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NCWGオンライン会合(第63回会合)開催のお知らせ

NCWGメンバーおよびご協賛各位

2021年最初の会合を下記の通りオンラインにて実施することとなりましたので
お知らせいたします。
当初、11月に開催した特別講演会と同様に、
新型コロナ感染拡大防止対策を実施した上でのリアルでの開催を予定しておりましたが、
緊急事態宣言が発出される状況の中、皆さんの安全を第一に考え、
オンラインでの開催とさせていただきました。

是非、皆さんのご参加をお待ちしています。

        記

テーマ:『ゼロトラストを理解し、クラウドにフルトラストをもたらせ!』

サムライクラウド部会では、テーマの1つとして
ゼロトラストアーキテクチャーについての議論を行っています。
今回はそのサムライクラウド部会から、部会メンバーでもある
公立大学法人会津大学 客員上級准教授、
株式会社コンピュート 取締役 福原 英之 氏に
ゼロトラストアーキテクチャーについてお話いただきます。

今期会のスローガンは、

Beyond the Clouds!
『クラウドケイパビリティをスパイラルアップさせて、新たな価値を創る!』

です。

今回の会合を、ゼロトラストアーキテクチャーを理解し、
クラウドケイパビリティ=『企業が得意とするクラウド提供能力』を
スパイラルアップさせる気づき誘発の場にできればと思います。

<第63回NCWGオンライン会合>
テーマ:『ゼロトラストを理解し、クラウドにフルトラストをもたらせ!』
日  時:2021年3月3日(水)17:00~18:00(オンライン会合)
     18:00~19:30(オンライン懇親会)
場  所:オンライン(ZOOMミーティング利用)
参加申込:info_cloud@ncwg.jp へお申し込みください。
オンライン会合の参加情報(URL等)をメールにてお送りします。

【オンライン懇親会について】
ご参加される方は、ご自身のご飲食をご用意ください。

また、オンライン会合には、都合がつかず参加できない方でも、
NCWG関係者の方ならオンライン懇親会に参加できますので、
懇親会からでもご参加ください。

【会合内容】
 1.開催のご挨拶
 2.各部会報告
 3.講演(サムライクラウド部会より)
  『クラウド利用にあたっての「ゼロトラスト」の現状と現実的な対応は?』
   公立大学法人会津大学 客員上級准教授
   株式会社コンピュート 取締役
   福原 英之 氏
 4.会長からの総括
 5.連絡事項
 6.オンライン懇親会(18:00-19:30)

以上、ご案内となります。
皆さんのご参加をお待ちしています。

NCWG実行委員 一同

12月10日NCWG協賛支援セミナー開催報告

NCWGの活動の一環として行っている協賛支援セミナーを、今回は株式会社NTTPCコミュニケーションズ主催にて、2020月12月10日(木)にオンラインにて開催いたしました。
また、セミナー後の親睦会はNCWG大忘年会とさせていただき開催いたしました。
ニッポンクラウド.WG忘年会

【テーマ】 『気づきを誘発させ、クラウドケイパビリティをスパイラルアップさせる!』
【日 時】2020年12月10日(木)17:00~18:00
【場 所】 オンライン

【開催内容】
 1.NTTPCコミュニケーションズ社からのご挨拶
   営業本部 戦略企画部
   谷口 康忠 氏
 2.AIを用いた「文字起こしサービス」について
   サービスクリエーション本部
   西丸 諭 氏
 3.動作解析APIサービス「AnyMotion」について
   サービスクリエーション本部
   渡辺 隆久 氏
 4.閉会のご挨拶
 5.NCWG大忘年会

今回の協賛支援セミナーでは、NTTPCコミュニケーションズさんから「文字起こしサービス」および「動画解析APIサービス」についてご紹介いただき、参加者からの質問を重ねて、利活用への気づきにつながる機会となりました。

今回のセミナーが、ご参加いただいたみなさんの「クラウドケイパビリティ=企業が得意とするクラウド提供能力」のスパイラルアップに繋がる切っ掛けとなれれば幸いです。

セミナー後のオンライン大忘年会も大いに盛り上がることができました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

NCWG 事務局

NCWG設立九周年 年度報告会・特別講演会のお知らせ

ニッポンクラウドワーキンググループ関係者のみなさんへ

日頃よりニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)の活動にご支援を賜り
誠にありがとうございます。
おかげさまでNCWGは、2011年の設立からこの10月で丸九年を迎えます。

NCWGは、会合や部会等の活動を通し、ニュートラルな立ち位置から
日本のクラウドビジネスのマーケットを広げ、日本から発出できる
クラウドビジネスモデル=「サムライクラウド」の創出に努めてきました。
本日まで活動ができたのも、関係者の皆様のご支援の賜物と心より感謝しております。
誠にありがとうございます。

今年度は、

「 Beyond the Clouds! ~強みをシナジーにクラウドビジネスを昇華させる!~」

をスローガンに、ニッポンクラウドワーキンググループがシナジーの場となり、
参加者個々の強みを掛け合わせることによる相乗効果で、
クラウドの利便性の向上と日本のクラウドビジネスのマーケットの拡大と、
そこからの新たな価値の創出に努めてまいりました。
一方で、新型コロナウィルス感染拡大の影響による緊急事態宣言下では会の活動も
自粛せざるを得ない状況が続き、
また、緊急事態宣言解除後はオンライン開催とさせていただき、
会合等ではこのコロナ禍におけるビジネスクライシスに対する
クラウドビジネスの有用性を再認識いただく場とさせていただきました。

今期は、ニッポンクラウドワーキンググループとして重要視している
直接集まってコミュニケーションをはかる場の提供が十分に実現できず、
会として存在意義を改めて考えさせられる試練の年だったと感じております。

今なお新しい日常での会の在り方を模索中ではございますが、
これからもNCWGはより一層日本のクラウドビジネスのマーケット拡大に努め、
鋭意活動してまいりますので、今後ともご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

つきましては今までのご芳情にお礼を申し上げるとともに、第九年度の活動報告
および第十年度の年間活動計画ならびに特別講演会を下記の通り開催いたします。

第二部の特別講演会では、
サムライクラウドサポーター 次世代宇宙システム技術研究組合代表理事 山口 耕司氏に、
今回はドローンとセンサー技術、その先に繋がるクラウドの有用性について
お話いただきます。
是非ご期待ください。

今回の開催にあたっては、アンケートの結果を踏まえて、
リアル開催とすることに致しました。
また、リアルタイムにオンラインで公開することは致しませんが、
動画を撮影し、後日メンバー、協賛のみなさまに公開させて頂く予定です。

新しい日常の中での開催としまして、新型コロナ感染拡大防止対策として、
「東京都感染拡大防止ガイドブック」を参考に、入館時の検温、および、
参加可能な人数を会議室定員の50%以下に制限するとともに、
参加者全員にフェイスシールドを配布しての開催といたします。

周年イベント恒例のパーティにつきましては、誠に残念ではございますが
今回は中止とさせていただきました。

                 記

<開催概要>
※今回のイベントは人数に制限がございますので会員限定とさせていただき、
一般の方のお申込みはお断りさせていただきます。

【テーマ】「ドローンとセンサー技術、その先に繋がるクラウドの有用性」
【日 時】2020年11月18日(水)17:00~19:00(受付:16:30~)
【会 場】市ケ谷健保会館 F会議室(2階)
     東京都新宿区市谷仲之町4-39
     https://www.its-kenpo.or.jp/fuzoku/kaigi/ichigaya.html
     
     ・都営新宿線「曙橋駅」下車徒歩8分
     ・都営大江戸線「牛込柳町駅」下車徒歩8分
     ・地下鉄丸ノ内線「四谷三丁目駅」下車徒歩15分
     
     ※例年の会場と異なりますのでご注意ください。
     ※会館入口にて検温システムによる検温が実施されております。
      検温の際、37.5℃以上の発熱がある方は、
      入館をご遠慮いただきますのでご了承ください。
     ※マスクを着用されていない方は、ご参加できません
     ※当日体調のすぐれない方は、ご辞退ください。

【定 員】30名

【内 容】

 <第一部>
 17:00~ NCWG活動報告及び本年度の活動計画 報告会

 <第二部>
 18:00~ 特別講演会
      「ドローンとセンサー技術、クラウドへの有用性」
      サムライクラウドサポーター
      次世代宇宙システム技術研究組合 代表理事 山口 耕司 氏

【お申込み方法】
・今回のお申込みにつきましてはメールのみとさせていただきます。
 ご参加いただける方全員分記載の上、info_cloud@ncwg.jp までご連絡ください
 また、定員に達しましたらお申込みをお断りさせていただきますので、
 お早めにお申込みください。
 
皆さまのご参加をお待ちしています。
NCWG実行委員 一同

第62回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告

『コロナでクラウドビジネスはどう変わるか!』をテーマに
ニッポンクラウドワーキンググループ第62回会合をオンラインにて開催いたしました。
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テーマ:『コロナでクラウドビジネスはどう変わるか!』
日 時:2020年9月18日(金)17:00~18:00(オンライン会合)
18:00~19:30(オンライン懇親会)
場 所:オンライン(ZOOMミーティング利用)

【司会者のご紹介】
司会 副会長 野元 恒志

1.開催のご挨拶
NCWG副会長 藤田 浩之

本日はNTTコミュニケーションの林さんに”「With/Afterコロナ」でクラウドはどう変わるか”と題して講演いただきます。林さんの鋭い視点に注目ですね!林さん、どうぞ宜しくお願いします。
話は変わりますが、世の中はまだまだWithコロナということで前回の7月の会合よりは少し小康状態という感じですが収束にはまだまだという状況です。ただ現状が新しい日常ということなのかなと認識していています。そんな新しい日常の中でどう感染リスクを減らせるか、身近な人に感染させるないようにするためにITやビッグデータを活用したいと思っています。

身近なところで接触確認アプリのCocoaがありますが、みなさんインストールしてますか?
ビッグデータの利活用においても個人情報という観点を無視すれば生の確実なデータを利用できますが、悪用される可能性もあり、難しいところです。Cocoaがどのような仕組みなのか仕様を確認したところ、位置情報は利用されておらず日時でキーを生成し、10分間隔でそのキーが周りの端末に記録される仕組みであり、そのキーからは位置情報や個人の情報を特定することはできないということみたいです。

感染拡大防止の未来としては、スマートウォッチ等々でバイタルデータを記録/チェックして感染チェックするのはもちろん、手洗い・うがいを促したり顔をさわる癖などを警告してくれたりするような機能があると助かります。
個人情報を守りながらそれらの機能の進化には今後を期待したいところですが、そこではクラウドが重要な役割になってくると思っています。

最後になりますが、WithコロナでのNCWGの新しい試みとして、メンバー/協賛の紹介動画を制作配信しており、第一弾として株式会社ドヴァさんの紹介動画を公開しています。今期のスローガンが「Beyonnd the Clouds! 強みをシナジーにクラウドビジネスを昇華させる!」ということで各社には自社の強みを10分程度で紹介してもらいます。公開場所はフェイスブックのメンバー限定のグループになっていますので、周りをきにせず強みを存分に語って頂けたらと思っています。

製作は完全にオンラインで進めていまして、撮影や収録は自撮りでお願いしており、その後の編集作業は実行委員の有志によって行われています。すでに何社か自撮りをお願いしていて、その他のメンバー・協賛のみなさまにも順次依頼をさせていただきますが、是非わが社にという方がおられましたらお手を挙げていただければと思います。

Beyonnd the Clouds!Beyonnd the コロナ!ということで挨拶とさせていただきます。
よろしくお願いします!

2.部会報告

サムライクラウド部会
部会長 野元 恒志

野元
サムライクラウド部会ではコロナ禍にあってもオンラインでの部会を継続して行っております。
オンライン部会の所感としては、事務所からのリモート参加あるいは自宅からのリモート参加など色んな方がいらっしゃるので環境によっては音声品質が保てなかったり、同じ事務所ではハウリングが発生するなど、オンラインWEB会議を行う問題はあるのかなと思っていますが一方で部会メーンバーには東京外にいらっしゃる方もいて、オンライン部会であることで参加しやすい環境ができているという側面もありました。

前回の会合では、オンライン部会をやってみての問題点やその中で考えたことなどをお話しさせていただきました。その後の7月~9月の議題としてオンラインの契約サービスの話が上がっていて、電子契約がどの程度セキュリティが担保されるのかといった議論とか、継続して議論しているところとしてはプログラマブルネットワークやリモートワーク関連としてオフィスに縛られずに仕事をするケースが増えてきていますので、ゼロトラスト、そもそもセキュリティとして完全には信頼しないという考え方から入ることなど、それに合わせた端末認証の話などを議論しています。
次回は10/2(金) 15:00からオンラインで実施いたします。

クラウドアプリケーション部会
部会長 尾鷲 彰一

尾鷲
今期は「IoTを本気(マジ)で使ってみる!パート2」というということで前年度から引き続き、現場でゲリラ豪雨を発見する雨量センサーを進めようと予定していましたが、コロナの影響で活動ができない状況ですが、今までやってきた中で出てきた課題は整理しておりまして、その課題を潰していけば完成できるのではないかと思っています。課題としましては、LoRaで通信する際にCPUがとられてしまい雨量計のカウンタが止まってしまう問題と、雨量計をどう設置すればよいか物理的な問題があります。
来期も引き続きこちらを進めていこうと考えています。

クラウドビジネス推進部会
部会長 藤田 浩之

藤田
新型コロナの影響もあり部会開催がままならない状況で、部会の活動指針の1番目として「クラウドを利活用してビジネスに繋げるための、リアルな情報で語り合う場を提供する」ということを掲げていますが、残念ながらほぼ実現できていません。

今期の部会のテーマとしては「クラウドビジネスに利活用できるクラウドサービス」というものを掲げていますが、なかなか開催できないという状況が続いています。

部会は毎年テーマを決めて勉強会を開催しています。過去には宮本武蔵の五輪書をアナロジーにクラウドビジネスを考えてみたり、データサイエンス入門ということで自らデータを分析して活用できる未来を想定してデータサイエンスとはどういうものかを学んみたりしてきました。

そんな中、2カ月後の11月からは会の新たな期が始まります。今後の部会は基本的にオンラインでの開催を想定していますが、来期部会の内容のアイデアの1つとして、「クラウドビジネスの本質」というものに改めて目を向けてみるということも良いのかなと思っています。

宇宙クラウドサービス部会
部会長 小堀 吉伸

小堀
今年度からクラウドサービス部会に”宇宙”が付け加えられて宇宙クラウドサービス部会ということで進めています。

”宇宙”というとロケットや衛星のイメージが強くて、なかなか一般としてのビジネス化はしにくいと思ってしまうと思いますが、去年から色々と宇宙関連に携わる方々と会う機会かでてきて、その中で宇宙ビジネスというのはハードル低いところで我々が参入できるところがあることがわかってきました。そこで宇宙ビジネスに関するクラウドサービスについて手の届く範囲でやっていきたいという思いでスタートしています。

2月くらいまでは和歌山大学の秋山先生が開催されている”黒熊亭”というイベントに参加させていただき、宇宙服や宇宙食などをビジネスにされている方と接しながら宇宙ビジネス感を肌に感じながら進めて行きたいなと思っていた矢先になかなか動けない状況になってしまっています。

11月でNCWGは十周年になりますので、来期には宇宙ビジネスにクラウドサービスを絡めて新たなビジネスを作りたいと考えている人たちに情報を提供できるように、現在はクラウドビジネスとの相性が良い宇宙ビジネスのネタを集めているところです。今後は、ウイルス感染状況を見ながら、なんとか集まれるようになった際には事前にご案内を差し上げますので、是非その際にはご参加いただければと思います。

3.サムライクラウドサポーター講演
『「With/Afterコロナ」でどう変わるか』
NTTコミュニケーションズ株式会社
サムライクラウドサポーター
林 雅之 氏

林さん
<自己紹介>
・NTTコミュニケーションズ株式会社 エバンジェリスト、Smart Data Platformマーケティング
・国際大学GLOCOM客員研究員
・株式会社シンカ マーケティング&広報アドバイザ
・総務省AIネットワーク社会推進会議 構成員(2016-2018)
・経済産業省 データ流通及びデータプラットフォームのグローバル化に関する研究会 招聘委員(2018)
・ニッポンクラウドWGサムライクラウドサポーター
・ITmediaオルタナブログ『ビジネス2.0』(毎日 4,700日/13年)
・ツイッター @masayukihanashi / @cloud_1topi
・書籍 クラウドビジネス入門/オープンクラウド入門/オープンデータ超入門/スマートマシン/クラウドの基本/Enterprise Cloudシステム構築ガイド

<最近の寄稿記事>
・大企業が続々と変革、日本の「ニューノーマル」な勤務スタイルとは (ビジネス+IT 2020.7)
・【コロナショック】業績下落へ対策は? 政府と経団連「デジタル、データ関連施策」まとめ (ビジネス+IT 2020.6)
・エバンジェリストが解説「5分でわかるITトレンド」 (Bizコンパス)
第6回 企業が「With/Afterコロナ」で検討すべきIT投資とは?
第7回 「With/Afterコロナ」で企業のクラウド利用は加速するか

<はじめに>
まず、クラウドの状況を振り返ってみたいと思います。ガートナーのパイプサイクルを見てみると10年前は過度な期待のピーク期でしたが、今は啓蒙活動期を超えて生産性の安定期に入っている状況です。
コロナ後の動向をみてみますと、クラウドの大前提となるインターネットトラフィックがコロナで非常に増えており、トラフィックを確認すると2月頃と比べると現在はかなり増加しています。このことからテレワークの利用、クラウドのサービスを利用者数が伸びてきているということがわかります。総務省の発表しているトラフィックのデータからも前年比で57%増となっています。

マーケットの動向としては、コロナの影響により減少傾向です。特にスマートフォーンなどのデバイス関連は20.8%減と大きく減少しています。国内のクラウド市場としては新型コロナの影響で長期的にみると追い風になっているようです。ガートナーは新型コロナウイルスの対策やさらに将来を見越した「ニュー・ノーマル」の議論によってこのギア・チェンジが加速する可能性があるとなっています。IDCも新型コロナウイルスの影響によって短期的には落ちても2021年以降はクラウド向けITサービス市場拡大の促進要因になるとみています。
このように一時的に落ちるかもしれませんが、コロナの影響によってクラウドの重要性が高まってきており、クラウドの成長を後押しするような動きになるという予測になっています。
IDCは、国内パブリッククラウド市場予測としては2020年でいったん成長が鈍化するも中長期的にみると2024年には2019年比で2.4倍になり、2022年以降は、人材/スキル不足を補うツールの発展やソリューション化が進んで、国内パブリッククラウド市場は成長を加速させると予測しています。

<新型コロナの影響によるクラウド動向(1)>
短期的には「テレワークの導入」「デジタルビジネスの強化」など喫緊の業務課題を解決するためのパブリッククラウドサービスを活用する企業が増加すると思います。従業員エンパワメントが優先され、コミュニケーション/コラボレーションの高速化、ワークスタイルの変革、デバイスの活用による情報伝達の高速化というような従業員の環境を変えていくとうところのマーケットが伸びていくと思われます。

<新型コロナの影響によるクラウド動向(2)>
業務を維持するための「事業継続」から、市場環境の変化に対応する「ビジネスレジリエンスの強化」へと、これまで以上にIT、特にクラウドの活用を検討する企業が増加するでしょう。Withコロナで企業戦略を見直す予定と回答した企業が71%となっていて、重視しているのは「持続可能性」が一番多く、ニュー・ノーマルに対応した商品の開発、事業ポートフォリオの見直し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と続きます。

市場の変化、今回のコロナのような変化に対して対応を身につけなければいけないということで、これから大きく変わっていくという概念として「ダイナミック・ケイパビリティ」というキーワードがあります。これまではオーディナリー・ケイパビリティとしてどちらかというとオペレーションや管理という形でルーティンを回してしっかり管理していくということが重要視されていましたが、ダイナミック・ケイパビリティは感知や補足、変容のようにコロナのような変化が起きた時に柔軟に対応するためにはこういった感覚が必要になりますし、それを活用するためにクラウドを含めたデジタルテクノロジーを展開していくダイナミック・ケイパビリティという考え方とそれを支えるクラウドというのが非常に重要になります。

<新型コロナの影響によるクラウド動向(3)>
多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)やデータ駆動型ビジネスに対する意識が拡大し、ビジネスレジリエンスの強化とDX/データ駆動型ビジネスを抱合した「クラウドジャーニー」を中核として、中長期でIT戦略を強化していく企業が増加しています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)のイメージとして私なりに整理すると、今まで多くの企業はオンプレのシステムを多く持っていますが、これを維持していくのは難しく(2025年の崖)、どんどん刷新(縮小)してクラウドに移行させて既存システムのコストをさげていき、余ったリソースをデジタルを使った業務効率化や付加価値創出イノベーションで新たな市場領域で収益を獲得していくということかな、と思っています。
これはユーザー企業も重要ですし、この一連の「クラウドジャーニー」の流れをうまくクラウドで支えていくという意味でクラウドを提供する事業者にとっても重要になってきます。今までのユーザー企業はデータを使いながら社内の効率化、データの保護をきちっとしていくというような「データガバナンス」が非常に重要視されてきましたが、データ駆動型ビジネスというのはデータを積極的に活用することで付加価値創出など収益に結びつけていく(データイネーブルメント)、場合によっては社会課題の解決に繋げていくこと、データを活用したビジネスの創造をするという発想が重要になると思います。

<コロナ禍で変わるビジネスとクラウド>
クラウドに限ったことではありませんが、これからは非対面経済として以下の7つが大きなトレンドになると思います。

トレンド1:分散型都市。トヨタが進めているようなスマートシティでそれを支えるクラウド基盤は非常に重要。
トレンド2:ヒューマントレーサビリティ。Cocoaアプリもその一つですがこれが監視社会になるのかあるいは救世主になるのか、プライマシー問題もはらんでいる。
トレンド3:ニューリアリティ。教育や医療などオンラインの在り方が重要。
トレンド4:職住融合。オフィスと住宅を再発明せよ。
トレンド5:コンタクトレステック。非接触、「密」を回避するためのキーテクノロジー。
トレンド6:デジタルレンディング。非対面でもお金を流通させられる仕組みを考えていく。
トレンド7:フルーガルイノベーション。色々な逆境によって色々なビジネスモデルが生まれる。

非接触回避嗜好の高まりによるコンタクトレステックの加速

リモート、在宅サービスの加速
・小売:実店舗からオンラインへの更なるシフト(EC化)
・ヘルスケア:検査、施術、手術、入院以外の診断、処方、投薬が遠隔または在宅へ
・教育:認知能力は遠隔教育とAI活用の個別学習進捗管理へ
・金融:窓口における対面サービスからオンラインへ(フィンテックの更なる隆盛)
・ホスタビリティ:自宅でAR/VRを活用したエンタメ、店舗来訪型から自宅訪問型へ
・動画配信サービス、オンラインフィットネス、オンラインコンサートなど
・飲食、食材宅配サービス

物流、交通機能の構造変化
小売オンライン化や在宅サービス拡大により物流の重要性増大
・食品や薬などをロボットやドローンによるラストワンマイルの物流無人配送へ

タッチポイント・インターフェース手段のシフト
タッチ機能を用いずにデジタル機器に指令を送ることが可能なタッチレスのインターフェースが進化し、オフィスや在宅等の施設において設備・装置が見直させる可能性
・スイッチ、キーボード→音声/顔での認証/ID交信、センサー/音声/電波など

先ほどフルーガルイノベーションということで紹介させてもらいましたが、コロナによる社会課題がでてきたので、例えばAI技術でこれを契機に伸びていくものがあり、コロナに対応するAI技術として検出や感染予防、感染者対応、経済回復などが考えられます。

With/Afterコロナで期待されるデジタルイノベーション
1つのデジタル技術でもWithコロナ(~2、3年)、短期的(5年)、長期的(10年)と進む中で進化していくと考えられます。
例えば、オンライン化という技術でいえば、直近では通信強化、オンライン診断、授業などですが、5年後にはVR・五感再現技術による場の共有、臨場感の再現、10年後には五感再現技術の進化によってモノを共有化できるようになるなどです。人の支援技術としては長期的にはロボットとの共存する社会が到来しそうですし、流通・インフラではドローンを積極的につかった社会に変わっていくでしょう。モノの製造生産としてサプライチェーンの付加価値をどう出していくかというところも重要になってきます。

<クラウド、これからの10年(データドリブンの視点で)>

今までは、適材適所で色んなクラウド(Hybrid Cloud、Multi Cloud)を選んでいきましょうという動きがありましたが、今後は分散と相互連携としてDistributed Cloud、Omni Cloudなどを経て、クラウドも自律化(AI Defined Cloud、Intelligent Cloud等)など機械学習を活用し、スマートシティなど大きな視点でクラウドを利用される社会が生まれるのではないかと思います。

<キーパーソンが語るアフターコロナの世界>

・ビフォーコロナの世界には戻らず
アフターコロナを見据え人間中心のテクノロジーを考える起点にすべき
日立製作所 社長兼CEO 東原 敏明
・20世紀型の「大箱都市」の終焉
都市の在り方を再編成するきっかけになり、自由であることが重視されるようになる
建築家 隅 研吾
・タクシーは「動くオフィス」になる
タクシードライバーが世の中に提供できる新しい価値を探る機会 新たな業態への挑戦
日本交通 代表取締役会長 川鍋 一朗
・「デジタル田園都市国家」で成長を
「逆都市化」の中でも経済を成長させるカギをデジタルが握る
衆議院議員 平井 卓也
・「人間の一人勝ち」はあり得ない
「感染症は環境問題」と考える
人類は、ウイルスといかに対峙すべきか
『感染症の世界史』著者 石 弘之
・危機回避へ国際協調の枠組みを
レジリエンスの確保が加速する
経団連会長 中西 宏明
・研究開発の常識が変わる
新型コロナウイルスで生まれたサイエンスの新しい作法が開発の時間軸を変える
理化学研究所 計算科学研究センター センター長 松岡 聡
・固定費構造の見直しが急務
柔軟性にかける事業領域をどう見直すか
今後は新しいプラットフォーム上での課題解決型ビジネスが盛り上がる
ボストンコンサルティンググループ 日本共同代表 杉田 浩章
・「場所」と「サービス」が遊離する
都市は多機能空間の集合へ
元「WIRED」日本版編集長 若林 恵
・分散化でレジリエンスな構造に
「コロナ・ニューディール」ともいうべき政策が必要
感染症対策にも有効な「国土構造の分散化」を
京都大学院 教授 藤井 聡
・「不確実性の時代」が新常態の姿
ダイナミックケイパビリティを身に付けるためにもデジタルツールの活用方法の見直しを
経済産業省 中野 剛志
・企業経営の本質は全く変わらない
ビジョンとその腑に落ちによるイノベーションこそが企業の生き残りを分ける
早稲田大学ビジネススクール教授 入山 章栄
・バイオが全ての産業と関わる時代に
次の革新はバイオ。デジタル時代にはない不確実性がカギ
ベンチャーキャピタリスト 伊藤 穰一
・パンデミックが人類史を前に進める
今、大切なのは、歴史から学び、本質を理解すること
立命館アジア太平洋大学学長 出口 治明
・自分の意志で行動できる時代
昔は自分が働く場所を自分で選択することは絶対になかった
自分の人生をコントロールし始めた人が増えている
さくらインターネット社長 田中 邦裕
・私たちはどのような未来に生きたいのか
個人の自由と集団としての公共の利益はしばしばコンフリクトを起こす
このジレンマについて「私たちはどのような未来に生きたいのか」という視点に立った国民的コンセンサスの構築が必要である
独立行政法人 地域医療機能推進機構 理事長 尾身 茂

■FAQ
Q1.今回コロナ禍になって、社会全体でみると二極化されていて、クラウド化/テレワーク化にスムーズに移行できる業者とそうではないレガシーな業者もいらっしゃると思います。今後、社会がクラウド基盤が当たり前になってくる中で、どうすればみんながクラウドの恩恵を受けられるようになるのか、どのような課題があると考えておられるのか。
A1.レイトマジョリティの方々もクラウドに興味を持っており認知もされてきているので、そういったところを地道に教育・啓蒙活動をしながらクラウド事業者の役割としてテレワークパックとか会社に置いたらそのまま使えるインターフェースを用意するなど、良いサービスを用意していくことが必要だと思います。

Q2.「大箱都市」の終焉という言葉がありました。コロナウイルスのワクチンや治療薬が行きわたるのが今年の終わりか来年の初めという報道があったりするのですが、感染の恐れがなくなってからも果たして本当に分散型都市などが実現され、働き方が変わっていくのでしょうか。
A2.それを実現するためには企業がしっかりと制度改革をできるのかが重要で、ジョブ型雇用にしたり交通費の支給方法を見直すなど利益になるという前提で制度設計をすることで地方に住もうと考える人たちも増えてくると思います。

Q3.平井さんがデジタル改革担当大臣になられてデジタル庁を今後作るというお話もありますが、林さんのお考えはありますか。
A3.デジタル庁には個人的には色々期待しています。マイナンバーなども含めレイトマジョリティ層に普及することによって色々と繋がってきますので今回を機に一気に改革してもらいたいです。

4.NTTコミュニケーションズ社からのご紹介
『「Smart Data Platform」のご紹介』
NTTコミュニケーションズ株式会社
データプラットフォームサービス部
主査 梶山 慎平 氏

NTT Comの目指す姿 ~パートナさまと共によりより社会を創りたい~
NTTコミュニケーションズ株式会社 データプラットフォームサービス部 梶山 慎平
梶山さん3
<自己紹介>
ネットワーク、クラウド、AI等々を生かしてお客様のDXをサポートしています。
その他、社内副業という形ですがCSR活動としてフィリピンの教育における課題をオンライン教育を使って解決する為のプロジェクトを企画させていただいたり、プライベートですがICT for Development LabということでICTを使って途上国の発展に寄与したいということで活動を行っています。

皆さんもどこかで見たことがあるともいますが、SDGs(エスディージーズ)の17の目標があります。
NTTグループはその17個の目標をビジネスを通して実現していくということが弊社の中期的な目標になっておりまして、それを実現するために企業のDXが欠かせません。そのためにはデータというものをいかに生かしていくかが重要と考えております。

社会課題の解決とはどういうものかについて弊社が考えているものとして、それを実現するとSmart Worldと呼ばれるものが実現できるだろうと考えており、それぞれ以下の7つの領域に対して取り組んでいます。

・Smart Factory
・Smart Workstyle
・Smart Education
・Smart Customer Experience
・Smart City
・Smart Mobility
・Smart Healthcare

よく聞く話としては「Smart Factory」「Smart City」ですが、先ほど林さんからのお話にも合ったように東京一極集中を解決していくかとか、それ以外にも非接触な社会を創っていく為に、いかにITを使うかが大事になってきますが、これを支えるプラットフォームとしてSmart Data Platformを掲げてスマートな社会を創っていきたいと考えています。Smart Data Platformをうまく使ってお客様のDXに貢献して、ともにSmart Worldを創るパートナーとしてという意味を込めて、DX Enablerという言葉を掲げさせていただいて、お客様の課題に正面から向き合っているところでございます。

Smart Data Platformを一言でいうと「シームレスなデータ利活用を可能とするプラットフォーム」ということでございます。抽象的な概念になりますが、そのような利活用をどのように促進していくか、それに資するサービス群を指します。
Smart Data Platformラインナップのコンポーネントを増やしているところではございますが、弊社だけでは十分ではありません。このようなものはやはり共創、パートナリングというのがなにより大事だと考えておりまして、今回色々なクラウドサービスをお持ちのみなさまの中で先ほどありましたような社会課題の解決ですとかスマートな世界(Smart World)を共に取り組んでみたいという想いをもった方がおられましたら情報交換出来たらと思います。

弊社の取り組みが結実したというところをいくつかご紹介させていただきますと、今回三井不動産様と一緒に行っているもので、「安心安全な公園事業」の取り組みとして、防犯カメラ映像をNTT ComのAIを用いて解析して、不審者を探したり、事故防止に活用したり、匿名化されたスマートフォンの位置情報データを用いて来園者の行動を解析して施設運営やマーケティングに活用しています。
次に、シフトプラス様との協業で、ふるさと納税をワンストップ化する「motiONE(モーション)」というソリューションを提供させていただきました。自治体の業務負担を軽減し、高齢化社会による人手不足を解消するとともにオンライン化することで「密」を回避することができます。
三井物産流通ホールディングス様とは、食品ロスをなくすというお互いの考えが一致し、ブロックチェーンとIoT技術を活用し、DXをお手伝いさせていただいています。
これらのご紹介は弊社のお客様との取り組みとなっていますが、ソリューションパートナーについてもご紹介させていただきますが
Smart Data Platformでは、現在InformaticaさんやDataRobotさん、TIBCOさんらと共創しておりますが、これらのパートナーさんと組むことでお客様に提供できる価値というものを増やしていきたいと考えています。

ここで共創の形のひとつとして弊社が提供させていただいているFlexible InterConnectというサービスをご紹介させていただきます。
クラウド接続に特化したようなネットワークであり、Google Cloud、AWSなどのパブリッククラウドの大手のところと繋ぐというのももちろんですが、SaaS事業者さんなどサービスを提供している方も是非乗ってきていただきたいと考えています。
メリットとしましては、弊社のネットワーク基盤を利用いただいている顧客層にパートナー様のサービスを使っていただける可能性が高くなります。具体的には弊社のポータルサイト内の購入できるメニューのひとつとしてラインナップされることになりますので、ボタン一つで購入できるようになりますので、いろいろな企業様に使っていただける機会を得られます。

<まとめ>
1.NTTComは社会課題の経穴に本気!!
2.Smart Data Platformは社会課題を解決する為にある
3.実現のカギはみなさまとの共創

本日はありがとうございました。

■FAQ
Q1.Smart World推進の中で7つの領域というのがありましたが、これから共創していくにあたって今どの領域でお問い合わせが多いのか。もしくは今後どういう領域が注目されていくとお考えでしょうか。
A1.Smart FactoryですとかSmart Cityというところが非常に多いのかなと思っています。ただ、今コロナ禍ということでSmart WorkstyleところやSmart Educationもオンライン需要というところでお話を頂いていると聞いています。

5.会長からの総括
会長 小堀 吉伸

皆さんお疲れ様でした。林さん、梶山さんご講演頂きどうも有難うございました。

本来であればリアルにお会いして色々と伺うというのが、ニッポンクラウドワーキンググループの活動の主としてやってきたことですが、こういうオンラインという形でお話を伺うことになりました。

おそらく前回の会合では造語で「異なった平常化(異平常化)」という言い方をしましたが、これが平常化していくんだろうなというのを今まさに実感していて、今後は非対面で経済活動するというのが主流になるのだろうと思います。今回オンライン会合は2回目なのですが、正直こういったやり方に慣れていければいいなとも思ってもいますが、辛辣な言い方をすると反面オンラインも飽きてきたというものありますが、この辺りはみんなで我慢、というよりは普通にやっていくしかないかなと思ってます。

実は来月の会合を予定していないので今回の会合がニッポンクラウドワーキンググループ9年目の最後の会合になる可能性が高いと思います。11月から活動を開始すれば10年目ということになりますが、ニッポンクラウドワーキンググループとしてはクローズドでやっていくという在り方はかわりません。

ニッポンクラウドワーキンググループはスタート時から”利益を得るようなクラウドビジネスの生簀にしたい”と言っているので、どんどん活用していただきたい。生簀として活用していただく為には水も綺麗じゃなければいけないし、酸素も十分行き届かないといけないというように会自体の活性化が必要なので、引き続き皆さんのお力添えを頂きながら会を推進させて頂きたいなと思っています。

本日はありがとうございました。

6.懇親会
オンライン会合終了後に今回もオンライン懇親会を開催し、大いに盛り上がり、メンバー・ご協賛の方々との積極的な交流を図ることができました。
皆さん、お疲れ様でした。

【NCWG実行委員 報告書作成者】
実行委員 横手 広樹(株式会社クリエイトラボ)

9月8日NCWG協賛支援セミナー開催報告

NCWGの活動の一環として行っている協賛支援セミナーを、今回は、カゴヤ・ジャパン株式会社、スターティア株式会社の共催にて2020月9月8日(火)にオンライン(Zoom)にて開催いたしました。
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【テーマ】 『各社の強みをシナジーにクラウドビジネスを昇華させ、コロナ禍に打ち勝つ!』
【日 時】 2020年9月8日(火)17:00~18:00
【場 所】 Zoomオンライン

【開催内容】
1.開催のご挨拶
2.カゴヤ・ジャパン社からの各種ご紹介
 カゴヤ・ジャパン株式会社
 セールスグループ
 統括マネージャー 猪俣 成寿氏
3.スターティア社からの各種ご紹介
 スターティア株式会社
 システムインテグレーション部 石川 蔵輝 氏
4.閉会のご挨拶
5.親睦会

今回の協賛支援セミナーでは、カゴヤ・ジャパンさん、スターティアさんから、この新型コロナ禍における各社の最新の商材動向についてお話いただくとともに、参加者からの質問を重ねて、内容をスパイラルアップいたしました。

今回発表いただいた両社ともに、新型コロナによるこれまでのビジネスへの影響が色々なところに及んだことが理解できたとともに、その中でも自社の「強み」を活かした発展的なビジネス展開についても、また、知ることができました。

今回のセミナーが、今後各社の強みとのシナジーによって、コロナ禍にも打ち勝つことができる、より価値の高いクラウドビジネスの実現に繋がる切っ掛けとなれれば幸いです。

セミナー後のオンライン親睦会も大いに盛り上がることができました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

NCWG 事務局

NCWGオンライン会合(第61回会合)開催のお知らせ

NCWGメンバーおよびご協賛各位

会長の小堀です。
新型コロナウィルス感染の影響が続く中、4月以降会合開催を延期してきましたが、
今だ「集まる」ということのリスクが高すぎるため、今回の会合をオンラインで開催
することにしました。

ニッポンクラウドワーキンググループとして60回会合を行ってきましたが、
オンライン開催は初の試みとなり、
従来の会合の「生感」をいかに出せるかなど、いろいろと検討してきましたが、
まずはオンラインで皆さんと繋がりながら「クラウドビジネス」について
同じ方向に進んで行きたいと考えています。

是非とも皆さんのご参加をお待ちしています。

<第61回NCWGオンライン会合>
テーマ:『ビジネスクライシスに対するクラウドサービスの有用性』
日  時:2020年7月16日(木)17:00~18:00(オンライン会合)
     18:00~19:30(オンライン懇親会) 
場  所:オンライン(ZOOMミーティング利用)
参加申込:info_cloud@ncwg.jp へお申し込みください。
オンライン会合の参加情報(URL等)をメールにてお送りします。

【オンライン懇親会について】
ご参加される方は、ご自身のご飲食をご用意ください。

また、オンライン会合には、都合がつかず参加できない方でも、
NCWG関係者の方ならオンライン懇親会に参加できますので、
懇親会からでもご参加ください。

【会合内容】
 1.開催のご挨拶
 2.新規メンバー・協賛のご紹介
 3.各部会報告
 4.メンバー発表 株式会社ユニリタ 真木 卓爾 氏
 5.参加者による『ビジネスクライシスに対するクラウドサービスの有用性』についてのディスカッション
 7.会長からの総括
 8.連絡事項
 9.オンライン懇親会(18:00-19:30)

オンラインでの会合開催は、初めての試みとなるため、
試行錯誤しながら開催することになりますが、
関係者の方々にご参加いただき次の会合へと繋げて行きたいと考えています。

引き続き会へのご参加、ご協力のほど、よろしくお願いします。

ニッポンクラウドワーキンググループ
会長 小堀吉伸

ニッポンクラウドワーキンググループ2020年大阪会合中止のお知らせ

ニッポンクラウドワーキンググループ関係者の皆様へ

会長の小堀です。
皆さまいかがお過ごしですか。
罹患された方がいらっしゃれば、心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、私たちの日常生活が全く変わってしまい、
従来の延長線にあるモノゴトの考え方が通じなくなるっていると痛感しています。

ところで、件名にもありますように誠に残念ですが、
新型コロナウィルスの蔓延防止と皆さんの安全を考慮し、
2020年度の大阪会合を中止とさせていただくことになりました。
4月に予定していた第61回NCWG会合に続き、
大阪会合までも中止ということになり本当に残念ですが、
事態が収束し次第、
大阪会合で予定していたテーマである『クライシスに耐える防災とクラウド』の
テーマで会合を開催したいと考えています。

また、今年度のテーマである
「各社の強みをシナジーにクラウドビジネスを昇華させる!」ために、
新たな活動の試みとして、
メンバー・ご協賛各社の強みを動画配信することになりました。
自社の強みやプロダクト、サービスなどについてお話ししたい方々は、
是非お手を挙げていただければ、動画を掲載させていただきますのでよろしくお願い
します。

次回の会合予定が、2020年7月16日に予定しているので、
事態の推移を見ながら安全を第一に今後のことを決めて行きたいと考えています。
開催する際には、是非、皆さんのご参加をお待ちしています。

皆さまにおかれましても、
くれぐれも、お身体を大切にしていただき、
この騒動の中で、今までには、感じられなかった気づきもあるかと思いますので、
どうか、この状況の中での「気づき」を生かしていただき、
クラウドビジネスの質の向上につなげていただければ幸いです。

引き続き、ニッポンクラウドワーキンググループの活動に
ご協力のほど、よろしくお願いします。

ニッポンクラウドワーキンググループ
会長 小堀吉伸

【2020年3月】宇宙クラウドサービス部会・クラウドビジネス推進部会 宇宙ビジネス情報交換会報告

宇宙クラウドサービス部会・クラウドビジネス推進部会の宇宙ビジネス情報交換会及び交流会を下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

 ■日時:2020年3月23日(月)19:00~21:00
 ■場所:X-NIHONBASHI(クロスニホンバシ)

今回の部会では、宇宙ビジネスに実際に携わる方々との交流を通じて宇宙ビジネスへの理解をより深めるとともに、クラウドビジネスと宇宙ビジネスを繋げるための思考する良い機会となりました。

宇宙クラウドサービス部会では、従来のクラウドサービス部会の考え方を踏襲しながらクラウドビジネスの次を「宇宙クラウドサービスビジネス」に視線を向けることにしました。
「宇宙ビジネス」については、「宇宙=ロケットのイメージが強い」・「参入ハードルの高さを感じる」・「宇宙の実感が持てない」など宇宙ビジネスへのハードルの高いイメージを払拭し、通常のクラウドビジネスの世界ではなかなかつかみづらい「宇宙ビジネス感」をつかむことを部会活動の目的としています。
部会では、宇宙ビジネスに関わられている方々やアカデミックな方々、研究者の方々など実務に即した方々との交流を行い、「宇宙クラウドサービス」といった新しい分野のクラウドサービスを実ビジネスの繋げて行きたいと考えています。

クラウドビジネス推進部会では、今期「クラウドサービスのビジネスへの利活用」を主なテーマとし、クラウドサービスによるクラウドビジネスをより発展的なものへと昇華させるため、参加メンバーにてクラウドサービスのビジネスへの活用について研究、議論、発表を行っていきます。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。

宇宙クラウドサービス部会 部会長 小堀 吉伸
クラウドビジネス推進部会 部会長 藤田 浩之

第60回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告(速報)

『IoTの利活用を強みにクラウドビジネスを昇華させる!』をテーマに、ニッポンクラウドワーキンググループ第60回会合を開催いたしました。
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(写真:上段左から株式会社ニッコム 小島氏、アールエスコンポーネンツ株式会社 宮原氏、さくらインターネット株式会社 吉村氏、下段、理事一同)

テーマ:『IoTの利活用を強みにクラウドビジネスを昇華させる!』
日 時:2020年2月20日(木)17:00~19:00
場 所:さくらインターネット株式会社 セミナールーム
 
 
今回の会合は、ゲスト講演としてアールエスコンポーネンツ株式会社の宮原さんに「IoTイノベーションに向けたネット商社の挑戦」と題してお話いただきました。
IoTイノベーションには、商品企画前に、製品プロトタイプをコストを抑え、短期に、何パターンも作成できるかが極めて重要であるということがよく理解できました。
メンバー発表では、株式会社ニッコムの小島さんに、「ハードとソフトにクラウド、コンテンツ」と題して、同社でのセンサーやクラウドとの連携によるロボット系の取り組みについてご紹介いただきました。
音声認識はクラウドで処理させる方が良いなど、とても興味の惹かれる内容でした。
さくらインターネット株式会社さんからは「さくらのクラウドとIoT」というタイトルで、同社のIoT向けSIMサービス「さくらのセキュアモバイルコネクト」を中心にご紹介いただきました。
お話いただいたみなさん、ありがとうございます。

「Beyond the Clouds!~強みをシナジーにクラウドビジネスを昇華させる!~」

今回の会合が、IoTの利活用を強みにしたクラウドビジネス創出の切っ掛けになれれば幸いです。

なお今回の会合は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、参加人数少なめの回となりました。また、会合後の懇親会は急遽中止とさせていただきました。楽しみにされていた皆さん、誠に申し訳ございませんでした。
状況が落ち着きましたら懇親会含めて開催いたしますので、その際はぜひ懇親会までご参加ください。

ご参加された皆さん、お疲れ様でした。
詳細レポートについては、後日掲載いたします。

NCWG設立八周年 年度報告会・特別講演会開催報告

「NCWG設立八周年報告会、特別講演会・パーティ」は、多くの方々の温かいご支援により盛況のうちに開催することが出来ました。
さらに、みなさまから心のこもったお祝いの言葉をいただき、九年目の活動に向けて大変励みとなる周年イベントとなりました。
重ねて深く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
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【NCWG八周年テーマととして】「クラウドのこの10年、これからの10年」
【日 時】2019年11月8日(金)15:30~21:00
【会 場】関東ITソフトウェア健保会館・会議室(大久保)
【参加者】メンバー、協賛各社、関係者の方々および一般の方々を含めて約100名


【司会者のご紹介】
実行委員 佐々木 泰(株式会社クオリティア)

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<設立八周年 年度報告会・特別講演会・パーティ開催概要>


【開催のご挨拶】
会長 小堀 吉伸

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<第一部> NCWG活動報告及び本年度の活動計画
【NCWG 2019年度活動報告および2020年度活動計画】
会長 小堀 吉伸

関係者皆様のおかげで、ニッポンクラウドワーキンググループは、2019年の11月1日から9年目の活動に入りました。
引き続き9年目も日本のクラウドビジネスの質ともいえる縦軸とクラウドビジネス全体の量としての横軸を広げて行けるように2020年度も面白い試みをやって行きたいと考えていますので、ご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

早速ですが、先日、正会員による総会を行い、2020年度の役員が決まりましたので、ご報告いたします。

以下の理事監事で2020年のニッポンクラウドワーキンググループの運営を行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。

会長 小堀 吉伸(株式会社北斗システムジャパン)
副会長 藤田 浩之(有限会社シェルンコアテクノロジー)
副会長 野元 恒志(有限会社ディアイピィ)
理事/事務局  尾鷲 彰一(株式会社オープンウェーブ)
監事    大澤 武史(株式会社クリエイトラボ)

2020年度の会の活動テーマとしては、
『Beyond the Clouds! 強みをシナジーにクラウドビジネスを昇華させる!』
をテーマとしました。

ニッポンクラウドワーキンググループが関係各社のビジネスシナジーの場となり、参加者個々の強みを掛け合わせることによる相乗効果で、クラウドの利便性の向上と日本のクラウドビジネスのマーケットの拡大、そこから新たな価値の創出に努めることで、結果として、日本から発出するクラウドビジネスモデル=サムライクラウドの価値(実)を高め、次なる状態(ステージ)へと昇華(結実)させるという意味で本年のテーマを決めました。

2020年度の活動にあたり大きな変更事項としては、
会の主活動である4つの研究部会のうちの一つの「クラウドサービス部会」につきましては、2020年度より「宇宙クラウドサービス部会」に部会名を変更し、宇宙関係のクラウドサービスビジネスへ関わることの手助けになるように部会活動の対象を宇宙クラウドサービスへと広げました。
また、会の主活動である4つの研究部会の部会長につきましては、引き続き4人の理事が各部会長を兼任し活動を行ってゆきますので、関係者の皆様には、是非各部会への参加をお願いします。

ニッポンクラウドワーキンググループは、ご存じのように設立以来一貫して、
ご参加いただいている、メンバー、ご協賛だけのクローズドな形で活動を行ってきました。
2020年も引き続きクローズドな枠組みで、活動を行ってゆきますので、
ぜひ関係者の皆さんには、会の活動にご参加ください。

引き続き、2020年度もニッポンクラウドワーキンググループにご参加ください。
よろしくお願いいたします。

※活動報告及び活動計画の内容は、こちらの資料をご覧ください。

【サムライクラウド部会活動報告及び活動計画】
部会長 野元 恒志

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2019年は、大阪会合での部会からの二要素認証に関しての発表をはじめ、全11回部会を開催致しました。大規模障害や、プライベートクラウドにおけるマルチAZ、ソフトウェア開発生産性といったテーマを中心に議論を展開し充実した部会活動となりました。

2020年度は、SAMLを中心にマイクロサービスなどのマッシュアップといった軸はブレずにさらなる最新クラウドテクノロジーも積極的に議題に取り込んで活動していきたいと思います。

【クラウドアプリケーション部会活動報告及び活動計画】
部会長 尾鷲 彰一

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2019年度は、LoRaおよびLoRaWANのThe Things Network についての知識を広めました。
2020年度は実際にLoRaWAN(The Things Network)を用いて、ゲリラ豪雨の観測を行っていく予定です。
クラウドアプリケーション部会の活動内容の詳細は、こちらの資料をご覧ください。

【クラウドビジネス推進部会活動報告及び活動計画】
部会長 藤田 浩之

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クラウドビジネス推進部会 活動指針は下記のとおりです。
1. クラウドを利活用してビジネスに繋げるための、リアルな情報で語り合う場を提供する
2. 様々な方法で、実際のクラウドビジネス創出を促進する
3. “ニッポン”発のクラウドビジネス(サムライク ラウド)の発展に繋げる

前期部会は、勉強会のテーマとして 『シチズンデータサイエンス』を取り上げました。
データサイエンティストの3つの要素は「データ処理」「データ分析」、そして最も重要な要素が「価値創造」で、データサイエンティストになるには、「情報学」「数学的統計学」「専門領域知識」すべてを深く理解している必要がありますが、実際には「情報学」「数学的統計学」を極めたうえで、「専門領域知識」については実際にその領域にいる人とのコミュニケーションによって知識等の補完を行い、「価値創造」を成しえています。
一方、「シチズンデータサイエンス」は、「データサイエンティスト」がテクノロジーの進化によって代替され、専門領域にいる人自らがデータサイエンスを実施し価値創造を成すモデルです。ただその場合、専門領域にいる人もテクノロジーに歩みよる必要があり、ある程度のデータサイエンスの知識が必要となってきます。そのため、勉強会ではシチズンデータサイエンスによる価値創造を目的に「データサイエンス」についての勉強会を開催しました。

勉強会推薦図書として『データサイエンス入門』(岩波新書) 竹村 彰通 著 を取り上げ、また、オンライン参考教材として『社会人のためのデータサイエン ス入門・演習(総務省統計局)』を取り上げました。

今期の部会メインテーマ は『クラウドビジネスに役立つクラウドサービスの研究』です。
クラウドビジネスを成すためにはクラウドサービスの活用が重要です。改めて、さまざまに利活用可能なクラウドサービスについて部会にて情報を共有し、各々のクラウドビジネスの進化に繋がる場を提供していければと思います。

是非部会にご参加ください。

【クラウドサービス部会活動報告及び活動計画】
部会長 小堀 吉伸

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クラウドサービス部会では、セオドア・レベットの『ホールプロダクト』の概念を軸に、クラウドサービスを多くの顧客に利用してもらうためには、「備えるべき機能や特徴とは何なのか」を技術的な側面ではなく「サービス」と「クラウド(サムライクラウド)」の視点から考察し、また参加メンバーからサービス視点での発表を行っています。様々なクラウドサービスを取り上げ、ベストプラクティスのアプローチだけでなく、バットプラクティスからのアプローチで「なぜこのクラウドサービスは、うまくいかなかったのか」ということに焦点を当てながら、部会の中で検討、討論を行ってきました。

2020年度につきましては、
「クラウドサービス部会」から、「宇宙クラウドサービス部会」へ部会名を変更しました。
言葉が難しいのですが、一般的なインターネット側を利用するクラウドサービスは、様々な分野で普通に使われています。そのため、普通に使われているクラウドサービスを検討することも有効なのですが、新たなクラウドビジネスの分野でもある「宇宙」に視点を向けることで、新たな分野でのクラウドサービスを創出できると考えています。

そのため、宇宙ビジネスに着目したのですが、
宇宙ビジネスのイメージとしては、
・「参入ハードルの高さを感じる」
・「宇宙=ロケットのイメージが強い」
・「宇宙の実感が持てない」
などの実感が持てないことや知らないことから起こる障壁感があると考えました。

それを超えるためにも宇宙ビジネスのつながりのある方々との連携を深め、それを宇宙ビジネスへの足場とし、
従来のクラウドサービスの考えを踏襲しながら、新たなジャンルとしての「宇宙クラウドサービス」の概念を固めて実ビジネスへとつなげて行きたいと考えています。

引き続き、関係者の皆さんには、部会への参加よろしくお願いいたします。

※各部会の活動報告及び活動計画の内容は、こちらの資料をご覧ください。

<第二部> 八周年 特別講演会「クラウドのこの10年、これからの10年」
サムライクラウドサポーター
国際大学GLOCOM 客員研究員
NTTコミュニケーションズ株式会社 クラウド・エバンジェリスト
林 雅之 氏

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本日は、クラウドの過去をハイプ・サイクルで振り返りながら、クラウドの今後の10年という視点で見ていきたいと思います。

〇クラウドのこれまでの10年

2010年、クラウドコンピューティングがハイプサイクルでピークとなっており、プライベートコンピューティングは今では考えられないが黎明期という時期となっていました。この時期にクラウド戦略を柱にしていくというメッセンジャーが国内外で増え、日本IBM、NTTデータ、ニフティ、さくらインターネット等、いろんな事業者がこれからはクラウドだと一斉にメッセージを出し始めました。クラウド元年がこの2010年だと考えています。

2011年、クラウドに対する過度な期待からピークがやや下がってきた時期で、プライベートクラウドが少し流行りはじめました。
この時期にAWSが東京リージョンを開設。その後、東日本大震災が発生し、その震災後にいろんなWebサイトがAWSを使って立ち上がったこともあり、改めてクラウドが評価された時期となりました。丁度この時期にNCWGも発足。

2012年、クラウドは幻滅期に入ったが、プライベートクラウドはまだピーク期となっています。ここからいろんなコミュニティやエバンジェリストの存在感で出てきました。コミュニティをベースにビジネスを広げていくというエコシステムも出てきたが、その一方でクラウドのデータが消失し、クラウドは大丈夫かと言われた時期でもあります。

2013年、クラウドは更に幻滅期になり、データサイエンティストというキーワードが流行りはじめました。
MicorosoftのAzureがPaaSのイメージが強かったところからIaaSにシフトを開始。少し遅れていたGoogleがGoogle Compute Engineを提供開始して猛追を開始しました。
クラウドそのものからストレージや仮想マシンに対する信頼性が注目されるとともに、クラウドインテグレータ、クラウドブローカー等から、ビックデータやソーシャルといったものに対してクラウドのテクノロジーが有効であるということに注目された時期です。

2014年、クラウドは底辺に到達したが、その一方でクラウドは着実に認知され、システム公開時に優先的にクラウドを検討するクラウドファーストが認知されるようになり、また、基幹システムでもクラウド化が検討されるようになりました。
その一方でハイパースケールクラウド事業者が一気に力をつけてきて、他のクラウド事業者が淘汰されるのではないかという予測もでてきました。
この時期はクラウド幻滅期ではあるが、次の世代をとらえて積極的にクラウド事業に進出して先行投資をしようという時期で、一方IoTというキーワードがピークになった時期。各社が自社の強みを生かし様々なクラウド事業に進出した時期でもあります。

2015年、クラウドというワードがハイプ・サイクルからなくなりましたが、幻滅期が続いていました。クラウドネイティブというキーワードが使われ始め、クラウドではAWS、MS、IBM、Googleの4強で世界シェアの半分を占めました。
また、経済産業省がクラウドガバナンスのガイドラインを出し、クラウド使用において全ての責任をクラウド事業者に委ねてしまうとコントロールできなくなるという問題が顕在化。サービスの中止や問題への対処、責任をどこで区切るかを事業者が策定するとともに、各種認証を積極的にとり、クラウドのセキュリティや個人情報などの安全性をアピールしだしました。

2016年、クラウドは一番最悪な時期を逃れて底辺を脱しました。Smart Machineというキーワードに注目が集まりましたが、IoTに巻き取られて1~2年でこのキーワードが出てこなくなりました。他にもコンテナ、マイクロサービス、サーバレス等が流行りのキーワードとして注目され、ハイパーコンバージド等エッジコンピューティングも大事ではないかと言われ始めました。

2017年、幻滅期を抜け出してDXが流行り始めました。Googleとアリババが急成長。仮想サーバだけではなくベアメタルサーバーが伸び、プライベートクラウドも本格的に導入される動きがありました。
さらに、企業の基幹システムのクラウドへの移行手段としてリフト&シフトというキーワードが流行り出しました。リフト&シフトは、理想としては、基幹システムをクラウドにそのまま移行(リフト)し、クラウドネイティブな仕組みにシフトし、シフトする際に必要のないシステムを取り除いて基幹システムのコストを削減し、その分を他のデジタル投資にまわすということですが、現実には基幹システムをクラウドに移行することが難しく、まず簡単なアプリケーション単位でクラウドに移行し、ある時期に一気にクラウドに対応したアプリケーションにシフトしていこうという、段階的なクラウドへの移行としてのリフト&シフトが流行りました。

2018年、クラウドは啓蒙活動期に入りました。スーパーコンピュータの深層学習を支える基盤としてGPUを各社が対応し始めました。
また、ハイパースケール事業者のAWSやAzure、日本の事業者もVM Wareと連携するモデルが出てきました。
さらに、政府の情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針として、「クラウドバイデフォルト原則」を発表し、積極的に民間のクラウドサービスを採用していこうという動きとなりました。

2019年、更にクラウド啓蒙活動期に入り、陽の目がでてきました。例えばオンプレミスのERPシステムがクラウドベースのシステムに置き換わる動きがみえてきたり、ネットワーク事業者でもWANなどの接続系が伸び、インターコネクトなどのサービスが伸びました。
また、クラウドネットワークの信頼性が拡大し、マネージドクラウドのサービスも伸び、複数のクラウドをどうマネジメントするかという動きが出てきて、また、DXを支えるのがクラウドだという流れも出てきました。
これまではハイパースケール事業者が新しいサービスを出し、それにイノベーターやアーリーアダプターが勉強して追随するという流れでしたが、アーリーマジョリティーやレイトマジョリティーといった領域では、クラウド事業者がある程度お客様に寄り添ってサービスを提供するという流れが出てきました。この領域では日本のクラウド事業者も世界と競争できる可能性があります。

という事で、過去2010年から振り返って見ると、クラウドは一回ピーク期から落ちていきましたが、今は啓蒙活動期で良い感じに陽の目を浴びており、さらに10年後には安定期になりクラウドが当たり前の世界になることが考えられます。

〇クラウドのこれからの10年

これからの10年については、自分なりにマーケットの動きや政府の動きを中心にまとめました。

クラウドはまだまだ伸びていく中で、共通して言えるのは自律やセルフドライブとなり、クラウドが当たり前になります。様々なデバイスが繋がりアクセラレーティングコンピューティング、フレキシブルコンピューティング、ハイパフォーマンスコンピューティングも進化を遂げていると考えられます。

市場の動向について、クラウドは最近ではデジタルビジネスという事が言われてきていて、さらに言うとAIやロボットなどと連携していく社会になってくのが全体の流れです。
その状況の中で、クラウドの競争環境はハイパースケール事業者がシェアを拡大していきます。他のクラウド事業者は、例えばパブリッククラウドから撤退もしくは縮小し、プライベートクラウドにシフトするなどがありえます。また、クラウドサービス統合や再設計の動き、ハイパースケール事業者との連携の動きも考えられます。
さらに、インフラではなくコンサルやインテグレータにシフトしていく動きや、マネージメントサービスの展開、特化した領域、例えば宇宙などでエコシステムを構築するなどの動きが出てきています。
このように差別化していかないとコモディティ化していく領域では戦えなくなってきています。ブルーオーシャンとして何が残っているかというと、宇宙、Smart City、サプライチェーンといったものが挙げられ、特定の領域を攻めながらクラウドも展開していくという事をしていかなければなりません。

ユーザーニーズの動向としては、これまでは主に情報システム部がクラウドサービスを利用していたものが、ユーザー自身が顧客との関係性や社会パートナーとの関係性でエンドユーザーにサービスを提供する流れがでてきています。
また、データの利活用が増えていることからストレージ系のクラウドサービスの需要が増えており、政府のSciety5.0で様々なデータ基盤を作っていこうという動きも出てきています。

事業者の動向として、海外勢は脱IaaSの動きでAI&データ思考プロセス重視のサービスモデルになってきており、それに対応した基盤を用意しています。この領域では日本の事業者が追随するのは結構難しいと考えています。クラウド事業者は他社を取り込んで、まとめてプラットフォームを活用する動きが強くなります。クラウドはいろんなモノに繋がっているが、考え方として天動説的な考え方はよくない考えで、地動説として考えて太陽をデータととらえ、データ(太陽)を見ながらいろんなサービスを提供していくという事がこれからのモデルだと考えています。例えば、コンプライアンス競争力がある等の重要なデータに対し、これからDXが進んでいって予測できないデータや低コストで良いというデータが出てきた場合、接続形態はVPN、5G、Wi-Fiがあり、クラウドはパブリックでもプライベートどちらでも良くて、場所も分かったほうがいいユーザーもいればそうじゃないユーザーもいて、データそのものを保護していかなければならないという形があれば、データを見ながら、こういった組み合わせモデルを提案するなど、要はデータの最適配置モデルというのをお客様に提案していくことが重要になっていくと思います。

インフラの動向として、5Gのネットワークスライシングという動きが出てきます。モバイル系のネットワークが進化していき、5Gだとエッジとクラウドの連携がしやすくなり、かつ、ローカル5Gではネットワークのトラフィック制御も含めて最適なインフラ環境を作っていく必要があるので、クラウドだけじゃなくモバイル環境もしっかりと整える必要があります。いろいろな周波数があるのでドローンとクラウドの連携や、Smart Factoryとして工場もWi-Fiではなく安定した5Gで対応していく必要があり、こういったローカル系の基盤もどうするか考える必要があります。
車、監視系、映像系がどんどん伸びてきます。自動運転はコネクテッドカーを想定したクラウドインターネットモデルを考えても面白いです。交通システムや製造業でもGPUを使っていこうという動きがでてきています。将来的には量子コンピューティングも含めたアクセラレーテッドコンピューティングやハイパフォーマンスコンピューティング等、クラウドの次を行くスーパーコンピューティング規模の環境などをユーザーが使っていくという動きがでてくると思います。全体の将来図、モデルとしてはいろんなAI機能が点在し、これを最適配置するインフラ環境が適用されていくでしょう。

人間個人の進化の方法として、クラウドによる人間拡張、クラウドや5Gにもっと繋がっていくと人間が進化していきます。クラウドのリソースをリアルタイムに処理しながら、人間自身が拡張していくという事も出てくると考えています。10年後は、クラウドを使ったマインドアップローティングで脳をデジタル化してクラウドにアップローティングし、必要な時に自分のリソースを取ってくるとうい事が出てくる可能性もあります。

まとめ

日常がマーケットと共に拡大していくなかで、ハイパースケールクラウド事業者とどう連携してどう差別化を図っていくかが非常に大きなポイントとなります。
クラウドが啓蒙活動期から正に安定期に向かっていこうという時期の中で、ベースにあるクラウドが安定したうえで、それを超えて何をしていくかがこれから正に重要になってくるので、NCWGか掲げている「Beyond the Clouds!」というスローガンは良いキーワードになると考えています。

※講演の内容については、こちらの資料をご覧ください。

<第二部> パネルディスカッション「クラウドのこれからの10年」
モデレータ:サムライクラウドサポーター 林 雅之 氏
moderator
パネリスト:GMOクラウド株式会社 増田 義弘 氏
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社 上野 貴也 氏
株式会社IDCフロンティア 伴 忠章 氏
さくらインターネット株式会社 横田 真俊 氏
富士通株式会社 宮沢 健太 氏
NCWG 副会長 野元 恒志

panel2
クラウドのこれまでの10年、これからの10年をテーマに、非常に興味深いディスカッションを行いました。
パネリストのみなさまの熱量も多く、第三部にも急遽時間を設け、ディスカッションの続きを行いました。

林:
みなさん、こうやってクラウド事業者が集まる機会はなかなかないと思うので、色々とお聞きしたいと思います。
テーマは「クラウドのこれからの10年」で、過去を振り返りながらこれからを考えていきたいと思っています。
最初のテーマはこれまでの振り返りで、話したいことは色々あるのですが、まずは自己紹介をしつつ自己のクラウドでどう戦って来たのかなどをお願いします。

増田:
GMOクラウドの増田でございます。
クラウドホスティング事業を担当してだいたい5年くらいになります。
レンタルサーバーにおいては10数年、その先はここにいる伴さんと同じ会社で一緒に仕事をしておりました。
我々はクラウドのサービスというのは2011年からで後発なんですね。
レンタルサーバーを生業にしておりましたので、スペックでの売り方というのをずっとやってきたんですけど、だんだんスペックだけでは見えない部分での勝負をしなきゃいけない状態になってきまして、例えばお客様のクラウド環境でどのようにビジネスを成功させるのかという中で、例えば一緒のキャンペーンや広告などをやらせていただいて、ソリューションを提供するようになってきたというのがこの10年の流れです。
海外連携ではマネージドサービスをやりだしていて、これは特に自社のインフラだけでなくマルチクラウドでのサービスで、特にアセスメントをやらせていただいて、少し前のAWSの障害のときもそうでしたが、まだアセスメントの余地はあるのかなと考えています。

上野:
富士通クラウドテクノロジーズの上野と申します。
もともとうちの会社はニフティでして、ニフティクラウドを2010年から開始しています。
当時はスマホやアプリが立ち上がってきたタイミングで、クラウドビジネスにとっては非常に追い風でした。
ちょうどAmazonが日本にきたりしてクラウド熱が一気に高まった時期に参戦しました。
ニフティの社員だったんですが、ニフティ社の社員としては激動の10年でして、2017年くらいにプロバイダのニフティがまったくの新規事業としてクラウドサービスを始めまして、ニフティ社内向けのインフラからサービスになっていったという経緯があります。
それでニフティは富士通から売られてしまって、流通大手のノジマさん傘下になって、そのタイミングでクラウドだけが富士通に残った経緯でございます。
ということで、10年を思い返すといろいろなことがあったなという感じです。

伴:
IDCフロンティアの伴と申します。
風邪を引いて声がでないんですけど、今はIDCフロンティアでクラウドの次のビジネスを考えることとデータセンターの2つを見ています。
IDCフロンティアとしては2009年ですかね、実はニフティさんより早く始めてたんですけど、選んだのがMicrosoftのHyper-Vというもので、これがまたLinuxが乗らなくて「どうやって乗せるんだ?」と売りにくかった。
マーケットからするとニフティさんのほうが早いように見えていて大失敗の連続で、ただ社内では新規事業ということでそこそのがんばった10年かなと考えています。
社風もあって、クラウドはエコシステムだ、当時の社長が「これからはエコシステムだったらエコアライアンスをまとめるんだ!」といっていたんですがすべてが矛盾していてですね、天動説を唱える経営者で失敗しました。
そもそもニフティクラウドワーキンググループだったのを「小堀さん、”ニフティクラウドワーキンググループ”だと僕らが入れないので、”ニッポン”にしてくれ」と、ニフティクラウドワーキンググループが出展しているブースまで行ってお願いしたのは僕です。
今考えると正解だったのかなと思うところもありまして、これからも数少ない日本のクラウドとして力を合わせて頑張れればと思います。

横田:
さくらインターネットの横田と申します。
林さんの資料を見て気が付きましたが、そういえば最初に本を書いたのは自分だったなと。
ぱっと周りを見渡すと林さんに上野さんに伴さんと、同窓会みたいな感じがします。
さくらインターネットはですね、2011年に石狩でさくらのクラウドというサービスを作らせていただきました。
私はもともとそこの企画担当をやっておりまして、さくらのクラウドの立ち上げ、その後さくらのVPSという廉価版のサービスの責任者、いまはさくらのクラウド、さくらのレンタルサーバー、さくらの専用サーバー、VPSのサービスを担当する執行役員をやらせていただいております。
競争関係の対応というよりかお客様の対応を多くやってきたことがありますので、海外には負けてしまうものの、我々日本のクラウド事業者も十分伸びていますので、それはそれで良かったと思っています。
8年間を振り返るとお疲れ様という感じなのですが、我々は後発なのですが、日本のクラウドまだまだ頑張っていきたいと思っています。

宮沢:
富士通の宮沢と申します。
富士通はNCWGに去年から協賛しておりまして、一番の新参者でございます。
富士通がクラウドを始めたのは2010年で、その時のプレスリリースを書いたなと思い出しました。
私自身も富士通の中で「これからはクラウドだ」と騒ぎ出したのが2009年くらいで、その頃私はサーバビジネスの戦略とか商品企画をやっていたんですけど、そうやってクラウドに携わったのを覚えています。
私はマーケティングが基本的な担当なので、当時富士通が花火を上げるんで、かっこいいプレスリリース書けと言われて、「10年で1000億」って言ったなーと思い出しました。
自分はその後3年しないで、クラウドから離れてしまったのであんまり実態をわかってないんですけど、よく考えてみるとさきほどのガートナーのハイブサイクルとほぼ同じ流れでビジネスをやっていたんじゃないかと考えています。
花火は上げたんですけど、そんなにうまくいっていなくて、二転三転、サービスの名称は3回変えています。アーキテクチャも3回変えています。
ということで、色々テクノロジーの部分とかビジネスの部分で四苦八苦しながらいまに至っています。
これからも一緒にやっていきたいと思っていますので、よろしくおねがいします。

野元:
ニッポンクラウドワーキンググループ副会長をやらせていただいております、野元でございます。
まずはご登壇いただいたパネリストの方々、モデレータの林さんありがとうございます。
こういったメンバで話していただくのは貴重だと思っていますし、時間は限られているのですが楽しんでいただければなと思います。
NCWGは2011年から8年目で、自分自身もメンバもまだまだ試してみてもビジネスで使っている現場ってそんなにいなかったんじゃないかなと、それがいまやどう考えても当たり前につかっているという状況が生まれていて、特に今年は節目の年になるかなと、色々今日皆さんに伺ってここから先の話につながればと思っています。

林:
自分からも言わなきゃなと思うんですが、過去を振り返るといろんなサービスを出しているんですが、唯一心残りなのが1週間ほど前にクラウド・エヌ廃止しますというプレスリリースを出したんですが、読んだ方いらっしゃいます?
クラウドサービスを廃止しなければいけないということで、実はわたしは初期配属がクラウド・エヌで、その後1年で異動して、クラウド・エヌで十分出きらないままでした。
クラウド・エヌのゆりかごから墓場はおかしいが、最初から最後まで見ていたこともあり、自分の中では一番残念です。
もうひとつ悩んだのが、クラウドサービスを廃止するってことをちゃんとホームページにながして、あえて後ろ向きを前向きに見せるということでやってよかったと思っています。
それでは過去を振り返るだけではなく、これからのクラウドを考えてみたいと思います。
みなさんが注目、注力したい領域としてサービスモデルやテクノロジーなど教えて下さい。

増田:
GMOクラウドグループとしてはIoTを戦略として持っています。
クラウドが中心に来てしまうと良くないという話もあり、お客様よりのソリューションビジネスだったり考えがちなんですが、IoTだとモビリティなどがあります。
車にセンサーをつけて吸い上げて、それをデータ化して、例えば保険の会社に提供することで、乗り方によって保険の料率を変えたり。あとはAIも最近やっておりまして、店舗にカメラを付けて行動分析し、AIの映像分析を使ってビルメンテの会社や工場向けにデータ化するなどデータの活用などに意識をおいて、特化型に近い形をやり始めています。

野元:
それをやられているのは新設の部隊なんですか?これまでにクラウドをやられていたひとがシフトされているんですか?

増田:
やっぱりエンジニアの毛色が違いますよね。運用をやっているエンジニアとインフラを触ってたひと、AIとかすこしスペックが高い人材とはことなるので、新しく人を集めています。

野元:
人材獲得に苦労されたりしていますか?

増田:
そうですね。

野元:
GMOクラウドさんではマネージドサービスを展開していて、これまでの流れとすると新しいサービスのモデルであったりしますが、GMOグループ他社に関係なくマネージドサービスを展開されていますか?

増田:
GMOグループでいうとたくさんのレンタルサーバーの会社やクラウドサービスの会社があるんですけれども、結構バラバラになっている。
マルチクラウドとしてはAWSや海外のクラウドのことが浮かぶんですが、グループ会社の中でマネージドができるものがたくさんあるんじゃないかなと思っています。

野元:
コンフリクトするというよりも、いいとこどりということですか?

増田:
そうですね。僕らの価値は、サーバ運用のノウハウがサーバに対して扱っている価値だと思っているので、形を変えて提供することができるんじゃないかなと考えています。

林:
それでは上野さんお願いします。

上野:
サービスモデルでは、パブリッククラウド中心で始めてましたけども、最近プライベートクラウドの契約も増えてきていてそういった領域も注力しています。
例えばニフクラの仕組みを使って、2ラックでお客様のDCに収めるようなビジネスモデルも引き合いがあって、事業者さんとかホスティングの会社さんのベースをニフクラに変えていただく話も出てきています。
我々はVMwareのパブリッククラウドということで見ていけば、特徴をだしやすいというのがあったんですけど、あんまりVMwareらしさを打ち出せていなかったということがありまして、そういうところをフォーカスしています。
例えばお客様のオンプレのVMからオンラインでマイグレーションしちゃうとかですね、そういったVMwareじゃなきゃできない世界を私達のパブリック、またはさきほどのプライベートリージョンみたいなところで実現していくというようなVMwareとの協業をここ数年やっていて、VMwareのパブリッククラウドでNo1という立ち位置を打ち出している状況です。
テクノロジーでいくとAIは非常に注目しているんですけども、我々も膨大なインフラの業務が教師データとしてありまして、いわゆるクラウドを安定稼働させるいろいろなVMware、ストレージ、サーバ、ネットワークなどの情報を教師データとして回していて、運用ノウハウとかエンジニアのノウハウを手順書なども含めてアルゴリズムする仕組みを進めていて、狙っているのはインフラの自動運転ですね。そこに対してクラウド事業者の我々はそういうデータがいっぱいあるので、学習が早く進みやすいというのがあると思いますので、そういったところをベースにクラウドと質の高い運用をセットにしたビジネスモデルを立ち上げていきたい。
インテリジェンスインフラストラクチャのような世界とか、我々のクラウド自体が優秀なエンジニアが支えている点と優秀なAIが支えているところがあって、人間で見つからない障害がAIで見つかることもあって、クラウドって新規障害が起こるんですけど、いろいろな検知からわかるようになってきている。
自分で運用しているプライベートクラウドとクラウド事業者がAIをベースに運用している場合に運用品質の差が出していけるのではないかと考えています。
あとはそれをベースにお客様のマネージドサービスをAIで展開していくのもあるのかなと思っています。

林:
他社や海外がVMwareで展開していることは驚異だったりしますか?

上野:
驚異というか、これまで基幹の領域はメガベンダーが踏み込みづらかったところをVMwareはやらざるを得ない状況なのかなと思っていて、なので驚異ではあります。
我々はVMwareの世界がシームレスで、彼らはいったんクラウド化してそのあとクラウドネイティブというか、シフトのところは結構壁があるのかなと、VMwareといってもVMwareホスティングについてはクラウドネイティブの世界にすーっと入っていけるんで、クラウドの効果、利便性を享受いただけると考えています。
VMware on AWSとうちを比べていただければ、うちのほうがお客様に価値のある提案をできる場合のほうが多いことはあると思います。

林:
次に伴さんお願いします。

伴:
サービスモデルとしてIDCフロンティアは、強みで差別化できている、勝てるところしか自分たちでやるのやめようと一昨年決めたんですけど、そんな中でさきほどから出ているプライベートクラウドだとかベアメタルだとか日本で勝てそうなところはやるんですけど、それ以外のオブジェクトストレージとかは勝てないだろうと舵をきって去年から自分たちのサービスの中にGoogleのクラウドを持ち込んでいます。
社内では結構抵抗感がありまして、IDCFクラウドにGoogleのサービスを入れるプロジェクト名がプロジェクトスタリオンという名前ですが、完全に種付けされているんですね(笑)。
最初はいやいや感がはんぱなくて、ただやってみたらお客様目線で考えると、部分部分によっては採用するのもよかったのかなと今では思っています。
他にもモデルを変えて、ソフトバンクが出資していますからNVIDIAサービスをどう盛り込んでいくかなどをやっています。
次の5G、AI、エッジとかにも通じると思うんですけど、僕のグループには孫正義という人間がいまして、反省するけど萎縮しないという器用な人なので(笑)、そういう人たちが推進をやっている中で、ソフトバンクグループの中でITインフラをIDCフロンティアに集めるという動きにどう耐えるかというのが僕らのテーマで、耐えて修行していくことによってお客様にいいものが提供できるというのが僕らの取り組みです。

林:
ソフトバンクグループっていろいろなクラウドをやっているが、グループ全体としてIDCフロンティアが担当されているのですか。

伴:
ホワイトクラウドに関しては、サービスの責任者がうちの社長なのでそこは統一化されています。
それ以外になんちゃらクラウドがいっぱいあるんですけど、そのへんは触れると危ないので触れてません(笑)。
日本のクラウドが必要であるとわかるまで触れません(笑)。
そんな感じです。

林:
横田さんお願いします。

横田:
みんな難しい話でよくわかってないんですけど(笑)。
最近見ていると、クラウドの作りが古くなってきたんじゃなかろうかなと思っています。
なんでかなと思っていたんですけど、最近衝撃的な話を聞きまして「AWSはおじさんのクラウド」と聞いたんですね。
え?と思って、「それじゃ何が今はナウいの?」って聞いたら、いまはやっぱりGCPなんですね。
作り方がクラウドネイティブになっているんですよ。だから我々自体のクラウドも単にVMを出すだけじゃなくてクラウドネイティブ的な作り方をせざるを得ないと。
そこのテクノロジーを変えていかないと、ここにいるみなさんは違うと思うんですけど、僕ら日本のクラウド事業者って「これは偽物クラウドだ」みたいな感じで、ただの社内のサーバにVMwareを入れただけをクラウドって言うのを馬鹿にしてたじゃないですか。たぶんそれと同じ運命になると、いますごい危機感を持っています。
なので、いまテクノロジー的にどうクラウドネイティブに対応していくかというのが関心を持っています。

林:
具体的にクラウドネイティブってどういうサービスですか?

横田:
単純にいうとKubernetesですね。Kubernetesが中心になってくると思います。ただそれだけじゃないんですよ。Kubernetesを運用するために色々あるじゃないですか。
どうやってデプロイしてやっていきましょうかとかあると思うんですけど、現状のシステムでそれをやるとちょっとつらいと思うんですよ。
例えば、いまJenkins使わないじゃないですか。今までとはだいぶ技術が変わってきはじめてるんですよ。
いまから1からクラウドを使う人ってAWSを選択しないと思うんですよ。
そこについてはだいぶ危機感を持っていて、次のクラウドに対応するためにどういうふうに我々の考え方とかを変えていくのかを考えています。

林:
宮沢さんお願いします。

宮沢:
我々は日本のSIerという立ち位置が強いので、うちのクラウドが広がらなかったのもSEが使わなかったからというのがあると思うんですけど、いまさらなんですけど金融で勘定系クラウドにしたら、SEから見たら何が本当に必要なのかとか、政府の調達のクラウドの話もありましたけど、日本版FedRAMPをやるんだったら富士通どうするんだ?とか、いままでバックエンドの基幹系をクラウドで支えるのをどうしたらいいんだってのを去年から1年以上かけてSEとクラウドチームのメンバが、どんどんプライベートに近くなってくると思うんですけど、クラウドで本当に既存の基幹系を巻き取れるのかということで、サービスのレベルアップをしようとしています。
そこはガチに我々自身がお客様の基幹系を携わっているので、そこをどうやって外資にとられないために強いクラウドを作るのをやっています。
なので、そこは従来のところをシフトかもしれませんし、そこをどうやって信頼性や責任を担保するのかをやっています。
ただそこは従来のビジネスの延長線なので、そこはきっちりやるんですけども、かたやDXと言われるところは今年の4月に社長が変わりまして、来年の1月にDXの新会社を作るって息巻いていますんで、そこでどれだけ本当にできるのかなってことを、社内的には様子見をしています。
そこの会社はですね、必ずしも富士通のプロダクトを使わないと言っているので、そこでお客様と新しいビジネスをやっていくときに、富士通のクラウドを選んでもらえるのかどうか、そこに対しての要求にどう応えるのかをやっていくんだろなと考えています。
そういう意味でうちはマルチクラウドでAWSもAzureも担いでますんで、そこの人たちに負けないクラウドを富士通が作っていかなきゃ、結局ジリ貧になるんじゃないかということで、2つのパブリックとしての役割、きちんとDXに対応できるところと本当の基幹系を支える両方を追い求めていくんだろうなと思っています。

林:
富士通さんはサービスのブランド統合をしたり事業変化されてますけど、DXの中で昔からZinraiでAI系のことをやられていてそのあたりはいかがですか。

宮沢:
AIも頑張っていますけどね(笑)。
たぶんどんどん組み込み系になると思います。ディープラーニングにせよ部品なので、部品だけ売っても食えないんじゃないかなと言うのが、今の社内の大勢的な考え方です。
なので、部品売りするよりも、例えばパートナーさんのサービスにどう組み込みこんでもらうかだとか、自社のサービスにAIをどう組み込んでいくか、そっちの議論にシフトしています。
テクノロジーの要素は色々持っているんですけど、単品で売ってももう売れないんじゃないの?っていうのが社内的な考え方です。

林:
野元さんはニッポンクラウドワーキンググループの立場でこれから注目されているサービスなどについてお願いします。

野元:
クラウドを基盤と捉えたときに、どうしてもコモディティ化、平準化していて、さっきの横田さんの話なんかだと将来的には僕らプレーヤーみたいなのがインスタンスを見ない世界になってくるだろうなとイメージしています。
そういったときにKubernetesとかが出てくるんだろうなと思うんですけど、同時にプレイヤーがいま考えなきゃいけないことが結構あるなと思っていて、日本ってよく言われるようにリテラシーが若干低い国なので、SaaSを日本全国でやりたいプレーヤーさんが地方に行ったときに無理やり入れることはできても、運用に乗らない、はまらないという話があって、それこそ富士通さんなんかは全国に支店と営業さんがいるので、少なくとも日本の底上げをするビジネス的なエコシステムを作っていかなきゃいけないのかなと、ちょっとテクノロジーからだいぶ離れてしまって申し訳ないんですけど、そういうサービスっていうのがみんなで考えていけたらいいなと思っています。

林:
ビジネスはエコシステムが重要ですよね。
残り10分くらいなので、色々質問をしようと思ったんですけど、まとめて質問しようかなと思っているので、どちらからでもいいので、質問をお願いします。
さきほど野元さんが言われたようにエコシステムもありますし、ちょっと3つまとめて、あぁどうしようかな。4つまとめて、、、4つはきついですよね(笑)。

野元:
もし話足りないようなら、パーティーでもみなさまに出ていただいて

林:
それでは、これからのクラウドはどうなるか、自社としてどう戦っていくかと、それを踏まえてニッポンクラウドワーキンググループさんに期待を込めて話をお願いします。
今度は反対周りでお願いします。

宮沢:
林さんに言われたのとはちがうこと言ってもよろしいでしょうか(笑)。
僕がいまやっている仕事もあるので、実は私はいまメインのミッションはエコシステム係でエコシステムを作れと言われている。ここ2年くらいやっていて、そのベースにあるテクノロジーがクラウドだったりAIだったりするんですけれども、DXの話にもつながってくるんですけれども、いままで富士通ってどうしても全部自分でやるっていうスタイルで、インフラからSIから運用からとにかく全部自分でやりますってたんですけど、これからはそういうモデルはないと社内で言っています。
やっぱり餅は餅屋で、尖った技術を持った方とか、尖ったサービスを持った方って山ほどいるので、そういった人たちとどうやって連携するんだというのがうちの会社の最大の課題で、それを広める仕事をしています。
ひとつは、Fujitsu Techtalkというコミュニティを作って、ニッポンクラウドワーキンググループの会員からも20社くらい入っていただいて、日々その中で技術についての話もしますし、お互いビジネスについて困っていることを連携することもしています。
その中で私はいつも「別に富士通を使わなくていい」と言っています。
ですので、そういったところでつながっていくことが後々お互いいろんなビジネスを作っていくことになるので、ぜひそういったところをやっていきたい。
そのインフラでクラウドは必要で、クラウドがあるからそういうつながりを作れるわけで、正直それが別に富士通のクラウドでなくとも、ここにいらっしゃるみなさんのクラウドでもうまくつながってビジネスを作っていければ、結局みなさんのビジネスは伸びていけるだろうと思っています。
最近上野さんのチームともニフクラも一緒にやりましょうと始めてるんですけど、ぜひ他のみなさんともそういうコミュニティでうまくつながれればいいかなと思っています。
あまり垣根は考えていませんので、ぜひ今日登壇いただいているみなさんも入っていただければなと。
そうするとニッポンクラウドワーキンググループとだいぶかぶってくるので、小堀さんにおこられちゃうかもしれないですけど(笑)、ぜひそういうことをやらせていただきたいなと思います。

林:
横田さんお願いします。

横田:
20年間とおしてデータセンター事業をやっていて、結局リソースをどう提供するのかというところが変わってきて、そこにどう対応するのかが肝だと思っています。
もともとハウジングから始めて、レンタルサーバーやってきて、VPS、クラウドと、次がでてくると思っています。
レンタルサーバ的な話ですと、ぜんぜん新しい考え方とかサービスが出てきておりますので、そういったところにどう対応をしていくのかをみなさんと考えていきたいなと思っているところです。

林:
ありがとうございます。
ニッポンクラウドワーキンググループに対する期待はいかがですか?

横田:
大変失礼いたしました(笑)。
一緒に何年間かやらせていただいているので、またこういったところで一緒によろしくおねがいします。

林:
つづいて伴さんお願いします。

伴:
僕への質問はどれがいいですか(笑)?

林:
どれでもいいんですけど(笑)

伴:
Yahooグループということもあって、人材を守るための働き方改革という名の働かない方改革があるじゃないですか。
でも働きたい人っているじゃないですか。働きたいんだけど40時間以上働いちゃいけないよという世知辛い世の中で、どうやって時間を有効活用させるかというのが僕らの最大の取り組みで、無駄に休みが増えるんですよね。
土曜日が祝日だったら金曜日は休みになる。何してんだと。11/22は僕ら休みなんです。23日が祝日だから。でも土曜は休みじゃないですか。かぶってるから金曜日休みにする。これは働かない方改革ですよね。でも業績とかそこの日に働いている方々と争っていかなくちゃいけないという、すいません、愚痴になってますね(笑)。
ニッポンクラウドワーキンググループについて言いますと、当初から来られている方も多いかなと思いまして、新しいメンバも増えていると思っていますが、おそらく日本のクラウドとして、あと5年から10年持たせないと、日本のクラウドってどういう姿であるべきかっていうのがわかんないままなのかなと自分自身は考えています。
そう考えると、10年後にここにいる方々はちょっと高齢すぎる部分もあるかなって思いますんで、ニッポンクラウドワーキンググループが長続きするように、うちの会社もひとり若手を連れてきてますけど、年齢ある一定以上いったら来るなという意味じゃないですよ(笑)。
若手も連れてきて、世代交代で長続きする団体にして、若い発想も取り入れながら、日本のクラウドの未来を語りたいというふうにしていくのがいいんじゃないかなと、期待でもあり、希望でもあります。

林:
ありがとうございます。
上野さんお願いします。

上野:
エコシステムってかなり驚異でメガベンダはそうなんですけど、最近はAWSの驚異もそうだし、そのエコシステムが驚異っていうのがあって、そういうなかでエコシステムをどう作っていくのかが課題になっている。
我々は先ほども申し上げたとおりVMwareなので、ここは富士通クラウドテクノロジーズのエコシステムにも限界がありますんで、VMwareのエコシステムに乗っかろうという作戦をとっていますんで、VMwareが対応しているいろいろなソリューションだったり、NSXやコンテナ、Kubernetesにもシフトしていきますけど、VMwareのエコシステムに便乗させていただこうかなと思ってますんで、VMwareユーザーの方々がクラウド使うときに「うちのクラウドすごく使いやすい」みたいな、そういう形になっていくと思っています。
あとニッポンクラウドワーキンググループというと、いま私達は特化型のサービスをやってまして、例えば雨量の防災というか、雨が降ったときに地域にどれくらいの災害がもたされるのかというのを、かなり詳細に500m四方くらいの予想精度でやったりする非常に特化型のサービスなんですけど、地方自治体などに引き合いをいただいてすでに九州の方では何県かで使っていただいているんですけど、そういったある領域に非常に詳しい、ある業界のスペシャリストのベンダーさんと我々が組ませていただいて、非常にニッチなんだけど特化したクラウドサービスを展開していくみたいなことを強化してまして、そういったことをいろんなところでやっています。
なので、ぜひみなさんで得意なところがきっとお有りで、そういったところとぜひコラボレーションさせていただいて、新しいサービスを作っていって、それを私達の販売チャネル、富士通グループのチャネルに乗せて展開していくみたいなことができれば非常に広がりがあるかなと思っていて、そういうことでのいろいろなお声がけもぜひこの場を通じてやっていって、そういったところを通じてニッポンクラウドワーキンググループの発展に貢献できればと思っています。

林:
ありがとうございます。
つづいて増田さんお願いします。

増田:
人材のところの話を少しさせていただくと、渋谷にオフィスを構えているんですけど、いま渋谷はすごく開発が進んでいて、この間すごい高いビルができて、うちもセルリアンに入っているんですけれども、もう1拠点グループとしてプラスで西口のビルにも入ります。
実はそういうファシリティの費用がどんどん高くなっていって、ひとりあたりのファシリティに占めるコストがすごく高いんですね。
例えば食事のコストだったりとか、だんだん東京の中心地にいる人たちに対するコストがどんどん高くなっていって、グループ的には当然そういう中心地に集めて付加価値の高い人材を集中して集めていくんですけど、それがどんどん高くなっていくので、我々はそうではなくって、サテライトオフィスやリモートワークをどんどん推進していて、どんどんオフィスに来ないようなやり方をしていかなきゃいけないというのが直面している課題です。
特にクラウドホスティング事業で、新しいビジネスをどうやったら生まれていくのか、生んでいくかみたいな話があってですね、いまの組織を壊していくというか、組織構造を変えていく取り組みなどをやっています。
一般的にTealだとかholacracyと言われる、ひとりひとりが自立して働けるようなところですごく尖った人を集めるような動きができるのかなと、そうするとイノベーションがそこに生まれて、新しいビジネスが展開できるみたいな、そういった取り組みもテスト的にやり始めていたりします。
ニッポンクラウドワーキンググループにはここ数年お世話になっているんですけれども、いろいろな集まりの中でビジネスマッチングや協業が生まれてきていると思うんですけど、そういった領域をテクノロジーを超えた、提案が打ち出せていけるようにお手伝いをさせていただきたいと思います。

林:
ありがとうございます。
最後に野元さんからお願いします。

野元:
いっぱいあるんですけど、時間の関係があるのでパーティで少しやらせていただいてもいいですかね。
なので、みなさんこれだっていうテーマを1つご記憶しておいてください。
僕の方からはニッポンクラウドワーキンググループにいろいろな形で対応いただいて非常にありがたいことで、最初からご参加いただいている協賛企業さんもいらっしゃればメンバさんもいらっしゃれば、あとから入っていただいているメンバさんもいらっしゃって、それ自体が必要とされていることのひとつの証左であると思っているんですが、それに対して我々が何を提供、伝えていけるのかを理事会、実行委員会で毎回話しているところで、今回の記念講演は外部講演者はあえて呼ばずにサムライクラウドサポーターである林さんにお話をしていただいているということで、一つの試みではあるんですけど、いい形が作れていて、こういう価値ある場を作って、先程いただいたご期待に何かを返していければと思います。

林:
ありがとうございます。
もっともっと色々質問をしていきたいのですが、ちょうど時間を過ぎてしまったので、1回ここで終わりたいと思うんですけど、色々大変ためになる話があって、やっぱり皆さんでいろんなことを盛り上げていきたいと思っていて、こうやって価値のある場を提供いただきながら、もっとクラウドを盛り上げていけたらいいかなと思っています。
ということで、パネリストのみなさんに拍手をお願いします。

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設立八周年特別講演会 締めのご挨拶
副会長 野元 恒志

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モデレータを努めて頂いた林さんをはじめ、ご登壇頂いたパネリストの皆さんに改めて御礼申し上げます。8周年となり、この形でのディスカッションを実施したいと強く思っておりましたので、非常に良かったです。みなさんにも届いたものがたくさんあったと思います。

ニッポンクラウドワーキンググループを始めた当初は、ここにいるメンバー企業のみなさんもまだ、クラウド基盤をビジネスで使用するという状況ではなかったと思います。それが今では、クラウド基盤を利用するのは本当に当たり前のこととなりました。そんななかで、協賛企業のみなさんも、クラウドの基盤運営だけでなく、多角的に、サービスを行い、宇宙ビジネスであったり、SaaSプレイヤーとなったりと変化の局面に来ているものと思います。メンバーさんの中でも新しい事業領域への活動を活発に行われています。

NCWGも8年活動し、今後の新しいステージへの転換点を迎えたと感じます。9年目に入りより変化する中で皆さんにどんな場をご提供していけるのか、理事会で議論しています。

9年目に入りますが、理事や実行委員だけでは、限界がありますので、是非みなさんも積極的にご参加頂き、より良いものにしていきたいと思いますので、みなさんのご協力お願い致します。

<第三部>設立八周年パーティ

【司会者のご紹介】
実行委員 横手 広樹(株式会社クリエイトラボ)

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第三部では、6月の大阪開催でもご講演いただいた和歌山大学の秋山先生をはじめ、ご協賛の方々にご挨拶を頂き、大いに盛り上がりました。
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【NCWG実行委員 報告書作成者】
実行委員 大澤 武史(株式会社クリエイトラボ)
実行委員 井口 和彦(株式会社ドヴァ)


3月 2021
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カテゴリー: General第63回 NCWGオンライン会合 場所:オンライン

カテゴリー: General第63回会合(オンライン)

カテゴリー: General懇親会(オンライン)

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