2013年5月28日開催 第10回クラウドビジネス推進部会報告
2013年5月28日(火)に第10回クラウドビジネス推進部会を開催いたしました。
今回の部会では、新たに「協賛各社のサービス・事例を知ろう!」と題し、最新情報をキャッチアップすることを目的に協賛社からの発表枠を内容に盛り込み、今回は会場をご提供いただいたNTTコミュニケーションズ社から、「BizホスティングEnterpraizeクラウドの概要説明と簡単なビジネス事例」についてお話いただきました。
またメンバー事例発表として、ディアイピィ 野元氏より「Cloudn-Paas上でのアンケートサービス実装」について、サテライトテクノロジー 小池氏より「プリントクラウド 某大学の事例」について発表いただきました。
【内容】
1.本日の部会趣旨説明
部会長:高橋 氏
本日の部会の趣旨について説明しました。
2.参加メンバー近況報告
参加メンバー各社のビジネスおよび近況について各社から簡単に報告が挙げられました。
参加メンバーからは、最近の円安の影響で、ドルベースで請求されるAWSの利用コストが無視できないものとなっているなど、実際にAWSを利用している企業からの報告があるとともに、別のメンバーからは、今年1月末と5月末での比較で円安がハードウェア調達コストにも(2割以上の)影響を及ぼしているなど報告がありました。
3.協賛各社のサービス・事例を知ろう!
「BizホスティングEnterpraizeクラウドの概要説明と簡単なビジネス事例など」
NTTコミュニケーションズ クラウドサービス部 永尾氏
NTTコミュニケーションズ社のサービスとして同社が提供するパブリッククラウド型のサービス「クラウド・エヌ」ではなく、今回はプライベートクラウド型の「Biz ホスティング Enterprise Cloud(BHBC)」について発表しました。
BHBCでは同社のネットワークインフラを強みとし、柔軟に対応可能な速度可変のネットワークや、同社との契約だけで各国拠点間の通信をカバーできるグローバル展開が可能など、サービスの優位性について説明しました。
また、BHBCを利用したビジネス連携モデル(SI&組み込み、SaaS、ホワイトラベル提供などの事例)についても紹介しました。
4.メンバー事例発表1
「Cloudn-Paas上でのアンケートサービス実装」
有限会社ディアイピィ 野元氏
ディアイピィ社より、同社がサポートするオープンソースのアンケートアプリケーションを、NTTコミュニケーションズ社が提供するCloudn上のPaaSサービスを利用しサービス化する実装事例について発表しました。
PaaSを利用することで、キャンペーンなどを実施する大型顧客にも対応できるようになるとともに、IaaSを利用するよりもコストを最小化できるなど、PaaSを利用するビジネス面でのメリットなどを発表しました。
5.メンバー事例発表2
「プリントクラウド 某大学の事例」
株式会社サテライトテクノロジーズ 小池氏
サテライトテクノロジーズ社が今回手がけた、某大学内でのネットワークサービス型のプリントインフラ基盤実現の事例について発表しました。
発表では、顧客である大学が抱えるプリント管理の課題(利便性の改善やプリントコストの管理など)を具体的に挙げ、実現方法や、実現する上での問題などについて説明しました。
【参加メンバー・協賛企業】
株式会社インターファクトリー
株式会社エイチ・ピー・エス
NTTコミュニケーションズ株式会社
株式会社オレガ
株式会社サテライトテクノロジーズ
株式会社Joe’sクラウドコンピューティング
有限会社ディアイピィ
ハマゴムエイコム株式会社
Fullon株式会社
株式会社マキシマイズ
(50音順)
計10社12名
事例報告など、部会にて発表したい内容をお持ちの方はぜひご提案ください!
【注意事項】
NCWGクラウドビジネス推進部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっております。ご了承ください。またこの機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。
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クラウドビジネス推進部会は、サムライクラウドのアプリケーション連携をどの様にビジネスに組み込んでいくかを検討しながら、「アプリケーション」だけでなく「サービス」や「人」の「連携」をキーワードに、連携による創発から生じるクラウドサービスのメリットを活かしたビジネス提案を行って参ります。
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