2013年3月25日開催 第9回クラウドビジネス推進部会報告
2013年2月25日(月)に第9回クラウドビジネス推進部会を開催いたしました。
今回の部会は、日立ソリューションズ東日本 手塚氏より、「米国での医療分野でのクラウド事例紹介」ということで、身体に取り付ける医療用センサーデバイスを持ち込んでの実演およびビジネス展開の検討を行うとともに、「メンバー協業事例発表」としてJCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ 上野氏より、セシオス 社との協業により販売を開始した「Office365認証強化パッケージ」について発表いただきました。
なお、今回はインターファクトリーさまに会議室をお借りしました。
【内容】
1.本日の部会趣旨説明
部会長:高橋 氏
本日の部会の趣旨について説明しました。
2.参加メンバー近況報告
参加メンバー各社のビジネスおよび近況について簡単に報告いただきました。
3.米国での医療分野でのクラウド事例紹介
株式会社 日立ソリューションズ東日本 手塚氏
実際にセンサーを身体に身に着け、そのデータを携帯経由でクラウドに送信し管理するという一連のデモ、および、センサーから取得される情報を分析・監視することにより、症状の深刻化を予測し、発作等を未然に防止するという活用方法について発表いただきました。
発表の中では、本サービスのビジネス展開に関して参加メンバーとともに意見やアイディアを出し合いました。
4.メンバー協業事例発表
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ 上野氏
JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ社のプライベート認証局「Gleas(グレアス)」
とセシオス社のシングルサインオンサービス「SeciossLink(セシオスリンク)」をパッケージ化した「Office365 認証強化パッケージ」について発表いただきました。
発表の中では、これまでもGoogleAppasやSalesforceといった他のクラウドサービスについては両社製品の組み合わせにより対応していたが、今回セシオス社の「SeciossLink」が「Office365」に対応したことによりターゲットを広げることができたなど、協業したことによるメリットについて紹介いただきました。
また参加メンバーからは、実際に製品をどのように利用するのか・できるのかなどの質問が出されました。
5.今後の活動について/その他情報交換
部会長:高橋 氏
今後の部会活動に関連し、「聞きたい」「知りたい」内容について意見を求めました。参加メンバーからは「IaaSのレンタルサーバを超えた利用方法について聞きたい」などの意見が出されるとともに、主にビジネス面で「製品やサービスをどのようにクラウドサービス化していけるのか」「クラウドサービス化においてカスタマイズはどのように扱うべきか」などの質問が出され、参加メンバーにて各社での対応方法などを紹介しあいました。
【参加メンバー・協賛企業】
株式会社インターファクトリー
株式会社オレガ
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ
株式会社セシオス
株式会社トランスウエア
株式会社 日立ソリューションズ東日本
株式会社北斗システムジャパン
(50音順)
計7社10名
事例報告など、部会にて発表したい内容をお持ちの方はぜひご提案ください!
【注意事項】
NCWGクラウドビジネス推進部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっております。ご了承ください。またこの機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。
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クラウドビジネス推進部会は、サムライクラウドのアプリケーション連携をどの様にビジネスに組み込んでいくかを検討しながら、「アプリケーション」だけでなく「サービス」や「人」の「連携」をキーワードに、連携による創発から生じるクラウドサービスのメリットを活かしたビジネス提案を行って参ります。
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