第26回ニッポンクラウド ワーキンググループ会合報告
今回の会合は、「クラウドビジネスの潮流を掴む!」をテーマに第26回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。
会に参加いただいている皆さんのプロダクトやサービスを潮流にたとえ、それらを綜合することで、新たな価値が生まれることを期待して「クラウドビジネスの潮流を掴む!」のテーマで会合を開催いたしました。クラウドビジネスの潮目を追いかけるのではなく、私達の会で各社の潮流がぶつかり合ってできるクラウドビジネスの潮目を創り出すことが出来れば、大変意味が有ることだと考えています。
今回の会合はさくらインターネットさんに会場をご提供いただき、多くの方々に参加いただき活気ある会合になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
【日時】2014年10月3日(金)17:00~19:00
【場所】
さくらインターネット株式会社
【参加者】
メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて約50名
【発表概要】
1.開催のご挨拶
皆さま、本日は第26回ニッポンクラウドワーキンググループ会合にお集まりいただき、ありがとうございます。
本日はさくらインターネットさんに会場をご提供いただき会合を開催することができました。
ありがとうございます。
また本日のさくらインターネットさんからのご紹介では、田中社長にご講演いただけるということで、
面白い話を聞くことができるのではないかと期待しております。
今回のテーマは「クラウドビジネスの潮流を掴む!」です。
一般的に「潮流」は時々刻々と複雑に変化する流れですが、クラウドビジネスもまた刻々と複雑に変化しております。クラウドビジネスを成功に導くには、その流れを掴み、世の中に、世界に出ていく必要があるのだと思います。
是非みなさん、共に日本から世界に流れるクラウドビジネスの潮流を掴み、日本発のクラウドビジネス、「サムライクラウド」を拡げてまいりましょう!
本日のメンバー発表では、メンバー2社からの発表に加え、欧州の潮流、フランスのユーシェアソフト社から、欧州発のクラウド最新トレンドについて発表いただきます。
みなさま、是非最後までお付き合いください。
ニッポンクラウドワーキンググループは今月で三周年を迎えます。
三年続けて来られたのも皆様のお蔭かと思います。ありがとうございます。
来月には三周年を記念して、設立三周年記念講演会・パーティを開催いたしますので皆さま是非ご参加ください。
ということで、本日の会合を始めたいと思います。
2.新規メンバー・
■SMBアソシエイツ株式会社
3.メンバー発表
■サイオステクノロジー株式会社
OSSテクノロジーセンター
杉崎 道夫 氏
会社概要としては、1997年テンアートニーとして設立し、その後ノーザンライツ社と合併し、2006年にサイオステクノロジーに社名変更し、現在に至っております。
事業領域としては、OSSの他に、クラウド系ではGoogleAppsを使ったアプリケーション開発や、SaleceForce、Office365などを手掛けています。OS事業としてはRedhat等を扱っています。
OSSのサービスは主軸として、OSSサポートサービス、プロフェッショナルサービス、インテグレーション、販売の4つです。
・OSSサポートサービス
「よろず相談室」を提供しています。エンタープライズ向けと、WebサーバーとDBサーバー向けのサービスを提供しています。多くのOSSに対応しています。
・プロフェッショナルサービス
通常のインテグレーションや、カスタマイズなどを手掛けています。
メインはインフラ構築、導入支援、商用ソフトからのマイグレーションなど。
トラブル対応等についても専任のエンジニアをつけるなど対応します。
・インテグレーション
OSSを基本としたインテグレーションで、文教系を中心にシングルサインオン対応などを手掛けています。
・販売
RedHatの販売を中心に手掛けています。
それに関連してRedHatの無料ハンズオンセミナー(仮想化、Docker、OpenStackなど)を開催しています。
自社で開発しているソフトウェア製品として、HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」、データレプリケーションソフトウェア「DataKeeper」を提供しています。
Q&A
Q.1 「よろず相談室」について、対応時間、対応速度については?
A.1 基本的に通常営業時間帯でのサポートで、対応速度については質問の内容にもよりますが、ログ等の解析で時間がかかる場合はその旨お知らせしています。
Q.2 OSSのサービスで最も人気があるものはどれでしょうか?
A.2 よく言われているのが「よろず相談室」です。お客様からも「よろずで対応できませんか?」と相談されることもあるのですが、内容によっては個別のサポートのほうがよい場合もあります。
■株式会社ドヴァ
マーケティング&セールスグループ
井口 和彦 氏
「高速リストアクラウド型 オンラインバックアップサービス シーサーガード +BACKUP」
主にインフラ構築サービス等を手掛けております。
横浜みなとみらいのランドマークタワー17Fにオフィスがございます。
最近沖縄で事業を展開しており、名護市のマルチメディア館にも沖縄オフィスがあります。
1998年創業で、社名の由来は「ドーヴァー海峡」からで、大戦中に英国空軍が燃料ぎりぎりでドーヴァー海峡をわたりアルビオンの断崖が目に入ったら本土に戻れるということで、ICTに関して当社を見つけてくれればなんとかしますということで、ドヴァになりました。
主要事業としては、各キャリアのインターネット回線の調達や、インフラ構築等を手掛けています。
沖縄のデータセンターへのバックアップサービスを展開しておりますが、必要なファイルだけを遠隔地にバックアップを取りたいというお客様の声をサービス化して、簡単・安心・BCPということで「シーサーガード +BACKUP」を実現しました。
サーバーにエージェントをインストールして、ブラウザから対象のフォルダやファイルにチェックすることで、ファイルに変更があった際にデータを暗号化して、沖縄のデータセンターに転送します。
沖縄はアジアに一番近いということで、アジアに展開する企業などにも日本の法律で対応可能なDCの拠点としてアプローチしています。
また、沖縄では子会社にてOIXというInternet Exchange事業を展開しており、沖縄県内間での通信を効率化するなどしております。
Q&A
Q1.バックアップサービスの対象OSはなんでしょうか?またクラウドのインスタンスでも利用可能でしょうか?
A1.WindowsおよびRedHatに対応します。クラウドのインスタンスでも利用可能です。
Q2.実際にバックアップの容量はどのサイズまで対応可能でしょうか?
A2.2TBまでのメニューがあります。実サイズによる課金で、また複数の拠点から利用することも可能です。
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■UShareSoft, SAS(ユーシェアソフト)
共同創業者兼CTO
James Weir(ジェームス・ウィアー) 氏
マキシマイズ 渡辺です。弊社でユーシェアソフトというフランスの会社と同社のソフトを日本に展開するということで以前からお付き合いがあり、今回は実際の案件もあり、その支援ということで本社からCTOが来日しており、折角の機会ですので欧州をはじめ米国を含む最近のトレンドについて紹介いたします。
本日はお時間をおただきありがとうございます。
ユーシェアソフトは2008年にサンマイクロシステムズの出身者4人で立ち上げた会社です。
製品としてはハイブリッドクラウドイネーブラーとよばれる物理とクラウド、仮想とクラウドなどポータビリティを提供するものになります。
今回4つのセグメントで紹介いたします。
まずエンタープライズでの動向としては2、3年前はクラウドを持ち掛けても興味がなかったり決めかねたりしており、仮想化で満足している状況だった。しかし、ここ半年はクラウドに関する需要が非常に増えています。特に7割ぐらいでプライベートクラウドを利用したいという状況です。
その中で企業ユーザーからはベンダーロックインされたくないという要望が強くあげられています。
Zyngaというブラウザゲームを提供する会社での実例として、同社は設立当初すべてのサービスをAWS上で展開してましたが、アクセス増に伴いAWSのパフォーマンスがボトルネックになるという問題に直面しました。そのため、Zyngaでは4年前にCloudStackベースのプライベートクラウドにシステムを移すことを決定しました。さらに、ゲームが人気になるにつれ仮想環境ではパフォーマンスが出しにくいため、一部サービスを物理環境に移すことを実施しました。
そして、4年前に構築したシステムですので現在リプレース等を検討する時期に来ています。
数か月前にAWSがIOPSというIOパフォーマンスを保証する新しいサービスを提供したため、Zyngaではハードウェアを購入する代わりに一部のサービスをAWSに戻すということを検討しています。
上記が典型的な例として、ビジネスの要件が変わったり、技術的な仕様が変わったり、それに応じてどこでどのサービスを動かすのかということを決定していく、これがユーザー企業がベンダーロックインされたくないという実例でもあります。
クラウド事業者にとっては、ホスティングやデータセンターを提供していた会社がクラウドを提供している場合が多いのですが、ISVパートナーを増やしてエコシステムを作ることが重要になっています。また、既存のシステムを簡単にクラウドに移行できることが重要になっています。
ソフトウェアベンダーにとっては、多くのクラウドベンダーやさまざまな仮想化プラットフォームに対応していく必要があり、対応を楽にしたいという要求があります。
また、ソフトウェアを如何に流通させるかということが重要になってきています。
システムインテグレーターや代理店にとっては、パブリッククラウドがメジャーになるにつれて旧来の仕事が減っていくということで悩んでいる状況だったのですが、ここにきて、企業からのプライベートクラウドへの要求が増えたことにより、ハードウェアにCloudStackやOpenStackといった仮想化プラットフォームを組み込んだ形で提案・販売するようになりました。またプライベートクラウドの運用面をSIにまかせるなどのニーズが高まっています。
ただし、ベンダーロックインの回避に対応することが課題に挙げられます。
このような状況の中、企業のハイブリッドクラウドというニーズに対して、クラウド事業者とSIベンダーが協力するといった事例が増えています。
最後に、当社ではよくこのような形でご説明しているのですが、パブリッククラウドとパブリッククラウドが、或いはパブリッククラウドとプライベートクラウドが互いに競合していたクラウド1.0の時代から、異なるパブリッククラウド、プライベートクラウド、ISV、企業IT、システムインテグレーターの各プレイヤーが協調、連携してWin-Winの関係を作るクラウド2.0にクラウドが大きく変化してきています。そしてこの協調、連携のプラットフォームとなっているのがユーシェアソフトのソリューションです。
Q&A
Q1.パブリッククラウドベンダーがSIと協力してハイブリッドクラウドを実現するという潮流の中で、サポートサービスに関してはどうでしょうか?
A1.サポートサービスについてもよい事例があり、ラックスペースがクラウド事業から撤退し、マネージドサービスに事業を切り替えました。企業にとってはプライベートクラウドであってもフルマネージドサービスの要求が強いため、サポートサービスもビジネスとして成長するものと思います。
Q2.古いOSに対するマイグレーションの要望についてはないでしょうか?
A2.実際にUNIXなどからマイグレーションしたいという要求がありますが、ユーシェアソフトは小規模な会社ですのですべてには対応できないというのが実情です。RPMやdebianベースについては古いものでも対応できる可能性がありますが、具体的な要望があれば個別にご相談ください。Windowsについては2008R2以降にのみ対応する方針です。
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— ここまでのレポート作成: 株式会社オレガ 藤田 浩之
4.各部会からの報告
■サムライクラウド部会
部会長 野元 恒志(有限会社 ディアイピィ)
これまでのおさらいとして、サムライクラウド部会の方針について説明がありました。
DS、SAMLによるIDフェデレーションの実証実験を通じ、サムライクラウドの更なる昇華を目指ます。
そのための活動をCBAとの連携部会を通じて進めています。
その中で、SPの設置に関する問題点がいくつか出てきたため、Cloud Application Desctopとして統合環境をPaaS化することで問題の解決を図っています。
これらをお金掛けずに行うことにより、予算に乏しい自治体などに対して意義深い活動が行えるように成ることを一つの目標においています。
今後の方針として、
• CBAとNCWGとの連携継続
• Cloud Applica8on Desktop 具体化にあたっての検討
• OpenSocialガジェットハッカソンの継続
• サービスの利用を促進するようなテーマをフロント連
携WGとして共同で行っていきたい
• セキュリティや一般WebサービスのAPIなどさらなる
広範囲の議題についても論議していきたい。
• OpenSocialハッカソンの総括レポート作成中
といったことを計画しています。
OpenSocialハッカソンについてはNCWGサイトにて報告が公開されています。
今後もCBAと連携して活動していきます。
直近では下記の日程にて活動を行います。
10/8(水)B-5 12:30〜13:00
10/10(金)D-11 15:30〜16:00
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■クラウドアプリケーション部会
部会長 前本 知志(株式会社 システムフレンド)
一年かけてクラウドアプリケーションの開発を行い、発表しています。
今後の活動予定としては、以下の日程を計画しています。
2014/10 ~ アイディアソン
2015/1 ~ ハッカソン
2015/10 Mashup Awardsなどのコンテストへ作品を応募し、評価してもらう
研究テーマの案として前元部会長より提案がありました。
「来るべきIoT時代に対応すべく、頭脳としてのクラウドの役割を極める!」
センサーからの入寮をクラウドで処理するスタイル。
・頭脳としてビッグデータ・BI等の研究を進める
・サムライクラウドの認証基盤をIoTへ適用する
・アウトプットとしてロボットをコントロールする
10月17日 18:30~20:30、第一回アイディアソンを実施します。
チームを幾つか作成して研究テーマを話し合い、決定します。
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■クラウドビジネス推進部会
部会長 藤田 浩之(株式会社 オレガ)
日本初の強いクラウドビジネス≒「サムライクラウド」の実現を目指すことを目標に、活動を行っています。
具体的には下記の項目について部会を行っています。
・協業促進
・各社のクラウド事例共有
・各種クラウドサービスの検証
・クラウドビジネス促進のための提言発信
検証、とても重要です。
オンプレミスのクラウド化の依頼が増えているので、検証環境を活用してください。
10/20 17:00~19:00に部会を実施します。
ビッグローブ株式会社様より会場をご提供いただきました。
アルゴブレイン株式会社様
株式会社イージェーワークス様
より事例を頂くことになっています。
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5.さくらインターネット株式会社からの各種ご紹介
代表取締役社長
田中 邦裕 氏
本日は大変貴重な機会をいただき、ありがとうございます。
元々は仮想サーバーは駄目だというのが信条でしたが、ユーザー側として使っているうちに、将来仮想サーバーが必要ということで、4年前にVPSというサービスを始めました。そしてVPSだとクラウド的じゃないよねということで、さくらのクラウドの前身となるシステムをプロトタイピングするということもやってまいりました。
当社は1996年に創業いたしまして今年で18年目の会社です。創業以来、さくらインターネットという称号も、やっていることもサーバーデーターセンタ―ビジネスということで変わっていないといIT業界では珍しい会社でごさいます。
当社の特徴としては、データセンター事業者としてはハウジングの比率が極めて低いということが言えます。主にはホスティング、クラウド分野を中心に売り上げを伸ばしております。
さくらのクラウドがどういうものかをご紹介しますと、コンセプトは「開発者志向のシンプルクラウド」というものです。当社ではIaaSのうちAWSでいうところのEC2のインスタンスのサービスおよびストレージ、ネットワーク、ロードバランサ―に注力し、最低限必要なものに限って開発をしコストを効率化しています。
外資系のIaaSベンダが東京にデータセンターを借りてサービスを提供するよりも、自社の石狩のデータセンターを使ってインスタンスサービスを提供することで安く提供できるというバックグラウンドをもって、外資系のIaaSよりもコストパフォーマンスの高いサービスというコンセプトで提供しています。
料金プランは一つ。自動的に最安値にセットされるようになっており、結果、外資系の日本リージョンに比べれば安いサービスを提供しています。
ブラウザからサーバーにアクセスできる機能も提供しており、高い評価受けています。
また、さくらVPSからさくらクラウドへのデータ移行のサービスが人気です。
APIとコマンドラインを提供し、プログラマブルにサーバーを操作する敷居を低くしています。
SSDが標準となっています。また、メモリを100Gオーバーで利用できるようになっており、ここまでメモリを提供できるサービスは他にはあまりないと思っています。
トラフィックは国内で2位を誇っています(1位はgoogle)が、主に国内をターゲットとしているサービスのため、国内で安価に通信できる体制に集中しているため、重量課金でなくても耐えられるというバックグラウンドがあります。
その他、開発者志向で厳選された機能がたくさんあり、ユーザーが高い満足を得られるサービスとなっています。
Q&A
Q1.さくらインターネットのサービスを充実させるためのパートナーへの取り組みについてはいかがでしょうか?
A1.昨年からパートナー様とのビジネスを強化しようと動いております。パートナーとしては、ソリューションパートナーとしてSIやMSPなどを提供いただいくパートナー様、業界に特化したパートナー様、そして当社のインフラに対してソフトウェアを提供するパートナー様を想定しております。
Q2.田中社長が考えるこの先の市場の展望はどういったもので、どのように戦っていこうと考えてますしょうか?
A2.展望としては、IaaSの寡占化が進んでいくことで厳しいという認識ですが、一方、最後まで残ってしまえばよいという考えもあります。日本に特化するなど範囲を狭めることで、戦線を拡大せずに戦っていくことが重要なポイントだと考えています。
※発表資料はこちら
— ここまでのレポート作成: 株式会社エイチ・ピー・エス 三上 智親
6.会長からの総括
みなさん、お疲れ様でした。
本日、発表していただいた発表者の方々には、大変感謝しております。
ありがとうございました。
また、さくらインターネットさん、本日は会場ご提供、誠にありがとうございました。
皆様のお力添えもあり、おかげさまでニッポンクラウドワーキンググループの活動開始から今月で丸三年が経ちました。
あらためてお話しするのもなんですが、ニッポンクラウドワーキンググループは、ISVやSIerが集まってスタートし、ご協賛さんご支援のもと活動しております。基本的には月1回メンバーおよびご協賛の方々にお集まりいただき、このような会合を開催するとともに、現在、サムライクラウド部会など三部会を会のドライビングフォースにきっちりと活動を行ってゆきたいと考えています。その中でもサムライクラウド部会を基軸に、技術的なお話をしながらも、何よりも日本から発信できるクラウドビジネスのビジネスモデルを生み出して行きたい。コンセプチャルに言えば、『それが「サムライクラウド」なんだ』ということで、ここは変わらずに来期も継承し、活発に活動を行ってゆきたいと考えています。
来月の13日に、総会報告として、第三期活動報告及び第四期の活動計画報告を行います。また、同時に三周年講演会およびパーティを行います。一周年の際には、我々が推し進めている「サムライクラウド」のアナロジィとして五輪書の研究家であり、私の恩師でもある剣術家の蓑輪勝先生に「五輪書」について現代に即した解釈でご講演いただきました。
今回の三周年では、基調講演にサムライクラウドサポーターの林さんに「スマート・マシン時代におけるクラウド活用」についてお話をいただきます。また特別講演には、「100円のコーラを1000円で売る」の著者の永井さんにマーケティングや戦略的な視点からクラウドビジネスを立ち上げる際に何らかの形で有効になるのではないかと言えるご講演をいただくことになっています。さらに講演会後には、三周年記念パーティも開催します。
皆さん是非ご参加いただき、その場で関係を拡げていただきながら、引き続き開催する各種部会にも加わっていただき、四年目も我々の会が、世のなかから必要とされるような会であるように活動を行ってゆきたいと思いますので、是非ともよろしくお願いいたします。
最後に、我々ニッポンクラウドワーキンググループでは、技術的なことをやりながらも実ビジネスを広げる事を目的としていますので、今後の展開として協業事例をWeb上に積極的に掲載していこうと思っております。メンバー間、メンバー協賛間での協業事例を掲載し、我々のキーワード「連携」を、太く、熱く、深く広めていきたいと思っておりますので、是非ともよろしくお願いいたします。