「CEATEC JAPAN 2013」 CBA・NCWG連携部会発表のご案内
2013年10月1~5日に開催されます、CEATEC JAPAN 2013にて、
CBA(クラウド・ビジネス・アライアンス)とNCWGの連携部会セッションで、
NCWGから有限会社ディアイピイ 代表取締役社長 野元 恒志氏が登壇いたします。
発表の概要は以下の通りです。
是非ご来場ください。
【タイトル】
『ハイブリッドクラウドをスマートに使いこなすヒント』
【日時】
2013年10月4日(金曜日)15:30~16:00
【場所】
CEATEC JAPAN 2013
ステージ ICT Suite/Electronics Suite
ゾーン ICT Suite
ホール ホール3
小間番号 3E07
【講演者】
ニッポンクラウドワーキンググループ /
有限会社ディアイピイ 代表取締役社長 野元 恒志
【概要】
CBAとNCWGの連携部会では、オープン技術を用いて、様々なSaaSを、
フロント連携(Webポータル・認証連携)させ、安全に便利に使うための
研究を続けています。OpenSocialやSAMLフェデレーション等、最新の成
果をご紹介します。業務に複数のSaaSを利用することも珍しくない今日、
アプリケーションのハイブリッドクラウドをスマートに使いこなすための
ヒントをお届けします。
【2013年7月24日開催】第13回サムライクラウド部会報告
2013年7月24日(水)に第13回サムライクラウド部会を開催いたしました。
【内容】
- マッシュアップ開発プロジェクト
- チーム内打ち合わせ
- 今後の進め方について
【会場】
株式会社日立ソリューションズ東日本 東京事業所
川崎市川崎区駅前本町12-1(川崎駅前タワー・リバーク)19F会議室
【参加メンバー】
株式会社オレンジソフト
株式会社システムフレンド
有限会社ディアイピィ
ハマゴムエイコム株式会社
株式会社 日立ソリューションズ東日本
Fullon株式会社
「マッシュアップ開発プロジェクト」の活動を行いました。
今回の部会では各チームに分かれ、前部会で決定した各担当作業の進捗状況の確認と、今後の進め方について検討しました。
進捗状況の確認では、ソフトウェアの調査・検証結果の共有や、使用するミドルウェアについての情報共有などを行いました。また、固まっていない部分の仕様検討も行い、前回よりも各担当者の今後の作業内容がより具体的なものになりました。
今後の全体的な進め方としては、次回9月に開催される部会までに、作品を概ね形にしていく予定です。それに向け、各々の担当作業を進めるとともに、必要に応じて勉強会や情報交換会を設け、開発作業を進めていきます。
次回の部会は、8月はお休みし、9月10日(火)の19時開始を予定しています。
~~~「マッシュアップ開発プロジェクト」について~~~
○概要
当プロジェクトでは、サムライクラウド部会に参加しているメンバーが2チームに分かれ、クラウドを活用したマッシュアップ開発を行い、クラウド関連技術の調査・検証の実施、および成果として開発物の公開を目指して活動しています。
○開発している作品
・身体の動きや音声などによる操作が可能な「Kinect」を活用したシステム
・「オープンデータ」と「位置情報」を利用したスマートフォンアプリ
【2013年6月19日開催】第12回サムライクラウド部会報告
2013年6月19日(水)に第12回サムライクラウド部会を開催いたしました。
【内容】
- マッシュアップ開発プロジェクト
- テーマ・概要の発表
- チーム内打ち合わせ
- 今後の進め方について
【会場】
株式会社日立ソリューションズ東日本 東京事業所
川崎市川崎区駅前本町12-1(川崎駅前タワー・リバーク)19F会議室
【参加メンバー】
株式会社オレンジソフト
株式会社エイチ・ピー・エス
株式会社システムフレンド
有限会社ディアイピィ
ハマゴムエイコム株式会社
株式会社 日立ソリューションズ東日本
Fullon株式会社
前部会同様、「マッシュアップ開発プロジェクト」の活動を行いました。
当プロジェクトでは、部会に参加しているメンバーが2チームに分かれてクラウドを活用したマッシュアップ開発を行い、クラウド関連技術の調査・検証の実施、および成果として開発物の公開を目指して活動しています。
今部会では、これまで各チームで検討してきた成果物の最終的なイメージについて、テーマや概要などを発表を通じて情報共有しました。
発表より、身体の動きや音声などによる操作が可能な「Kinect」を活用したシステムと、「オープンデータ」と「位置情報」を利用したスマートフォンアプリを、それぞれのチームで開発することになりました。
仕様についても固まりつつあり、両チームとも面白い作品になるのではないかと思います。
役割分担も決まり、今後は各担当部分における技術調査や設計など、本格的な開発作業に入ります。短い開発期間ではありますが、会社の垣根を越えて協力し合い、成果物の公開を目指していきます。
次回は、7月24日(水)の19時開始を予定しています。
第15回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告
「クラウドの裾野」と題して、第15回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。
今回の会合では、外部講師の方にご登壇いただき、
普段得ることのできない様々な情報をお話いただくことで、
クラウドの視野を広げるきっかけとなる会となりました。
会場のご提供をいただきましたGMOクラウド様ありがとうございました。
ご参加いただいた皆様、今回も有意義な会合が開催できたので、
ほんとうにありがとうございました。
【日時】
2013年6月4日(火)17:00~19:00
【場所】
GMOクラウド株式会社 シナジーカフェ「GMO Yours」
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 11F
【参加者】
メンバーおよび協賛の方々を含めて約50名
【発表概要】
1.会長からのご挨拶
小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)
会場を手配いただいたGMOクラウド様に深謝いたします。
ニッポンクラウドワーキンググループの活動も1年半となり、着実に、見える形で
活動できていると考えております。
本日はオープンコンピュートプロジェクトジャパンの鵜澤様、
国際大学グローコムの林様に外部講師としてご登壇いただきます。
林様はサムライクラウドサポーターの一人で、昨年の11月に開催した
設立一周年記念講演の際にもご講演いただきました。
鵜澤様は当サムライクラウド部会が技術検証等の
共同プロジェクトで関わっているCBA(クラウドビジネスアライアンス)さんにも
参加されています。
CBAさんは、規模も大きく、さらにクラウドの幅広い分野で活動されているので、
日本のクラウドビジネスを盛り上げるためにも
メンバーの方々にもぜひ参加していただき、
クラウドビジネスを盛り上げていけたらと考えております。
最後に、ニッポンクラウドワーキンググループとして、
どのような活動をしているかを内外にお知らせしていくことは
非常に重要だと考えています。
今後もニッポンクラウドワーキンググループの活動を
見える形で発信し、着実に活動を進めていきたいと
考えています。
2.新規メンバーのご紹介
■早稲田システム開発株式会社 代表取締役 内田 剛史 氏
収蔵品管理を中心とした博物館の業務システム開発をしております。
博物館の業務システムということでニッチではありますが、
その重要性を感じさせられるお話があります。
長野県の栄の棚田では、震災により甚大な被害を受けたましたが、
江戸時代に苦労して棚田を敷いた資料がきっかけとなり、
棚田を復旧させたという出来事がありました。
このことからも資料を管理することはとても重要なことであり、
日本を守るようなビジネスをしていきたいと考えています。
そのために、一緒に協業できるビジネスパートナーを探したいと考えています。
3.「クラウドへの移行はカルチャーの変更を伴う」
■オープンコンピュートプロジェクトジャパン 副座長 鵜澤 幹夫 氏
・本業ではブログを書いています。
・クラウドはコンシューマ系が非常に強く、エンタープライズ系はコンシューマの後追いになっています。
・クラウドはコンシューマが底上げし、そこにある種の層ができ、更にエンタープライズが乗るというように変わってきています。
・ブログのアクセスを解析したところ、以前はグーグルのサーチから大半の人がアクセスしていましたが、最近ではfacebookやtwitterからのアクセスが伸びてきています。これは、情報を得るための手段が検索から変わってきているということです。
・モバイルについては、プラットーフォームを見る上で、トラフィックが一番重要であると考えています。今後Androidが強くなるのではないかと考えています。
・コンピュータの需要は2000年では企業が60%だったにも関わらず、2012年には個人が85%となっており、主導権が企業から個人へと移行しています。
・今年の年末にはPCをタブレットが逆転するのではないかと考えています。
・OCP(オープンコンピュートプロジェクト)では、米国の東西海岸と、欧州に巨大データセンタを構築しました。現在世界に10個のデータセンタがあります。
・サーバについては、データセンタで湿度等を管理しているので、その範囲内で動作する安くて使いやすいものを使用します。このようなデータセンタ構築、サーバ構築等の最適な設計についてfacebookが仕様化し、オープンソース化しました。
・OCPの課題としては、台湾で作ったサーバを誰が検証するかということと、そのプロセスの作成です。これを、日本と台湾で実施していこうとしています。
・サーバの特徴としては、スイッチやコネクタはすべてフロントに設置し、ホットアイルはファンが並ぶだけで、メンテナンスしやすい設計となっています。また、ネジを一本も使わずにキッティングすることができます。
・今までのITは立派なサーバとラックによりメーカが競争していましたが、これからは広告費などによる収入で、低コストかつユーザのニーズに応えるというように変わっていくと考えています。そのためにはリソースが必要であり、みんなが協調していかなければなりません。
Q.クラウドの中でメールの位置づけは。
A.ソーシャル化する中で1対1は当然必要であり、メールはなくなりません。
現在のメールについては、スパムから重要なものまでの重み付けができていないと思います。そこに注力していただけると使いやすくなるのではないでしょうか。
Q.セキュリティについてはどうか。
A.ユーザのリテラシーを引き上げつつ、ユーザに判断させることも重要になります。
また膨大なフィルタが必要になると考えられ、オン・オフだけではなく、更に細かいフィルタリングが必要になると考えています。
※発表資料はこちら
4.「オープンデータ概論」
■サムライクラウドサポーター グローコム客員研究員 林 雅之 氏
・本業はNTTコミュニケーションズで「Cloudn」のサービス企画開発やマーケティング等を担当しています。
・明後日(6/6)で6年連続毎日ブログを書いています。また現在オープンデータに関する本を執筆中で、ほとんど書き終えています。
・オープンデータに関するブログを書くと、とても多くのコメントが寄せられ、その多くが地方という傾向があります。
・オープンデータの注目度としては、日経一面に掲載されたことや、NHKでも頻繁に取り上げられており、非常に注目されています。
・オープンガバメントとは、特に米国のオバマ政権でオープンガバメント政策を積極的に推進しており、「透明性・国民参加・官民連携」の三つの基本原則があります。
・オープンデータとは、オープンガバメントの三つの基本原則の一つである「透明性」について、データをオープン化して誰もがアクセスでき、再配布が自由に行えるようにするものです。
・オープンデータは、誰が書いたかだけを開示し、ビジネスにも使用できるようにしています。
・データへのアクセスについては、人にやさしいものから機械にとってやさしいものへと変わってきています。これにより、データの利用を自動化できるようにもなってきています。
・海外ではオープンデータ化が進んでおり、アジアにおいてもオープンデータサイトが立ち上がっていますが、日本ではまだ立ち上がっていません。日本のオープンデータ化の進捗度はかなり遅れているという結果が出ています。
・今年の2月に「International open day」を開催しました。これはオープンデータを活用した利用モデルに対するアイディア共有といったアイディアソンやハッカソンです。
・オープンデータとしては、気象データが非常に価値があると言われています。宇宙データや気象データなどを組み合わせたビジネスは色々と考えられるのではないかと思います。
・ビジネスモデルを構築し、収益やビジネスの確立には中長期的な視点が必要ではありますが、早く走った方が早い者勝ちできると考えています。
・日本でのビジネス事例がまだ少ないため、政府等の様々なイベントに参加して人脈を作っていくことが重要です。またニッポンクラウドワーキンググループなどで取り込み、リードしていくことも必要ではないでしょうか。モデルを検証・検討し、早めに行動・参加することや、トライアル・環境の提供も必要であると考えています。
・オープンデータとクラウド事業者ではまだ距離がありますが、これを縮めて連携を図っていきたいと考えています。
※発表資料はこちら
5.各部会からのお知らせ
【サムライクラウド部会】 副部会長 前本 知志 氏
・毎月部会を行っています。
・5/23の部会では、技術交流やマッシュアップを行いました。現在マッシュアップ開発プロジェクトを実施しており、これから開発に入ります。マッシュアップアワードへの出品を目指しています。
・CBA(クラウドビジネスアライアンス)と共同でWebSoketやOpenSocialの技術検証も行っています。
【クラウドビジネス推進部会】 副部会長 藤田 浩之 氏
・毎月部会を行っています。
・前回は5/28にNTTコミュニケーションズ様で行い、協賛様に発表していただきました。最新の情報をキャッチでき、とても貴重なお話を聞くことができました。
・各社のビジネスの近況を語り合う場にもなっています。例えば円安の影響によるハードウェア、クラウド利用料金変化の話など。
6.GMOクラウド社からのご紹介
課題の提起とソリューション
GMOクラウド株式会社 コミュニケーション戦略グループ エヴァンジェリスト 木村 薫 氏
・「なぜ会合で寝てしまうのか」、それはビジネスとしての展望のイメージがわかないからだと思います。
・「クラウドエコシステム」は「ビジネスエコシステム」へ置き換えることができ、大前提はビジネスであると言えます。
・「クラウドのエコシステムとは?」これがニッポンクラウドワーキンググループにおける再注力課題であると思います。
・IaaS事業者にフォーカスすると、AWSがメインストリームからなくなることはないと考えられるので、共同路線がベストであると考えています。
・クラウド化は順調に進行しています。導入理由としては、価格削減できるという理由が最も多く、全体の25%となっています。しかし、IaaS事業者としては単価が下がることでパイを取らなくてはなりません。
・IaaS事業に対するニーズとしては、「既存システムの乗せ替え」、「新規ビジネス事業者の初めてのインフラ」、「ビッグデータ(オープンデータ)の分析」が挙げられます。
・当社の活動としては、HackerNewsやLeanstartupへの支援を行っています。提供しているものとしては、インフラ・会場等の場所・各種イベントへの参加啓蒙などです。
・当社のサービスで他社と異なる特徴としては、メモリやCPUを増やしても再起動せずに使用できることです。
・6/3に発表された「ガバナンス要求を考慮したIaaSランキング」では、「GMOクラウドPublic」が第3位(国産では1位)に選ばれました。
※発表資料はこちら
7.会長からの総括
ニッポンクラウドワーキンググループは、基本としてはアプリケーション連携をしていくことにより、ビジネスの輪を広げていきたいという思いで始まりました。
アイディアをどうやって具現化するかについては、一企業では簡単であり難しいことです。そこで、このような会で様々なつながりを作っていただきたいと考えています。
8.懇親会
会合後の懇親会も、GMOクラウド株式会社様に会場をご提供いただきました。
日本酒、ワインなどの差し入れもあり、大変盛り上がりました。
【2013年5月23日開催】第11回サムライクラウド部会報告
2013年5月23日(木)に第11回サムライクラウド部会を開催いたしました。
【内容】
- マッシュアップ開発プロジェクト
- アプリケーションの概要検討
- 技術要素の構成整理
- 役割分担
- 今後の進め方について
【会場】
株式会社日立ソリューションズ東日本 東京事業所
川崎市川崎区駅前本町12-1(川崎駅前タワー・リバーク)19F会議室
【参加メンバー】
株式会社オレンジソフト
株式会社エイチ・ピー・エス
株式会社システムフレンド
有限会社ディアイピィ
ハマゴムエイコム株式会社
株式会社 日立ソリューションズ東日本
Fullon株式会社
「マッシュアップ開発プロジェクト」の活動を行いました。
今年度の新しい取り組みとして活動を開始してから、今回で3回目の部会となります。
今部会では、前回検討した最終的な成果物のイメージに対して、実際にどんな機能を持たせるかなど、アプリケーションの概要について検討しました。また、それに付随する技術的要素の構成や、開発する上での役割分担についても検討しました。
実際の開発では、業務で経験した分野の作業を行う者とそうでない者がおり、今後は技術に対する勉強会なども実施しながら活動を進めていきます。普段業務で経験していない技術に対して触れることができ、技術的な面においても新しいサービスの創出に繋がるのではないかと思います。
次回は、6月19日(水)の19時開始を予定しています。
第15回NCWG会合のお知らせ
第15回会合(2013年6月4日開催)はGMOクラウド様に会場をご提供頂き、以下の通り開催いたします。
皆さんふるってご参加ください。
恒例の会合後の懇親会も企画いたしますので、合わせてご参加ください。
<NCWG会合>
【テーマ】
クラウドの裾野
【日時】
2013年6月4日(火)17:00~19:00
※開催曜日がいつもと異なりますのでご注意ください
【場所】GMOクラウド株式会社 シナジーカフェ「GMO Yours」
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 11F
http://ir.gmocloud.com/company/profile/access/
【予定内容】
1.会長挨拶
2.「クラウドへの移行はカルチャーの変更を伴う」
オープンコンピュートプロジェクトジャパン 副座長 鵜澤 幹夫 氏
3.「オープンデータ概論」
サムライクラウドサポーター グローコム客員研究員 林 雅之 氏
4.各部会報告
5.GMOクラウド株式会社からのご紹介
6.総括・連絡事項
<NCWG懇親会>
【日時】
2013年6月4日(火)19:30~
【場所】
シナジーカフェ「GMO Yours」 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 11F
※会合と同一会場となります。
【懇親会参加費】 無料
【お申し込み方法】
facebookでのお申し込みとなっています。
会合と懇親会は別のイベントとなっておりますので、ご注意ください。
<会合>
http://www.facebook.com/events/538230512882095/
<懇親会>
http://www.facebook.com/events/458498927575108/
諸事情によりfacebookでの申し込みができない方へ
メールでも受付を行っております。info_cloud@ncwg.jp までメールにてご連絡をお願い致します。
※イベントページへアクセスできない方へ
facebookグループのイベントとして作成しているため、グループへの参加が必要になります。
グループへの参加要望に関しましても info_cloud@ncwg.jp までメールにてご連絡をお願い致します。
【NCWG会合についての注意事項】
NCWG会合への参加については、従来通り基本的にはNCWGメンバーおよび
ご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっています。
関係者以外の方で会合へ参加をご希望される方は、お手数ですが下記お問合せフォーム
よりお問合せください。
http://ncwg.jp/inquiry
よろしくお願いいたします。
【2013年4月17日開催】第10回サムライクラウド部会報告
2013年4月17日(水)に第10回サムライクラウド部会を開催いたしました。
【内容】
- 今期の活動について
- 基本的な進め方
- マッシュアップ開発プロジェクトについて
- マッシュアップ開発プロジェクト
- 技術要素の整理
- 方向性の決定
【会場】
株式会社日立ソリューションズ東日本 東京事業所
川崎市川崎区駅前本町12-1(川崎駅前タワー・リバーク)19F会議室
【参加メンバー】
株式会社オレンジソフト
株式会社エイチ・ピー・エス
株式会社システムフレンド
有限会社ディアイピィ
ハマゴムエイコム株式会社
株式会社 日立ソリューションズ東日本
Fullon株式会社
今年度の新しい取り組みである「マッシュアップ開発プロジェクト」を中心に活動しました。
今部会から新たに2名がプロジェクトに加わったため、今期の活動の進め方と「マッシュアップ開発プロジェクト」の目的について再確認しました。
「マッシュアップ開発プロジェクト」では、前回同様2チームに分かれ、前回検討したテーマについて技術的な要素の整理や、今後の方向性について深掘りし、最終的な成果物のイメージを検討しました。話し合いの中では、興味深いアイディアや技術的な観点での意見が飛び交い、新しいサービスおよびビジネスの創出に繋がるきっかけが生まれてきているのではないかと思います。
今後は、アプリケーションの概要、役割分担等を決定していく予定です。
次回は、5月23日(木)の19時開始を予定しています。
第13回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告
「集う力を、クラウドに!」と題して、第13回の定例会合を行いました。
今回のメンバー発表では、これまで発表機会のなかった5社のメンバーの方々に、
各社のビジネスやクラウドについての関わり方について、忌憚なくお話しいただき大変興味深い内容となりました。
今回会場をご提供いただきましたIDCフロンティア株式会社様には大変感謝しております。
ありがとうございました。
またご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
【日時】
2013年3月4日(月) 17:00~19:00
【場所】
IDCフロンティア株式会社様 セミナールーム
【参加者】
メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて約50名
【発表概要】
1.会長からのご挨拶(概略)
小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)
IDCフロンティア株式会社様での会合は2回目となります。IDCフロンティア株式会社様、会場のご提供、誠にありがとうございます。
今回、次回の会合は「集う力を、クラウドに!」をテーマに掲げ、両会合で計10社のメンバーの方々に自社のビジネスを中心とした内容でお話しいただくことになっています。
今回、メンバーの自社ビジネス紹介的な内容で会合を進める趣旨としては、
「メンバーが普段どのようなビジネスをしているのかを知りたい」とか「メンバーが、どのようなプロダクトやサービスを有しているかも知りたい」など、メンバーのことをもっと深く知りたいとの意見が挙ったことで会合内容に組み入れた次第です。
参加メンバーのビジネス内容を知ることで、知らなかったことによる「ビジネス機会の損失」を防げれば良いのではないかと考えています。
そこで、今まで発表機会の無かったメンバーの方々に、自社のビジネス的「強み」と「良い意味での弱み」、例えば「人的リソースが足りない」とか「この分野の技術力が弱い」、「この分野への人的関係性が薄い」など、忌憚なくお話しいただき、メンバー・協賛間での補完し合えるようなことが出来れば、会の存在意味も明らかになるのではと考えています。
一社で広範囲なクラウドビジネスのビジネススコープに対応することは、あまり現実的ではありません。そのためにニッポンクラウドワーキンググループと言った「リアルな場」を使っていただき、メンバーや協賛間から生まれた関係性からの相乗効果によるビジネススパイラルアップを起こすことで、少しでも良い方向へ向かえばと考えています。やはり、クラウドビジネスの本質は、「競争」ではなく「共創」だと実感しています。
また、たとえすぐに結果が出なかったとしても、5年後、10年後に皆さんが今までを振り返った時に、「あの時、ニッポンクラウドワーキンググループがあったから今のビジネスがあるんだ」と思っていただけるようなことを会の活動として今期もやって行きたいと考えています。
皆さんもお忙しい時間を割いて参加されているのですから、是非有意義な会合にしたいと思います。
<発表1>
木下 賢司氏(Fullon株式会社)
・5年前に設立したベンチャー企業で、主に受託開発をしています。
・2012年度の傾向として、Javascriptを使った案件や一般のコンシューマ向けの案件が多かったです。
・CakePHPを使用した広告出稿統計システムでは、データベースのチューニングで苦労しました。
・某生命保険システムではIE6への対応に苦労しました。
・大手商社向けの案件では、Aipoなどのオープンソースを使用し、低コストで短納期の開発をしました。
・IE10への調査等が課題となっています。また、この開発を通じてクラウドでない方が良い場合もあるということを学びました。
<発表2>
齋藤 隆氏(カームコンピュータ株式会社)
・1993年に設立し、本社は大阪、事業所は昨年の夏に引っ越して、現在は三田にあります。
・主に受託開発をしています。
・自社で開発した、MAC関係のセキュリティに関連した製品を取り扱っています。
・開発ではMACがブラックボックス化されていたため、四苦八苦しながら開発しましたが、それによりノウハウを蓄積することができました。
・WindowsとMACの両方で提供している指紋認証ソリューションもあります。
・クラウド向けのセキュリティサービスとして、データの情報漏えい、不正ログインを防ぐ技術として、
暗号鍵の分散技術を開発しました。これはクライアント側と認証側とで鍵をバラバラにして認証を行う技術です。
・暗号鍵を分散させる際にログを取ることができるため、今まで痕跡が残らなかったものが追跡できます。
・セキュリティサービス単体で提案しても予算がないと言われるなど、この技術をどのように売っていけばよいのかわかっていません。そこで、他社がサービスを提供する際に、クラウドのセキュリティ強化として提携したサービスを提供していきたいと考えています。
<発表3>
藤野 好一氏(株式会社エアー)
・1983年に設立し、本社は大阪、東京の事業所は六本木です。
・クラウドサービスではなく、パッケージの販売を中心に行ってきました。
・自社のアプリケーションサービスや、海外のパッケージ製品を日本に輸入して販売するディストリビューションなどを行っています。
・ディストリビューションでは、日本語化や日本語向けのカスタマイズなどを行ってきたため、ノウハウを蓄積することができました。
・2011年頃からクラウド系を中心に取り組んできました。
・メールセキュリティソリューション、messageソリューション、仮想化ソリューションなどがあります。
・WISEAuditはクラウドサービス向けメールアーカイブです。2012年までで10万ライセンス使用されています。使用するメールサーバは、安いISPでメールアーカイブはオンプレミスなど、ハイブリットで提供しています。
・WISESyncはスマートフォンのメール同期機能を利用して、現在運用中のメールシステムが利用できるサービスです。既存の製品を変えずに、横に置くだけで使用できるようになります。
・WISEEncryptは、生データを転送する際に、途中で暗号化できる技術です。
<発表4>
株式会社アクティブフュージョンズ
・2001年の10月に設立しました。
・主にホスティングや受託開発をしています。
・ホームページの作成、Webデザイン、サーバの保守運用なども行っています。
・CMS関係としては、基のCMSのプラットフォームに対して、画面で選択していくだけで、細かくページを作ることができるプラットフォームの開発をやっています。
・女性向けのECサイトなども自社でデザイン開発を行っています。
・顧客からの個別の要望に対してニーズに応えるということをしています。
・協業可能なビジネスパートナーを募集しています。
<発表5>
三上 智親氏(株式会社エイチ・ピー・エス)
・主に受託開発、派遣などをしてきました。
・2006年より、ホスティングサービスをしています。
・4年前からの課題として、サービスの割合を太くしていこうという活動をしてきました。
・フレームワークのコアな部分の開発に携わった実績もあります。
・顧客のニーズに応えるため、ECCUBEや、MOVABLETYPEなどのオープンソースを使っています。
・一つの商品を作りこむということはしていません。お客様からこういうものが欲しいということをヒアリングしながら取り込むということをしています。
・ECフルフィルメントサービスは、物を管理する部分まで含めて、すべてアウトソーシングできるサービスです。
・PassiveSignageは、画面にアクションを加えることで画像を動的に切替える技術どんな人が通ったかによって、表示する画像を変化させることはできると考えています。
・ただ画像を表示するのではなく、その人にあったものを表示するなど、情報収集のためのデジタルサイネージを目指しています。
3.サムライクラウド部会報告
樋口 尚寿 (株式会社オレンジソフト)
・CBAとの相互接続性検証について、2月13日(水)に開催された「CBAクラウドバレンタイン」にて、共同発表をしました。
・発表資料はCBAのサイトでダウンロードできます。
・次回の部会は3月22日です。
4.クラウドビジネス推進部会 報告
高橋 亮人 (株式会社インターファクトリー )
・クラウドを活用したビジネス連携による創発として、1+1が2ではなく、3,4,5となることを目指して活動しています。
・発表機会の少ないメンバーに発表していただくということを考えています。
・クラウドビジネスの事例として、協業事例や各社のビジネスを知り合うということを考えています。
・検証環境の評価キャンペーンにより、容易に協賛各社の環境を試すことができます。
・協賛各社の検証環境をフィードバックすることで、日本のクラウド環境のさらなるレベル向上に貢献しましょう。
・次回の部会は3月25日に開催予定です。
5.IDCフロンティア株式会社からのご紹介
大屋 誠氏(IDCフロンティア株式会社)
「タイトル」
・データセンタを利用したクラウドサービスを提供しています。
・2012年に白河のデータセンタが稼働しました。
・外気メインの最新空調方式により、世界最高水準の省エネ性能を実現しています。
・当社では、クラウドとは運用委託と定義しています。インフラ機能の充実、安定性の追求、ビジネスのサポート、SEのサポートを目指しています。
・日経BPのクラウドランキングで、上位にランクインしています。
・セルフ型クラウドサービスは、クラウドスタックを採用したサービスです。1年半かけてノウハウを蓄積してきました。運用面等にも高いノウハウがあります。
・クラウドの場合サーバの性能がわかりにくいため、CloudHarmony社に預けてサーバの評価をしていただいています。他社との比較もしていただいています。
・分散ストレージサービスを、1月29日より先行提供開始しています。保存データは同一拠点内で多重化保存、遠隔地の拠点間で自動分散されます。19ナインの堅牢性と、6ナインの可用性を誇るクラウドストレージサービスです。
・お客様のビジネス目線で、サーバの組み合わせ、運用の効率化など、トータルでサポートしていきたいです。
6.総評
小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)
・途中から出席される方もいるので、最後にも私からの挨拶を兼ねて、総評をさせていただくことにしました。
・発表機会の少ないメンバーに発表していただき、質疑応答まで含めて良い発表になったと思います。
・質疑応答までが発表であり、質問は発表者に対する敬意でもあります。次回の会合もメンバー5社に発表していただきますので、質問も含め良い発表になればと思います。
・この活動が有意義なものになれば、今後も定期的にやっていきたいと考えています。
7.懇親会
会合後の懇親会も、IDCフロンティア株式会社様に会場をご提供いただきました。
豪華商品が当たる抽選会もあり、大変盛り上がりました。
第13回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)
第13回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を開催致しました。
大勢の方にご参加いただいた中、メンバー発表ではこれまで発表の機会のなかった5社による発表を実施し、盛況の内に終えることができました。
また恒例の会合後の懇親会は今回IDCフロンティア様のご提供にて開催され、こちらも大いに盛り上がりました。
【日時】
2013年3月4日(月) 17:00~19:00
【場所】
IDCフロンティア株式会社様 セミナールーム
【会合の内容】
1.会長からのご挨拶
2.メンバー発表
・Fullon株式会社
・カームコンピュータ株式会社
・株式会社エアー
・株式会社アクティブフュージョンズ
・株式会社エイチ・ピー・エス
3.サムライクラウド部会からのお知らせ
4.クラウドビジネス推進部会からのお知らせ
5.IDCフロンティア株式会社からのご紹介
6.会長からの総括
7.連絡事項
8.懇親会
【懇親会】
開催時間: 19:30~21:00
会場: IDCフロンティア株式会社様 セミナールーム
※詳細および発表資料については、後日掲載いたします。
設立一周年記念講演会が「剣道日本」に掲載されました
2012年11月1日に行った、ニッポンクラウドワーキンググループ設立一周年記念講演会の記事が剣道日本に掲載されました。
このようなクラウド関連とは、全く異なった分野のメディアへ露出することは、会の活動を広く伝えて行くと言う意図からすると、かなり意味が有ると考えています。
ご講演いただいた方々ならびに「剣道日本」を出版されている株式会社スキージャーナルさんには、大変感謝しています。
ニッポンクラウドワーキンググループ
会長 小堀吉伸
全国誌 『剣道日本』でのニッポンクラウドワーキンググループ掲載記事