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第42回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告

「ムスビ(結)で、我らのクラウドビジネスを創る!その弐」を今回の会合のテーマに、
ニッポンクラウドワーキンググループ第42回会合をメンバー三社の発表を中心に開催致しました。

今回の会合はNTTコミュニケーションズ株式会社さんに会場をご提供いただき、
活気ある会合となりました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

会合_n

 

【日 時】2017年3月15日(水)17:00~19:00

【会 場】NTTコミュニケーションズ株式会社 セミナールーム
【参加者】メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて40名

今回の会合は前回に引き続き、新しく加わっていただいたメンバー3社に自社紹介いただきました。

今期スローガンは、「Beyond the Clouds! ムスビ(結)で、実を創る!」です。
今回の会合がご参加いただいたみなさんのクラウドビジネスに繋がり、
実を結ぶ切っ掛けとなれば幸いです。

 

【司会者のご紹介】
実行委員 宮崎 秀人(エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社)

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1.開催のご挨拶
副会長 藤田 浩之

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皆様本日は第42回会合にお集まりいただきありがとうございます。
会場を提供いただいたNTTCOMさんありがとうございました。
NTTCOMさんの会場をお借りしての開催は6回目とのことで
こうして続けられるのも協賛さんのおかげです。

今回は前回に続き自社紹介を3社に発表いただきます。
今期の会のスローガンである結びで実をつくる
結実ですね。
皆様がこの場でビジネスでつながっていただき、
クラウドビジネスに結びつく結実につながってもらえればと思います。

今後の予定は7月まで決まりました。
4月21日にスリーハンズさんでディープラーニング
5月はお休みで6月はGMOクラウドさんで大阪開催、7月はIDCFさんで会合ですので
皆様是非会合に参加いただき結実していただきたいです。

 

2.新規メンバーのご紹介

株式会社アスペックス 吉田 一也 氏

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勤怠管理を中心にクラウドでサービスしている会社です。
勤怠管理に強い会社でSFAをクラウドで提供しています。
ユニリタはパッケージ、アスペックスはクラウドサービスを提供しています。
入会の目的は会員のサービスをつなげていきたいです。

株式会社レイコム 塚本 豊 氏

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創業16年目元受の下でインフラ構築をしています。
レイヤー1〜4を中心に対応しています。
お客様へお伺いして機械の設置設定で体力使います。
アプリケーションをやらないのでクラウドはわからないが
今後はクラウドビジネスをやっていかないといけないと思いますので
よろしくお願いします。

株式会社ユー・エス・イービジネスソリューション 磯崎 澄 氏

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分野は構築と保守です。
ウォーターフォールモデルでの開発で保守運用は
業界として単金も下がっています。
ポストSIビジネスについて考えていきたい
サムライクラウドの意思と目的に感銘を受けた。
保守運用自動化ソリューションを立ち上げたので
メンバー会社とコラボしていきたい。

 

3.部会報告

サムライクラウド部会
部会長 野元 恒志

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実はCBAとの連携を初めて長いので
先程お話ありましたアスペックさん、
ユニリタさんとはCBAを通じてつながっています。

2月22日にCBAさんのクラウドバレンタインから
新しいFoMSという名の研究グループに改称されましたが
SAMLシングルサインオンとがジェットの連携等のベースは変わらないです。

アプリケーション部品としてMicroServicesが話題になっており、マッシュアップし、認証連携して全体のサービスを組み上げるという流れになっています。
月1で部会を技術的に濃く、深くおこなっています。
マイクロサービス実現するためドッカーやAPIの研究をしてクラウドではいろいろな条件整っているのでマイクロサービスを意識せずにやっているところが増えてきているのでそれらを体系的につなげていければと考えます。
次回は3/21JPタワーで行なわれます。

 

クラウドアプリケーション部会
部会長 尾鷲 彰一

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LoRaの環境構築で全4回の会合を予定しています。
先日第1回目の活動をおこないました。

LoRaは920MHZ帯で最大10Km以上の長距離通信が可能な無線技術です。
温度湿度センサーの情報をクラウドサーバーへアップするところまでを、あと3回の部会で実践します。

第一回は2月22日におこないLoRaについての認識あわせを行いました。
通信の特徴としては10Km以上飛ぶが、通信速度が遅く、画像の転送などには向いていません。センサーデータの通信に適しています。
また、通信には制限があります。利用されるチャンネルが限られていたり、通信の時間等に規定があります。
そういったところを踏まえて実践していきます。
次回は5月の下旬を予定しています。

 

クラウドサービス部会
部会長 小堀 吉伸

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クラウドサービス部会では、
クラウドをテクニカルな視点ではなくサービスの視点から捉え、様々なクラウドサービスの有用性等の検討を行っています。
そのためテクニカルな話だと部会参加に躊躇されている方でもマーケティングや戦略の視点から部会を開催しているので是非ご参加ください。

サービス部会を進めるに当たってセオドア・レベットの「ホールプロダクト」の概念を利用し、参加者の実サービスなどに照らし合わせながら意見を出し合っています。

一例として、ホスティング基盤を提供している事業者さんのプロダクトを取り上げ、ビジネスモデルにおける「コアプロダクト」とそれらの「補完プロダク」などを抽出し、具体例として取り上げながら有用性や無効性など議論しています。

前回の部会では、クラウドビジネス推進部会との共同開催だったため私からクラウドビジネス推進部会のお話しをさせていただくと、

クラウドビジネス推進部会では、
「アントレプレナーの教科書」を基に参加者のビジネスモデルに照らし合わせながら議論を行いました。

部会の開催場所につきましては、今年度はNTTスマートコネクトさんやIDCFさんの会議室をお借りして開催しましたが、これからも関係者さんの会議室をお借りしながら開催して行きます。
色々な会社さんの会場をお借りできるのは大変ありがたく、また部会後の親睦会などでも部会で出た話を熱く語ってもらえるのが大変ありがたいです。

部会は、「ビジネスモデル」「マーケティング」「戦略」などの要素を取り入れながら毎回の内容がその回ごとに帰結しているので途中からでも参加しやすいので、是非ご参加下さい。

次回5月後半を予定しています。

 

4.メンバー発表①

「AXLGEAR Saas型契約自動化フロー」
AXLBIT株式会社 長谷川 彰博 氏

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アクセルビットは何を目指すのか?
何で物を買うのか?
いままではここにサーバーを買ってファイルサーバー等にしたりしていますが
クラウドを利用するほうが経済的に効果が高いので
大企業のクラウドの利用が増えています。

大企業は8割くらい利用していますが
日本の中小企業はまだ2割なのは利用する上でのコストで
クラウドは流通に問題があるのではないかと考えました。

アクセルギアはクラウドサービスを仲介しているので
サービスベンダーは使いたい分管理・請求を自動化するサービスです。

アクセルギアとは別にソフトウェアベンダーがソフトウェア預けて運用して欲しい要望があり
アクセルボックスを利用してクラウドサービス化ができます。

所有から利用にかわりその管理をするのがアクセルギアです。

クラウドサービスの利用がなぜ進まないのか?
契約管理や従量課金の管理を人の手でやるのに限界があります。
少人数で利用者増やしたいとかの稼動がかかります。

リードタイムの課題としては
契約のやり取りと購入が複雑、リードタイムが長い、見積もりの作成に時間がかかる
少ない手数料で管理コストが高い等があります。

それを解決する4つのパターン

管理についてサブスクリプション、ワークフロー

ストアのようなフロントエンドからワークフローを落とし込んで作っていきます。
オンラインでセルフで自動化されたワークフローで管理します。

アカウント管理に作業工数がかかるので
自動化APIを利用してアカウントを自動で行うワークフローを作成して
自動化してサブスクリプションの管理や請求を自動化します。

マイクロソフトのCSP

APIでつないでいく仕入れ販売の自動化
システム連携CRM、SFA、会計ソフト
ライセンス管理をソフトでまわしてAPI連携

BSS ビジネスサポートシステムを提供しています。

将来的にエンタープライズポータルやっていきたい
エンタープライズな会社でクラウドを利用していない会社はないのですが
かってにクラウドサービスを利用されてしまうシャドウITをなくしたいが
ガバナンスが強化されてクラウドを利用しない方向にならないように
クラウド契約管理をクラウドを健全につかってもらえるエンタープライズポータルを展開したい。

クラウドではあるときは買う側、あるときは販売側になるので
注文をカスケーティングしてサービスエクスチェンジプロバイダーとして展開したい。

売買をスター型に簡単にひろがる
クラウドの売買で販売管理をクラウド化のサポートを行います
アクセルボックスでサービスをクラウド化したサービスプロバイダーと今後は協業していきたい。

Q:
エンドユーザーの業種やクラウドの熱については?

A:
サービスベンダーかクラウドブローカーですが
誰しもがクラウドサービスを販売しているので
こちらに参加している誰もがお客様です。
クラウドの売買があれば支援できます。

※発表資料はこちら

 

5.メンバー発表②

「JIG-SAWについて」
JIG-SAW株式会社 渡邉 健太 氏

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JIG-SAWについて
サーバー監視全般を行い
研究としてIoT、AIの開発を行っています。

北海道札幌に本社があり
北海道は2000年頃に札幌バレーと呼ばれIT企業が300社ほどあり
有名なところだとハドソンとかたくさんありました。

2001年に創業しまして札幌バレーの歴史の中で誕生した会社です。
場所は札幌駅から歩いて5分すすきのへはタクシーで10分です

一番最初は純国産のLinuxOSのベンダーとしてスタートしました。
現在札幌にエンジニア50名で東京は営業や総務が中心で
札幌に技術者が集中しています。

SCC 札幌監視センターがあり
NASAの管制室がイメージで作ったとのうわさです。

札幌は自然のリスク台風、地震が少ない
環境も良いです。
人的リスクも少ないです。

東京拠点は大手町にうつりました。
温泉が出たビルに昨年移転しました。
東京駅から歩いて10分くらいのところにあります。
同じビルに星野リゾートがあったり温泉があります。

サービス紹介
メインはマネジメントサービスとIoTの開発しています。
IoTに関してはモビコム社が昨年関連会社になりました。

2001年純国産LinuxOS作成していたのですが
そこからマネージメントが
2015年に監視のプラットフォームPAZZLEがリリースしています。

一番はマネージメントサービスで
お客様のオンプレもクラウドもマネージドし
運用保守していて最近はセキュリティ製品のマネージドもしています。

最近はパートナー様と連携してSierやアプリ会社と運用保守で連携しています。
マネージメントサービスのイメージとしては
24/365で自動化と人による運用でPUZZLEはインターネットがつながっていれば監視できます。

自動化をしていますが札幌のSCCで人的な監視もおこなっています。

PAZZLEについては
自動検知(オートセンサー)と自動制御(オートディレクション)で
検知を情報の自動化でビッグデータやスマートマシン、ロボット等を使い
一定上の自動化サービスの仕組みを作って提供しています。

IoTの取り組み
モビコムはWillcomの組み込み開発していた会社でグループ会社になりました。
岩手の花巻でモジュール開発していて
イスラエルのAItair社と技術提携しています。
ロームの子会社ラピスセミコンダクター社と業務提携があり
半導体の作成を行っています。

イスラエルのAItair社モジュール作成で
BeaconDeviceはボタン電池の向きによっての電波強度の欠点を解決しています。

なじみがなくってしまっているかもしれませんが
PHS電波を利用したモジュール等の各種開発しています。

Q:
自動化の監視等で幅についてはどのように対応しますか?
またAIは自動化でどのように活用していますか?

A:
手順書を作成して都度対応がないような事前確認が必要です。
AIについてはPAZZLEの機械学習を利用してお客様のアラートを検知します。

 

6.メンバー発表③

「ユニリタご紹介」
株式会社ユニリタ 真木 卓爾 氏

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本日は簡単に会社のご紹介をさせて頂き、弊社の提供するクラウドプラットフォームと
マイクロサービスについてご説明致します。

運用に強いBSPという会社と、データ活用に強みのあるビーコンITという会社がありましたが、
これらが2015年4月に合併して、株式会社ユニリタとなりました。
尚、会の冒頭に新メンバーのご挨拶を致しました株式会社アスペックスもグループの一員です。
弊社は一言でいえばパッケージソフトウェアの会社ですが、私はその中でもクラウドサービス
を主に担当しております。
CBAの会員でもありまして、積極的にクラウド関連の活動を行っており、以前私はNCWGでは
Dockerの講演などもやらせていただきました。

さて、それではクラウドプラットフォームとマイクロサービスのお話をさせて頂きます。
イメージとしては、一番上位にWEBサービスがあり、中間にマイクロサービス、それを
支える最下位にプラットフォームがあるという三層構造です。
WEBサービスが所謂エンドユーザの方が求めるサービスですね。これは明日にでもほしいと
言われるようなものです。
ただ、実際のビジネスではこうしたサービスを一から作っていたのでは間に合わない、
といったところから生まれたのが、マイクロサービスです。
これらは Sales forceへのアクセスやグラフ描画、動画・画像処理など、様々な機能を
持ったものがありますが、要するに「部品」です。
これらの「部品」を利用して様々なサービスを作って頂く事が可能です。
また、これらの「部品」群も作成には様々なハードルがありますが、それらを容易に提供する
ものとしてプラットフォームも用意しています。
つまり、素早くWEBサービスを提供する為の「部品」と、開発を容易にするための「プラット
フォーム」を提供しております。

このあたりで実際にどういうものかというデモをご覧いただきたいと思います。
これはあるポータルサイトと思って下さい。
アクセスしますと、先ず認証を求められます。ここでログインしますと、SSOが動いていますので
後はポータルの中で色々なコンポーネントを利用する際に改めてログインする必要はありません。
ポータルのレイアウトは自由にカスタマイズできます。G-Mail や Outlook 等を並べて表示
することも出来ますが、ポータルにログインした時点でそれぞれの認証も既に済んでいます。
このSSO部分も「部品」として提供しています。

また、グラフをレイアウトした画面では、それぞれ Oracle のデータやあるクラウドサービスの
データを描画していますが、カーソルを操作するとそれぞれのデータが連動している様に動きます。
更に Salesforce の画面と Google MAP が並んでいるこちらのレイアウトでは、Salesforce 側で
ある会社名をクリックすると、自動的に Google MAP がその所在地に移動します。
この時、私はこのようにレイアウトするに当たって、各バックエンドのサーバに連携するような
作り込みはしていません。ポータル内で勝手に連携してくれるのです。
これを「フロントエンド連携」と呼んでいますが、こうした機能もサービスを作成する上で
ご利用いただけます。
ちなみに、本年度のNCWGのテーマが「結実」という事ですが、まさにそのように表現できる
ものではないかと考えております。

Q:
ポータルの中でグラフを表示していた画面ですが、バックエンドのDBを直接参照しているのでしょうか。

A:
直接ではなく、間にレストサーバがあります。
実際のクエリは、そのレストサーバを介したやり取りになりますので、アプリケーション側は
レストサーバへの接続を実装することになります。その点に関しても、基本的なAPIは提供しております。

※発表資料はこちら

 

7.NTTコミュニケーションズ株式会社からの各種ご紹介

ニフティクラウド株式会社
クラウドサービス部 クラウドスペシャリスト
木村 幸夫 氏

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私が所属するクラウドサービス部は、弊社の中でもクラウドサービス提供や運用支援も含めて、
クラウドに関する事業を一手に担う部署です。

先ず、弊社のサービスをご紹介するに当たり、最近のトピックとしては、少し前になりますが
McLaren-Honda様へF1の数百GBのレーシングデータをデータをリアルタイムに収集・転送、
管理・解析に利用されるネットワーク、クラウド環境などのICT基盤を提供致しました。
NTTコミュニケーションズは、「グローバルクラウドビジョン」というものを打ち出しております。
これが少し分かりにくいのですが、一口に言えばネットワーク、データセンター、クラウドを
包括する標準化されたシームレスなサービスをグローバルに提供することによって、顧客の
経営改革・技術改革に貢献するという事です。
McLaren-Honda様との技術提携の事例はまさにそれをあらわすものという事でご紹介させて
頂きました。

さて、昨今の市場分析において、デジタルトランスフォーメーションを2017年度末には多くの
企業がビジネス戦略の中心に据えると考えられ、そうした今後の流れの中においては、変革を
支えるICT基盤が必要性が高まっています。
従来の既存システムの効率化・コスト削減等を主眼にオンプレミス同様の堅牢性・安全性が
求められるトラディショナルICT基盤及び、ビッグデータやIoTといった新たな需要に迅速・
柔軟に対応可能なクラウドネイティブICT基盤、今後はいずれも必要になってきますが、弊社の
Enterprise Cloud はネットワーク、データセンター、クラウドの三つを軸に、Software-Defined化(SDx)
等の技術によってそのどちらにも対応しております。
Enterprise Cloud の機能としては、現在は以前よりもラインナップが増えたというところが、
大きなポイントです。
OpenStack による共有型Cloudとしての仮想サーバや、ベアメタル環境、VMware・Hype-V 等の
マルチハイパーバイザ対応の仮想環境などが揃っています。
その為、VMware や物理サーバ等が混在したオンプレミスの環境を丸ごと、ネットワーク設計も
含めてそのまま移行が可能という強みがあります。
また、SDNを使ってそれぞれを連携、更にMicrosoft Azure や AWS といった他社クラウドとの
連携も可能です。

ある商社様の事例では、全世界130か所に及ぶ拠点があり、パートナーも多く、M&Aも頻繁に
行われるという事でした。そうしたお客様において、頻繁な経営環境の変化にも迅速・柔軟に
対応可能なグローバルICT基盤として採用頂き高い評価を得ております。
また、製造業のお客様では、工場の稼働状況などをデータ収集し、資材などの需給バランスを
監視・管理するシステムを提供、複数の関係者に水平な”情報の共有化”・自動化・高精度化による
“情報の高度化”・データ利用の”リアルタイム化”をメインに SCM(Supply Chain Management) の
可視化を実現した事例もございます。

最後にまとめとして、NTTコミュニケーションズがトータルでどのような事を提供できるか
という点になります。
先ず、キャリアとして長年の運用に基づいて熟知した「ネットワーク」の提供。
そして、SD-Exchange (クラウドハブ)により、FWやロードバランサ含めて、他社クラウドと
接続・連携が可能になる「マルチクラウド」。
更に、LAN全体のネットワークセグメント構成や運用状況を可視化し、構成や、通信経路の設定を
一元的に管理できる”SD-LAN”、SDNにより Arcstar Universal Oneとインターネットへ通信を振り分け、
ネットワークの混雑を回避する”SD-WAN”、そして前述の”SD-Exchange”の三つの技術を中心に
運用サービスも含めた一元的なマネジメント・セキュリティを提供する「マネージドセキュリティ」。
弊社としてはこのような特色があると憶えて頂ければ幸いです。

Q:Enterprise Cloud は「Cloud Foundry Certified プロバイダ」の認定取得もされているようですが、
Cloud Foundry の用途としては、具体的にはお客様にどのように利用されているのでしょうか。

A:お話した某製造業様の事例でも利用されています。
要望として多いのは、アプリケーションを簡単に検証したい、すぐに使いたい、と
言ったお客様で多く、また事例のようなはっきりと目的を持ったお客様にも利用されて
いますが、どちらかに2極化している様なイメージです。
もともと使い慣れていないお客様も多い為、そうした場合にはその点のマネジメントや
サポートも含めて弊社で提供しております。

※発表資料はこちら

 

8.会長からの総括
会長 小堀 吉伸

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まず、毎回の会合・懇親会においては、協賛・メンバーの方々や実行委員の面々にもご協力いただき大変感謝しています。
また本日もNTTコミュニケーションズさんに会場をお借りして、無事に開催することが出来ました。ありがとうございます。ニッポンクラウドワーキンググループとして活動を開始をしてから、こちらの会場をお借りするのは、6回目となります。NTTコミュニケーションズさんのご支援には、いつもながら大変感謝しております。

さて、今回も前回に引き続きメンバー3社による発表でした。
本年度のテーマが”Beyond the Clouds!〜ムスビ(結)で、実を創る!〜”という事ですが、
やはりその為には各メンバーが何をやっているのかを知ってもらうという事も重要ですので、
こうしてメンバー発表を行って頂きました。

今後も、テクニカル・サービス・ビジネスと様々な視点での活動とCBAさんやJASIPAさん等の他団体との連携も一層強化して活動を行って参ります。
その一つとして「OpenStack Days Tokyo 2017」や「JAIPA Cloud Conference2017」へのご後援の要請もいただいているので、引き続き他団体さんとの連携強化を行いたいと思っています。

さらに新たなメンバーも増えての6年目になりますが、参加していただける皆さんによい意見を頂きながら、今後も参加頂いた方々に自社へ何かを持って帰って頂けるような場を提供して参りたいと思いますので、宜しくお願い致します。

 

9.懇親会
懇親会も大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。
非常に有意義な懇親会となりました。ご参加された皆さん、ありがとうございました。

今期スローガンは、「Beyond the Clouds! ムスビ(結)で、実を創る!」です。
今回の会合がご参加いただいたみなさんのクラウドビジネスに繋がり、
実を結ぶ切っ掛けとなれば幸いです。

 

 

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【NCWG実行委員 報告書作成者】
井口 和彦(株式会社ドヴァ)
内田 龍(株式会社クリエイトラボ)


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