通信基盤としてNTTグループが現在注力しているIOWNの推進室におります。
もちろん、コンピューティング関連や技術戦略部門として未来の新技術について、ラピダスに関する担当もあったりしていろいろな活動をしています。
「クラウドビジネス入門」をはじめ、OpenStack等「オープンクラウド入門」「クラウドの基本」等クラウドに関する本を日本一書いてるのではないかと思います。
また、社内では若手中心にクラウドアカデミーを週一くらいでやっていたり、営業向けにクラウドマイスター研修コースを座学とハンズオンの両面でやったりしています。よろしくお願いします。
(2)企業が求めるクラウド人材像
(藤田)
ありがとうございます。
それではお三方にいろいろとお話を伺いたいと思います。
まずはクラウド人材についてお話しいただく前に、会としてのテーマにも関わる
「クラウドケイパビリティ」というキーワードについてですが、これはクラウドの提供能力や利活用能力として定義しています。
今回お話しいただくテーマの「クラウド人材」についても、この両面での意味で
捉えていただければと思います。
では2番目のトピックですが、育成にあたってはどのような人材像が求められるのかお三方へそれぞれ異なる観点でうかがってみたいと思います。
では、まずクラウド人材に求められる具体的技術スキルについて、どういった分野、領域にわたるのか、バランスはどのように取るべきかなど、ご意見を伺いますが奥山さん、このあたりいかがでしょうか。
(奥山氏)
個人的な像になりますが、クラウドというのはもともとの物理コンピューティングやネットワークのレイヤごとにそれぞの専門家がやっていたものを、まとめてみなければいけないので、カバーするべき範囲は広く浅く、以前よりも拡大している状況に思います。
従って、特定の領域に深化した人材よりも、様々な分野、クラウドに対してベーシックな知識を広く浅く持っている人材の方が個人的には伸びやすいのではないかと考えています。
例えば、特定のクラウドに特化した知識を持つより、一般的なクラウドやコンピューティング、ネットワークなどのベーシックな知識を持っていれば、それぞれのクラウドサービス等の学習自体は比較的スムーズに入っていけるのではないでしょうか。
(藤田)
では、例えばベーシックな知識とはどうやったら身につくか、というのはどのようにお考えでしょうか。
(奥山氏)
所謂 PoC のように基本的なところから好きにできる環境を与えて、やってみる、やらせてみるというのが良いだろうと思います。また、トレーナーとなる人員と、実際に触りながら疑問に思った動作などを話しながらやるのもいいのではないでしょうか。
ポイントとしては、ネットワークやコンピュートインスタンス等がすぐ使える環境を渡すのではなく、一つ一つそういったところから自分で作らせることで、最終的にはベーシックな知識を身に着けつつ、応用的なトラブルシューティングも自立してできる人材が育つのではないかと考えています。
(藤田)
ありがとうございます。
では、続いて採用の面について、重視するポイントやクラウド人材として特有の点など、増田さんに伺ってみたいと思います。
(増田氏)
弊社の話にはなりますが、我々は社員のことをパートナーと呼んでおり、パートナー人物像としては、当事者であること/専門家であること/楽しむことという3つのポイントがあります。
他人事ではなく当事者として仕事に取り組み、専門家としてのスキルを楽しみながら身に着けられるような環境を作っていきたいという思いがあり、そういったポイントにマッチする方を採用しています。
採用に関しては、業界的には皆さんご苦労されていると思いますが、GMOグループとしては昨今スティーム人材(高レベルスキル人材)の採用を強化しています。
新卒でも年収710万を保証する710プロジェクトといったプログラムもあり、2年様子を見る期間がありますが、より尖ったスキルを持つ人材を採用する方針で進めています。
また、AIを使えない人材は取らないという方針もあり、いただく資料にはそういった点を記載いただく項目があったりします。
(藤田)
GMOさんとしては現在新卒も採用されているんでしょうか。
(増田氏)
2020年を一旦区切りに、新卒採用は止めている状況です。
現在注力している事業を鑑みて、採用時期によってスキルに差が出ることが障害となるため、これを均一化するために現在はキャリア採用のみに絞っています。
(藤田)
ありがとうございます。
それでは次にクラウド人材に求められるスキルは今後どのように変化していくか、という観点で業界の動向なども踏まえてお話伺いたいと思いますが、林さんいかがでしょう。
(林氏)
クラウドが世に広まり始めて十数年経ち、最近はコモディティ化してきている状況ですので、どのようなレイヤーをターゲットとするのか考えていく必要がありそうです。
例えば、AI関連ですとGPU as a Serviceであったり、NTTグループとしても力を入れていますが、Network as a Service の様にネットワークをクラウド的に使っていくケースがあったりします。
また、最近はデータセンター業界は非常に大変な時期だと思いますが、政府関連でもワット・ビット連携官民懇談会等が立ち上げられたり様々な動向がありますので、クラウドからデータセンター、の様に少し視野を広げて動向を俯瞰していく必要もあるかと思います。
加えて、今後もクラウドはいろいろな業界に浸透し続けていくとは思いますので、自動車をはじめ色々なインダストリーと掛け算していくことでどのようなスキルが求められるかも変わってくるでしょう。
プラスアルファとして、資料の作成やプレゼンスキルについても磨いていけると、いろいろな場面でお客様に刺さる提案をしやすくなるので、余力があればそういった方面でもスキルアップできるといいですね。
余談ですが、私も最近アナウンサー学校でボイストレーニングやプレゼンの研修を受けてきました。
(藤田)
林さんご自身は ChatGPT を使っていろいろな資料を作成されているようですが、そのあたりは今後のスキルとして関連性はいかがでしょうか。
(林氏)
現在、日に2本は何らかの記事を発表しているような状況ですが、7~8割は ChatGPT に任せているような状況で、予め自分の性格をコピーした内容でプロンプトは決めておいて、記事本文はもちろん、タイトルやイメージも生成させて、ある程度出来上がったものを少し手直しするといった感じで進めています。
こういったものをどんどん活用して、世のマーケットに認知してもらうには自身で情報をどんどん発信するのが良いと思います。
私もずっと続けていたブログが出版社の目に留まって本が出たりしていますし、このようなアウトプットを行うことで外からの目にも止まり、結果的に自身のスキルアップにもつながるのではないかと考えています。
(3)クラウド人材育成に関する課題と解決
(藤田)
さて3つ目のテーマは、育成に関する課題と解決ということで、課題については非常にたくさんあるような気がしますが、いくつかピックアップしてお話を伺ってみたいと思います。
近頃ではクラウドネイティブな世代が増えてきて、物理サーバやネットワークの機器など見たことが無いという人もいると思います。そういった中でそもそも物理環境の知識が必要なのか、必要とすればどのように教育してくか、まずは奥山さんいかがでしょう。
(奥山氏)
状況によりけりで難しい部分もありますが、物理層については知っているに越したことはないですが、特に知らなくてもできることはたくさんあるかなと思います。
機能としてはかつてすべて物理環境でやっていたことは、もうクラウドで肩代わりできてしまうので、そういった機能面では必ずしも必要ではないです。ただ、当然クラウドも一番下には物理的なレイヤが存在しますし、知っていた方がより高度な思考はできますよね。
ただ、基本的には隠蔽されている部分なので、クラウドプラットフォームの本当に物理レイヤに関わる仕事でなければ必須ではないと思われる。
(藤田)
そうすると今後の世の中としては、物理層を含めた知識のある人材がなかなかいない状況になっていくでしょうか。
(奥山氏)
その点を重点的にやる会社にはそういう人材が集まり、棲み分けが進んでいく、あるいは既にもうそういった状況になりつつあるのではないかとおもっています。
餅は餅屋という感じでしょうか。
(藤田)
ありがとうございます。
続いての課題は最近の生成AIについてもそうですが、クラウドに関する技術はものすごいスピードで進歩・変化していっている中で、どうキャッチアップしていくかという点、増田さんいかがでしょう。
(増田氏)
GMOグループでは、専門家を招いてAIセミナを隔週で開き、日進月歩のトレンドをキャッチしたり、セミナー後に実際にAIに関する知識を活用する施策も同時進行しています。
時には生成AIの活用などに関してアワードを設けて取り組みを表彰するなども行っているんですが、弊社としてはこの様に社内での「仕組み」として、取り入れていることは多いかなと思います。
立場によっては生成AIなどのトレンド技術も忌避しがちなものであるが、仕組みとして毎週のように何かしらAIに関する話題があったりなど、自然と浸透するようにしています。
(藤田)
ありがとうございます。
こちらの点、林さんはいかがでしょうか。
(林氏)
私個人としては、近頃は海外の文献ファーストで情報を仕入れるようにしています。
やはり海外の動向に比べると日本に入ってきて、日本語の情報が出回るのは何週か遅れています。
セミナーで聞いた話が、実は海外からすると3,4年おくれという事も珍しくありません。
それこそ私自身も ChatGPT 等、翻訳機能を利用してガートナーをはじめ海外のリサーチ企業の記事などを読んで、自分なりに咀嚼してアウトプットに活用しています。
こういった形で情報を入れるときは海外ファーストで調べてみるのが良いでしょうね。
その他、SNS などでロールモデルとなる方を見つけて、フォローするなりして参考にしながら、自分でもアウトプットしていくようにすると、自然とキャッチアップできるようになるかなと思います。
(藤田)
ありがとうございます。
確かにせっかく翻訳も手軽に行える環境になってきてますので、是非海外ファーストで情報をキャッチアップしましょうという事も大事ですね。
(4)将来を担うクラウド人材不足とその対応
(藤田)
2024年にヒューマンリソシア社が出したレポートによれば、国内のIT人材の数は2035年で頭打ちになって以後減少傾向となり、2040年には79万人程度需要に対して不足する自体になると予測されています。これは経産省の分析でも同様の傾向です。
一企業レベルの話ではなく業界全体の問題だと思いますが、こういった点、林さんいかがでしょうか。
(林氏)
やはり人口減ということ自体は避けられないので、AIに頼るところは頼り、
できるだけセルフドライブな領域を増やすこと、そして自分たちにしかできないコアの領域がどこかを見極めて、人間以外に任せるところは任せるという割り切りも必要かと思います。
(藤田)
ありがとうございます。
必要な時に必要な人材を以下に調達できるかという点も重要だと思うのですが、
人材の流動性をもっと増すべきでしょうか、増田さんいかがでしょう。
(増田氏)
AIや機械に任せられるところを任せた結果、うまれた余剰を人間しかできない
ところに回すというのはその通りですね。
物理コンピューティングの話がありましたが、GMO グループとしてはまだまだそういったビジネスはあり、まだ需要としては存在している状況です。
ただ、そこに詳しい人材はすでにかなりレアになっています。方やクラウドネイティブの人材もそちらはそちらで必要ではあるんですが、キャリア採用を強化していると特に希少性の高い人材はどうしても人件費も上がります。
うまくミックスしていい塩梅でやっていく必要があると思うんですが、流動性は一定程度必要であるものの、やはり自分たちの中である程度育てていくという部分は必要だと考えています。
GMO では国内に限らず各拠点での採用において、地方のどこにいてもできる仕事を軸にした採用を行い、その中できちんとキャリアを形成していってもらうという事に重点をおいています。
(藤田)
ありがとうございます。
最後に奥山さん、こちらの点いかがでしょう。
(奥山氏)
昨年、会合の場で発表した内容でもありましたが、弊社は規模も小さくもともと人の少ない環境ですので、一貫して自動化や効率化といったものを推し進めてきました。
テクノロジーや工夫によって、人材不足に立ち向かうというスタンスですね。
やはり企業規模によってはどうしてもそういった方向にならざるを得ないでしょうね。
(藤田)
ありがとうございます。
いろいろなお立場からお話を伺うことが出来ましたが、いかがだったでしょうか。
以上でパネル風ディスカッションは終了したいと思います。
皆さん、ありがとうございました。
※パネル風ディスカッション資料はこちら
5.スリーハンズ社からの各種ご紹介
「AIと歩むソリューションサービスとマネージドサービスの未来」
スリーハンズ株式会社 取締役CTO 奥山 大 氏

株式会社DataWisdom 代表取締役 大場 智康 氏

・現在のAIはどこまで来たか(大場氏)
米・テック業界では好業績でも大量の人員削減が行われている状況です。
METAやHPでは全従業員の5%削減を計画していたり、Googleは人事やクラウド部門で人員整理中、IBMではクラウド部門中心に9000人の人員削減計画が動いているなど報じられています。
一方、OpenAIのようなAI開発企業は手厚い給与や福利厚生のパッケージで優秀な人材をどうにか囲い込もうと躍起になっているようです。
これは従来と異なる「成果主義」の徹底が行われ、低業績者は迅速に削減の対象となる状況です。
裏を読むと、生成AIも使わずに業務効率が低いようなら退出してもらう、といった潮流が生まれているようにも思われます。
そんな中、生成AIのサービスも数多出てきておりますが、本日お越しの皆さん、
複数のAIサービスを使い分け、使いこなしているという方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
やはりサービスによってかなり色が出てきていますので、使い分けていくのがスタンダードになりつつあるのではないでしょうか。
例えば、ChatGPT は一通り何でも聞ける普段使いで、汎用テキスト生成やチャット型Q&Aに利用したり、Claude でコーディングを行う、情報量が多い時やマルチメディア系の処理にはGemini を使うなどでしょうか。
様々な用途が出てきている状況ではありますが、AI の利用状況から分析された
Anthropic経済指標によれば、AIが圧倒的に多く採用されているタスクと職業は
コンピュータや数学の分野が他を引き離して1位という状況です。
というわけで、我々の取り組みについてご紹介していきます。
・AIでノーコード開発しましょう!(奥山氏)
(Replit/Cursor)
先日、とあるきっかけでデモを見せてもらう機会があり、その際に特別なプロンプトなど何もなく、普通に日本語で指示しただけである程度動くプログラムが目の前で作成される様を目の当たりにした、というのがきっかけで「真のノーコード時代が来た!」のではないかと考え、ちょっとやってみようというのが今回のきっかけです。
私自身はシェルスクリプトは書けますが、プログラミングに関してはなんとなく
ソースコードを読み解くことはできるかな、というくらいで全く書くことはできません。
そういう人間がやってみたものとして聴いてみてください。
今回の取り組みで重要なツールについてご紹介しますが、まずは「Replit」です。
これはもともとWEBベースの開発ツールだったが、現在AIエージェント機能がついてコーディング知識がなくても動くものが簡単に作れるツールです。
次に「Cursor」ですがこれはAIを利用してコードの自動生成もできますが、エラーの検出やそれに対する修正を行うことが出来るものです。
この二つはメニューから簡単に連携が可能なので、Replit でドラフト版を作成し、Cursor を使ってそのソースに対する修正やバグフィックスを行う、さらにその指示はすべて日本語で入力すれば作れてしまうのです。
ざっくりした流れとしては、まず Replit で New App のテキストエリアにフワッとしたアプリケーションの構想を入力します。より良い方法としては、mdファイルで設計書相当のファイルを渡すと齟齬が少なくなりますが、これも私は ChatGPT に作ってもらったものを入力しています。
やってみてわかったのは、日本語で指示ができるとは言え、AIはしっかりした指示をすればその通りにできますが、フワフワした指示だとフワフワしたものが出てくるんですね。
そういった意味でさすがに一番初めはやはりトライ&エラーを繰り返した場面があります。
ただし、失敗した生成物に対してもそのまま終わらせるのではなく、ちょっとしたコツといいますか、ただでは転ばないやり方をしてみました。それは失敗した生成物に関する設計書をAIにアウトプットさせてから次へ進むという事です。
コンテキスト長という言葉がありますが、AIというのはどうもそれほど大きなデータを一度に処理することはできないようで、一見そのように見えても実は内部的には長大なものを要約を繰り返して細かくすることで処理しているのだそうです。
そのため、1システムの膨大なソースコードをまとめて扱わせようとすると、どこかで論理的に破綻をきたしてしまい、無限ループのような処理が生まれてしまったりします。
一度直した修正箇所も、別のソースの部分の生成や修正を経るとまた同じ問題や修正を繰り返してしまうといったことがあります。
こういった場合に、前回出力させた設計書ベースで指示を与えるとうまく理解してくれてきれいに作ってくれることが多いです。
以下のような点がポイントになってくるのではないかと思いました。
- 設計書をアウトプットさせて人間が要件に応じてきちんと修正して与える
- 特にデータのリレーションや多段フローは苦手なんで明記しておく
- 誤解を与えないように明確な指示を記載する
- 禁止事項はあらかじめ明記しておく
また、要件定義について途中であえてAIにアウトプットさせてみて、実際の要件からずれていないかどうかをチェックし、問題があればそれに対して修正の指示を与えるというアプローチも有効だと思います。
・実際にサービス開発してみました!
「PENPIT」(大場氏)
ドラッグ&ドロップで簡単にレポート作成できるWEBサービスです。
ダッシュボード画面の他、レポート管理/カテゴリ分け/テンプレート管理/ユーザー管理
権限や組織管理/プロフィール設定/ログイン管理機能等多数実装できましたが、日本語のプロンプトで指示しただけで、コードは1行も書いていません。
一人で2週間程度あれば、まず一通り動くものはできました。
ホームページも作成させて、細かい修正も含めてみると1、2か月くらいでできました。
簡単そうですが、やはり先の話に合った通り開発者が抑えておくべきことは確かにありました。
基本的な設計や目的の部分は人間がしっかりやりましょうという他、モジュールサイズ、プロンプトの指示を明確にする、構築順番を指示する、などですね。
「改ざん検知システム」(奥山氏)
次に作ってみたのは、見た目にわかりにくいWEBページにおけるスクリプトの埋め込み検知など
AIが得意ではないかということで作成した改ざん検知システムです。
Webコンテンツをハッシュ化して、ハッシュ値が変わって(=更新されて)いればAIに送り、何が変わったのかを検知するというものです。もちろん、ハッシュが変わってなければAIに送らないので、この部分の処理課金も膨大にならないようにしました。
検知した際の通知はメールやSlack通知するようにしています。
誤検知については、ユーザごとにプロンプトで学習指示を与えることができカスタマイズできます。
こちらはドラフト版の作成は2か月程度で出来ました。
「AI活用型(概ね)自動運用システム」(奥山氏)
こちらは運用もAIで何とかなるんじゃないか?という実験プロジェクトです。
AWSに特化したサービスですが、完全自動のサーバー構成やインストレーションを行います。
仮想ネットワーク、RDS、サーバーの設定の他、OSの設定も Ansible Playbook を生成させ、それを実行、実行時に発生したエラーもAI自身に修正させる機能を搭載しました。
プロンプトから修正内容に介入することもできますし、Playbook の手動修正にも対応します。
その他、モニタリング機能として自動的に日次でOS内のログデータを収集・AIが分析して何らかの怪しい兆候があればレポートさせる機能もあります。
この際に何らかのアラートがあればメールやSlackでの通知を行い、その通知の中にはボタンが設置されており、AIが提案してきた修正コマンドを実行することが出来るようになっています。
これは今現在も開発中のもので、初めてから1か月ほどで大分機能としてのパーツはそろってきている状況です。
このように大分時代が変わってきたなということで、私自身が目から鱗が落ちた経験からやってみた内容を皆さんに発表する機会を頂いた次第です。
まだまだブラッシュアップの余地はありますが、これらのサービスみなさん一緒にビジネスにできればと思っていますのでよろしくお願いします。
Q)ソフトウェアのコンソーシアムなんかでも、開発系の会社さんで人数の話を
良く伺いますが、一人で開発できるので一人でやっていく時代になるんでしょうか。
A)現状はプロトタイピング一人でやってる部分がありますが、やはりクオリティを挙げようと思うと複数でやった方がいいと思います。
今後ツールが進化してくると他の人と共同で開発もできるようになるのではないでしょうか。
開発者以外もリスキリングとして参加できるようになったことが革新的だと思います。
Q)AIで誰もがコーディングできるようになると同じようなことが誰でもできるようになるが、そうなるとどうやって差別化していくかが問題になるのかと思いました。そういった観点ではどの様になると思われますか。
A)やり方のノウハウを積み上げて、その部分を含めてコンサルティング的にサービス提供できればと考えています。
※発表資料はこちら
6.会長からの総括
会長 小堀 吉伸

みなさん、お疲れ様でした。
内容が濃すぎて時間が経つのを忘れてしまいました。
スリーハンズさんには今年もまた会場をご提供いただきありがとうございます。
今回は若手の方に発表していただくという内容を盛り込ませてもらいました。
NCWGでは場を作っていくという事をずっと言っていましたが、特に若いメンバーに今後もどんどん場を作っていきたいと思います。
パネル風ディスカッションに関しても、本日の時間だけではもったいないくらいのメンバーに登壇していただきました。お三方ともありがとうございます。
別の機会にもまたやりたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
繋がる場として、懇親会でも有意義に時間を使ってください。
第77回の会合にご参加いただき、皆さんありがとうございました。
7.懇親会

恒例の懇親会も大いに盛り上がりました。
ご参加された皆さん、お疲れ様でした。
【NCWG実行委員 報告書作成者】
井口 和彦 (株式会社ドヴァ)
内田 龍 (株式会社ブライエ)
【2025年5月】第24回クラウドビジネスサロン報告
第24回クラウドビジネスサロンを下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

<第24回クラウドビジネスサロン>
テーマ:「無限の可能性を探求、生成AI活用ブレインストーミング!」
日 時:2025年5月19日(月)18:30~20:00
場 所:オンライン(Zoom)
今回のクラウドビジネスサロンは、「無限の可能性を探求、生成AI活用ブレインストーミング!」をテーマに、参加者にて生成AI活用のブレインストーミングを開催しました。
初めに各個人で生成AI活用についてアイディアを考えてもらい、次にそのアイディアもとに参加者にて考えを発展させました。
アイディアとしては、社内会議や顧客との打ち合わせ、社員のメンタルヘルスチェックなどにAIによる感情分析を活用する案や、Wiki等の情報を勝手にまとめてくれる案、スケジュール調整を社内だけでなく、各社のAIエージェント間で調整してくれる案などが出されました。
次回以降、これらの案をさらにブラッシュアップしていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
次回の開催は下記の予定です
<第24回クラウドビジネスサロン>
7月14日(月)18:30~20:00
是非皆さんご参加ください。
『クラウドビジネスサロン』は、メンバー相互の交流の機会を積極的に作りたいという思いから、みなさんが気軽に参加して「クラウドビジネス」について語り合うことできるように、オンライン、リアル問わず、お酒など飲食しながら「テーマ」に沿った話題で進行するスタイルで開催いたします。
クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之
第78回ニッポンクラウドワーキンググループ会合のご案内
NCWGメンバーおよびご協賛各位 2025年6月11日(水)に第78回会合を リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしますので ご案内いたします。 今回の会合では、サムライクラウド部会発表として株式会社コンピュート福原さんに ゼロトラストのお話、株式会社テッキーズポッド戌亥さんに生成AIに関してお話頂きます。 知らなかったことを知り、この機会に皆さんのクラウドビジネスへの有効性をご検討いただき、 今年度の活動スローガンにあるように、各社の、さらには業界全体のクラウドケイパビリティを伸ばして、 皆さんのクラウドビジネスの質を高めていただけたらと思います。 是非みなさん、ご参加ください。 ※「クラウドケイパビリティ」の定義(by NCWG) 『企業が得意とするクラウド提供能力およびクラウド利活用能力』 2025年度の活動スローガン: Beyond the Clouds ! 『クラウドケイパビリティを伸ばし、クラウドビジネスの質を高める!』 なお、会合後は恒例の懇親会(リアルのみ)も開催いたしますので 是非合わせてご参加ください。 懇親会からの参加も歓迎いたしますので、会合への参加は難しいが 懇親会からは参加できるという方は是非お申込みください。 <第78回ニッポンクラウドワーキンググループ会合> テーマ:『サムライクラウド部会発表』 日 時:2025年6月11日(水)17:00~19:00 懇親会 19:30~21:30 場 所:関東ITソフトウェア健康保険組合 市ヶ谷健保会館 F室 東京都新宿区市谷仲之町4-39 https://www.its-kenpo.or.jp/fuzoku/kaigi/ichigaya.html および、オンライン(Zoom) 【会合内容】 1.開催のご挨拶 2.各部会報告 3.サムライクラウド部会発表 発表1) タイトル:「Zero Trust Architecture その後(3回目)」 株式会社コンピュート 取締役 福原 英之 氏 概要:NCWGでは、ゼロトラストについて過去2回紹介しています。 今回も、米国政府を中心にその後の動向を紹介します。 合わせて、米国国防総省の実装モデルや、 ゼロトラストの初めの一歩についても触れたと思います。 発表2) タイトル:「AI Agentに必要な最後のピースとは? 〜 AGIに必要なもの 〜」 株式会社テッキーズポッド 代表 戌亥 稔 氏 概要:AIにとって2024年は様々なAIのモデルが出てきた年となりました。 2025年はAIの専門家たちは2024年に出てきた様々なモデルをベースとし、 AI Agentの年になると言われています。現在の環境をベースとして 品質の高いAI Agentを作成するには、何が必要なのかを今一度整理して発表をします。 4.会長からの総括 5.連絡事項 6.懇親会 (19:30-21:30) 会 場:リストランテ アル・ファーロ(会合と同一ビル1F) https://www.its-kenpo.or.jp/fuzoku/restaurant/alfaro/index.html 懇親会費:5,500円5,000円 ※参加費を変更いたしました ※当会は非課税のため、インボイス非対応の領収書となりますので 予めご了承ください ※申込み後にキャンセルする場合は、お手数ですがnfo_cloud@ncwg.jp まで メールにて必ずご連絡をお願い致します。 ご連絡なくキャンセルとなった場合や、当日キャンセルとなった場合は 後日参加費を申し受けますので予めご了承ください。 <お申し込み方法> お申し込みは、info_cloud@ncwg.jp 宛てに、 メールの件名を『第78回NCWG会合参加申込』として、 参加者全員の氏名およびメールアドレスをご連絡ください。 なお、参加にあたっては、リアル/オンラインを必ず明記ください。 また、懇親会への参加・不参加についても必ず明記ください。 ※懇親会のみの参加の場合はその旨ご連絡ください。 (懇親会はリアルでのみの開催となります) ■感染症対策について ・少しでも体調が悪いと感じた方は直前でも、申し訳ありませんが参加はご遠慮ください。 その際は、info_cloud@ncwg.jpまでメールにてご連絡ください。 当日連絡できなかった場合は、後日ご連絡ください。 ・受付時のアルコール消毒、検温(非接触)等にご協力ください。 なお、体温が37.5度以上ある場合は、申し訳ありませんが参加はご遠慮ください。 皆さんのご参加をお待ちしています。 NCWG実行委員 一同
第77回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)
『将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす! 』をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第77回会合を、リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしました。
今回の会合は、スリーハンズ株式会社さんに会場をご提供いただき、多くの方々にご参加いただき活気ある会合となりました。

テーマ:『将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす!』
日 時:2025年4月18日(金)17:00~19:00
懇親会 19:30~21:30
場 所:溜池山王 山王パークタワー26F 会議室(スリーハンズ株式会社提供)
東京都千代田区永田町2丁目11−1
および、オンライン(Zoom)
今回の会合は『将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす! 』をテーマに、まず若手からの発表として、JIG-SAW 冠さんとユニリタ 海蔵さんより「我が社のクラウドケイパビリティ」について発表いただきました。
「クラウドケイパビリティ」は「企業が得意とする、クラウドサービス提供能力、クラウドサービス利活用能力」と定義しています。
NCWGは2025年度の活動方針のひとつとして、「次世代を担うクラウド人材を育成する場を提供する」ということを掲げています。
今回の会合は、NCWG参画企業の若手メンバーに、多くの方々が集う場での発表の経験を積んでいただくことも目的としており、質疑の際には、発表内容だけでなく発表自体についても質問者の方々からコメントをいただきました。
次に、「将来を担うクラウド人材の育成方法!」をテーマにGMOグローバルサイン・ホールディングスの増田さん、スリーハンズの奥山さん、NTTコミュニケーションズ、および、サムライクラウドサポーターの林さんをパネリストにお迎えし、パネル風ディスカッションを実施いたしました。
それぞれの立場、視点から、さまざまなクラウド人材育成への気づきとなるご意見をいただきました。
ご登壇いただいた皆さん、ありがとうございました。
<ニッポンクラウドワーキンググループ 2025年度スローガン>
Beyond the Clouds !
『クラウドケイパビリティを伸ばし、クラウドビジネスの質を高める!』
本日の会合が、将来を担うクラウド人材育成の気づきのきっかけとなり、結果として、ニッポンのクラウドビジネスの質が高められればありがたいです。
会合・懇親会にご参加いただいたみなさん、オンラインでご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
懇親会についても大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。

ご参加された皆さん、お疲れ様でした。
詳細レポートについては、後日掲載いたします。
【2025年3月】第23回クラウドビジネスサロン報告
第23回クラウドビジネスサロンを下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。
<第23回クラウドビジネスサロン>
テーマ:「生成AI時代のクラウド人材育成!+生成AI最新動向」
日 時:2025年3月31日(金)18:30~20:00
場 所:オンライン(Zoom)
今回のクラウドビジネスサロンは、「生成AI時代のクラウド人材育成!」をテーマに、生成AI活用とクラウド人材育成をどのように結びつけるかという内容で開催しました。当日はとある金融企業の社内での生成AIの活用取組みの事例動画を参加者にて視聴し、ディスカッションを行いました。
生成AI時代のクラウド人材を育成するには、実際に生成AIを活用するクラウドシステムを開発プロジェクトに携わることが効果的だということが認識できました。
また、前回開催からの最新の生成AIのトピックについて紹介し、情報を共有しました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
次回の開催は下記の予定です
<第24回クラウドビジネスサロン>
5月19日(月)18:30~20:00 オンライン開催
是非皆さんご参加ください。
『クラウドビジネスサロン』は、メンバー相互の交流の機会を積極的に作りたいという思いから、みなさんが気軽に参加して「クラウドビジネス」について語り合うことできるように、オンライン、リアル問わず、お酒など飲食しながら「テーマ」に沿った話題で進行するスタイルで開催いたします。
クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之
第77回ニッポンクラウドワーキンググループ会合のご案内
NCWGメンバーおよびご協賛各位
2025年4月18日(金)に
「第77回ニッポンクラウドワーキンググループ会合」を
スリーハンズ株式会社さんに会場をご提供いただき、
リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしますので
ご案内いたします。
今回の会合では、
「将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす! 」
をテーマに、まずNCWG参画企業の若手社員にとって経験を積む場として、
「我が社のクラウドケイパビリティ!」をお題として数社から発表いただきます。
質疑の時間では参加者から発表自体のアドバイスも受け付けたいと思います。
※「クラウドケイパビリティ」の定義(by NCWG)
『企業が得意とするクラウド提供能力およびクラウド利活用能力』
さらに、「将来を担うクラウド人材の育成!」をテーマに、
NCWG参画企業から、育成視点での方々をパネリストとして迎えて、
今後の育成のあり方や課題について、パネル風に意見交換を行いたいと思います。
この機会に、将来のクラウドを担う若手を鍛え、また、クラウド人材育成の
課題を共有することで、今年度の活動スローガンにあるように、
各社の、さらには業界全体のクラウドケイパビリティを伸ばして、
皆さんのクラウドビジネスの質を高めていただけたらと思います。
2025年度の活動スローガン:
Beyond the Clouds !
『クラウドケイパビリティを伸ばし、クラウドビジネスの質を高める!』
なお、会合後は恒例の懇親会(リアルのみ)も開催いたしますので
是非合わせてご参加ください。
懇親会からの参加も歓迎いたしますので、会合への参加は難しいが
懇親会からは参加できるという方は是非お申込みください。
<第77回ニッポンクラウドワーキンググループ会合>
テーマ:『将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす!』
日 時:2025年4月18日(金)17:00~19:00
懇親会 19:30~21:30
場 所:溜池山王 山王パークタワー26F 会議室B+C(スリーハンズ株式会社提供)
東京都千代田区永田町2丁目11−1
https://office.mec.co.jp/search/detail/011635/
【会合内容】
1.開催のご挨拶
2.新規メンバーご紹介
3.各部会報告
4.「将来を担うクラウド人材を育て、クラウドケイパビリティを伸ばす!」
1.NCWG参画企業の若手からの発表
「我が社のクラウドケイパビリティ!」
発表企業
・JIG-SAW株式会社
アカウントマネジメント本部 冠 優雅 氏
・株式会社ユニリタ
クラウドサービス事業本部 ITマネジメントイノベーション部 海蔵 航太 氏
2.パネル風ディスカッション
「将来を担うクラウド人材の育成!」
モデレーター:NCWG 副会長 藤田 浩之
パネリスト
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 増田 義弘 氏
株式会社スリーハンズ 奥山 大 氏
NTTコミュニケーションズ株式会社&サムライクラウドサポーター 林 雅之 氏
5.スリーハンズ社からの各種ご紹介
「AIと歩むソリューションサービスとマネージドサービスの未来」
スリーハンズ株式会社 取締役CTO 奥山 大 氏
株式会社DataWisdom 代表取締役 大場 智康 氏
6.会長からの総括
7.連絡事項
8.懇親会 (19:30-21:30)
会 場:ビッテ
https://bittebitte.jp/about
懇親会費:6,000円
※当会は非課税のため、インボイス非対応の領収書となりますので
予めご了承ください
※申込み後にキャンセルする場合は、お手数ですがinfo_cloud@ncwg.jp
までメールにて必ずご連絡をお願い致します。
ご連絡なくキャンセルとなった場合や、当日キャンセルとなった場合は
後日参加費を申し受けますので予めご了承ください。
<お申し込み方法>
お申し込みは、info_cloud@ncwg.jp 宛てに、
メールの件名を『第77回NCWG会合参加申込』として、
参加者全員の氏名およびメールアドレスをご連絡ください。
なお、参加にあたっては、リアル/オンラインを必ず明記ください。
また、懇親会への参加・不参加についても必ず明記ください。
※懇親会のみの参加の場合はその旨ご連絡ください。
(懇親会はリアルでのみの開催となります)
■感染症対策について
・少しでも体調が悪いと感じた方は直前でも、申し訳ありませんが参加はご遠慮ください。
その際は、info_cloud@ncwg.jpまでメールにてご連絡ください。
当日連絡できなかった場合は、後日ご連絡ください。
・受付時のアルコール消毒、検温(非接触)等にご協力ください。
なお、体温が37.5度以上ある場合は、申し訳ありませんが参加はご遠慮ください。
皆さんのご参加をお待ちしています。
【2025年1月】第22回クラウドビジネスサロン報告
第22回クラウドビジネスサロンを下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

<第22回クラウドビジネスサロン>
テーマ:「『Gemini Live』のクラウドビジネスへの活用!+生成AI最新動向」
日 時:2025年1月20日(火)18:30~20:00
場 所:オンライン(Zoom)
今回のクラウドビジネスサロンは、AndoroidOSだけでなくiOSにも対応した、Google GeminiのAI アシスタントと自然な会話を重ねてアイデアを出し合える「Gemini Live」について、参加メンバーが実際に試してみたインプレッションなどを中心に、その活用の可能性をメンバーで話し合いました。
また、前回開催からの最新の生成AIのトピックについて紹介し、情報を共有しました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
次回の開催は下記の予定です
<第23回クラウドビジネスサロン>
3月18日(火)18:30~20:00 オンライン開催
是非皆さんご参加ください。
『クラウドビジネスサロン』は、メンバー相互の交流の機会を積極的に作りたいという思いから、みなさんが気軽に参加して「クラウドビジネス」について語り合うことできるように、オンライン、リアル問わず、お酒など飲食しながら「テーマ」に沿った話題で進行するスタイルで開催いたします。
クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之
第76回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)
『ランサムウェアを知り、クラウドケイパビリティを高める!』をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第76回会合を、リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしました。
今回の会合は、株式会社エル・ティー・エス リンクさんに会場をご提供いただき、多くの方々にご参加いただき活気ある会合となりました。

テーマ:『ランサムウェアを知り、クラウドケイパビリティを高める!』
日 時:2025年2月12日(水)17:00~19:00
懇親会 19:30~21:30
場 所:株式会社エル・ティー・エス リンク 会議室
東京都港区元赤坂1丁目3-13 赤坂センタービルディング14F
および、オンライン(Zoom)
今回の会合は、『ランサムウェアを知り、クラウドケイパビリティを高める!』をテーマに、ゲスト講演として、一般社団法人日本ハッカー協会 代表理事の杉浦さんに「どこまでクラウド化すればランサムウェア対策になるのか」というタイトルにて、ランサムウェア被害の事例を含め、対策の勘所についてお話いただきました。
クラウド化がランサムウェアには効果的ではあるものの、Microsoft365にて管理者のIP制限を解除していたために、管理者権限を奪われて情報漏洩に繋がった事例などの紹介もありクラウド化した場合でも、脅威への対策は重要であることを改めて認識しました。
杉浦さん、ありがとうございました。
今回の会合が、ご参加いただいたみなさんの「クラウドケイパビリティ」の向上に繋がれば幸いです。
会合、懇親会にご参加いただいたみなさん、オンラインでご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
懇親会についても大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。

<ニッポンクラウドワーキンググループ 2025年度スローガン>
Beyond the Clouds !
『クラウドケイパビリティを伸ばし、クラウドビジネスの質を高める!』
ご参加された皆さん、お疲れ様でした。
詳細レポートについては、後日掲載いたします。
NCWG年度報告会、設立13周年特別講演会、パーティ兼忘年会 開催報告(速報)
この度ニッポンクラウドワーキンググループは13周年を迎えることができました。
日頃の活動をご支援いただいてるご協賛・メンバー・サムライクラウドサポーターの方々にも感謝申し上げます。
13期の活動報告および14期の活動計画の報告会、設立13周年特別講演会、パーティ兼忘年会を2024年12月3日にリアルとオンラインのハイブリットで開催しましたのでご報告いたします。
当日は多くの方にお集まりいただき、ありがとうございました。

日 時:2024年12月3日(火)16:00~
場 所:関東ITソフトウェア健保会館・会議室(大久保)
東京都新宿区百人町2-27-6 関東ITソフトウェア健保会館
または、オンライン(Zoom)
■報告会
第13期活動報告会及び第14期の活動計画報告会
部会活動報告及び活動計画
サムライクラウド部会
クラウドアプリケーション部会
クラウドビジネス推進部会
メンバーからの活動参加報告
大澤武史(株式会社ブライエ)
・実行委員会参加について
宮原哲也(株式会社アルティネット)
・部会活動について
報告会では、会長の小堀より、会としての2024年度の活動報告と2025年度の活動計画を報告させていただきました。
サムライクラウド部会、クラウドアプリケーション部会、クラウドビジネス推進部会の各部会長からも、それぞれの活動報告および活動計画について報告させていただきました。
さらに、メンバーからの活動参加報告として、実行委員会参加について株式会社ブライエの大澤さんから、部会活動について株式会社アルティネットの宮原さんから報告いただきました。
ニッポンクラウドワーキンググループの2025年度のスローガンは下記の通りです。
Beyond the Clouds !
『クラウドケイパビリティを伸ばし、クラウドビジネスの質を高める!』
■設立13周年特別講演会
「量子コンピューティング分野の研究開発の現状と今後」
慶應義塾大学 理工学部物理情報工学科准教授
Quanmatic CTO
量子フォーラム技術担当理事(業務執行理事)
田中 宗(たなか しゅう) 先生
特別講演会では、『量子コンピューティング分野の研究開発の現状と今後』
と題して、量子フォーラム技術担当理事(業務執行理事)の田中先生に、量子コンピューティングの現状と、今後の展望について、分かりやすくお話いただきました。
■設立13周年パーティ兼忘年会

パーティでは、ご協賛の皆さんや関係団体の皆さんからご挨拶をいただきました。
さらに忘年会では、大抽選会に多数の豪華プレゼントをご提供いただき、おかげさまで忘年会を大いに盛り上げることができました。

メンバー、ご協賛、関係団体および一般の方々含め、多くの方にお集まりいただき、今年を締めくくるにふさわしいイベントになりました。
ご協力いただいた皆さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
今後ともニッポンクラウドワーキンググループをよろしくお願いいたします。
詳細レポートについては、後日掲載いたします。
NCWG実行委員会 一同