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2013年7月22日開催 第11回クラウドビジネス推進部会報告


2013年7月22日(月)に第11回クラウドビジネス推進部会を開催いたしました。
今回は、NECビッグローブ株式会社様に会場をご提供いただきました。ありがとうございました。
部会の議題は以下のとおりでした。

【議題】
1.部会長からのご連絡
2.近況報告(参加者の現状のビジネス近況の報告)
3.メンバ事例紹介
4.検証環境の検証結果報告
5.協賛最新情報(協賛企業からの近況報告)

議題の詳細は次のとおりでした。

1.部会長からのご連絡

一年半、ニッポンクラウドワーキンググループとして活動してきました。おかげさまでNCWGは益々盛況ですが、運営委員メンバーの状況変化による自社業務の影響などあり、一部役員構成、部会役員の構成を変更しております。
クラウドビジネス推進部会においては、今回より、部会長 藤田、副部会長 手塚、副部会長 尾鷲の部会役員にて推進していきます。
また、会合、部会において、人でが足りない時も今後あるかと思いますが、その折には、ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。

2.近況報告(参加者の現状のビジネス近況の報告)

参加メンバー各社のビジネスおよび近況について各社から簡単に報告が挙げられました。

クラウドへの取り組みがなかなか進まず、ニッポンクラウドワーキンググループで、事例や状況などの情報を収集し、自社に活かしたいといったお声や、すでにクラウドビジネスを遂行しているが、1社では作業内容的に顧客の要望をカバーできない、サービス内容的に顧客の要望をカバーできないなどあるため、ニッポンクラウドワーキンググループの参加企業間で協業し、顧客によりよいサービスを提供していきたいなどのお話がありました。

3.メンバ事例紹介

「画像投稿システムの提案内容」
株式会社エイチ・ピー・エス 三上 智親氏

システムの概要、および以前提案した際の課題から、現状のクラウドサービスの変化により課題解決の糸口を見出したお話しをいただきました。

■システムの概要
・分散ストレージを使用した、WEB上で画像の投稿〜編集〜印刷の発注までを行うシステム
・写真を撮って投稿すると、投稿された画像を使用してフォトブックを印刷、配送するサービス

■従来の課題
・元々は、スマートフォン、ブラウザから画像の投稿をおこなう想定だったが、1ユーザあたりの使用容量が100M(印刷に耐える解像度)
・ユーザが1万ユーザほどおり、1TのHDD容量が必要となる。
・IaaSなどで専用サーバ1台専有しても上限が1Tでそれ以上の保管ができないため、ぎりぎりとなり厳しい。

■クラウドサービスの変化による課題解決の糸口
・最近ではIDCフロンティアの分散ストレージサービスがでてきており、それを利用すれば、容量の増加に耐えられる。
・費用としては、保存している分だけかかる従量課金のため運用しやすい。
・SLAが9.99999・・・なため、バックアップの必要性があまりないが逆に、どこまでバックアップするかが提案のポイントとなる。

■その他のお話し
通販などのサイトでは、狭い表示枠の中でできるだけ多くの情報を詰め込むことが多いが、最近はワイド画面
も主流となってきており、きちんとワイド画面のことを考慮しなければならない。

時代の変化に伴い、クラウドのサービスの充実や、ワイドディスプレイの普及など新しいものがでてきており、そういう変化を捉えてサービスを構築していかなければならないのだと感じるお話しでした。

4.検証環境の検証結果報告

「NECビッグローブクラウドホスティング環境検証結果のご報告」
日立ソリューションズ東日本 手塚 大氏

検証のきっかけと内容は次のとおりとのことでした。

・サプライ・チェーンのグローバル化に伴い需給シミュレーション規模が大きくなっている。
 週に1回のシミュレーションなので,必要な時だけ使える、クラウドに目をつけ検証してみた。
・Hadoop分散クラスター環境を構築し、データ分析を実行してみた。

検証結果は次のとおりとのことでした。

・イメージからサーバーを構築するまでの時間を計測したが、5台で1時間弱であり、需給シミュレーションの目的には十分実用的であった。
・サーバ作成完了の通知メールなどの通知メールにおいて、SPFレコードの設定に起因するメールが受信できない問題があった。
・Hadoopクラスタ構成のアプリストアでのダウンロードができるとよかった。
・グローバルIPアドレスをあとから削除できるか,サーバ複製時にグローバルIPなしで複製できるとよい。

日立ソリューションズ東日本社においては、社内のセキュリティーが厳しく、検証にあたりいろいろとご苦労されたとのことでした。検証環境を提供する側からすれば、検証してもらう機会が多ければ多いほど、いろいろな利用局面において検証されるため、検証結果をフィードバックしてもらうことにより、サービスの向上につながるのだと感じるお話しでした。

5.協賛最新情報(協賛企業からの近況報告)

「クラウドユーザ保険 クラウドプロテクターのご紹介」
NECファシリティーズ株式会社 高橋 宇和氏 / 三井住友海上火災保険株式会社 茨木 庸介氏

三井住友海上火災保険株式会社のクラウド向けの保険商品「クラウドプロテクター」のお話しをしていただきました。
保険の概要としては、ユーザの「データやプログラムの再取得、再作成」、「障害発生中の利益損失を補填」するための費用として支払われるということでした。
クラウドはある意味で、外部事業社にデータを預けるサービスですが、「地震」、「戦争」、「テロ」などのケースによるデータ消失は、ユーザの責任となる場合が多く、また、ベンダ側の過失があったとしても、賠償金を使用額を限度とするなどの契約が多い中、ユーザが自分で自分のシステムを維持するという目的で作った保険とのことでした。
現状のクラウドサービスに、補償を付けることで、付加価値を付けることでクラウドサービスベンダーの顧客拡大に貢献できないかと考えているとのことです。

クラウドビジネス推進部会のご報告は以上になります。

次回部会の開催は9月になります。日時など詳細はきまり次第ご連絡させていただきます。

 

【参加メンバー・協賛企業】

株式会社アルティネット
株式会社エイチ・ピー・エス
株式会社オレガ
株式会社北斗システムジャパン
ハマゴムエイコム株式会社
NECビッグローブ株式会社(およびNECファシリティーズ株式会社、三井住友海上火災保険株式会社)
Fullon株式会社
株式会社マキシマイズ
(50音順)
計8社13名

事例報告など、部会にて発表したい内容をお持ちの方はぜひご提案ください!

【注意事項】
NCWGクラウドビジネス推進部会への参加については、NCWGメンバーおよびご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっております。ご了承ください。またこの機会にニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご希望される方は、こちらからお問い合わせください。

http://ncwg.jp/inquiry


クラウドビジネス推進部会は、サムライクラウドのアプリケーション連携をどの様にビジネスに組み込んでいくかを検討しながら、「アプリケーション」だけでなく「サービス」や「人」の「連携」をキーワードに、連携による創発から生じるクラウドサービスのメリットを活かしたビジネス提案を行って参ります。

 


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