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2015年4月17日開催 第2回クラウドサービス部会報告


2015年4月17日(金)に第2回クラウドサービス部会を開催いたしましたのでご報告いたします。

【部会アジェンダ】
1.部会参加者自己紹介
2.サービス視点でのクラウドについて
3.ホールプロダクトについて
4.エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社からのサービスのご紹介
5.株式会社リンクからのベアメタル型アプリプラットフォームのご紹介
6.クラウドサービスの有効性について討論

【部会参加者】
・DIP
・エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト
・ドヴァ
・GMOクラウド
・ネオス
・リザーブリンク
・NTTコミュニケーションズ
・スターティア
・カゴヤ
・オープンウェーブ
・リンク
・オレガ
・北斗システムジャパン
計13社16名 (順不同)

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1.はじめに
・参加者全員の自己紹介
・クラウドサービス部会の目的について

2.ホールプロダクト
「クラウドサービスを創り上げるには!」という切り口に、ホールプロダクトと言う概念をフレームに使いながら進めて行きます。

本日の部会では、リンクさん、NTTスマートコネクトさんに話をしてもらいますが、例えばリンクさんが提供している「ベアメタル」をホールプロダクトの視点からコアプロダクトと捉えた場合、ホール化するための補完要因(サービスや他社のプロダクト等)の検討などクラウドサービスを構築する際の有効性について検討したいと思います。

NCWGが進めている「仮想協業モデル」で他社のサービスとの連携がテーマになっていますが、コアプロダクトは、それぞれのビジネスの立ち位置や関わり方でかわってくると思います。他社と連携することで、1社では作り上げることが時間やリソース的に難しい場合には、コアプロダクトを補完するホールプロダクトの考え方は、有効だと考えられます。是非、みなさん集まって意見を出し合った方がよいと思うので、部会で話をしていただければと思います。

また、マーケティングや戦略の本など、いろいろとありますが、この部会で検討している「ホールプロダクト」と言う考え方は、クラウドサービスを構築するに当たり有効な方策になるのではと考えています。

■自社のコアプロダクト(参加者からの意見)
・現実的に動けないものは取り入れない。
・みんなと一緒のことやってもダメ。
・たくさんサービスを出して、だめなものは捨てていく
・なんでこの人たちはクラウドにしないのかなと考えた時に、サービスが膨らんでいく際のスケールアウトの考え方でコストとの見合いがとれないのかなぁと感じた。
・お客様は、初期構築費に目がいきがちで、金額が高く見えて断られそうになるけど、運用も含んだ年間のコストでみてもらって、提案したりしている。
・初期費用をはらってもよいから月額費用を抑えたい人もいる。
・中小零細企業では今でもサーバを買っている。クラウドで5年間で150万かかるのと、サーバを買って140万かかるのでは、サーバを買った方がよいという判断。
・ハイブリッドやベアメタルなどの選択しも増えている。
・原価償却で落としたいので、初期費用が安く、月額にされると困るお客さんもいる。
・啓蒙活動になるが、アウトソースする発想で、人件費だったり、運用費だったりを見せてあげることをやっているが企業文化でなかなか理解されない。
・SIの考え方が営業の場に浸透したままで、初期費用が高いわかりやすいという声もある。
・初期費用をならしていたけど、やっぱり一括でと言われたり、絶対に初期は払いたくない人もいれば、月額をやめたい人とか様々いる。

コアをコアとして持てることはすばらしいことなので、これからもホールプロダクトについて議論していきたいと思います。

3.「SmartConnectのクラウドサービス」
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社 北川氏

事業は大きくは3つあり、DC、クラウドホスティング、ストリーミングを行っている会社です。
今日はスマートストレージと、スマートコネクトVPSについてご紹介させていただきます。
①スマートストレージについて
スマートストレージは、ファイルサーバのサービスです。利用用途は社内のファイルサーバ、とBCP対策が主となっています。
特徴としては、UNIX,LINUX、Windowsのどれでも利用が可能で、ネットワークは閉域網、SINET4のいずれかとなります。
24、365運用監視の運用も行っております。また、オプションもアクセスログなど豊富に用意しております。
去年まではNTT西日本に売ってもらっていたが、今年は自社でも販売に力を入れていこうと考えています。

②マートコネクトVPSについて
オーダーメイド型のVPSで、仮想基盤がVMWARE、スナップショットなどはデフォルトで提供しています。
・手厚いサポート
・対応の柔軟性
・安心のファシリティ
といったところでお客様に信頼をいただいています。

Q.マーケティングとかされていると思うが、他社のどういったところを見ながらサービスをつくっていますか?
A.ストレージは、AWSを見ています。VPSはAWSがすぐ競合であがりますが、価格帯が違うので社内用メイン(閉域網)で棲み分けを意識してサービスを作っています。
Q.DNSの1000円のサービスとか、良いサービスが他にもありますよね。
A.DNSは今年力をいれていくものの一つです。ただ、重要ですが地味です。
Q.スマートストレージとVVAULTを組み合わせると、5Gの制限がなく使える可能性があり、オレガさんと今協業に向けて進めていると聞いたことがあります。閉域網接続のストレージは切り口が他と違うので、パートナーの評判がよいです。S3だと一旦インターネットに出ないと使えないので。協業支援サイトがNCWGにあるので、どんどん出して言ってください。

4.リンク社からの新サービス紹介
「ベアメタル型アプリプラットフォーム ‐これからは物理サーバもクラウドのように‐」
株式会社リンク 内木場氏

本日は、ベアメタル型アプリプラットフォームのご紹介をさせていただきますが、弊社ではほかにも、BIZTELというIPPBX
などのサービスも提供しております。BIZTELでは、PHSを内線端末として使うことなどができます。また、他にもなかほら牧場という牧場を経営しており、牛乳などの乳製品の製造、販売もしています。

ベアメタルとは、「むき出しの金属」という意味で、ベアメタルクラウドでは、ベアメタルをクラウドのように使えるようにするというコンセプトとなっています。
コントロールパネルからVMを作成したり、複製したりするのと同じようにベアメタルを使えるようになっています。SOFTLAYERなどが同じようなサービスを提供しているます。昨年ITpro EXPO AWARD 2014で特別賞を受賞しました。

■ベアメタルクラウドのメリット
・VMと違いスペックどおりの性能が安定して得られる。性能が不安定だったりもする。
・仮想化オーバーヘッドの解消
古いデータですが、物理サーバと同価格帯のAWSのインスタンスのUniXBenchの結果を比較し約5倍のパフォーマンスがえられる結果が出ています。

■コンパネの特徴
・物理のサーバも作れるし、仮想のサーバも作れる
・物理サーバの管理も、仮想サーバの管理も可能。
・物理サーバの作成は大体20分くらいでできる。
・物理サーバの上に仮想サーバを作ることも可能。
・ボリューム追加も可能。
特徴としては、F/Wやロードバランサーの機能が標準を提供しています。
N/Wは全部最初閉じられているので、必要なポートを開けていく必要があります。
ひととおりの作業ができるが、機能はとてもシンプルになっています。

■機能追加のロードマップ
今後も毎月、様々な機能を追加していきます。
仮想サーバのバックアップ、テンプレート化などを近く予定しております。

Q.乳牛は肉としても売ってるのか?
A.A5、A6とかのランクでいくと低くなるが、赤身の肉のカテゴリ(脂肪が低い)基本的に草しかたべていない自然の牛なので、食に敏感で、安全に気を使っている人にはとても受けています。
Q.なぜ酪農事業をやっているのか?
A.ITはメンタルのケアも必要だったりとか、定年まで雇用を継続しますといっている中で、高齢層の雇用の機会創出も考え始めたのが始まりです。ITから牧場の事業部に異動した人も実際におります。
Q.仮想スイッチがある中で、ベアメタル間のネットワークの帯域はどのくらい出ますか?
A.仮想UTMはVMで立っているので、最終的には、ハードの性能に左右されますが、平均で2Gまではまったく問題ないです。ノードを占有する形で提供するサービスもあるので、不足する場合はスペックを上げて対応します。
Q.ベアメタルとIaaSは違いますが、AWSと比較されることはありますか?
A.AWS、SOFTLAYERとはよく比較されます。
Q.ユーザは、ベアメタルサーバの物理的な保障に敏感だと思いますが、普通のVMとくらべて故障だったりとかどうやって管理されているのでしょか?
A.物理サーバなので壊れる前提でサービスを作っています。例えばRAIDで障害が出て、計画作業して夜中にリビルド作業やって、うまくいったら「復旧しました。」となりますが、うちのサービスは、障害対応は基本的にしないサービスになっています。コントロールパネルからバックアップして、他の物理にすぐに移行していただくようにしています。ダウンタイムを短くするのは冗長構成で構成してもらっています。

5.まとめとして
今回の部会では、「ホールプロダクト」と言う考え方を使いながら、ご協賛二社が提供しているサービスを取り込んでの議論となりました。

6.次回(第3回)のクラウドサービス部会の予定
2015年6月30日 17:00よりクリエイトラボ社(大森)で予定しています。

6.連絡事項
・6月12日には、第30回NCWG会合を大阪にて開催いたしますので、ぜひ皆さんご参加ください。
大阪開催の第30回NCWG会合は、オープン開催なので、是非回りの方にもお声掛けください。
・NCWG協業モデルアワードについて
仮想協業モデルをメンバ協賛、含め現在進めております。実際にすでに協業している会社さんもいらっしゃるので、SAMURAICLOUDアワードを基準を作って開催したいと思っております。

【注意事項】
NCWGクラウドビサービス部会への参加については、NCWGメンバーのみの限定参加となっております。部会への参加、および部会でのサービス紹介をご希望の企業様は、ニッポンクラウドワーキンググループへの参加をご検討ください。
お問い合わせは、こちらから。

【クラウドサービス部会とは】
クラウドサービスを多くの顧客に利用してもらうために「備えるべき機能や特徴とは何なのか」を、技術的な側面ではなく、「サービス」と「クラウド(サムライクラウド)」の視点から考察することを目的とした部会です。
さまざまなクラウ ドサービスにアプローチしながら、クラウドサービスとしての有効性を検討し、「参加者自身での利用」に留めることなくアウトプットして行きたいと考えています。

今回は株式会社リンクさんに会議室の提供いただき部会を開催いたしました。会場ご提供頂きましたリンクさん、ご参加頂きました皆さん、ありがとうございます。

(報告書作成者 NCWG理事 尾鷲彰一)


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