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第11回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告


新年度1回目の会合ということで、本年度のさらなるNCWGの発展への思いを込め、「NCWGの飛躍」と題しまして、第11回の定例会合を行いました。
また、12月ということで忘年会(懇親会)も開催いたしました。
会場のご提供をいただきましたNTTコミュニケーションズ株式会社様ありがとうございました。
またご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

【日時】
2012年12月3日(月)17:00~19:00

【場所】
NTTコミュニケーションズ株式会社様 田町グランパークタワー 大会議室

【参加者】

メンバー、協賛各社および関係者の方々を含めて約50名

【発表概要】

1.会長からのご挨拶(概略)

小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)

先月11月に一周年を迎え、今期1回目の会合となりますが、このような活気のある場で皆様と年の瀬を迎えられて大変うれしく思います。
先日総会を行い、今期の理事等の役員を選出しました。
2期目の役員とては、会長には、前年度から引き続き、私、小堀が務めさせていただきます。また副会長には、株式会社インターファクトリー高橋、理事に株式会社オレンジソフト樋口、株式会社マインド屋代、監事に株式会社システムフレンド前本、事務局にハマゴムエイコム株式会社尾鷲という体制で今年度は運営していくことと決まりました。よろしくお願いします。

前期は、新しい施策としてメンバーおよびご協賛以外の参加区分として、「サムライクラウドサポーター制度」を設け、アカデミックな方々のご参加をいただいたり、サムライクラウドツールキットのオープンソース化や3.11の被災地である石巻・女川を公式に視察し「震災対策クラウド」の実利用への足掛かりを付けるなど、「会」として少ないリソースの中から精一杯の成果を出してきたと思っております。今年度も前期同様にクラウドビジネス促進のための活動を積極的に行ってゆきたいと運営委員一同で考えておりますので、皆さんのお力添えの程、よろしくお願いします。

また本年度のサムライクラウド認知度アップイベントの第1弾として、「サムライクラウド日本手ぬぐい」デザインコンテストを行います。
「サムライクラウド」のロゴを最低一つ以上使った日本手ぬぐいのデザインの応募をいたします。採用された方には、特典もありますのでみなさんご参加ください。

来年は1月は会合開催しないため2月からとなりますが、今年度も引き続きクラウドビジネスを盛り上げて行けるよう推進していきます。
参加メンバの皆様にも、積極的に参加していってほしいと思います。

2.新規メンバー紹介

・メンバー会員
有限会社エイト
アシアル株式会社
株式会社アクティブフュージョンズ

株式会社アクティブフュージョンズ
・2001年操業、主にWEBシステム開発中心で行っています。
・システム開発、WEBデザイン、エクスプレスワンというサーバ管理までワンストップで提供しております。

3.NTTコミュニケーションズ株式会社からのご紹介
山中 氏(NTTコミュニケーションズ株式会社)

「Cloud Foundryを使ったPaaSサービス 『CloudnPaaSの展開』」
・クラウド利用の際、IaaSがまず頭に浮かぶが、今後はPaaSが伸びると予測されています。
・今後は、ユーザの利用の中心がIaaSからPaaSに移っていくと予測されます。
・CloudnPaaSは、CloudFoundryをベースにしています。
NCWGの会合に合わせて本日リリースいたしました。
・IaaSは仮想環境までを提供、PaaSはミドルウェアまで提供します。
・PaaSには、Heroku、Force.com、GoogleAppEngine、WindowsAzure、AmazonElasticBeanstalkなどがあります。
・CloudFoundryとは、
VMWareが中心に開発しているオープンソースのPaaSソフトウェア
⇒ベンダロックインの懸念がない
マルチ言語、マルチサービス対応
⇒Java、PHPm、Ruby、Python等、複数の言語に対応
⇒MySql PostgreSQL、MongoDB等、複数のサービスに対応
全米でNo1の評価を獲得しています。

・PaaSを利用する場合、例えばWordPressを構築する際に、Apache、PHP、DBの設定を行うことなく、WordPressを用意し、デプロイするだけで利用できるため、ミドルウェアに詳しくなくても構築が可能となる。また、構築の工数が削減できます。
また、例えば負荷分散環境を構築するときに、LB、Queueなどの構築でインフラエンジニアが不要となります。
・12月3日、本日より提供を開始しました。
・CloudnPaaSの特徴としては、Cloudn各種サービスとの連携が可能です。
CloudnのRDS、Compute、ObjectStorage等との高速接続など。
・アクセスログ、アプリケーションログを統合して管理することが可能です。
・RDS,Compute、ObjectStorageとの高速接続のために、高速なネットワークを構築しました。
・現状では、ログの取得、課金情報取得、リソース情報取得のAPIを用意しています。
・問い合わせは、http://www.ntt.com/cloudn/のホームページお問い合わせフォームからお願いいたします。

4.NCWGメンバー発表

野元 恒志氏(有限会社ディアイピィ)
「PaaS使って楽したい!PaaS上でのアンケートシステムの検証」
・オープンソースのメールのアーカイブ、およびアンケートシステムをメインに提供しております。
・IaaSでメールアーカイブ(製品名:MailArchiva)のサービス提供を検討しましたが、問題はLAMP構成の運用、保守コストでした。
・PaaSがミドルウェアの運用、保守によいと感じてはいましたが、NTTコミュニケーションズのα版の検証環境を利用してみて、将来的にPaaSでの構築の展望が見えました。
・今後の期待としては、
・s3fs(オブジェクトストレージ)など使いたい
・SMTP(ドメインの送信元としてSPF等設定したい)
・SSL
・課金代行
・管理画面の充実(VMCコマンド周りやインスタンスの拡張機能)
です。
・PaaSであれば、顧客毎にプロジェクト分けしてしまえば、マルチテナント用のコードを用意する必要がいらないのではないか?と感じました。
・サムライクラウドにとっては、ガジェットを開発したらPaaSに乗せるとか、公開が非常に簡単になると感じました。

※ 発表資料はこちら

小川 索氏(株式会社アーク情報システム)
「UForgeBuilderを使用したWEBアプリケーションの公開」
・マキシマイズの渡辺氏のご厚意で、UForgeBuilderの試用ライセンスをお借りしました。
・UForgeは、OSにミドルウェア、アプリケーションなどをセットアップしたOSイメージを作成し、ダウンロード、VMに展開できるようにする仕組みです。
・UForgeBuilderで弊社でオープンソースで公開しているSalesCubeを公開する準備をしました。
・OSの設定をまず行い、VMのイメージを作成します。
・日本語は対応しておらず、OSを作成する時のイメージの名前などは英語で入力する必要があります。
・OSにインストールするパッケージを選択し、構成を決定します。
・OS、ミドルウェアの設定の後、SalesCubeの設定します。SalesCubeはホームページで、ZIPファイルで公開しているため、そのZIPファイルを指定しました。
・OSのデフォルト設定を置き換えるファイルを登録します。例えば、MySQLの設定ファイルmy.cnfなどです。
・一番最初に起動したときだけ実行されるスクリプトの設定や、毎回実行されるスクリプトの設定など、いろいろと柔軟にOS起動時の挙動の設定ができます。
・アプリのセットアップをするために、ミドルウェアのインストールから行い、その作業で躓いたり、工数がかかったりする場合が多々ありますが、OSから丸ごとイメージ化して配布できるため便利であると感じました。

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Q.UForgeBuilderは日本語対応はされるのか?
A.HTML5版のインターフェースを現在開発中で、そのリリースに合わせ日本語化を行う予定です。
テンプレート名については、日本語にしてしまうと内部的に利用している部分もあり、動かなくなるため、そういった部分については日本語対応はされないと思います。(マキシマイズ 渡邊氏)

5.サムライクラウド部会報告
樋口 尚寿 (株式会社オレンジソフト)

「CBAとの相互接続性検証」
・サムライクラウドのIdPと、クラウドビジネスアライアンスのIdPのどちらのIdPを使っても、認証できるかなどを検証しています。
・ShibbolethSPのデバッグはブラックボックスになっており難しいが、SAMLAssertionExport機能を利用することで、Shibbolethのヘッダ情報にアサーション取得用のURLを埋め込むことができ、そのURLのデータを見ることで何がセットされているか確認できました。
・次回サムライクラウド部会 日時2013年1月下旬、場所未定
場所、時間が決まり次第ご連絡いたします。

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6.クラウドビジネス推進部会 報告
藤田 浩之 (株式会社オレガ )

・本日は部会長に変わり、藤田から発表させていただきます。
・UForgeBuilder勉強会をサムライクラウド部会と合同で、11月27日に開催しました。
・マキシマイズ渡辺氏に手順書を作成していただき、その手順通りに実施してみました。実際に知っている人がいるところでやってみて、質問できるため大変わかり易かったです。
・今回実施した内容はUForgeBuilderを利用してWordPressを簡単にセットアップできるようにしてみました。
・UForgeBuilderの活用案としては、Webアプリをイメージ化し共有したり、評価用アプリケーションの配布などが考えられます。
・次回クラウドビジネス推進部会は、2013年1月下旬に実施予定で場所未定です。
日時、場所が決まり次第ご連絡いたします。

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7.仙台視察のまとめ
岡 伸幸氏 (ソフトバンクテレコム株式会社)

・私は、ソフトバンクテレコム株式会社に所属しておりますが、NPO法人事業継続推進機構にも所属しており、情報システムバックアップオフィス研究会の座長を担当しております。
その関係もあり、仙台視察は事業継続推進機構の活動目的もあり参加させていただきました。
・仙台視察では、石巻の市役所のお話、女川の町役場のお話を伺いました。
・石巻市においては、被災時には被災状況に応じ情報流通量の格差が発生していたとのことです。
また、電源、通信設備については、地震の影響での喪失ではなく、津波の影響であったとのことです。
被災直後は、ITの復旧よりも周辺の片づけが優先されたとのことです。
・女川では、津波で町役場が全壊したが、高台がありそちらに仮設庁舎を迅速に建設でき、
そちらの仮設庁舎において住民の所在確認などの業務が遂行できたとのことです。
・業務の再開においては、通信設備の確保をどう行うか、業務を行う場所、データ(アプリを含む)のバクアップが重要です。

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8.NTTコミュニケーションズ株式会社からのご紹介
中山 幹公氏(NTTコミュニケーションズ株式会社)

「NTTComのクラウドこの一年のTOPICSと次の一年」
2012年の一年の総括
・Cloudnのサービスを開始しました。ObjectStorageを開始しました。PaaSを開始しました。
・今年中に、アメリカ、シンガポール、ヨーロッパに展開し、来年にはタイ、マレーシア、オーストラリアにも展開する予定です。
・データセンターは全世界141拠点となりました。
・クラウド環境のOEM提供も行っています。
・次の一年は、ソフトウェアの世界の皆さんにもっと近づき、クラウドのエコシステムを新たなステージに進めたいと考えております。

9.懇親会
会合後の懇親会は忘年会も兼ね、大変盛り上がりました。


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