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第3回ニッポンクラウドワーキンググループ会合報告

第3回テーマ

「流れる雲(クラウド)よりはやく!」

第3回ニッポンクラウドワーキンググループ会合を行いました。

技術だけではないビジネス寄りの発表も増え、今後のクラウド・ビジネス成長の期待を抱かせる会合となりました。

IDCフロンティア様より会場をご提供いただき、懇親会も含めて充実した会合となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

【日 時】2012年2月6日(月) 17:00 ~ 19:00

【会 場】株式会社IDCフロンティア様 セミナールーム

【参加者】メンバーおよび協賛各社の方々を含めて約60名

【発表概要】

1.会長からのご挨拶

会長:小堀 吉伸 (株式会社北斗システムジャパン)

2012年は、NCWGとしてアグレッシブに機能する団体を目指して参ります。

組織について
設立から3か月が経過し、会としても体制が整って参りました。サムライクラウドを基盤として、クラウドビジネス推進部会活動にて連携を実現し、クラウドのマーケットを広げて参ります。
つきまして、より活発な活動を進めるために組織変更を実施します。(組織図参照)
新規に委員会制を導入し、組織・コンセプトを明確にして、会としての活発な活動を行って参ります。

◇マーケティング委員会
プレスリリース等をより有効に活用します。

◇アライアンス委員会
他団体との協調等を進めます。

◇組織拡充委員会
連携する会社を広げるため、緩やかなメンバーの拡充を目指します。
NCWGメンバーの運営への参加社を募集しています。積極的にご参加頂ける企業様のご紹介をお願い致します。

次回会合ついて
次回はオープンセミナーを関西で予定してますので、ぜひご参加ください。

EXPO出展について
一昨年のクラウドEXPOでは、ニフティ社のブースからサムライクラウドの出展をさせて頂きましたが、今年は協賛各社さんのブースで出展をさせて頂ければと考えています。

シールについて
新たにサムライクラウドの認知度アップ用にシールの小さいものも用意しました。名刺等に貼ってご利用頂ければ幸いです。

 

2.新規運営委員ご挨拶

山本 有哉(株式会社HDE)

ISVの垣根を越えて協力していく一助となりたい考えています。

3.新規メンバ・協賛紹介

新規メンバ
株式会社ケルトコーポレーション 西 宏和

オープンソース・EコマースのMagentoを展開しています。
サムライクラウドで連携進めて参ります。

株式会社ギデオン 沖田 昌弘

セキュリティパッケージを開発しています。
クラウド向けのリアルタイム・ウィルス検知、改ざん防止ソフトウェアの開発等で協力できればと考えています。

新規協賛
株式会社ブロードバンドタワー
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社

4.メンバー発表

屋代 和将(株式会社マインド)

◇サムライクラウドは技術を磨く場、世間を知る場、アプリケーションを連携して行く場と考えています。
◇OSS業務アプリケーション+サムライクラウドでの連携を考えています。

※発表資料はこちら

【Q&A】
Q:サムライクラウドに期待している事は?
A:他アプリケーションと簡単に連携できる環境。

Q:OSS業務アプリケーションワークショップのスケジュール感を教えて欲しい。
A:2ヶ月に1、2アプリのワークショップを行う1年ぐらいかけて進めて行く。

Q:課金を一緒に行っていくという話しの中の課金イメージを教えてほしい。
A:サポート等金額が大きくない月額課金は大変なので、IaaSと一体となった課金ができないかというイメージである。

Q:サムライクラウドの体系だったドキュメントは無いのか?
A:HP等で提示可能と考えている。

Q:ライセンス形態のMITとはどのようなものか?
A:とても緩いライセンスの一つ。

尾鷲 彰一(ハマゴムエイコム株式会社)

◇乱立したアプリをユーザは選び、アプリは様々なクラウド環境上に構築されています。この状況に対応する環境を用意する事が、雲より速くを実現する事につながるのではないでしょうか。
◇課題として、
・セキュアなクラウド間データ通信をどう実現するか。
・アプリをユーザが複数選択し、利用した際の、請求・サポートの窓口一元化をどのように実現するか。
などを解決していかなければならないと考えています。

※発表資料はこちら

【Q&A】
Q:営業コストの掛け方はどのような掛け方か?
A:これまでの商材に追加しているので、掛け方としては変わりなし。販売管理費等が追加されている。

Q:サポート一元化が望ましいが、どのように実現して行くのか?
A:回答は時間がかかるかもしれないが、問い合わせ窓口は一元化し、対応は各ベンダに振って行く形としたい。

Q:会社としての取り組みを教えてほしい
A:新しい組織で企画してやっているが、少人数のため自由にできる反面、パワーをかけられない

Q:AppStoreのイメージをどうとらえているか
A:弊社では、OSSを活用しクラウドアプリケーションを展開しようと考えており、ユーザが増えることでカスタマイズ案件が期待できる。AppStoreのような仕組みを利用することで、ユーザが増えマーケットが広がる。また、自社のアプリケーションだけではトータルなソリューションは展開できないため、他社との協業を行える場として有効であると考えている。

5. クラウドビジネス推進部会発表

高橋 亮人(株式会社日本セパレートシステム)

◇目的のおさらい
・クラウドサービスのメリットを生かしたビジネス提案
・クラウドによる価値の提案
・三位一体連携
・ビジネスドリブンで考えて行く
◇今後の活動内容
・メンバのソリューションを知る
 ソリューション紹介サイトの構築
・連携アイディアを語ろう
 話をする場の提供
・結果の紹介
◇連携の例
・静脈認証を例としたID連携の紹介
◇第一回会合の日程紹介
2012年2月23日(木)17:00 ~ 19:00
株式会社オレガ様 会議室

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【Q&A】
Q:IaaSベンダとしてアプリも提供しているが、ベンダ提供との連携も可能か?
A:ぜひ協賛様にも参加していただきたい。協賛なのかメンバなのか意識する事なく、相乗効果を進めて行きたい。
埋もれているアプリをつなぐ。アプリケーションのリサイクルも一つの方法。

Q:連携のイメージがつかめたが、連携のしやすさのパターンが有るのではないか?
A:勤怠管理で勤務時間を取るだけでなく、作業内容を連携させるだけで生産性をはかる事も出来るのではないか。そのようなシナジーを期待している。

6. サムライクラウド部会発表

樋口 尚寿(株式会社オレンジソフト)

◇基盤作りの技術を支えて行きたい
◇進捗報告
・Shiboleth連携状況
・OAuthとSAMLの連携作業を進めている
・開発者向けにRedmineによる連携作業ポータルサイトの運用開始
・WEBコンテンツ公開
・ユーザ向けにサムライクラウドのコンセプトを伝える資料
◇ロードマップ提示
◇勉強会の案内
2012年2月14日(火)17:00 ~ 19:00
株式会社アーク情報システム様 会議室

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【Q&A】
Q:スマートデバイスへの展開とは
A:ガジェットをそのままスマートデバイスにのせる事を考えている

Q:その点の勉強会も行うのか?
A:ぜひやりたい

7. (協賛企業発表)

粟田 和宏(株式会社IDCフロンティア)

◇IDCフロンティア紹介
・沿革、データセンター、クラウドビジネス展開
・デベロッパーとSIerによるクラウド進化の推進
◇今後のクラウド進化の方向性
・クラウド間連携が加速し、適材適所の選択が可能
・インフラ開発のほかにクラウドネットワークや人材育成が大切

※発表資料はこちら

【Q&A】
Q:事業者関連系への取り組み意識に関してのお考えは?
A:クラウド管理ツールを用いた連携が進むと思う。IaaSとアプリ連携等はもっと進めて行きたい。

8.連絡

次回 第4回NCWG会合
初のオープンセミナー形式で実施致します。
会長をモデレータとしたパネルディスカッションで盛り上げて参ります。

2012年3月2日(金) 13:30~17:45(13:15~開場)
西梅田(第二吉本ビルディング貸会議室)

申し込みはWEBページからお願い致します。

http://app1.samuraicloud.jp/entry_lime/index.php?sid=14146

 


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カテゴリー: General理事会・実行委員会 場所:株式会社ドヴァ

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