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【2024年7月】第19回クラウドビジネスサロン報告

第19回クラウドビジネスサロンを下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

<第19回クラウドビジネスサロン>
テーマ:「最新生成AIのクラウドビジネスへの活用!」
日 時:2024年7月16日(火)18:30~20:00
場 所:オンライン(Zoom)

今回のクラウドビジネスサロンは、前回に引き続き「最新生成AIのクラウドビジネスへの活用!!」をテーマにオンラインにて開催しました。

前回クラウドビジネスサロンの開催は2024年5月13日でしたが、その夜、OpenAI社、および、Google社からAIに関するいくつものアップデート情報の発表がありました。
今回のクラウドビジネスサロンは、5月14日に上述2社から発表されたアップデート情報について、動画やデモ等を交えて参加メンバーにて確認し、その進化について意見交換を行いました。
今回のアップデートの中で最も注目される機能としては、OpenAI社のGPT4oで実現された、テキスト・画像・音声・動画など複数の種類のデータを一度に処理できるマルチモーダル対応が挙げられます。
一例として、これまでの音声による入力、(AIからの)音声の応答では、音声をテキストに変換し、そのテキストを大規模言語モデル(LLM)に解釈させ、回答をテキストとして出力し、そのテキストを音声化するという個々の処理をパイプラインで繋げて一元化するものでした。結果、音声に含まれる感情表現や背景音といった情報は失われていました。今回発表された GPT4oでは、大規模言語モデルそのものに音声を解釈・表現する機能が統合(マルチモーダル対応)されたことによって、いままでは失われていた音声内の情報も解釈し、応答に反映できるようになったといわれています。

ご参加いただいた皆さんありがとうございます。

次回開催は9月17日(火)に、「Amazon Q」をはじめ、Amazon/AWSのAIをテーマにクラウドビジネスサロンを開催する予定です。
是非みなさんご参加ください。

『クラウドビジネスサロン』は、メンバー相互の交流の機会を積極的に作りたいという思いから、みなさんが気軽に参加して「クラウドビジネス」について語り合うことできるように、オンライン、リアル問わず、お酒など飲食しながら「テーマ」に沿った話題で進行するスタイルで開催いたします。

クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之

第73回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)

『ゼロトラストを知り、クラウドケイパビリティを高める!「ゼロトラストの知識と実用」』をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第73回会合を、リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしました。

テーマ:『ゼロトラストを知り、クラウドケイパビリティを高める!「ゼロトラストの知識と実用」』

日  時:2024年6月28日(金) 17:00~19:00
                懇親会 20:00~22:00

場  所:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー 11階
     GMOインターネットグループ グループ本社 GMO Yours

今回会場をご提供いただきましたGMOインターネットグループ株式会社さん、開催にご助力いただきましたGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社さんには心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

今回の会合は、『ゼロトラストを知り、クラウドケイパビリティを高める!「ゼロトラストの知識と実用」』をテーマに、サムライクラウド部会からのアウトプットということで、2021年の第63回会合にて発表した「ゼロトラスト」の第2弾ということで、「ゼロトラストその後」 というタイトルでサムライクラウド部会メンバーの株式会社コンピュートの福原さんにお話しいただきました。
また、サムライクラウド部会メンバーの株式会社プロキューブの中川路さんからは「特権ID管理」 についてお話いただきました。

昨今、セキュリティリスクについては身近な話題となってきておりますが、今回お二方のお話を聞いて、ゼロトラストの知識、および、セキュリティリスク対策の知識を得ることができました。
福原さん、中川路さん、ありがとうございました。

ニッポンクラウドワーキンググループの2024年度スローガンは

Beyond the Clouds 24!
『クラウドケイパビリティを高め、次のクラウドビジネスをつかむ!』

になります。

今回の会合が、ご参加されたみなさんのクラウドケイパビリティの向上に繋がれば幸いです。

懇親会についても大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。

ご参加された皆さん、ありがとうございました。
詳細レポートについては、後日掲載いたします。

5月31日開催 さくらインターネット株式会社主催「NCWG協賛支援セミナー」報告

ニッポンクラウドワーキンググループの活動の一環で行っている協賛支援セミナーを、今回はさくらインターネット株式会社主催にて開催いたしましたので、ご報告いたします。

日 時:2024年5月31日(金)17:00~18:00
              親睦会 18:45~20:45
場 所:さくらインターネット株式会社 セミナールーム
    〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル 32F
     および、オンライン(Zoom)

【セミナー概要】
司会進行 NCWG理事 尾鷲 彰一

1.さくらインターネット社からのご挨拶
 さくらインターネット株式会社 執行役員  高橋 隆行 氏
2.セミナー
  ①「ここ1年のさくらインターネットのアップデート状況」
   さくらインターネット株式会社 執行役員 横田 真俊 氏

横田さんからは、「ここ1年のさくらインターネットのアップデート状況」というタイトルで、各種サービスの状況をお話しいただきました。また、現在注目されているガバメントクラウドへの対応についても詳しくお話を聞くことができました。

  ②「さくらインターネットのDX時代における教育支援制度について」
   さくらインターネット株式会社 執行役員  高橋 隆行 氏

冒頭ご挨拶もいただいた高橋さんからは、まもなく始まる「さくらインターネットのDX時代における教育支援制度について」お話いただきました。
日本はクラウドの技術的な人材が世界と比較し不足していることから、クラウド人材育成のため、作成されているコンテンツは「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」で配布されていて、各社で是非活用してくださいとのことでした。

3.質疑

会場およびオンライン参加者より多くの質問があげられ、お話いただいた内容を深掘りすることができました。

横田さん、高橋さん、ありがとうございました。

今回のセミナーでさくらインターネット社をよりいっそう知っていただいたことによって、「クラウドケイパビリティを高め、次のクラウドビジネスをつかむ」きっかけになれば幸いです。

※さくらインターネット横田さんと、実行委員メンバーの皆さん

【親睦会】
セミナー終了後に、リアルでの親睦会を開催いたしました。
大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。

【2024年5月】第18回クラウドビジネスサロン報告

第18回クラウドビジネスサロンを下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

<第18回クラウドビジネスサロン>
テーマ:「最新生成AIのクラウドビジネスへの活用!」
日 時:2024年5月13日(月)18:30~20:00
場 所:オンライン(Zoom)

今回のクラウドビジネスサロンは、「最新生成AIのクラウドビジネスへの活用!」をテーマにオンラインにて開催しました。

生成AIは日々新しい情報が取り沙汰されているような状況にあり、クラウドビジネスサロンでは生成AI(ChatGPT)を昨年6月からテーマとして取り上げていますが、その頃と比較しても様々なことが格段に進化を遂げています。
今回はそんな生成AIについて、改めてOpenAI、Google、Microsoft、Amazonなど各社の生成AIの最新動向を確認するとともに、テキスト生成AIだけでなく、動画生成AIの現在についてデモを見ながらその実現レベルを共有し、また、生成AIが影響したと思われる職種別の求人や時給の変化、データセンターの消費電力の増加予測、著作権問題などについても取り上げ、参加者にて意見交換を行いました。

ご参加いただいた皆さんありがとうございます。

次回開催は7月16日(火)に、「Amazon Q」をテーマにクラウドビジネスサロンを開催する予定です。
是非みなさんご参加ください。

『クラウドビジネスサロン』は、メンバー相互の交流の機会を積極的に作りたいという思いから、みなさんが気軽に参加して「クラウドビジネス」について語り合うことできるように、オンライン、リアル問わず、お酒など飲食しながら「テーマ」に沿った話題で進行するスタイルで開催いたします。

クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之

第72回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)

『生成AIを知り、クラウドケイパビリティを高める!』をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第72回会合を、リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしました。

テーマ:『生成AIを知り、クラウドケイパビリティを高める!』
日 時:2024年4月19日(金)17:00~19:00
場 所:山王パークタワー 26F会議室(スリーハンズ株式会社提供)
    および、オンライン(Zoom)

今回の会合は、「生成AIを知り、クラウドケイパビリティを高める!」
をテーマに、ゲスト講演として株式会社DataWisdom代表の大場さんに、「生成AIの技術から、活用を考える」というタイトルにて今日の生成AIの根幹をなす学習モデルTransformerについてわかりやすく説明いただくとともに、生成AIのデモ等を交えながら最新の生成AIの可能性についてお話いただきました。

今回の講演によって生成AI技術がもたらす未来について垣間見ることができました。
大場さんありがとうございました。

ニッポンクラウドワーキンググループの2024年度スローガンは

Beyond the Clouds 24!
『クラウドケイパビリティを高め、次のクラウドビジネスをつかむ!』

になります。

今回の会合が、ご参加されたみなさんのクラウドケイパビリティの向上に繋がれば幸いです。

懇親会についても大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。

ご参加された皆さん、ありがとうございました。
詳細レポートについては、後日掲載いたします。

3月26日開催「チップマウンター視察会」報告

ニッポンクラウドワーキンググループの活動の一貫として、この度、NCWGメンバーのオープンウェーブ社のご厚意により、同社が導入したチップマウンター機器を視察いたしましたので、ご報告いたします。「クラウドビジネスのXaaS」視点には、大変有効な視察となりました。オープンウェブさん、ありがとうございました。


チップマウンタとは、電子部品をプリント基板に配置する装置です。
オープンウェーブ社では、今までLoRaのモジュールの販売を行っていましたが、自社で製造できるようにと導入されたとのことです。
LoRaを利用したネットワーク(LoRaWAN)やIoT向けのダッシュボードサービスなどもクラウドサービスで提供しており、一貫したサービスの提供を目的とされているようです。
今回製造の作業工程を実際に視察できたことで、どのようにLoRaモジュールが組み立てられるのか良く理解することができました。

また、設備の購入にあたっては、事業再構築補助金を活用されたということで、助成金申請の体験談もお話しいただきました。
申請を通しやすくするためのノウハウなども紹介いただき、とても為になりました。

今回の視察が、みなさんのクラウドビジネスへのアイデアになれば幸いです。

視察後は近くのお店にて親睦会も開催し、大いに盛り上がり、参加者との積極的な交流を図ることができました。


ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。

第71回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告

「クラウドビジネスへの有効性を知り、クラウドケイパビリティを高める!」をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第71回会合を、リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしました。

テーマ:『クラウドビジネスへの有効性を知り、クラウドケイパビリティを高める!』
日 時:2024年2月27日(火)17:00~19:00
場 所:関東ITソフトウェア健康保険組合 市ヶ谷健保会館 F室
    東京都新宿区市谷仲之町4-39
    および、オンライン(Zoom)

【司会者のご紹介】
司会 会長 小堀 吉伸

1.開催のご挨拶
副会長 藤田 浩之

みなさん、本日は第71回会合にお集まりいただきありがとうございます
副会長の藤田です

今年初めての会合です。12月の周年イベント以来になります。
周年の報告会では今期のスローガンを発表させていただきましたが、みなさん覚えていますでしょうか?

おさらいとなりますが、今期のスローガンは、

Beyond the Clouds 24!
~クラウドケイパビリティを高め、次のクラウドビジネスをつかむ!~

です。ぜひ覚えて帰ってください。

「Beyond the Clouds」に込めている思い、このビヨンドは、クラウドを超える(スキップする)ということではなく、クラウド自体はあくまで道具なので、それを使うことを目的とするのではなく、その先の本質的なもの、例えば我々だとビジネスモデル、そこに目を向けることが重要で、その実現にはクラウドは有用なので自ずと活用されるという意味です。
そして、「クラウドケイパビリティ」これは、我々会の造語で、クラウドサービス提供能力、クラウド利活用能力として定義しています。

先ほどクラウドは道具だと言いましたが、その道具を活用するには、その存在を知って、より良い使い方を知る必要があると思います。

本日の会合は、協賛3社、ビッグローブさん、BBIXさん、スマートコネクトさんに各社のサービスについてお話いただきます。
知るということは、すごく重要ですよね。知らないと、チャンスを逃す可能性もあります。
是非みなさんのクラウドビジネスにどのように有効活用できるかを考えていただきながら発表を聞いていただくとともに、各発表の後には質疑の時間も設けます。
沢山質問することで、内容も深堀りされますので、是非積極的に質問してください。
そして、最終的に、クラウドケイパビリティを高めてもらって、次のクラウドビジネスをつかんでもらえたらと思います。

2.部会報告

サムライクラウド部会
部会長 野元 恒志

こんにちは。
サムライクラウド部会はSAMLだったり認証系の技術、アプリケーションのマッシュアップのための基礎技術を話し合っています。

昨日、今月の部会を行いました。クラウドケイパビリティを活かすためにセキュリティは欠かせないゼロトラストを一つのテーマに議論しています。

今年もアウトプットとしてサムライクラウド部会の発表を会合で行えるように進めています。ゼロトラストのその内容や特権ID管理等の2軸でアウトプットできればと思います。

今年の目標としては部会を人材育成の場にしていきたいです。部会では深い内容を議論していますが、気持ち的にはどなたでもウェルカムなのでご参加よろしくお願いします。

クラウドアプリケーション部会
部会長 尾鷲 彰一

時系列予測、自然言語処理メインに実際に利用して所感をまとめる活動を行っています。

現在は画像生成AIを数種つかってみました。
同じ画像ばかりや、著作権的に大丈夫なのか、アニメのキャラクターを事例に画像作成を行いましたが、著作権的にNGな画像が多くプロンプトをかえて画像生成をおこなったりしています。

クラウドビジネス推進部会
部会長 藤田 浩之

毎回テーマを決めて、お酒を飲みながらみんなで語る場として、クラウドビジネスサロン開催しています。

1月はFullonさんに会議室をお借りし、「ノーコードのクラウドビジネスへの活用!」をテーマに、MSノーコード戦略として、「AI Builder」のデモ動画などを参照しながら、ノーコードの活用方法やビジネスへの応用について語りあいました。

次回は3月11日にオンラインで開催します。
Chat GTPの大規模言語モデルとして学習されているデータの活用だけでなく、自分たちの持っているデータをいかに活用できるのか?語り合いたいと思います。

人材育成もテーマにサロンも開催できればと思いますので、皆様の参加お待ちしています。

各部会の報告資料はこちら

3.協賛各社からの発表

 発表1.「はじめまして、それともお久しぶり? BIGLOBEのクラウドをご存じですか?」
  ビッグローブ株式会社
  リアライズ事業本部 エンタープライズサービス部 高橋 誠 氏

はじましての方もいますが、初期の頃からの協賛パートナーです。

私は2022からクラウドホスティングの担当になり、お客様対応からお客様とお話しするのが好きなのでクラウドエバンジェリストとして活動しています。

ビッグローブはコンシューマ向けと思われていますがそうではなくBtoBサービスも提供しています。

BIGLOBEのクラウドホスティングは、2011年からクラウド基盤提供しており、
つながる歓び、つなげる歓びをキャッチコピーに展開しています。

パートナーの形態は下記があります。

協業パートナー:例として、会計ソフトをクラウド上にのせて運用しているパートナーがいます。
販売パートナー:中小企業向けのSIパートナー等があります。

商材は業務サーバーパックを構築ベンダーさんへ提供するのがヒット商品です。特徴は、ISPのクラウドのためトラフィックが従量課金ではないので、パッケージをSaas化したい方お声がけ下さい。
BIGLOBEは構築ベンダーさんへ基盤やライセンスをプリインストールした状態で5分くらいで提供できます。

BIGLOBEクラウドホスティング活用によるベネフィットとしては、業務サーバーパックとして、パッケージに必要なミドルウェアなどをあらかじめ組み込んだレディーメイドの商品を展開しており、構築が簡単のため構築ベンダへの展開が容易です。
また、クラホス販売パートナーに対してはサーバーを85%のパートナー価格でサーバー提供しています。
コントロール画面がわかりやすいです。

BIGLOBE単体ではなりたたないのでビジネスパートナー募集しています。

最近の悩みは、VMWareやMicrosoft等のライセンスの値上げです。
また、パッケージベンダのSaaS化で競合になっていてリニューアル対応に追われ新しい商材開発のリソースが割けない等の悩みがありますので、皆様是非協業していきましょう。

:BIGLOBEさんの基盤を利用して業務アプリが充実していると思いますが
今後注力するアプリはなんでしょうか?
:ゲームコンテンツの配信基盤としての利用に力をいれていきたいです。

Q:BIGLOBEの顧客は直販かパートナーかどちらですか?また、海外クラウドベンダと競合したときの差別化ポイントはなんでしょうか?
:構築ベンダーさんがエンドとのやりとりしていますので、パートナーが主な顧客になります。日本語対応、トラフィック定額、日本のサービス等を売りにしています。

発表資料はこちら

 発表2.「OCX光インターネットのご紹介」
  BBIX株式会社
  カスタマーソリューション本部 パートナビジネス部 新妻 大輔 氏

BBIXについて
 一般的には知名度が少ないですがソフトバンク100%子会社としてネットワークの基盤を黒子で運用しています。
メンバーは基本的にソフトバンク採用で出向しています。
ソフトバンクの子会社でIX事業をおこなっていますのでグローバルに子会社があります。
さくらインターネットさんとの合同会社もあります。

インターネットのイメージとしては個々のネットワークを繋いでいく形になりますが、では相互通信をどうやって繋げているのでしょうか?それがIXの役割です。
BBIXは最短経路でインターネット通信を繋ぐIX事業をBtoBビジネスで20年行ってきました。

サービス紹介

OCX光インターネット

2023年4月提供で、1年経っていない法人向けのインターネットサービスです。

作った理由はインターネットのトラフィックが年々増えてることで、インターネットブレイクアウトの利用も増えていて、足回りはフレッツでクラウドへのアクセスが増えているので、それらを利用している法人向けにサービスを作りました。

BBIXがワールドワイドに展開していますので、IXで詰まらず世界中のクラウドサービスへのアクセスできます。
ソフトバンクの基盤で日本最大のNGN網広帯域でクラウドサービスへ直接通信しているので、クラウドへの通信制のよさが売りです。
シンプルなサービス構成で1Gと10Gの2種類で固定IP1個を提供します。
フレッツでのインターネットブレイクアウトに最適な安価なビジネス回線で、接続の違いは通常のインターネットより直接接続で余計なルートを通らないことです。
下りのルートのコントロールはできませんが、各クラウドサービスの認定を受けているのでで下りのルートも直接通信されます。
基盤のラボで速度測定したところ、10Gで7Gで1Gで650Mくらいの速度がでています。
パートナーさん向けに卸値あります。PPPoEの提供はありません。

使ってみたい方はお声がけ下さい。

Q:セキュリティは提供していますか?
A:パートナーさんへ売っていただくので、セキュリティの提案はパートナーさんの得意な提案をして下さい。

Q:サービスの展開地域は?
A:フレッツを使っているのでカバー率が高く、フレッツとのNGN接続ができるところで利用できます。沖縄でも提供できます。

Q:サポートコールセンターへの提供実績はありますか?
A:サポートコールセンターでの実績はないですが、サービス開始1年にしては実績として色々な企業に導入されていて、スピード感をもって展開できています。

 発表3.「NTTスマートコネクトの 新サービス・新機能について」
  NTTスマートコネクト株式会社
  クラウドビジネス部 シニアマネージャ- 宮下 晋一 氏

NTTスマートコネクトの事業は、以下の4分野で展開しています。
1.データセンター ハウジング
2.DATA ANALYSE
3.映像伝送 ストリーミング
4.クラウドサービス

〇生成AIサービス
生成AIサービスは、顧客の利用データが外部利用されないということや、テンプレート機能によりわかりやすく利用可能ということが特徴として挙げられます。
テンプレート機能は、プロンプトを詳細に書けば意図した回答が得られるがそれは面倒な作業なので、ケース事にテンプレート(裏側で綺麗なプロンプトを書いている)を用意し、それを用いてAIに指示が出しやすくなっています。テンプレは共有も可能です。
サービスの最小単位は20IDで利用可能です。
今後、文書検索機能やLGWAN接続機能を提供していく予定です。また、マルチLLM対応(Tsuzumi含め)も今後広げていく予定です。

〇東京に進出 東京リージョン

東京リージョンを開設予定です。
AWS Azure等への直接のパブリッククラウド接続を可能とするクラウドクロスコネクト(CXC)を2024年度に提供予定 です。
その他、SmartConnect Cloud Platform(SCP)、SmartConnect Network & Security(N&S)、SmartConnect Smart Storageサービスなどを提供予定です。

〇CI/マネージドサービス
 パブリッククラウド上でシステム構築から監視、運用作業代行、障害復帰までワンストップ提供します。
 構築は一部だけでも利用可能です。保守は4レベルから選ぶ形になります。

〇マス向け FOOVEサービス
 22年5月開始のNTTグループ運営の食に特化したライブコマースPFです。
 ライブ上で消費者がやり取りできます。スマホ1台で全国配信可能です。生産者と消費者の距離が近い対面販売が可能です。
 月額費用なし、販売額に応じて費用が発生します。

Q:AIサービスのテンプレート機能について、テンプレートはもともと用意されているものを使えるということではなく、自分たちで作成しそれを共有できるということでしょうか?また、参考となるテンプレートなどは用意されているのでしょうか?
A:おしゃられるように、最初はテンプレートを新規作成をして、それを管理者がすべてのユーザーに共有できたり、特定の人だけに共有することもできます。現在の参考となるテンプレートは営業マンの腕にかかってしまっていますが、将来的には整備していきたいと思っています。

Q:NTTスマートコネクトさんはインフラの会社だというイメージがあったのですが、本日お話を聞いて、AIサービスだとかfooveだとか色々なサービスをラインナップしていますが、それらの構想は内部からでてきているものなのか、業務命令によるものなのか、いかがでしょうか?
A:正直なところ両方あります。fooveは内部から色々検討していった感じですが、AIサービスは上からの圧力が大きかったです。ただし、最近は内部からの方が多くなってきているというところです。

発表資料はこちら

登壇者による座談会
テーマ『クラウドケイパビリティを高めるために』

小堀会長:「クラウドケイパビリティを高めるために」というテーマですが、クラウドケイパビリティはクラウドサービス提供能力というクラウド提供者の視点と、クラウド利活用能力というクラウドの利用者の視点の意味がありますが、それぞれの会社の延長の話で構いませんので、お聞かせください。

BBIX 新妻さん:インフラネットワークをやってきているので、どうクラウドに繋げるかということでやってきた。遅延なく接続性が良くなっていけば利用者にもメリットが得られるという目線でいる。

ビッグローブ 高橋さん:インフラ側であるが企業が得意とする能力、サーバー機能に差がないので、自社クラウドサービスで3M出る強みがあるので、そこからさらにサービス展開を考えている。

NTTスマートコネクト 宮下さん:インフラがウエイトを占めているが、自社サービスを単独展開しているものをどう事業をクロスさせていくのかを試行錯誤中。

小堀会長:「クラウドケイパビリティを高めるには」その他の皆さんいかがでしょうか?

BBIX 田邉さん:プロンプトエンジニアリングが今後のキーと考えている。それをどうやって育てていくかが課題だと考えている。

小堀会長:クラウド利活用人材を育てていくというテーマについてはどうか?

プロキューブ 中川路様:若い人に伝えるが難しいのはインフラ系、下がどうなっているのかという部分だと感じる。

4.会長からの総括
会長 小堀吉伸

ご登壇いただいたみなさん。ありがとうございます。

本日お三方にお話しいただいて、協賛3社から発表いただくというのは初の試みです。
引き続きニッポンクラウドワーキンググループの中の活動で露出いただき、情報を発信いただき、ご参加いただいている皆さんのリアルビジネスの中で役立つことが会をやっている意味だと思っています。
基本ニッポンクラウドワーキンググループはクローズドで開催していますので、参加者はメンバーに限られます。ですので、あまりオープンにできない情報もお話していただければと思います。

2024年度、これから活動を行っていきますので、是非皆さん会合や各イベントにご参加ください。

5.懇親会

恒例の懇親会も大いに盛り上がりました。
ご参加された皆さん、お疲れ様でした。

【NCWG実行委員 報告書作成者】
井口 和彦(株式会社ドヴァ)
放生 浩一(株式会社ドヴァ)

【2024年3月】第17回クラウドビジネスサロン報告

第17回クラウドビジネスサロンを下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

<第17回クラウドビジネスサロン>
テーマ:「ChatGPT+独自データのクラウドビジネスへの活用!」
日 時:2024年3月11日(月)18:30~20:00
場 所:オンライン(Zoom)

今回のクラウドビジネスサロンは、「ChatGPT+独自データのクラウドビジネスへの活用!」をテーマにオンラインのみで開催しました。
ChatGPTの基礎となっている大規模言語モデル(LLM)は、学習時点での学習データを用いて回答します。そのため、そのままでは最新の情報や自社の独自のデータを回答に含めることができないデメリットがあります。
今回のクラウドビジネスサロンでは、インプットとしてChatGPTに独自のデータを反映させる方法について、特に「エンベディング」と呼ばれる手法について具体的な仕組みや、実際に利用可能にする場合のシステム構成例などを確認し、ディスカッションではどのような情報をChatGPTで活用したいかなど意見を交わしました。

ご参加いただいた皆さんありがとうございます。

次回のクラウドビジネスサロンは、2024年5月13日(月)18:30~ 生成AIの最新状況をテーマに開催する予定です。
是非みなさんご参加ください。

『クラウドビジネスサロン』は、メンバー相互の交流の機会を積極的に作りたいという思いから、みなさんが気軽に参加して「クラウドビジネス」について語り合うことできるように、オンライン、リアル問わず、お酒など飲食しながら「テーマ」に沿った話題で進行するスタイルで開催いたします。

クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之

第72回ニッポンクラウドワーキンググループ会合のお知らせ

NCWGメンバーおよびご協賛各位

4月19日(金)に、NCWG第72回会合をスリーハンズ株式会社さんに会場をご提供いただきリアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしますのでご案内いたします。


今回の会合は、『生成AIを知り、クラウドケイパビリティを高める!』をテーマに、ゲスト講演として株式会社DataWisdomの大場さんに生成AIについて、ChatGPTの大規模言語モデルの基礎にもなっている、2017年にGoogleによって発表された深層学習モデル「Transformer」の簡単な説明の他、生成AIの活用事例をデモを交えながらお話いただきます。
なお、今回ご登壇いただく大場さんは、2017年開催の第43回会合でも、データマイニングやディープラーニングについてご講演いただいています。

是非みなさん、ご参加ください。

なお、会合後はドイツビールのお店ビッテにて、恒例の懇親会(リアルのみ)も開催いたしますので是非合わせてご参加ください。
懇親会からの参加も歓迎いたしますので、会合への参加は難しいが懇親会からは参加できるという方は是非お申込みください。


<第72回ニッポンクラウドワーキンググループ会合>
テーマ:『生成AIを知り、クラウドケイパビリティを高める!』
日 時:2024年4月19日(金) 17:00~19:00
              懇親会 19:30~21:30
場 所:溜池山王 山王パークタワー26F 会議室B+C(スリーハンズ株式会社提供)
    東京都千代田区永田町2丁目11−1
    https://office.mec.co.jp/search/detail/011635/
    および、オンライン(Zoom)
    
【会合内容】
 1.開催のご挨拶
 2.各部会報告
 3.ゲスト講演
  タイトル:「生成AIの技術から、活用を考える」
       株式会社DataWisdom 代表取締役 大場智康 氏(理学博士)
  概 要:Transformerの簡単な説明、デモとしての活用例、
      その運用を支えるクラウド上のプラットフォーム について
 4.スリーハンズ社からの各種ご紹介
 5.会長からの総括
 6.連絡事項
 7.懇親会 (19:30-21:30)
   会 場:ビッテ
       https://bittebitte.jp/about
   懇親会費:7,000円
   ※当会は非課税のため、インボイス非対応の領収書となりますので
    予めご了承ください
   ※申込み後にキャンセルする場合は、お手数ですがinfo_cloud@ncwg.jp
    までメールにて必ずご連絡をお願い致します。
    ご連絡なくキャンセルとなった場合や、当日キャンセルとなった場合は
    後日参加費を申し受けますので予めご了承ください。

<お申し込み方法>
 お申し込みは、info_cloud@ncwg.jp 宛てに、
 メールの件名を『第72回NCWG会合参加申込』として、
 参加者全員の氏名およびメールアドレスをご連絡ください。
 なお、参加にあたっては、リアル/オンラインを必ず明記ください。
 また、懇親会への参加・不参加についても必ず明記ください。
  ※懇親会のみの参加の場合はその旨ご連絡ください。
  (懇親会はリアルでのみの開催となります)

■コロナ対策について
・少しでも体調が悪いと感じた方は直前でも、申し訳ありませんが参加はご遠慮ください。
 その際は、info_cloud@ncwg.jpまでメールにてご連絡ください。
 当日連絡できなかった場合は、後日ご連絡ください。
・受付時のアルコール消毒、検温(非接触)等にご協力ください。
 なお、体温が37.5度以上ある場合は、申し訳ありませんが参加はご遠慮ください。

【NCWG会合についての注意事項】
 NCWG会合への参加については、従来通り基本的にはNCWGメンバーおよび
 ご協賛各社の方々、ならびに特別に参加を認めた方々の限定参加となっています。
 関係者以外の方で会合へ参加をご希望される方は、お手数ですが下記お問合せフォーム
 よりお問合せください。
 http://ncwg.jp/inquiry


皆さんのご参加をお待ちしています。

NCWG実行委員 一同

第71回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)

「クラウドビジネスへの有効性を知り、クラウドケイパビリティを高める!」をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第71回会合を、リアルとオンラインのハイブリッドにて開催いたしました。

テーマ:『クラウドビジネスへの有効性を知り、クラウドケイパビリティを高める!』
日 時:2024年2月27日(火)17:00~19:00
場 所:関東ITソフトウェア健康保険組合 市ヶ谷健保会館 F室
    東京都新宿区市谷仲之町4-39
    および、オンライン(Zoom)

今回の会合は、
「クラウドビジネスへの有効性を知り、クラウドケイパビリティを高める!」
をテーマに、ビッグローブ株式会社、BBIX株式会社、NTTスマートコネクト株式会社のご協賛3社から、各社のサービスについてご紹介いただきました。
また各社の発表後、『クラウドケイパビリティを高めるために』をお題として発表3社を交えて座談会を開催しました。
各社のサービスを知るよい機会となりました。
発表いただいたみなさん、ありがとうございました。

ニッポンクラウドワーキンググループの2024年度スローガンは

Beyond the Clouds 24!
『クラウドケイパビリティを高め、次のクラウドビジネスをつかむ!』

になります。

今回の会合が、皆さんの「クラウドケイパビリティ」=「クラウドサービス提供能力、クラウド利活用能力」を高める切っ掛けになれれば幸いです。

懇親会についても大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。

ご参加された皆さん、お疲れ様でした。
詳細レポートについては、後日掲載いたします。


7月 2024
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