【2016年3月】クラウドアプリケーション部会報告
2016年3月28日(金)に第10回クラウドアプリケーション部会を開催いたしましたのでご報告いたします。
【日時】
第10回 3月28日(月) 17:00~19:00
【場所】
株式会社クリエイトラボ 会議室
【参加メンバー・協賛企業】
株式会社IDCフロンティア 深野 慶
アドソル日進株式会社 吉村 隆男
株式会社インフォザイン 松田 孝
株式会社エイチ・ピー・エス 三上 智親
オプコ株式会社 深沢 卓史
株式会社オープンウェーブ 尾鷲 彰一
株式会社クリエイトラボ 内田 龍
有限会社ディアイピィ 野元 恒志
株式会社RAIJIN 花村 和弥
計 9社 9名
【概要】
1.本日の開催内容について
当日の開催内容について認識合わせを行いました。
2.クラウドアプリケーション部会 今年度のテーマについて
今年度のテーマ、「クラウドおよびBeaconを活用したIoTの技術に触れる」について認識合わせを行いました。
①クラウド(IaaS、PaaSなど)とスマートフォン、Beaconの連携技術の調査、および実装。
②デモアプリケーションの開発
①、②より各社のサービスに活用してもらえればと思っております。
3.ビーコンについて① ビーコンの概要
ビーコンについて、iBeaconを主に、「アドバタイズ」、「レンジ」、「リージョン」について認識合わせを行いました。
①アドバタイズ︓ビーコン端末が電波発信し見つけてもらう
②レンジ︓ ビーコン端末とスマホの距離情報を取得できる
③リージョン︓ スマホのエリアへの出入りをチェックできる
4.ビーコンについて② iBeaconとEddystone
iBeaconとEddystone(googleのビーコン向けの規格)について認識合わせを行いました。
5.ビーコンとO2Oサービス
ビーコンを用いたO2Oサービスの現状について認識合わせを行いました。
6.ビーコンを活用したシステム構築のためのクラウドサービス
ビーコンを扱うためのクラウドサービス(PaaS)の事例紹介を行いました。
7.今後の活動について
今後の活動方針について認識合わせを行いました。今後は、Android、iPhoneそれぞれのチームに分かれ、Beacon実装の体験をしていく予定です。
8.デモアプリケーションについて検討
2.~7.を踏まえ、開発するでもアプリケーションを何にするかディスカッションをしました。
・イベント案内アプリ : 目的地に近づいたら情報が出る。
・ディズニーランドの待ち時間確認アプリ : どのくらいこんでいるか。
・学校での子供たちの行動調査アプリ : どういう子供たちがグループになっているか。
・もの探しアプリ : 病院などで医療器具がどこにあるか探すなど。
・位置+温度センサーでの室温管理アプリ : 部屋の中でここが寒い、暖かいを感知する。
と様々なアイデアがありましたが、全てに共通する機能の実装を体験するため、「Beacon端末を宝ものと見立てた宝探しゲーム」を開発することとしました。
次回は、5月31日に開催する予定です。実際にスマートフォンと、beacon端末とのBluetoothでの通信体験を行います。
【注意事項】
NCWGクラウドアプリケーション部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっております。ご了承ください。
また、この機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。
【謝辞】
今回は株式会社クリエイトラボさんに会議室を提供いただきました。会場ご提供頂きましたクリエイトラボさん、ありがとうございます。
(部会報告作成 クラウドアプリケーション部会 部会長 尾鷲 彰一)