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第45回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告

「ビーコン利用でクラウドビジネスの可能性を広げる!」をテーマに、ゲスト講演として一般社団法人まちなかビーコン普及協議会 理事の市川さんにご登壇いただき、ニッポンクラウドワーキンググループ第45回会合を開催いたしました。

今回の会合は株式会社IDCフロンティアさんに会場および懇親会をご提供いただき、活気ある会合となりました。
ありがとうございました。
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【日 時】2017年7月20日(木)17:00~19:00
【会 場】株式会社IDCフロンティア セミナールーム
【参加者】メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて50名以上

ゲスト講演では市川さんより、ビーコン利用の事例および課題等についてお話いただきました。
またIDCフロンティアさんからは、介護施設従事者のIoTによる行動認識実証実験について発表いただきました。

センサーデバイスを利用したクラウドビジネスの可能性を知れるよい機会となりました。
ありがとうございました。

 

1.開催のご挨拶

副会長/司会 藤田 浩之
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みなさま、第45回NCWG会合にお集まりいただき、ありがとうございます。
まず初めに、本日の会合会場に加え、懇親会までご提供いただきましたIDCフロンティアさん、ありがとうございます。
IDCフロンティアさんが紀尾井タワーに移転されてから会合で会場をお借りしたのは初めてになります。
会自体は6年ほど続けておりますが、その中で刻々とクラウドを取り巻く状況も変わってきています。
その中でクラウドビジネスに求められるものはチャレンジだと考え、サムライクラウドを掲げて色々とチャレンジしているところです。
本日のテーマは「ビーコン利用でクラウドビジネスの可能性を広げる!」ということで、ゲスト講演として、まちなかビーコン普及協議会の市川さんにご登壇いただきます。
失敗談などもお話頂けるとのことなので、是非ご参考にされてはと思います。

 

2.新規メンバー・協賛のご紹介

株式会社宝情報 猪俣さん
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個人的にはNCWGの最初の初期から携わっておりまして、会社が変わってからもお声をかけて頂き、こういった形となりました。
宝情報は、大阪に本社があります。
セキュリティ機器やセキュリティ対策製品などセキュリティに特化サービスを提供していります。
具体的にはチェック・ポイント社のセキュリティ関連商品の販売になりますが、中小企業向けの営業が強く、全国200店舗を通して年間1万台を出荷しています。
チェック・ポイント社製品は最安値で販売しています。
レベニューシェアなどでライセンスを格安で提供できますので、協業のお話があれば是非お声がけください。
 
株式会社ココト 青野さん
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社名は、「Company Commits To」の頭文字から作られました。
また、「ここと仕事がしたい」と思ってもらえるようにとの意味も込められています。
株式会社クレオと株式会社クリエイトラボより分社して立ち上がった会社になります。
本社は東京にありますが、佐賀にも事業所があります。
主な事業は、Yahoo!Japanさんのポータルサイトの開発、運用、保守ですが、最近では共同開発、販売をしておりますYahoo!安否確認サービスが大変好評を得ています。
NCWG参加を通して、日本のクラウドの発展に寄与していきたいと思っています。

 
3.部会報告
 
クラウドアプリケーション部会
部会長 尾鷲 彰一

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前年はビーコンを使ったアプリケーションを展開しました。
今年はLoRaという、無線で15km飛ぶというLPWAの通信規格をテーマに開催しています。
IoTプラットフォーム及びLPWAの調査、検証、デモアプリケーションのハンズオンでの作成を目標とし、年4回開催する予定です。
LoRaは物理的な無線通信規格ですが、LoRaWANというLoRa端末とサーバ間のプロトコルもあります。
前回5月29日に開催した部会では、Arduino IDEを使ったセンサーデータ取得プログラムにハンズオンで体験して頂きました。
次回は8月28日にスターティアさんの会議室をお借りして開催する予定です。

 
クラウドビジネス推進部会
部会長 藤田 浩之

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当部会ではクラウドビジネスを検討するにあたり、アントレプレナーの教科書を教材に勉強会を実施しています。
主にスタートアップ事業を成功に導くにはどうすればよいかを考える内容となっています。
5月25日の勉強会では最終章としまして組織構築について討議しました。
顧客発見、検証、開拓という流れからの組織構築に至る考え方について、参加者の意見を交え、考察しました。
次回以降の部会は、宮本武蔵の五輪書(地の巻、水の巻、火の巻、風の巻、空の巻)をアナロジーに、「無双の負けないクラウドビジネスについて思考する」というテーマで開催する予定です。
次回の勉強会は8月2日 JIG-SAWさんにて実施予定です。

 
クラウドサービス部会
部会長 小堀 吉伸

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クラウドサービス部会では、クラウドをサービスの視点から捉え、クラウドサービスのビジネスの形について検討を行っています。
サービス部会を進めるに当たってセオドア・レベットの「ホールプロダクト」の概念を元に、参加者の実サービスなどに照らし合わせながら意見を出し合っています。
ビジネスモデルにおける「コアプロダクト」とそれらの「補完プロダク」などを抽出し、さらにサービスを組み合わせたメタサービスのビジネスの可能性について議論しています。
当部会は、一回毎に内容が完結しているので、単発で参加して頂くことも可能です。
次回の勉強会は8月2日 クラウドビジネス推進部会と併せて開催予定です。
 
4.ゲスト講演

一般社団法人 まちなかビーコン普及協議会
理事 市川 博康(いちかわ ひろやす) 氏
テーマ:「まちビーコン構想」

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本日はお招きいただき、ありがとうございます。
まずは自己紹介からさせて頂きます。
元々はWEB系SEで観光関連のシステムに携わってきておりました。
その後独立し、スマートリンク設立しました。
まちなか発足の経緯としましては、自動車旅行推進機構、観光情報流通機構などで観光イベントの情報データの標準化の仕事をしてきまして、大地震の発生で地域活性のためのアプリの開発に注目が集まってきました。
その中で商店街のアプリ作成をしたことがきっかけとなっています。
2014年にビーコンが発売され、以降取り組んできています。

商店街のスマホアプリにGPSでクーポンを発行する仕組みを作ったのですが、思わぬ障害が発生しました。
雑居ビルの1F、2Fで別の店が入っている場合に、はじめに別の店のクーポンが表示されてしまいました。
また、駐車場でクーポンを出したいところで、GPSの位置のずれから店から離れた場所でクーポンが発行されるということもありました。

こういった問題の解決策を探している最中、iBeaconが発売されました。
IOS7から使え、BLEに対応し、ボタン電池で1年という長寿命特徴があります。

ビーコンの語源は「のろし」で、ビーコンは常に同じUUID、メジャー、マイナーの信号を発生させ、信号を受信したアプリ側が意味を解釈して動作します。
iBeaocnは位置情報を拡張するためのテクノロジーと銘打って販売されています。
GPSでは人が使うには精度が悪いという場合に、ビーコンならビルの各階、店の前を判定できる(距離もわかる)といったメリットがあります。

ビーコンの使い方は2パターンしかありません。
スマホで使う場合と固定型ゲートウェイを使う場合です。
スマホの場合は対応するアプリが必要となります。
固定型ゲートウェイの場合は、動体にビーコンを持たせ、ゲートウェイに受信させる形です。

Googleでもビーコンを販売しており、Eddystoneというものがあります。
こちらは、ビーコンからURLを送り、受信した端末は直接URLを開くという特徴があります。

ビーコンは東京や日本橋でも設置されているところはありますが、全国に普及はしていない状況です。
その理由としてサービス事業者が、各サービスの毎のアプリとビーコンを配るという状況が挙げられます。
また、ビーコンや受信デバイスの管理は事業者任せだったり、サーバサイドのシステム構築が不可欠であったり、ログの収集が事業者任せになっている状況も一因と言えます。

こういったビーコンを取り巻く問題を何とかするために、一般社団法人の設立に至りました。
まちなかビーコン普及協議会では、技術的なことからビジネス的なところまで議論を行っています。
https://townbeacon.org/

協議会では「まちビーコン構想」と題して、サービス事業者がそれぞれに作ってきたビーコンをまとめて、事業者が共有して利用する構想があります。
ビーコンの情報のデータベース化と、データへのアクセス機能をまとめたものになっています。(ライフサイクル管理や公開/非公開管理など、7機能)

最近のビーコンの事例としては、Lineさんがビーコンを配ったり、ネスレさんが機械に設置したりO2Oでの利用が増えてきており、数万個オーダーで機器が売れるようになってきました。

他にも、国交省主催のハッカソンではバリアフリーのための提案や、訪日外国人のためのタクシー利用のためのアプリ、見守りサービスなど、各所で広がりを見せています。
今後はエンターテインメントの方面でも様々な使い方出てくるかともいます。
ビーコンを利用したアイデアや、ビーコンビジネスへの参入をお考えがあれば、是非まちなかビーコン普及協議会へのご参加をよろしくお願いします。

<質問>
Q1.「まちなか」ということで、自治体の連携も必要になってくると思いますが、どういった組織体を形成して取り組んでいくのでしょうか?
A1.自治体では、まだ担当部署がないということの方が多い状況ですが、観光関連の部署に受付けてもらえる場合が多いです。
Q2.東京モーターショウなどで使われているというのが有名ですが、世界的にどういう事例がありますか?
A2.大リーグのスタジアムで、席にビーコンを設置してスマホアプリで席誘導と売り子への情報配信というのがあります。楽天スタジアムでも一部ビーコンが設置されているとのことです。他にはWalmartのカートにも設置されています。日本ではクーポン配信の事例がほとんどです。
Q3.ビーコン関連の仕事をしたことがありますが、民間ではどんな業種で事例が多いでしょうか?
A3.測量、広告、イベント系が企業として多く、医療系NPOや商工会議所でも話題に話題に上がっています。
Q4.なぜビーコンを事業として選んだのですか?
A4.事業としてビーコンを選んだというより、たまたま課題解決にビーコンが使えたのがきっかけで、難しい分、面白いということから今も取り組んでいます。

5.IDCフロンティア社からのご紹介

IDCフロンティア株式会社
サービス企画/テクニカルエヴァンジェリスト
神谷拳四郎 氏

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今回の会合テーマが「ビーコン」ですので、IOTに関して近しいものということで、メインの題材としては、弊社と九州工業大学が共同で行った行動認識実証研究についてお話しさせていただきます。

まず、簡単に自己紹介と弊社のご紹介をさせていただきます。
私は普段、営業に同行して弊社のソリューションについて、技術的な面から提案を行ったり、その他サービスの企画やエヴァンジェリストとして仕事をしております。
弊社、IDCFフロンティアについてですが、Yahoo Japan の100%資本の子会社です。
クラウドサービス、ビッグデータ、データセンター、ネットワークといったものが主要な事業となります。データセンターは、北九州と白川にあります。
また、弊社の提供するIDCFクラウドですが、2014年10月のリリース以降、お陰様で現在ご利用数が16,000アカウントを突破いたしました。
サーバ作成時間は最短で25秒、バックボーンネットワークの総容量は1110Gbpsといった特徴があり、これらのサービスを1ヶ月500円/1時間1円から提供しております。

それでは、こうした事業を行っている弊社がどういった目的でどのような実験を行ったのか、その結果から見えたものや、今後の展望についてのお話に移らせていただきます。

はじめに、実験の概要と目的についてご説明します。
まず、今回の実験は弊社IDCフロンティアと九州工業大学、そして九州で介護施設などの運営を行われている株式会社さわやかクラブの協力の下で行いました。

概要としては、「センシングによる介護従事者の行動認識」というもので、介護施設の従業員の方にセンサーをつけて職務にあたっていただき、得られたデータを元にそれぞれの行動を具体的に認識して、従業員の働き方や配置などに対して効率化を試みるというものでした。
弊社としては、ノウハウの社内蓄積の他、もともと持っているIOTプラットフォーム技術の応用を行い、さらにそれを横展開するということを目的としています。
また、こうしたR&Dを通して、IOTプラットフォームのユーザが抱える問題点を探り出すという側面もあります。

なお、今回の実験の他にも、IDCFクラウドを無償で大学などに提供してユーザからのフィードバックを得るアカデミックプログラムや、データセンター内の空調データを基に機械学習を応用してより効率的な温度管理や電力管理を行うプロジェクトなどもおこなっております。

さて、実験の具体的な内容ですが、弊社としてはビッグデータの格納や解析、機械学習等のクラウド・データ分析基盤の提供を行いました。
そこで動くプログラムについては、弊社と九州工業大との共同開発になります。
使用したセンサーは3種類あり、被介護者のベッド脇に設置して温度や湿度を測定する「環境センサー」、介護従事者の胸にクリップ留めして加速度などを測定する「スタッフセンサー」、介護従事者に常に携帯してもらう「スマホセンサー」です。これらで収集したデータをインターネットを介して、クラウド分析基盤へ送信、分析を行っています。
27名の介護士・看護士にご協力いただき、センサーデバイスは総数約90個を使用し、3ヶ月の実験を行いました。

「スマホセンサー」では2種類のデータを取得しており、他のセンサーと同様のセンサーデータの他、入浴介助やトイレ介助といった行動分類ごとの「行動ラベル」データも取得、送信しています。
本来はセンサーで、どのような作業を行っているかも自動認識できるのが理想ですが、そこはまだ難しいところですので、「行動ラベル」に関してはスマホアプリからどのような作業を開始・終了したかを手入力してもらいました。

センシングデバイスとしては、九州工業大で採用実績のあった Simplelink SensorTag を利用しています。
これらのデバイスについては、スリープモードを制限して継続的なデータ取得ができるようにしたり、環境用では気になるLED点灯の制限や、設置個所によって不要なセンサー機能をOFFにしたりといくつかの工夫を行っております。
他にも実験に適したデバイスは世に存在するかと思いますが、工夫の必要があったからこそこうした点はR&Dとして、今後の開発に有用だったと考えています。

これらの実験の結果、得られた情報や考察は次の通りです。
まず取得したデータについてですが、手動ラベルについては手入力になる以上、作業によっては安定して開始・終了を手入力できないケースもあり、そうした安定してデータを得られていない作業については、ある程度分析からは除外する必要がありました。
そのデータを基に、どのような作業にどれくらいの回数や時間を割いているのかを可視化して提示できた点については、従業員の方からは大変好評でした。
これにより、作業分担や人員配置の見直しによる効率化が期待できます。
また、これは今後の課題となる点ですが、看護士の場合はナースコール対応時、これは当然緊急時なので入力はしていられません。
こうした行動を加速度センサー等のデータから、機会学習で状況を把握するような改善も必要であると考えています。

それからデータの分析結果です。
まず職員の経験年数と各作業の時間・回数の間には特に相関はみられませんでした。
それから、上位資格を持つ方のほうが作業時間が長い傾向にありました。
これは介護福祉士や看護、准看護士など、上位資格保持者については専門資格を持っていないとできない作業に依存していると考えられます。

また、次は各センサーのデータ取得状況に関する結果です。
「スマホセンサー」は、被験者にもっとも身近であり、これ自体がゲートウェイの役割を果たしていることもあって、もっとも安定してデータを得ることができました。
これに対し「スタッフセンサー」については、取得データ量に時期によってむらがありました。
これは不要なデータを送受信したり、ペアリングを何度も試行したりといったソフトウェア実装上の個体差によって、電池の消耗に個体差が生じ電池切れを起こした個体によるものです。

この点は、今後のIOTプラットフォーム開発上の課題になるものだと思います。
「環境センサー」は、今回スマホをゲートウェイにしたため、これとBluetooth通信できるタイミングがないとメモリ容量の問題で一定期間で消えてしまっているデータがありました。
理想としては、センサー自体がネットワークに接続して、データをアップロードすることですが、これもIOTプラットフォームを考える上で今後の課題といえます。

最後に実験全体を通した課題と展望の話です。
一つ目は、収集したデータやそれを可視化したものは提供できましたが、それをもとに実際の当事者にはどのような提案ができるか、というところはまだ模索中の段階であることです。
例えば、今回の例ではデータを基にシフトや人員配置をどのように見直すべきか、というような点です。
二つ目は、センシングによる自動推定の問題です。
これは先の話にもありますが、センサーが得たデータを基に自動でどのような作業を行っているかを判断するべきシーンが数多くあった点です。
特に複数の作業を平行で行っている時の認識がスタッフセンサーでは難しいことがわかりました。やはり、同じ位置に着けたセンサーで同時に複数のデータを得て、行動を認識することは非常に困難であり、今後の課題となります。
ただ、技術的な改善点もありますが、まずは実際の介護従事者の方など、当事者に対してフィードバックを行うという、1点目についてまずは取り組んでいきたいと考えています。
なお、今回の実験については論文としても発表しております。

以上が今回の実証実験についてとなります。

データセンターやネットワークを昔から扱っており、弊社については堅いイメージがあるかもしれませんが、こうしたR&Dなどの取り組みも行っておりますので、本日は意外とおもしろいこともやっているんだな、と新しいイメージを持っていただければ幸いです。

ご静聴ありがとうございました。

<質問>
Q1.実験を行うことになった経緯や、きっかけを教えて下さい。
A1.初めはIDCF福岡オフィスのメンバーとつながりのあった九州工業大との間で、
昨今社会問題となりつつある介護について、IOTで何かアプローチできないかと
考えており、実際の事業者に協力を打診した形

Q2.予算の内訳や、分担はどのように行われたのでしょうか?
A2.詳しくはこの場で申し上げられないこともありますが、主にクラウドサーバサイドのインフラ面はIDCF、その他は九州工業大の負担と考えて下さい。

Q3.介護業界など、今後のサービス展開についての展望があれば教えて下さい。
A3.やはりあくまでもR&Dをとおしたノウハウの蓄積や、課題を探り出し横展開することを目的としてますので、特に介護業界をターゲットとした展開を行うということではないです。
ただ、今後も趣旨を同じくする取り組みは行っていきたいと考えています。

 
6.会長からの総括
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みなさん、お疲れさまでした。
今回のテーマ「ビーコン」ですが、クラウドアプリケーション部会長でもある尾鷲さんが企画を行ってくれました。
今年度のテーマである「Beyond the Clouds」として、クラウドの先にあるものを掴んでいこうという取り組みの一つです。

今回のご講演を拝聴して、ものづくりの心ともいえますが、こうしたものはやはり実証を重ねなければ、生まれないものがあるという事を強く感じました。
市川さん、神谷さんには貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました。

また、NCWGも6年活動を行う中で、IDCフロンティアさんには度々会場をご提供いただき、誠にありがたいことだと思っております。ありがとうございます。

NCWGは、引き続き会としてはCLOSEDでやっていきたいと思いますが、今回新たに参加されるメンバー、古くから参加していただいているメンバー、またはOBの方など、様々な企業や人が集まって貴重な経験ができる場だと思いますので、今後とも是非積極的にご参加いただきたいと思います。
ただ、ずっと申し上げていることですが、やっている意味がなくなれば解散すべきという点は変わっておりません。
本日もIDCフロンティアさんのご厚意で、この後懇親会をご用意いただいておりますが、そうした場を利用してビジネスとしてもつながりを持っていただければと思います。

ホームページにも掲載いたしますが、既に年末の忘年会までスケジュールが決まっており、今後も様々な切り口でこうした場を提供していこうと考えていますので、みなさんのスケジュールに入れていただければと思います。

本日は、誠にありがとうございました。
 

7.懇親会

懇親会も大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。
非常に有意義な懇親会となりました。ご参加された皆さん、ありがとうございました。

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今期スローガンは、「Beyond the Clouds! ムスビ(結)で、実を創る!」です。
今回の会合がご参加いただいたみなさんのクラウドビジネスに繋がり、
実を結ぶ切っ掛けとなれば幸いです。

【NCWG実行委員 報告書作成者】
内田 龍(株式会社クリエイトラボ)
鈴木 淳史(株式会社オープンウェーブ)


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