【2019年12月】宇宙クラウドサービス部会・クラウドビジネス推進部会 宇宙ビジネス情報交換会報告
宇宙クラウドサービス部会・クラウドビジネス推進部会の宇宙ビジネス情報交換会及び交流会を下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。
■日時:2019年12月16日(月)19:00~21:00
■場所:X-NIHONBASHI(クロスニホンバシ)
今回の部会では、前回に引き続き実際に宇宙ビジネスに関わる多様な方々とリアルな宇宙ビジネスに関する情報交換を行いました。さらに、NCWG大忘年会でもプレゼンに登壇いただいた千葉工業大学 SPARKプロジェクト電装班の吉田さんをはじめ、実際に同ロケット開発・打ち上げプロジェクトに携わる学生さんたちとも交流を行い、プロジェクトの現場ならではの話を聞くことができました。
ロケット開発自体が、クラウドビジネスに直接的に繋がることは難しいですが、宇宙ビジネスに接することで宇宙ビジネスの現場でのクラウドサービスの有効な利活用が見えてくると考えています。クラウドサービスビジネスが、宇宙ビジネスプロジェクトへ寄与する余地は、十分すぎるくらい可能性があるといえます。
今後宇宙クラウドサービス部会は、いろいろな宇宙プロジェクトの視察等を行ったりしながら「宇宙クラウドサービス」について議論・発表を行く予定です。ぜひ、次回の部会にもご参加ください。
宇宙クラウドサービス部会では、従来のクラウドサービス部会の考え方を踏襲しながらクラウドビジネスの次を「宇宙クラウドサービスビジネス」に視線を向けることにしました。
「宇宙ビジネス」については、「宇宙=ロケットのイメージが強い」・「参入ハードルの高さを感じる」・「宇宙の実感が持てない」など宇宙ビジネスへのハードルの高いイメージを払拭し、通常のクラウドビジネスの世界ではなかなかつかみづらい「宇宙ビジネス感」をつかむことを部会活動の目的としています。
部会では、宇宙ビジネスに関わられている方々やアカデミックな方々、研究者の方々など実務に即した方々との交流を行い、「宇宙クラウドサービス」といった新しい分野のクラウドサービスを実ビジネスの繋げて行きたいと考えています。
クラウドビジネス推進部会では、今期「提供されているクラウドサービスの研究」を主なテーマとし、クラウドサービスを利活用することでクラウドビジネスをより発展的なものへと昇華するため、参加メンバーにて現存のクラウドサービスについて研究、議論、発表を行っていきます。
今回の部会では、宇宙ビジネスに実際に携わる方々との交流を通じて宇宙ビジネスへの理解をより深めるとともに、クラウドビジネスと宇宙ビジネスを繋げるための思考する良い機会となりました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。
宇宙クラウドサービス部会 部会長 小堀 吉伸
クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之