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2013年9月30日開催 第12回クラウドビジネス推進部会報告

2013年9月30日(月)に第12回クラウドビジネス推進部会を開催いたしました。

今回の部会は、メンバーのFullon株式会社様に会議室をご提供いただき開催いたしました。
ありがとうございます。

【部会風景】

【部会内容】
1.本日の部会について
2.近況報告
3.メンバー発表① OSSのクラウドビジネスへの活用 ハマゴムエイコム 尾鷲氏

オープンソースソフトウェアERP「ADempiere」について、どのような拡張開発を行って、どのようにビジネスを展開していくかについて、デモを交えて発表しました。

「ADempiere」はオープンソースのため、誰でも利用できるものの、そのままでは日本の会計基準に合わないため、税制対応や伝票などの拡張を行う必要があることや、また、テンプレートとして素材産業(量り売りなど)への対応を行っているなど、具体的な内容について説明を行いました。

ビジネスとしては中小企業をターゲットとしており、クラウドを利用したプランなど具体的に例示するとともに、実際のカスタマイズをどの様なスケジュール、人数で行ったかなどについても触れました。

4.メンバー発表② 実例からクラウドサービスの商材化を考える オレガ 藤田氏

オレガ社製品「VVAULT」のクラウドベンダーを含めたこれまでのビジネスの展開、およびこれからのビジネスの展開について発表しました。

発表の中で、クラウドサービスは月額(従量)課金という体系が主流であるのに対し、ディストリビューターを含めた既存の商流は、月額課金にはまだシステム等が対応できていないことがあり、扱われずらい。サービスを既存の商流にのせる商材とするには、年単位(複数年含む)のパッケージにするなどの工夫も必要であるなど、説明を行いました。

また、製品比較にて価格が安くても採用されなかったケース、価格が多少高くても採用されたケースなどを挙げ、購入を決定するキーポイントとして、サービスをオンラインで提供するだけでなく、オフラインを含むエンドユーザへの様々なサポートが必要であることに触れました。

5.メンバー発表③ 新規サービスを生み出そう! Fullon 大原氏

Fullon社の“スーパー新人プロジェクト”について、発表しました。

“スーパー新人プロジェクト”は同社の同年度の新人だけで、企画・開発等を行うプロジェクトとのことで、実際にどのようなWebサービスを検討しているのか、どのようにプロジェクトを進めているかについて説明を行いました。

プロジェクトの目的としては、新しいサービスを作るということはもちろん、未経験の新人に企画からシステム開発、運用まで一貫して経験を積んでもらうとのこと。

参加メンバーからはプロジェクトや発表に対してのアドバイスなどが出ました。

6.NCWG岩崎学園 クラウド教材作成プロジェクト(文部科学省事業)への参加について

岩崎学園が主体となって実施している文部科学省事業のクラウド教材作成プロジェクトについて、NCWGが協力する旨、報告しました。

NCWGメンバーのハマゴムエイコム社内にてプロジェクトにて作成された教材を利用した教育を展開し、評価するとともに、NCWGでもメンバー一般向けの勉強会として展開する計画などを説明しました。

【参加メンバー・協賛企業】
株式会社オレガ
ハマゴムエイコム株式会社
Fullon株式会社
株式会社北斗システムジャパン
(50音順)
計4社10名

事例報告など、部会にて発表したい内容をお持ちの方はぜひご提案ください!

次回部会は下記の通り開催いたしますので、みなさまご参加ください。

<第13回 クラウドビジネス推進部会>
【場所】スターティア株式会社 会議室
http://www.startia.co.jp/company/access/
【日時】 11月27日(水) 17:00 ~ 19:00 

【注意事項】
NCWGクラウドビジネス推進部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっております。ご了承ください。またこの機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。

http://ncwg.jp/inquiry


クラウドビジネス推進部会は、サムライクラウドのアプリケーション連携をどの様にビジネスに組み込んでいくかを検討しながら、「アプリケーション」だけでなく「サービス」や「人」の「連携」をキーワードに、連携による創発から生じるクラウドサービスのメリットを活かしたビジネス提案を行って参ります。


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